【らんまん】93話|「寿恵子は笹のような人」が伏線と話題!

らんまん93話
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【らんまん】93話

朝ドラ【らんまん】第93話(第93回)が2023年8月9日(水曜)に放送。

万太郎(神木隆之介)、寿恵子(浜辺美波)、竹雄(志尊淳)、綾(佐久間由衣)は久しぶりの再会を喜び合う。ある日、寿恵子が中尾(小倉久寛)の質屋に出かけると…

今回は【らんまん】93話の放送内容・感想・事前レビュー・出演者について!

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【らんまん】93話の放送内容

らんまん・93話

【らんまん】93話の放送内容です。

竹雄(志尊淳)は万太郎(神木隆之介)に「反対じゃ」と告げる。一人で植物学を続けるのはお金がかかるためだ。峰屋はもうないし、家族もいるのに…。しかし万太郎は、妻・寿恵子(浜辺美波)は背中を押してくれていると話す。

一方、寿恵子は綾(佐久間由衣)と八犬伝の話題になり興奮していた。

綾「お寿恵ちゃんも本が好きなが?私はこういうがは読んだことないき」

寿恵子「馬琴先生をお読みでない?」

綾「あっ、ごめんちゃ。機会がのうて」

寿恵子「いや、違うんです。いや~どこからお話ししようかなと思って。私も読む前に戻りたいんです。そしてもう一度、馬琴先生にひれ伏したい…」

綾「そんなに!?」

寿恵子はおすすめの巻を取り出してくるが、「今は辛いかも」という。八犬士たちは生まれながら牡丹の痣を持ってい運命に導かれているが、本当はそんなもの欲しくなかった人もいたのではないかと思う。

寿恵子は、運命に導かれている綾と万太郎のことを八犬士だと思っている。寿恵子自身は何も取り柄がないため、物語でいう村人や草むらだが、八犬士の仲間になっていると喜んでいる。すると、寿恵子こそが八犬士だと綾は伝えた。

寿恵子は「違います」と全否定し、 「だめだぁー。やっぱり一巻から読み直さないと!」と言い出した。あきれる綾。

竹雄は寿恵子のことを「すごい」と感嘆。万太郎は寿恵子のことを「ササのようなお人じゃ」と表現する。

万太郎「大抵の草花は茎の先端から成長するけどササは違う。節の一つ一つがぐんと伸びて一気に背を伸ばす。それにササは寒うて厳しい場所でもしっかり根を張る。飛び抜けて生きる力が強いがじゃ」

竹雄はうなずく。可愛いと思ったが、そこまでの人とは竹雄も思わなかった。

綾と竹雄が佐川に帰る前日。長屋の人々は総出でドクダミを抜いた。

初めて土佐を出てきた綾は、長屋の面々が自由に楽しく生きる姿を見て、元気をもらう。

綾「みんなぁ自由に、出ていくことも、流れていくこともできる。それでもつながりが切れるわけじゃない。どこでも生きていけるがじゃね」

そして、竹雄と綾は高知へ帰る日――。万太郎も寿恵子と千歳に見送られ、植物採集の旅へと出かけていく。

その一ヶ月後―――。ある日、寿恵子は中尾(小倉久寛)の質屋に立ち寄った際、新聞小説を見かける。すると、店主の中尾は「それ、続き物でね。話題だよ。いかがわしい話だよ」と語る。

中尾のよると新聞小説の内容は、田口という教授が女学校の校長もしていて、その田口が女生徒に手を出した…というもの。

直かは「その女生徒が里江(さとえ)ちゃんっていうんだけども……」と話すと、寿恵子の頭には田邊(要潤)と妻の聡子(中田青渚)が思い浮かんだ。「さと」がダブっているし、聡子も女学校を中退して田邊と一緒になっている。

 慌てて店を飛び出した寿恵子は、田邊の家へ向かう。田邊家の周りはやじ馬だらけで「破廉恥校長! 顔見せろ!」など罵声が飛んでいた。女中が出て来たので、寿恵子が「槙野の妻です! 聡子さんの友達です!」と言い、田邊の家へ入っていく…。(つづく)

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【らんまん】93話の感想

【らんまん】93話の感想です。

「寿恵子は笹のような人」が伏線と話題!

