【舞いあがれ!】71話|舞と破局の柏木に「誠実」の声がある理由とは?
【舞いあがれ!】71話|舞と破局の柏木に「誠実」の声がある理由とは?
朝ドラ【舞いあがれ!】(舞い上がれ!)第71話(第71回)が2023年1月13日(金曜)に放送されました。
71話で急展開。舞と柏木がついに別れてしまいました。
しかし舞と破局した柏木の言動に「誠実」の声がネットであるようで…。その理由とは?
今回は【舞いあがれ!】(舞い上がれ!)71話のあらすじネタバレ・感想について!
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【舞いあがれ!】71話のあらすじネタバレ
【舞いあがれ!】(舞い上がれ!)71話のあらすじネタバレです。
再就職先を探して
舞(福原遥)は3人の社員を人員削減するため、浩太(高橋克典)が残した取引先の名刺の会社へ電話し、候補者3人の再就職先を探すが。だが、ことごとく断られてしまう。
それでも舞は諦めることない。舞とめぐみ(永作博美)は1カ月間、取引先へ直接出向くなどして、探し回った。
2009年8月。2人の再就職先が見つかる。だが、退職勧奨を断った小森(吉井基師)の再就職先は宙に浮いたままだった。
小森の再就職先
舞は小森と話そうとするが「前の社長はこんなことせえへんかった」と取り付く島もない。
その後、舞は笠巻(古館寛治)から「小森かて、会社困らせたいわけやあらへんねんで。プライドが傷ついたんや」と言われる。笠巻は納得がいく再就職先が見つかれば気が変わるという。
舞は笠巻から、小森の取り柄はどんな小さな仕事も手を抜かず腐らずにやり取げる仕事ぶりだと聞く。
舞は浩太の社長仲間に相談し、長井(や乃えいじ)を推薦してもらう。長井にIWAKURAに来てもらい、小森の仕事ぶりを見てもらう。長井は小森を「ええ職人さん」と認めた。
舞は小森と話す。長井が褒めていたことを聞いた小森は、IWAKURAで初めて作ったネジを舞に見せる。浩太から「これがIWAKURAのネジや。他と違う」と言われたという。
「ここで働いてるっちゅのが俺の自慢でな」と涙ぐむ小森。けれど、彼も会社の事情を分っていた。
「俺が辞めないとIWAKURAがつぶれてしまうなら、しゃあないわ」と小森。舞は「小森さんが戻って来れるように頑張ります」というが、「無理やろ、信じたいけどな」と言って小森は去った。
舞と柏木の別れ
なかなか連絡が取れない舞を心配した柏木(目黒蓮)が舞の実家まで訪れ、二人は久々に再会した。
公園のベンチにて。2人は話す。舞はパイロットとして受けていた内定を辞退するという。
あんなに頑張てったじゃないか!パイロットになるために一生懸命に勉強して、訓練して、誰よりも空、飛びたがってた。今パイロットを諦めたら、きっと後悔する。違うか?
後悔するかもな。けど、今ここを離れたら、絶対後悔する。お母ちゃん助けて、工場、立て直したい。それが今の私にとっての一番大事なことや。
柏木は舞の両肩をつかみ、「本当に決めたんだな」と確認する。舞は柏木の目をしっかり見て「うん」とうなずいた。
本当はかすかにそんな気がしてた。でも…そういう舞だから…好きだった。短い間でも、一緒に空を目指せて幸せだった。頑張れよ!
舞は柏木と恋人関係を解消した。
71話の結末
その後、舞の部屋にて、舞は航空学校の写真を見ながら泣いていた。そこへ母めぐみが心配してやってきた。
別れた。目指すものが違ってしまった。
めぐみは驚いて「お母ちゃん、あんたを……」と言いかけるが、そのセリフをかき消すかのように、かぶせぎみに、小森(吉井基師)の再就職先が決まったことを嬉しそうに話す舞。
舞は小森に会社の立て直しを約束したと言う。そして舞は「一緒に頑張ろ」とめぐみと抱き合った。*
(*注:これまでの舞の言葉が「手伝う」から「一緒に」「頑張ろ」と変化!覚悟の現れか?)
(第16週に つづく)
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【舞いあがれ!】71話の感想
舞と破局の柏木に「誠実」の声がある理由とは?
目指すものが違ってしまい、別れることになった舞と柏木。衝撃の急展開でした。
ネットでは、舞と破局した柏木に対し、「夢が同じじゃないと別れるの?」「パイロットじゃない舞はダメなの!?」「本当に最後まで自己中心」と疑問や批判の声もありました。けれど、柏木に対して「誠実」の声もあります。その理由とは?
