【エルピス】のネタバレあらすじを最終回まで!結末は恵那(長澤まさみ)が冤罪事件真相を報道?

【エルピス】のネタバレあらすじを最終回まで!結末は恵那(長澤まさみ)が冤罪事件真相を報道?

長澤まさみ主演ドラマ【エルピス-希望、あるいは災い-】のあらすじネタバレを最終回までまとめていきます。

テレビ局を舞台にアナウンサーの浅川恵那(長澤まさみ)、ディレクターの岸本拓朗(眞栄田郷敦)、報道記者の斎藤正一(鈴木亮平)が連続殺人事件の冤罪えんざい疑惑を追う社会派ドラマ。

死刑囚となった犯人(片岡正二郎)は、無実なのか!?

冤罪事件をテーマにした2022年秋の話題作。

フジテレビ・カンテレ月10ドラマ【エルピス】の全話あらすじネタバレと最終回・結末予想を紹介します。

目次

【エルピス】のネタバレとあらすじ

【エルピス】のネタバレとあらすじを最終回まで紹介します。

【エルピス】1話ネタバレとあらすじ

1話のあらすじ

「冤罪とバラエティ」

浅川恵那(長澤まさみ)は、大洋テレビの女子アナ。かつては、ゴールデンタイムのニュース番組でサブキャスターを務め、人気、実力ともに兼ね備えていたが、週刊誌に路上キスを撮られて番組を降ろされてしまった。現在は、社内で『制作者の墓場』とよばれる深夜情報番組『フライデーボンボン』のコーナーMCを務めている。

ある日、番組で芸能ニュースを担当している新米ディレクターの岸本拓朗(眞栄田郷敦)から相談を持ちかけられる。拓朗は、ある連続殺人事件の犯人で死刑囚の松本良夫(片岡正二郎)が、実は冤罪かもしれないと言うのだ。
拓朗の両親は弁護士。裕福な家庭で育ち、いわゆるイケメンの拓朗は、仕事の実力はイマイチだが自己評価が高い。ゆえに空気が読めない。ある理由で報道とは二度と関わりたくないと思っている恵那。ましてや冤罪事件なんてもってのほかだ。そんな恵那の気持ちなど察することもなく、拓朗は事件の真相を追うために力を貸してほしいと頭を下げる。
実は、拓朗がそこまで躍起になるのには、ある事情があった。

拓朗は、冤罪疑惑はある有力筋から得た情報だと言う。事件は10年近くも前で、犯人の死刑は確定している。恵那がかつて報道にいたころに扱った事件でもあり、信じられない。すでに風花した事件を蒸し返すのは得策ではないと拓朗の頼みを断る恵那。しかし、拓朗は懲りずに、新入社員時代の指導係で現在は報道局のエース記者・斎藤正一(鈴木亮平)を頼る。

拓朗は恵那に、事件当時の話を一緒に聞きにいこうと、無邪気に誘う。 

1話ネタバレ

1話のナレーションは拓朗の眞栄田郷敦。拓朗目線描かれています。

(各話毎にナレーションが変わり、その視点で描かれる物語になっています)

・拓朗に冤罪事件の話を持ちかけたのはチェリー。
・恵那は心身ともに疲れていたが、事件を追う決意をする。

【エルピス】2話ネタバレとあらすじ

2話のあらすじ

「女子アナと死刑囚」

拓朗(眞栄田郷敦)は連続殺人事件の真犯人が野放しになっていると言い放つ。その言葉を裏付けるように、神奈川県八頭尾山の山中で行方不明になっていた中学2年生の女子生徒中村優香(増井湖々)が遺体で発見された。かつての連続殺人事件と同じく、首には絞められた跡があり、遺体発見現場も同じだ。

犯人として逮捕・起訴された松本良夫死刑囚(片岡正二郎)の冤罪を訴えていた拓朗の言葉が真実ではないかと思い始めた恵那(長澤まさみ)は、番組「フライデーボンボン」で過去の事件を調査報道したいと考える。プロデューサーの村井(岡部たかし)に話を持ち掛けるが取り合ってもくれず、恵那は、一人で事件を洗い直すことに。
当時14歳で、松本の家で保護されたヘアメイクのチェリー=大山さくら(三浦透子)が書き留めた裁判記録をもとに、松本が殺人を犯したとされる日の足取りを確認していく。すると、検察側のある主張に違和感を覚える。