万太郎は寿恵子のことをキレイな花ではなく「笹」に例えました。

のちの伏線だとSNSで話題に・・・

そういえば寿恵子は自分のことを八犬士の戦いを見ている村人、または草むらと言っていました。

多分、今でいうモブキャラ。名もないキャラのことでしょう。

しかし草むらだと自分を思っていた寿恵子さんが、まさか自分んの名前が笹に付くとは思わなかったでしょうね。

その場面をドラマでどう描くのか見たいですが、最愛の妻が若くして亡くなるという史実をさすがに変更しないとは思うので、本当に最終盤でお願いしたいところです。

【らんまん】93話の事前レビュー

竹雄と綾が東京に来て、万太郎に報告、謝罪しました。

史実では、万太郎が実家の整理のために帰りますし、実家の造り酒屋の経営破綻は万太郎のお金のせいであると言われています。

朝ドラでは綾と竹雄の方が上京し、経営破綻の内容も少し違うようです。本作はオリジナルストーリーであり、フィクションなので、史実と変えていいのですが…。どうせなら峰屋は繁栄して欲しかったなあと思ってしまいます。

さて。93話ラスト、寿恵子が新聞小説の内容に衝撃を受けます。その内容とは、田邊(要潤)をモデルにしたストーリー。田邊がモデルとみられる田口は大学教授で、女学校の校長もしています。その田口が里江(さとえ)という女子生徒に手を出すという破廉恥(はれんち)な内容。

まだ生きている人をモデルにこんな小説が許されるのでしょうか。朝ドラの創作なのかな?と調べると、なんと史実にあったもののようです↓

矢田部の主張は、儒教的な夫唱婦随を離れ、夫婦の対等な相補関係――ただし女性に良妻賢母であることを求める――を理想とする欧米風の夫婦観に支えられていました。しかしそれが行きすぎた西洋主義と捉えられたのか、東京高等女学校の校長就任以後、私生活を揶揄するモデル小説「濁世」が発表されるというスキャンダルに見舞われます。同校も、結局は廃止となりました。

矢田部良吉デジタルアーカイブより

私生活を揶揄する小説「濁世」が発表されたとのこと。ちなみに、矢田部良吉は田邊のモデルとみられます。

牧野富太郎氏の自伝にもこう記されています↓

矢田部先生罷職の遠因は、色々伝えられているが、先生は前に森有礼ありのりに伴われ外遊した事もあり、中々の西洋かぶれで、鹿鳴館にダンスに熱中したり、先生が兼職で校長をしていた一橋の高等女学校で教え子を妻君に迎えたり、「国の基」という雑誌に「良人おっとを選ぶには、よろしく理学士か、教育者でなければいかん」と書いて物議をかもしたりした。当時の「毎日新聞」には矢田部先生をモデルとした小説が連載され、図まで入っていた。

小説「濁世」の主な登場人物は以下の通り↓

  • 「東京貴婦人学校」校長の理学博士:刑部襄一
  • 同校講師の法学博士:水澄富貴
  • 同校女生徒:梁ケ瀬順子
  • 順子の友人:浅池秀乃
  • 秀乃の養母で「聖婦学校」校長の浅池いな子
  • 同校で「看護学」を教える医学生:星川晃哉
  • 牧師:神郷徳義

これらの登場人物の道徳的な仮面の裏側に隠された「醜悪な実態」を描いている小説です。

刑部校長(矢田部のモデル)は貞節な糟糠(そうこう)の妻を「儒教主義の余毒」と尻目に、自由恋愛に憧れて社交界に奔走する女生徒の順子と親密な交際をします。

つまり不倫ですよね。

しかし、これはあくまで小説のストーリー。実際は・・・妻を亡くした矢田部良吉は、明治20年12月に鳩山和夫・春子夫婦の媒酌で順と婚約し、翌年5月に結婚したそうです。

朝ドラに戻ると、田邊(要潤)は、女学校に通っていた聡子(中田青渚)と結婚していますが、不倫の末の結婚ではありません。

ともかく、視聴者としても、小説の内容で不愉快になりそうです。(笑)

【らんまん】93話の出演者

【出演】神木隆之介,浜辺美波,志尊淳,佐久間由衣,大東駿介,成海璃子,池田鉄洋,安藤玉恵,小倉久寛,

【語り】宮﨑あおい


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画像出典「らんまん」公式HP