【鎌倉殿の13人】11話│梶原善(善児役)が怖すぎる!?

鎌倉殿の13人11話

【鎌倉殿の13人】11話

大河ドラマ【鎌倉殿の13人】第11話が2022年3月20日に放送されました。

放送後、梶原善(善児役)が怖すぎると話題!?

今回は【鎌倉殿の13人】11話のあらすじネタバレと感想について。

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目次

【鎌倉殿の13人】11話のあらすじネタバレ

【鎌倉殿の13人】11話のあらすじネタバレです。

八重(新垣結衣)の拒否

八重(新垣結衣)は、義時(小栗旬)の叔母に相当する。腹違いの妹だが中世では縁談も珍しくない。

八重は義時と夫婦になる話を持ち掛けられるが、「お断りいたします」と、キッパリあしらった。

*****

「うわああ。」義時は男泣きする。そこへ、三浦義村(山本耕史)が現れる。義村は「振られてからが勝負だ」と八重のことを諦めていない。

義時は悲しみをこらえて仕事に励み、気を紛らわせる。

義時は、頼朝(大泉洋)の頼みで、梶原景時(中村獅童)の元へ行く。

鎌倉殿(源頼朝)の誕生

治承4年(1180年)12月12日。鎌倉に頼朝の御所が完成した。

新しい執務室で、義時は実務能力を発揮する。

「挙兵以来の武功を、すべてまとめました。」と、義時が頼朝にみせる。

安達盛長(野添義弘)は自分の名前があることに感激した。

「では、これをもとに恩賞を決めよう。平家の一味より奪った所領をわけ与える。やってみよ。お前の考えが知りたいのだ」と頼朝。

頼朝は、伊東家と江間次郎(芹澤興人)の所領を北条家に与える。

そして、残りの論功行賞を義時に任せた。

最初に呼び出したのは、和田義盛(横田栄司)。

義時:「和田殿を新たに設けた侍所(さむらいどころ)の別当に、任じます。」

すると、和田は目を丸くした。

約束していた侍所の別当に本当にしてくれたことに驚いた。

しかし「何をするのですか」と質問する義盛。知らないで要求していたらしい。

「侍所の別当とは、家人たちのとりまとめ役です。」と義時。

「わしは、約束したら守る男じゃ。」と頼朝。

その後、侍所に御家人一同を集める。鎌倉に独自政権が誕生した瞬間だ。

義時:「これより、佐殿(すけどの)は鎌倉殿。一同は、その御家人でございます。なにとぞ、よろしくお願いいたします」

義時が、御家人たちに申し渡した。

円城寺・東大寺の焼き討ち

その頃、平清盛(松平健)は以仁王をかくまった円城寺や東大寺を焼き討ちにした。

信心深い頼朝は、怒り狂う。

りく(宮沢りえ)は面白くない。政子(小池栄子)は、御台所として優遇されているが、りくは格下の扱いになっていた。

また、上総広常(佐藤浩市)が御家人筆頭。りくは、時政(坂東彌十郎)が頼朝から軽くみられていると感じていた。

「代わりに小四郎が頑張っておる」と気にしていない時政。

実衣(宮澤エマ)のもとに、頼朝の異母兄弟のひとり・阿野全成(新納慎也)がやってきて、実衣と心を通わせあう。

一方、義円(成河)は兵法書『孫氏』にも詳しく、和歌の素養もあり、武術にも優れていた。

そのため、頼朝は「義円は頼りになる」と高評価。義経(菅田将暉)は、面白くない。

平清盛(松平健)死す

治承5年(1181)2月4日。大きく歴史が動く…。

「頼朝を…殺せ…。わしの墓前に、あやつの首を供えるのだ」

平清盛(松平健)はそう言い残し、64歳で亡くなった。

そのことを知った頼朝は笑みがこぼれ、御家人たちに平家打倒を今一度伝える。

後白河法皇(西田敏行)も、清盛の死を喜んだ。

後白河法皇:「天罰じゃ。天罰が下った。

後を継いだ平宗盛(小泉孝太郎)は政権を後白河法皇に返上する。

しかし、平清盛の遺言を守り、源氏追討の院宣を求めました。

頼朝を殺せ…清盛の遺言が平家の運命を狂わせていく。

頼朝にあてた手紙

そんな動乱の中、頼朝の叔父・源行家(杉本哲太)がやってきた。

しかし、頼朝には軽くあしらわれ、会ってもらえない。

そのため、頼朝の弟たちを味方につけようとするが、それもうまくいかない。

行家は早く平家を倒したくて仕方ない。

そこで他の御家人に話すが…義円だけは行家に恩義があったので話を聞く。

その様子を見ていた義経は、義円をたきつける。

義経:「鎌倉殿はあなたのことをそれほど買ってない。やはり遅れてきたのが悪かった。和歌をひけらかすのも良くなかった。鎌倉殿はそういうのお嫌いだから。…十郎叔父に従って西へ行き、手柄を立てるしかない。朝一番で、叔父上と行きなさい。」