一方、一度は真相追究することを諦めた拓朗だったが、恵那が本格的に動き出したと知り、恵那に「手伝いたい」と伝える。恵那は、中途半端な覚悟に呆れるも、とりあえずの戦力になると拓郎の力を借りることにする。

その矢先、松本本人から、恵那宛てに手紙が届く。実は、松本の担当弁護士である木村卓(六角精児)を通して面会を申し込んでいたのだ。
さらに、思いもよらない人物から1本の電話がある。

2話ネタバレ

・斎藤が恵那をサポート。事件当時の証言映像を持ち寄る。
・犯人と思われる男を見たという証言がある。
・松本からの手紙には、自白を強要されたと記してあった。
・拓朗が現場に行き撮影をする。→誰かが見ているような気がする。

2話のナレーションは恵那(長澤まさみ)。

【エルピス】3話ネタバレとあらすじ

3話のあらすじ

「披露宴と墓参り」

恵那(長澤まさみ)は、一刻も早く死刑囚・松本(片岡正二郎)の無実を証明しなければと焦る。そんななか、弁護士の木村(六角精児)から新聞記者の笹岡まゆみ(池津祥子)を紹介される。恵那と拓朗(眞栄田郷敦)は、新聞社が保有する当時の事件資を手に入れることができた。
まゆみは政治部の記者だが、一連の殺人事件の現場となった八頭尾山に思い入れがあり、事件について個人的に調べていたのだ。まゆみは、真犯人の犯行による可能性に行きついたと言い、恵那と拓朗にとって強力な助っ人となる。

勢いづいた恵那は、資料をもとに12年前に事件の捜査に関わった八飛署の刑事・平川勉と会う。しかし、平川は、すでに最高裁で判決が下りていることを理由にし、松本は犯人だと言い張る。実際に取り調べを行った刑事は退職し所在不明。恵那と拓朗は足踏み状態に。
ところが2週間後、拓朗が思わぬ方法で刑事の居場所を突き止めた。恵那は松本の自供を引き出したとされる山下守元警部にインタビューを強行。恵那の核心をつく質問に、歯切れの悪い返答をする山下。恵那は、山下が関わった取り調べに、ある疑念を抱く。
恵那と拓朗が撮影した映像を編集していると、斎藤(鈴木亮平)が編集室のドア越しにふたりの様子をうかがっていた。

3話ネタバレ

<3話のナレーションは拓朗>

・恵那と拓朗は遺族に会いにいく。
・シャッターが閉まる商店街の中、1店舗だけ雑貨屋が開いている。
・恵那はそこの店主に話を聞くが、その後、その店は閉店していた。
・拓朗は学生時代、イジメ事件に関わっている様子。
・恵那と斎藤が関係を持つ。

【エルピス】4話ネタバレとあらすじ

4話のあらすじ

「視聴率と再審請求」

浅川恵那(長澤まさみ)の画策により、『フライデーボンボン』で被害者遺族や事件関係者のインタビュー映像が放送された。
知らされていなかった岸本拓朗(眞栄田郷敦)や村井喬一(岡部たかし)たちスタッフは茫然とする。放送後、名越公平(近藤公園)は、独断でVTRを流した恵那を叱責。
一方、特集の反響は想像以上に大きくなっていく。
恵那たちは次に犯人逮捕の決め手になった目撃証言に着目する。目撃者の西澤正は「男が慌てたように山道から駆け降りてきて、自転車で立ち去る様子を見た」と証言していたが、恵那らの取材に応じない。拓朗は、西澤の頑なな態度にうさんくささを感じる。証言が嘘ならば再審もあり得ると息巻くが、司法の高い壁が立ちふさがる。
そんな矢先、恵那は、弁護士の木村卓(六角精児)から松本死刑囚(片岡正二郎)に関する衝撃の事実を聞く。

4話ネタバレ

<4話のナレーションは恵那>

・恵那は、再審請求が棄却されたと木村から告げられる。
・拓朗はガセネタを信じて5万円で買ってしまう。
・拓朗が村井に学生時代のいじめ事件の真相を語り号泣する。
・恵那は斎藤と寝る。斎藤を招くためにベッドを購入していた。

