【おかえりモネ】21話|菅波(坂口健太郎)の「そこから始めればいい」は勉強の本質!
【おかえりモネ】21話|菅波(坂口健太郎)の「そこから始めればいい」と勉強の本質!
朝ドラ【おかえりモネ】第4週第21話が2021年6月14日(月)に放送されました。
菅波(坂口健太郎)が百音(清原果耶)の天気を不思議がる様子をみて「そこから始めればいい」と語って…。
今回は【おかえりモネ】21話の内容と解説について。
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【おかえりモネ】21話の番組内容
【おかえりモネ】21話の内容は…
ナレーション:あっという間のお盆休みだったね。いい顔して戻って来られて、よかったあ
お盆休みを終え、気仙沼から登米へと戻る百音(清原)は、お土産を買いに酒屋へ。そこでは亮(永瀬廉)が父が来ても売らないでほしいと頼んでいた。思わず隠れた百音は亮を尾行し、脅かそうとしたが、逆に驚かされた。
盆船奉納に顔を出さなかった亮に三生(前田航基)が仙台へ戻ったことを報告。亮が仕事で来れなかったことに触れると、亮は戸惑いつつ、仕事だったと嘘をつく。
実は亮は父・新次(浅野忠信)が酔いつぶれて警察に補導されていたため迎えに行っていたのだ。
バス停にて。浮かない表情の亮。心配する百音だったが、亮は「ごめん、なんか言ってもらうの待ってるみたいだな」と笑う。
百音は「何か困ってんなら…何もできないけど、メールとか、電話とか、聞くから」と切り出す。
一瞬迷った亮は、「やめよう。ごめん、そういうのは俺、やっぱいいわ」と悲しげに笑った。
百音が乗り込んだBRT(バス高速輸送システム)には、菅波(坂口健太郎)が乗っていた。最後尾の席で、菅波の隣りに座る百音。相変わらず不愛想な菅波に気まずくなる百音。会話が続かず、菅波も百音も本を読んで勉強する。
しかし百音は寝てしまった。停留所で野球部が乗ってきて、百音は起きた。
「気象予報士の試験、受けるんですか」と菅波。試験より気象予報士に興味を持っていることを打ち明ける百音。
菅波は資格試験の本は百音の場合、ハードルが高い。漫画・絵本からがいいと勧める。指導医の中村(平山祐介)は実際「ブラックジャック」という医療漫画を読んでいたという。
菅波は中村先生のことが嫌いだった。一緒にいると自分の未熟さが思い知らされるから…。
バスを降りて…。菅波は勉強するなら林業に関係したものがいいのではないか、と百音に助言。しかし海で生まれたし、天気は山とも繋がっているという百音。
森林組合についた2人。荷物を持てばよかったという菅波に、百音は「先生の方がひ弱そうだからいいですよ」と笑う。
風を感じ、雲をながめる百音は、「なぜ雲ができるんでしょう。なぜ風は吹くんでしょう」とつぶやく。
「そこから始めればいいんじゃないですか。ただ目の前にあるものを不思議がったり、面白がったり、そういうところから深めていったらいいんじゃないですか。純粋で」と助言する菅波。
急にドアが開いて押し出さる菅波。出てきたのは中村先生。「かたるねえ」と茶化して…(つづく)
【おかえりモネ】21話の解説
21話では、以下の3点について解説。
- 菅波(坂口健太郎)の「そこから始めればいい」と勉強の本質
- 永瀬廉の表情と声
- 菅波(坂口健太郎)と亮(永瀬廉)は正反対
(1)菅波(坂口健太郎)の「そこから始めればいい」は勉強の本質
菅波(坂口健太郎)の「そこから始めればいい」が印象的でした。
勉強することは、疑問に思ったことを知る、学ぶこと。
まずはそこからですね。
バスで寝ていた百音。あれは資格試験本だから難しかったのかも。
多分、抽象的だったり専門的なんでしょう。
教育系YouTubeとして人気の中田敦彦さん(オリエンタルラジオ)は、「勉強の本質とはなんですか?」の質問にこう答えていました↓
これに答えるのは難しいけど、勉強の本質はきっと「大人にならないと分からない」ってことだと思う。学生の間はどうしても勉強を強制されているから気付かないけど、大人になると「学ぶのは楽しい」って素直に思えるんだよ。知らないことを知るのは気持ちいいし、びっくりするような情報を見つけたときは誰かに話したくなる。
https://shingakunet.com/journal/column/20150415100000/
「学ぶのは楽しい」って語れる大人っていいですね。
百音が、学生時代の強制された学びでなくて、社会人になって自分から始めた天気の勉強。
百音にとっても疑問の答えを追求していくことが楽しい…そんな勉強になっていったらいいな、と思います。
(2)永瀬廉は声もいい
あとは、「りょーちん」がとても憂いのある表情でしたね。
永瀬廉さんは顔だけじゃなくて声も色気がありません?ありますよね(笑)
りょーちんの「そういうの俺、やっぱいいわ」が切なかったです。
私(筆者)だけの感想かな、と思って…永瀬廉 声 の2単語で検索すると、
「北川悦吏子がTwitterで酷評した”永瀬廉の声の高さ”…」というのが1番目に出てきました。
個人の感想だしなあ、と落ち込んでいると、2番目に出てきたのは大手映画メディアの記事↓
永瀬廉~少年性の残る甘い声と、意志を語る強い瞳が魅力的 相次ぐ抜てきに寄せる期待
https://www.cinematoday.jp/page/A0007856
作品とひたむきに向き合い、幅広い役柄を演じてきた永瀬。将来性は大きい。少し鼻にかかった少年性の残る甘い声や、意思の強さを感じる瞳は、いち俳優としての個性であり魅力だ。
やっぱり魅力的ですよね。
(3)菅波(坂口健太郎)と亮(永瀬廉)は正反対
あと、分かりやすい演出だと…菅波(坂口健太郎)と亮(永瀬廉)は正反対だと分かるシーンがありましたね。
牡蠣が入った大きな箱を百音が抱えていましたよね。
りょーちんはさりげなく持ってあげました。さすがモテモテな男!
しかし菅波はバスを降りた後、一緒に歩いて帰ってきたのに、百音がよいしょと箱をおろしたときに、やっと気づいたのです!持ってあげればよかったですね、って。
菅波は他愛のない雑談ができませんし、百音が横に座ってるのに、資料を読み始めるし。「読みたいのあるか、しばらく読むね」とか、りょーちんならば言いそうです。
でもモテない男だったり、最初は印象悪い男だったのにヒロインが好きになって…なんてラブコメや少女漫画の王道(?)も予想されますね。
画像出典:NHK