その前に鎌倉殿に会ってからにしたいという義円。しかし義経はやめとくよういう。そして文を書くことにした。

翌早朝、義円は頼朝にあてた手紙を義経に託し、行家と出立した。

義経は、その文を頼朝に渡さず、ビリビリに破って捨てる。

*****

頼朝は義経に「義円がおらぬのだが知らぬか。何か言伝(ことづて)を預かってはおらぬか」と尋ねる。

しかし、義経が文を破って捨てたことを警護としていた梶原景時(中村獅童)が見ていた。

証拠に復元された義円の文が目の前に…。

頼朝は、義経の嫉妬からの行動を叱りながら告げる。

頼朝:「いずれは、お前に後を継がせてもいいと思っておるのだ。心を磨いてくれ、九郎。」

頼朝は、まだ男の子供がいなかった。そのため源氏の棟梁には、武人の才覚がある義経に期待していた。

・・・御家人が義円を呼び戻しに行ったが、義円が頼朝のもとに戻ることはなかった。

源行家の軍勢は、平家と墨俣川で戦い、義円は敵に打ち取られた。

政子(宮沢りえ)の懐妊

冬になり、政子(小池栄子)が妊娠した。

男子が欲しい頼朝は、全成と義時の勧めにより、戦でとらえたものを恩赦することでご利益を受けようと考える。

義時は、三浦館にいる伊東祐親(浅野和之)と伊東祐清(竹歳輝之助)に恩赦されることを伝えた。

八重は義時に感謝した。義時は「親子3人で暮らすよう仕度を」というが、八重はここに残るという。

「許さなくてもいい。始めだけです。ともに暮らせば溝が埋まる。時とはそういうもの。人と人の暮らしはそういうもの。」と義時。

義時は江間の館に行くよう伝える。江間の所領は義時のものだが、

その頃、伊東祐親の元で千鶴丸を殺した善児(梶原善)を畠山重忠(中川大志)が捕らえた。

善児の持ち物から、宗時(片岡愛之助)の所持品が出てきた。

畠山重忠:「ひょっとして、三郎殿を討ったのはこの男では?」

重忠は善児を疑い、梶原景時はすぐに頼朝のところに伝えに行く…。

頼朝は、御堂で全成による祈祷が行われていた。

政子の子は、千鶴丸が成仏すれば再び男の子が生まれると全成が言う。

全成:「お命を奪ったのは伊東祐親殿と聞いております。伊東殿が生きている限り、千鶴丸様の成仏は難しいかと」

全成の言葉を聞いて、頼朝は外にいた梶原景時を見た。

瞬時に計略を巡らせた梶原景時は、善児に、伊東祐親と伊東祐清を殺させることを考える。

八重は伊東祐親の襟足を切って整える。

祐親:「まだ御所で働いておるのか?」

八重:「いけませぬか」

祐親:「思うように生きよ。」

整髪が終わり、立ち去ろうとする八重に…「八重、お前、後ろ姿が母親に似てきたぞ。」と声を掛ける祐親。

八重が去ると…善児が伊東祐親と祐清の前に現れて…。

仕事を終えた善児が小屋から出てくると、外には梶原景時が待っていた。

11話の結末

読経する頼朝のもとに、側近の安達盛長(野添義弘)が「すべて終わりました」と報告する。

*****

「どういうことだ?」と義時が怒り狂う。

梶原景時が「伊東祐親殿は、私が迎えに来たところ、御子息ともに自害なされました。」と義時に告げた。

義時は、「あの人に限って決してそのようなことは…」と信じられなかった。

祐親と祐清の遺体は鎌倉殿の「すみやかにおさめよ」という指示で、すでに片付けられていた。

おかしい!」と義時は怒り、鎌倉殿のもとへ。

源頼朝は「知らない」としらをきる。

人を許す心が徳になるのではないですか?それゆえ、お望みの子を授かるのではないでしょうか。

「産まれてみればわかることだ」と悪びれない頼朝。

御堂の全成は、占いの結果に驚く。千鶴丸が成仏できないと出たからだ。

千鶴丸を殺めた人間が生きているから成仏できない、と…。

梶原景時は千鶴丸を殺めた善児を雇おうとしていた。

(つづく)

【鎌倉殿の13人】11話の感想

梶原善(善児役)が怖すぎる!?

アサシン(暗殺者)の善児(梶原善)が怖すぎましたね!

捕まって、自分が殺されるならと、かつての主君を討ったのでしょうか。

秘密裏に進んだ爺様、伊東祐親の最期。

しかし自害は史実なんですよね。↓

頼朝の妻・北条政子が懐妊した機会を得て、義澄による助命嘆願が功を奏し、一時は一命を赦されたが、祐親はこれを潔しとせず「以前の行いを恥じる」と言い、自害して果てた。

Wikipedia

けれども史実として伝えられている…というだけで、暗殺されていた可能性もあります。

というか、あり得そうですよね。頼朝は息子を殺されたわけですから…。

史実は事実とは限りません。権力者の主観が入っているでしょうし。

これからも、善児は暗躍して生き延びていきそうで、ほんと怖いですね。

10話< >12話

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当記事画像出典:NHK

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