【エルピス】5話ネタバレとあらすじ

5話あらすじ

「流星群とダイアモンド」

チェリー(三浦透子)が自殺を図った。松本(片岡正二郎)の再審請求が棄却され責任を感じたのだ。松本拓朗(眞栄田郷敦)らは事件特集の制作を禁じられる。浅川恵那(長澤まさみ)はあらがえない大きな脅威を感じ、上層部の決定を受け入れる。しかし、納得ができない拓朗は、単独で真相を追う。
目撃証言をした西澤(世志男)の身辺を調べると、西澤がかつて八頭尾山のふもとの町に住んでいたことが判明。さらに、聞き込みを続ける拓朗。すると、西澤の息子・健太の親友だと名乗る男が現れ、西澤の新たな顔が浮かび上がる。拓朗はいちるの望みをかけ、男を介して、ある人物に接触を試みる。
一方、恵那は斎藤正一(鈴木亮平)と再びつき合うようになっていた。そんな中、同期で報道部の滝川雄大(三浦貴大)から斎藤が大物政治家と親密な関係だと聞く。その人物は警察に大きな影響力を持つと知り…。

5話ネタバレ

<5話のナレーションは拓朗>

・拓朗は食欲がなくなり、ぐっすりと眠ることができなくなる。
・ママの睦子に拒否反応を示し、自立をする覚悟をする。
・拓朗は西澤の元妻と会うことに成功し、貴重な証言を得る。
・フライデーボンボンでそのビデオを放送しようと企むが失敗する。
・恵那は村井から拓朗が事件を追っていたと知らされる。
・弱気になっていた恵那だが、再び拓朗とともに行動することに。
・拓朗は恵那と向き合い、食欲もでて眠ることもできた。

【エルピス】6話ネタバレとあらすじ

6話のあらすじ

「退職届と異動辞令」

松本(片岡正二郎)の逮捕の決め手となった西澤正(世志男)の証言は偽りだった。岸本拓朗(眞栄田郷敦)が掴んだ情報により、再審が現実味を帯びる。恵那(長澤まさみ)は再び奮い立つ。さらに、村井(岡部たかし)の魂に火をつける。報道部に任せるべきだという恵那や名越(近藤公園)の言葉をよそに、村井は『フライデーボンボン』で拓朗のビデオを放送。
オンエア後、世間の反応はすさまじく、メディアも動き出す。情報を提供した西澤の元妻・吉村由美子も不安にかられる。
さらに、取り返しのつかない事態が起き、恵那らはいかに考えが甘かったかを思い知る。
社内では緊急幹部会が行われ、恵那はかつて自身が担当していた『ニュース8』に出演することになる。斎藤(鈴木亮平)が副総理大臣の大門(山路和弘)と懇意にしていると知った恵那の中には疑念が。そんな不安を払拭するべく、恵那は出番を待つ。

6話ネタバレ

<6話のナレーションは恵那>

・恵那は斎藤から指輪を貰っていた。
・恵那と斎藤は別れてしまう。
・インタビューの放送により冤罪事件の立証が難しくなる。さらに人事異動もある。
・拓朗は八飛市に行き、大門の情報を得る。
・恵那は大門についての情報を集めることにする。

【エルピス】7話ネタバレとあらすじ

7話のあらすじ

さびしい男と忙しい女

副総理大臣の大門(山路和弘)は、八飛市出身だった。浅川恵那(長澤まさみ)は、かつての恋人・斎藤正一(鈴木亮平)の言動から、警察に対し絶大な力を持っている大門が事件に関わっているのではと疑心を抱き、笹岡まゆみ(池津祥子)に大門の身辺調査を依頼する。
一方、経理部へ異動した拓朗(眞栄田郷敦)も引き続き事件を追っていた。しかし、新たな手掛かりは得られずいた。このままでは松本死刑囚(片岡正二郎)の冤罪事件は風花してしまう、と落ち込む拓朗は村井(岡部たかし)に愚痴をこぼす。その時、とんでもないニュースが飛び込んできた。
やがて、恵那は、まゆみの協力により大門に関わる重要人物のリストを手に入れる。多忙な恵那は、ある仮説を立証すべく、その人物たちを調べてほしいと拓朗にリストを託す。
局の看板アナウンサーに返り咲いた恵那の姿は自身とは別世界の人のよう。そんな恵那に、不満と寂しさを感じる拓朗。
その矢先、拓朗の元に意外な人物から電話がかってきた。

