【院内警察】9話ネタバレ・感想!慟哭の末に見せた榊原(瀬戸康史)の狂気の表情に戦慄!
【院内警察】9話ネタバレ・感想!慟哭の末に見せた榊原(瀬戸康史)の狂気の表情に戦慄!
【院内警察】9話「reverse」が3月8日(金)に放送されました。
高難易度の手術に挑む外科医・榊原(瀬戸康史)と治験の闇を追う院内交番の武良井(桐谷健太)の姿が描かれます。
いよいよ結依ちゃんの手術だね。かなり難しい手術だそうだけど…。
榊原先生のオペシーンとその後の衝撃の展開、瀬戸康史さんの演技が圧巻だったわ。
それでは、【院内警察】9話のネタバレと感想をお届けします。
【院内警察】9話のネタバレ
武良井の恋人の死は治験とは無関係?
武良井治(桐谷健太)は、治験中に亡くなった恋人・夏目美咲(入山法子)が服用していたのは治験薬ではなくプラセボ<偽薬>だったということを知った。
美咲が間質性肺炎で亡くなったのは治験のせいではないということになり、自分がこれまで調べてきたことは全部無駄だったのかとショックを受ける。
川本響子(長濱ねる)は、院内交番でくつろぐ腫瘍内科医・尼子唯織(さとうほなみ)、外科医・上條萌子(玄理)、外科医・伊藤智(西村元貴)、麻酔科医・白石葵(馬場ふみか)から、阿栖暮総合病院で行われている治験には500億円もの開発費用が投入されているので結果を出さなければならないと聞かされる。
その治験薬によって、患者が手術可能になるまで回復した症例がいくつも出ているというのだ。
一番大事なのは苦しんでいる患者を救えることだと上條は話す。
武良井は、自らが調査を続けることで治験の邪魔になるかもしれないと考えていた。
しかし川本は美咲が服用していたのがプラセボだったとしても、治験薬で副作用が出た患者のことをちゃんと調査するべきだと主張する。
武良井に「きっとやる意味ありますよ」と懸命に訴える川本の姿に、室長の横堀仁一(市村正親)が「なんだか変わりましたねぇ」と感心する。
川本は「違和感を見過ごすたびに闇は大きくなる」という刑事の教訓を横堀から教えてもらったからと話し、武良井は心を動かされる。
武良井は、収賄で阿栖暮総合病院を解雇されたかつての外科部長・倉田雄二( 神尾佑)に会いに行き、治験による間質性肺炎で亡くなった患者が3人であることを聞き出した。
しかしデータでは2人になっていることから、武良井は裏に何かあると疑う。
結依の手術
一方、榊原俊介(瀬戸康史)は、院長の武藤則光(山田明郷)から、HLHS<左心低形成症候群>で入院している今井結依(梨里花)の手術を中止するように命じられる。
成功する可能性が極めて低く、病院の信頼に関わるというのだ。
だが榊原は必ず成功させると反発し、外科医たちを集める。
院長が反対しているオペとあって、榊原が指名した医師たちは榊原のサポート役を拒否するが、上條が名乗りを上げた。
川本は、結依に退院したら「飲むわらびもち」の全種類をプレゼントすると約束していた。
そして手術日が決まって怖い気持ちでいっぱいの結依を屋上に連れて行き、「怖い」と口に出して叫ぶことを勧める。
榊原は、妹・榊原希(共田すず)を結依と同じ病気のHLHS<左心低形成症候群>で失ったこともあり、絶対に結依を助けるという強い気持ちがあった。
そんな榊原に、武良井はオペ室の前で声をかける。
歩く速度も浅い呼吸もいつもの榊原先生らしくない、過去じゃなくて今と向き合ってください、と。
榊原は「いつも通りやるだけです」と言った後、呟くように付け加える。
「私はこの日のためにメスを握ってきたのかもしれない」
手術は成功した。
だが、術後アナフィラキシーショックで急変し、結依は亡くなってしまう。
失ったもの
院長室で榊原は、手術を強行した責任を取りどんな処分も受けると言うが、院長は手術自体は成功したので責任は問わないと告げる。
しかし、榊原のショックは大きく、次の手術では結依の姿がフラッシュバックしてメスを落としてしまった。
動揺が激しい榊原は後を上條に任せてオペ室から出て行く。
外科部長室で慟哭する榊原は、次第に泣き笑いのような凄味のある表情になっていった。
一方、武良井は治験の副作用で亡くなった3人目の患者を見つけ出す。