舞の気持ちがパイロット(=自分と人生を共にする道)から離れていることを感じとり、電話でなくちゃんと会いに来て確かめた柏木は十分誠実だと思う。舞は、柏木と決別する覚悟で、柏木に相談せずに(携帯を閉じて)お母ちゃんと工場を立て直す道をひとりで選んでたように思う。 #舞いあがれ
— さつき (@satsuki_h_0129) January 12, 2023
舞のあの感じだとそのうち自然消滅してたと思うから大阪まで話しに来てくれた柏木は誠実な方だと思う #舞いあがれ
— も (@bsprt) January 12, 2023
柏木に対して辛辣な意見も多いけど
— 上村由紀子🌹ライター(演劇・ミュージカル・劇場・ドラマ考察) (@makigami_p) January 13, 2023
幼い頃からの夢を捨ててまで違う世界に立ち向かおうとする恋人を
まだ修行中の自分では支えきれない、共倒れになると辛い決断をした柏木は究極、誠実だと思う
優しい振りして責任を取れない方が余程残酷#舞いあがれ
舞が電話に出なくてもちゃんと会いに行ったこと、会って話をした上で舞の気持ちを受け止めたこと、舞の将来に自分の居場所はないと悟って優しく別れを告げたこと、不器用だけど誠実な人だよ
— もくようび (@ChoBi__10) January 13, 2023
お好み焼きを知らないくらい世間に疎くて初心な柏木さんが可愛くて仕方なかったなぁ。 #舞いあがれ
ネットでもフォローの声が多数。
なぜ「誠実」か?・・・舞と連絡が取れないからって自然消滅させずに、辛いことになると分かっていても話をしに来てくれたことは「誠実」だという理由ですね。
家業を支えることで大変な状況の舞とは「共倒れ」になるから付き合わない、だから「誠実」という意見もありますが…。まあ、結婚はまだ先だろうし、そこは重要じゃないような気もします。
私(筆者)の解釈と考察ですが…柏木は進路を相談されないことで【舞に自分が必要とされてない】つまり、自分から気持ちが離れてることに気付いたんだと思います。自分を好きでない相手に執着しても仕方ありません。その点を理解し、別れ際にネチネチしないのは「誠実」かもとは思いました。それに舞からでなく、柏木の方から「振った形」にしたのも傷つけない優しさか?
いやあ、でも、遠距離恋愛って難しいし、学生時代から社会人になっての価値観の変化なんて【恋の障壁あるある】なので…すれ違いの典型なので…2人には乗り越えて欲しかったですけどね。でも、柏木に悩みを相談をできなかったり、そもそも柏木の出番が少なすぎたので別れの予感はありましたが…。
舞からメールで振った説も
本編で描かれていない場面、余白を読んだツイートもあります↓
柏木学生には、たぶん舞ちゃんのほうから先に、メールで別れたいって伝えてたんじゃないかな。それで、ちゃんと話しにきた。二人にとって公園での会話は、別れを確認するものだったと思う。柏木、もうちょいジタバタして欲しかったけど。あれが精一杯かも。 #舞いあがれ
— 俵万智 (@tawara_machi) January 13, 2023
面白い推測です。でも、その根拠ってないんですよね。
あるとすれば、岩倉家の前で待っていた柏木が、帰って来た舞に会った時、「ちゃんと話したくて」と切り出したこと。しかも、うつむき加減に言っていた柏木。
「メールで別れたい」と言われたけど「ちゃんと(会って)話したくて」訪ねてきた…と解釈も可能ですね。
ただ、71話の本編では、柏木が舞に電話しても出ない場面だけ。舞が外で再就職先を探している時、カバンから取引先名簿の書類を確認したものの、同じくカバンに入っている電話には気付かないという場面がありました。
舞が柏木に何かメールしてたかは不透明ですが、舞が柏木の電話に出れないほど忙しい、または柏木の電話に気付かないほど仕事中心の精神状態だったことが分かる描写は事実としてありました。
やっぱり私(筆者)はメールで別れ話をされた説でなく、柏木が舞と連絡取れないから「ちゃんと話したくて」訪問したという解釈をしたいですね。
ともかく第71話の衝撃展開の反響は大きくて、「柏木学生」「内定辞退」などのドラマ関連ワードがトレンドイン!
主人公が空への憧れを抱く物語「舞いあがれ!」は、いったんパイロットの道を諦める展開になっていきます。けれど、また【空】に戻ってくるはず。今後の舞の人生、そして物語の行く末に多くの視聴者の注目が集まっていきそうですね。
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当記事の画像出典:『舞いあがれ!』HP
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