7話ネタバレ

<7話のナレーションは拓朗と恵那>

・松本の取り調べをした平川警部補が拓朗に松本は無罪だと告げる。
・松本のDNA鑑定が行われる。→弁護側はDNA不一致。検察側はDNA検出されず。
・晴美の姉が被害者遺族を集め、真犯人を探すための活動を開始する。
・八飛市の大部分は本城総一郎が地主で支配力を持つ。
・雑貨店の店主が本城総一郎の息子・彰だとわかる。

【エルピス】8話ネタバレとあらすじ

8話のあらすじ

「少女の秘密と刑事の工作」

恵那(長澤まさみ)が迷いこんだ商店街で出会った、危険をはらんだ瞳の男の正体が判明した。その名は本城彰。大門副総理(山路和弘)の有力な支援者「本城建託」の社長の長男だ。
拓朗(眞栄田郷敦)は恵那から頼まれ、彰のことを調べる。彰は、地元の評判は上々だが、その存在があまり知られていなかった。八頭尾山で3人目の被害者がでてから、再び事件が起きるまでの12年間、海外を転々としていたのだ。
連続猟奇殺人の犯人について、ある“仮説”を立てた拓朗は、再び八飛市で聞き込みを行う。最後に殺された中村優香と親しかった高岡ひかるから話を聞く。
ひかるは、優香を快く思っていない様子。しかし、拓朗がある質問をすると、当時のことを話し始めた。さらに、ひかるの携帯電話に残されていた写真が、拓朗を突き動かす。
拓朗は事件の真相に近づいていると興奮気味に恵那に報告する。しかし、恵那の反応は鈍い。苛立つ拓朗は、恵那に本心を問い詰める。

8話ネタバレ

<8話のナレーションは拓朗(冒頭シーンは恵那)>

恵那の本心とは?

番組を制作しているのはひとりではなく、そこには多くの人間が携わっている。誰もが生活があり生きていくために働いているのだ。
本意ではないことも受け入れなければいけない。「拓朗のようなお坊ちゃまにはわからない」と憤りをぶつける。

・海外に行っていた彰は2017年6月に帰国。その後、ひかるの証言から優香と接触してたことがわかる。

ひかるの証言

ひかるは彰に恋をしていた。それを知った優香は彰の店に行き彰と仲良くなった。そして、隠し撮りした彰の写真をひかるに送っていた。
優香がひかるの家を訪ねてきたとき、彰から貰った黒のストールをしていたことが原因で喧嘩になり、その10日後に事件が起きた。


・その後、拓朗は優香の実家に行き、優香が彰から貰ったストールを入手し、DNA鑑定を3か所の施設に依頼する。
・ストールと晴美のスカートに付着していたDNAが一致する。→松本の冤罪の証明になる。
・拓朗は、恵那と村井の勧めで、松本が無罪だというスクープを週刊誌に売る。

・週刊誌発売直前「ニュース8」で優香殺人事件について報道される。ニュースを読み上げたのは恵那。
報道内容:優香が働いていたデリヘルの運営者の小林を別件で逮捕。小林が事件と何らかの関係がある。