データの中では間質性肺炎で亡くなった患者は2人だったが、もう一人、データを改ざんされていた宮内香織 (川原琴響)という患者がいたのだ。
カルテの過去の記録によると、手術2日前に突然、間質性肺炎を発症し翌日に亡くなっている。
しかしカルテは修正され、死因は原疾患による急性呼吸不全になっていた。
治験による間質性肺炎で亡くなった人数を減らすために、カルテを改ざんしたのは、榊原だった。
【院内警察】9話の出演者
桐谷健太、瀬戸康史、長濱ねる、さとうほなみ、神尾裕、玄理、馬場ふみか、西村元貴、共田すず、山田明郷、市村正親、ほか。
ゲスト出演者
梨里花、原田佳奈、齋藤潤、酒井義、津和野諒、 数ヒロキ、八木光太郎、川原琴響、ほか。
/#院内警察
— 『院内警察』金9ドラマ公式<フジテレビ> (@innai_keisatsu) March 7, 2024
原作者 #酒井義 出演決定🎉
\
今夜9時放送の第9話に医師役で登場🥼🩺
セリフもある初演技にご注目👀❕
コメント💬
「撮影はとても不思議な感覚でした。カメラの回っていない間も、瀬戸さんは…」
続きは番組HPへ!
🔗https://t.co/fkNqAx39dF pic.twitter.com/lZUIhGDv6z
漫画『院内警察』の実写ドラマに出演させて頂きました!!はい!自分が原作者です!出たかったんです自分の作品に!よろしくお願いします🙇
— 酒井 義(院内警察 原作者) (@tsutsutsu2310) March 8, 2024
あとコミックス7巻が3月18日に出ます!
ドラマとはひと味違うキャラの活躍見て下さい!!#桐谷健太 #瀬戸康史 #長濱ねる #市村正親 #院内警察 #林いち #酒井義 pic.twitter.com/TsQyMUnVQl
原作者の酒井義さんが、手術の助手を断る医師役でご登場!
自然な表情と台詞回しでお見事でしたね。
【院内警察】9話の感想
成長した川本が頼れる存在に
目的を見失って失望する武良井さんの背中を押し、手術の不安を抱える結依を励まし続けた川本さん。
いつの間にか院内交番、いえ阿栖暮総合病院になくてはならない頼もしい存在になりました。
不安な時、怖くて仕方ない時には、心にあるものを外に全部出す、我慢しないで全部言葉にする、という川本さんのアドバイスは効き目がありそうですね。
「飲むわらびもち」を結依の代わりに院内交番の3人で飲む場面は、厳かな鎮魂のシーンだったと思います。
榊原の変貌に「壊れてしまったのか」との声も
9話『reverse』。先週で武良井が孤独を捨て光に向かっていくとしたらこっちは闇。結依の症例が希少であるが故に手術の手伝いを避ける同僚・リスクの高さから許可を躊躇う院長を振り切り、榊原は独断で手術を決めてしまう。ラスト5分、感情が壊れてしまった榊原の顔は圧巻。 #院内警察
— きっか (@Kikkaof) March 8, 2024
命の未来が不安定になって、恐怖に苛まれる。生きたいとだけの思いを必ず助けると誓った医師にたくして。お互いを信じる。
— Lisianthus_ m_m (@LisianthusM) March 8, 2024
…あまりにも悲しい結末。飲むわらび餅せつない。
榊原先生の泣き笑い…壊れてしまったの?それとも…
手術室入る前の扉、あれ苦手…思い出しちゃう。体は大切に。#院内警察
手術直前、妹の過去を背負って平常心ではない榊原先生の前に現れて少しの会話で冷静にさせる武良井さん。
とても良いシーンだったという感想が多く見られました。
しかし結依ちゃんの手術は成功したものの、その後まさかの衝撃が。
慟哭の後、徐々に狂気をはらんだ泣き笑いに変わっていく榊原先生。
張り詰めていたものが切れてしまったように見えました。
孤高の存在だった武良井さんが横堀さんや川本さんと信頼関係を深めていく一方で、榊原先生がひとりどこへ向かって行くのか心配です。
残り2話、どうか二人とも光射す方へ進んで行けますように。
次回、10話は3月15日(金)夜9時からです。どうぞお楽しみに!
記事内画像出典:「院内警察」フジテレビ
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