・この報道により拓朗が掴んだ証拠は週刊誌に掲載されず、さらに、拓朗は平川(安田順平)を脅迫した疑いで解雇される。

ひとこと:拓朗の邪魔をした人間は誰か?週刊誌にネタを掲載するのを知っていた人物は村井と恵那だが…。

【エルピス】9話ネタバレとあらすじ

9話のあらすじ

「善玉と悪玉」

恵那(長澤まさみ)は、拓朗(眞栄田郷敦)がでテレビ局を解雇された一件から、背後に真実を闇に葬ろうとする巨大な力を感じる。自分の無力さを痛感し、再び心身のバランスを崩していく。
一方、村井(岡部たかし)は、大門副総理(山路和弘)の娘婿で秘書の大門亨に接触を図る。拓朗にジャーナリストと名乗らせ、亨と引き合わせる。亨は、真面目で正義感が強い男。過去には村井の力を借りて大門の告発を試みたこともある。結局、最後の権力と忖度に屈し告発は失敗に終わったのだが、拓朗はその話を聞き、村井にも自分と同じような体験があったことに驚く。
そして、自分はこのまま終わりにするわけにはいかないと決意。本城逮捕の最大の壁である大門を排除しようと作戦に打って出る。
亨も、大門の右腕になるであろう斎藤(鈴木亮平)の存在が決め手となり、ある覚悟を決めていた。

ネタバレ

<9話のナレーションは恵那と拓郎>

・亨は大門を告発するため離婚。秘書も辞めて大門との関わりを絶ち、かつて大門がもみ消したレイプ事件について拓朗に告白する。これで大門を潰せると思う拓郎は週刊潮流の佐伯にネタを持ち込む。佐伯は確実に大門を潰すため証拠集めを拓朗に支持する。
そんな矢先、亨が自殺。しかし、大門は病死と公表する。
・大門の片腕となる斎藤は亨の葬儀で集まるマスコミ関係者に対応。村井は大門の汚いやり方、それを知りながら動いている斎藤やマスコミに憤りを感じる。
・一方、恵那は偽りの報道をすることに心が病んでいた。薬を飲みながら生きる自分が壊れてしまえばいいとも思っていた。
・村井は、「ニュース8」のスタジオに乗り込み、マスコミに対する怒りを爆発。機材をめちゃくちゃにする。

Q
【エルピス】の最終回はいつ放送?
A

【エルピス】の最終回は12月26日放送。

亨は殺されたと思わせる展開。はたして真相は?そして、冤罪事件の決着はつくのか。
いよいよ最終回。希望ある結末か災いとなる結末か。最終回もお見逃しなく♪♪

【エルピス】最終回ネタバレとあらすじ

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最終回のあらすじ

「希望あるいは災い」

「ニュース8」で憤りを爆発させ暴れる村井(岡部たかし)。ただならぬ村井の姿を見た恵那(長澤まさみ)は、その真実を知りたいと思い、拓朗と会う。
拓朗は、亨(迫田孝也)を死に追いやったと自身を責め、かつての村井の忠告の意味を嫌というほど思い知らされていた。さらに、恵那の言葉に、虚しさと苛立ちを覚える拓朗は、今度こそ、この一件から手を引くと宣言する。
深い失意と恐怖に襲われる拓朗の言葉に、恵那が出した答えは?

ネタバレ

恵那は拓朗から亨の死が自殺ではないと知らされ、事件についてニュース8で報道しようと覚悟を決める。一度はすべてを諦めた拓朗だが恵那の前向きな姿勢に再び真実を伝えていこうと思う。
恵那は松本が冤罪であること、犯人が彰であることを証明するビデオを拓朗から預かり「ニュース8」で流す。
時は流れ、コロナ禍の時代に…。
恵那はアナウンサーとして活躍している。チェリーと松本の姿がラストに!

ネタバレはドラマ放送終了後に更新します。

【エルピス】の最終回ネタバレと結末予想

ドラマ【エルピス】に小説や漫画はありません。フジテレビ・カンテレが制作するオリジナル作品です。脚本は渡辺あや。

【エルピス】の概要

大洋テレビ局に勤務する落ちぶれた女子アナの恵那(長澤まさみ)がお坊ちゃまでディレクターの拓朗(眞栄田郷敦)に触発され、すでに死刑が確定している女性連続殺人事件の真相を追いかけます。ふたりに協力をするのが同テレビ局報道記者の斎藤正一(鈴木亮平)。

さらに、事件を追う人物が新聞記者の佐々岡まゆみ(池津祥子)と犯人=松本良夫(片岡正二郎)の無罪を信じている弁護士の木村卓(六角精児)。

女子アナの華ある世界に生きながら、実は苦悩を抱えている恵那。育ちがよく何の苦労もないはずの拓朗も実は悩みを抱えている。
そんな二人が事件を追う中、自分の価値を見出していきます。

恵那がMCを務めるバラエティ番組「フライデーボンボン」であるチーフプロデューサーの村井喬一(岡部たかし)、プロデューサーの名越公平(近藤公園)、謎めいたヘアメイクの大山さくら(三浦透子)らも登場し番組制作の裏側をも描きます。

【エルピス】の最終回・結末を予想します。

最終回までのネタバレポイント7つ

・ネタバレポイント1:松本は無実か?

一番のポイントは死刑宣告を受けている松本が無罪か有罪かという点。

冤罪疑惑として初回からストーリーが展開するということは、おそらく松本は無実でしょう。

無実を立証するまでの過程が最終回まで描かれていくと思います。

事件を追うドラマは、大抵どんでん返しがあるもの。【エルピス】でも逆転劇はあると予想しています。

事件のヒントは、驚くところに描かれたりするものですから、小さな点もチェックしていきましょう。

・ネタバレポイント2:恵那の苦悩

恵那はスキャンダルで人気アナから脱落した女性。女子アナというと華やかなイメージですが、苦悩を抱えています。

華やかな姿に反した恵那の暗い部分も描かれます。

恵那は、一線から落ちた自分の立場に納得したフリをしながらも、実は納得していないのでは。
もともとは報道アナ。いつかそこに戻り「事実を報道したい」という思いが根底にあるはず。
拓朗からの影響もあり、その思いを実現しようと事件を追っていくと予想。

・ネタバレポイント3:拓朗の過去

何の苦労もしていないような拓朗ですが、過去になにやら事件があったようです。

自分の価値を否定するような、過去は?

拓朗の過去映像にて。
手のひらが血だらけで傷がある。
その手のひらの傷は「完璧な人生が偽物だとう証」という表現がある。
明星時代の同級生カイがいじめを苦に自殺している。拓朗は毎年、命日にお墓参りに行っている。

・ネタバレポイント4:大山さくら(チェリー)の謎

大山さくらは「フライデーボンボン」でヘアメイクを担当しており、テレビ局に出入りしている女性。

拓朗に事件の真相を解明してほしいと言ってきたのがさくらです。しかも、半分脅迫的な依頼。

さくらは事件被害者の肉親かもしれません。さくらは、要チェック人物です。

さくらは松本に救われた女性で、松本死刑囚は冤罪だと思っている。

・ネタバレポイント5:斎藤の動き

恵那と拓朗の味方となる斎藤は、政界の大物らと繋がる男。

冤罪の裏側には、何かしら大きな壁があるとしたら?それは政界に関わることかも。

斎藤の動きが真実を暴く鍵になりそうな予感がします。

現在の副総理大臣である大門雄二(山路和弘)も登場するので、何かしら事件に関わっているか、斎藤の味方となって社会を動かすか。

どちらかかもしれません。さくら同様にチェック人物です。

・ネタバレポイント6:報道の裏側

【エルピス】はテレビ局が舞台です。

普段、私たちが見ているテレビ番組がどのように制作されているのかも垣間見ることができるでしょう。プロデューサーの仕事やアナウンサーの裏側に驚くことがあるかも。

また、どこまでを報道していいのか否かも問題になっていくと思います。

恵那のスキャンダルにしても、そこまで報道する権利があるのかという憤りが恵那の中にあるかもしれません。もしかしたら、フェイクかも?

恵那のスキャンダルの相手は斎藤(鈴木亮平)です。2人の間に何があったのか、こちらも注目していきましょう。

冤罪事件を取り上げ報道することの難しさも描かれていくと思います。

テレビ番組の仕組みもチェック!

ネタバレポイント7:村井の役割

「フライデーボンボン」のチーフプロデュサーの村井(岡部たかし)はかなりの暴言を吐きます。いわゆるセクハラ。こんなオッサンいない方がいいと思われがちですが、この村井は、今後、大きな役割を果たすようです。この村井はもともとはニュース番組を担当していたのに外されたという過去があります。恵那の左遷と同様に何かしらの問題があったのでしょう。
恵那と拓朗が冤罪事件を追いかけるうち、村井は冤罪事件の報道に力を貸すかもしれません。

・予想どおり、村井は恵那と拓郎をサポート。ふたりが集めた冤罪に関する録画テープを「フライデーボンボン」で報道。責任を負わされ子会社に出向になる。
・拓朗が掴んだDNA鑑定結果を掲載するために力になる。週刊潮流の編集長の佐伯とは20年来の付き合いで佐伯に拓朗と恵那を紹介する。(8話)

最終回はハッピーエンド?

【エルピス】の最終回は、冤罪事件の真相が暴かれると予想します。

恵那は報道アナに。拓朗は仕事の腕をあげディレクターになり、報道番組を担当。

ふたりは自分達が「テレビ」を通して、真実を告げていこうと決意し、周囲に反対されながらも奮闘。

最終回には、無罪判決の情報を恵那が伝えるという、感動的なシーンをイメージ。

生き生きしたふたりの姿に感動を覚えるハッピーエンドを期待しています。

【エルピス】冤罪事件のネタバレ

恵那と拓朗が追う事件は、10代の女性が連続して殺害された事件です。
冤罪事件について判明したことを最終回まで紹介していきます。(ネタバレあり:ご注意を

事件概要

八頭尾山連続殺人事件 
犯人:松本良夫(逮捕当時50歳)

2002年から2006年にかけ、神奈川で少女が立て続けに3人殺され、八頭尾山に捨てられた。
2006年、被害者のひとり、神奈川県八飛市の中学に通う井川晴美が殺され、松本が逮捕された。
松本は現場の近所に住んでいた板金工。

最初は犯人だと認めたが、以後、無罪を主張。
2016年に最高裁で死刑判決。
(死刑判決のニュースを恵那は報道している)

事件・被害者一覧

  • 西田香苗(15歳)2002年8月逝去
  • 馬場菜々子(17歳)2005年7月逝去
  • 井川晴美(14歳)2006年11月逝去
    前日の大雨で遺体は半分水につかっていた。
    検出された体液は微量で当時の技術ではDNA鑑定ができなかった。
    犯人の血液型はA型。(松本はA型)

松本が無罪の理由

  • その1:チェリーの証言

警察が聞き込みに行ったときに松本の家に家出中の女子中学生がいた。
マスコミが「ロリコン」「監禁」と騒ぎたて、警察が動いた。
この女子中学生がチェリー。
チェリーは義理の父に虐待を受け、家にいられないチェリーを松本が自宅に住まわせてくれたのだ。マスコミが騒ぐような汚らわしいことは全くなく、チェリーにとっては救いの存在だった。
そんな優しい松本が犯罪などするわけがない、というのがチェリーの証言。
チェリーは松本が逮捕される瞬間を松本家で目撃している。

松本にはチェリーと同い年の娘がいたが亡くなっており、チェリーを娘のように可愛がっていたと思われる。

  • その2:同類の事件が現実に起きる。(松本は刑務所に服役中)

2018年7月
被害者:中村優香・中学2年生・八飛市在住。
八頭尾山で遺体で発見される。
死因は絞殺。

類似点
・暴行された痕跡があるのも関わらず、着衣の乱れはない。
・暴行後に犯人が洋服を着せたと考えられる。
・腹部の上で両手が組まれていた。右側の靴だけがない。

  • その3:弁護側と検察側で犯行当日の松本の行動に違いがある。(井川晴美の事件)

事件日:2006年11月18日 

時間 弁護側 検察側
 午後5時3分  タイムカードをおし自転車で退社。
午後5時27分  スーパー「ヨロズヤ」による。
買った物:にんじん、たまねぎ、じゃがいも、豚肉細切れ200g、カレールー、缶ビール2品、食パン、福神漬け。
午後5時40分  ケーキ屋「ボンフーレ」に寄り、ショートケーキ1個を買う。
午後5時52分頃  帰宅  
午後6時頃 1時間かけてカレーを作る。 ケーキ屋から4.8キロ離れた八頭尾山に自転車で着く。
下校中の井川晴美に声をかける。
山中に誘い殺害(約30分の行動)
午後6時35分   自転車で立ち去る(近隣住人の証言がある)
午後6時50分   帰宅
午後7時過ぎ チェリーが帰宅。カレーとケーキを食べる。

・検察側の言い分通りすると、10分たらずでカレーを作ることになる。その場合、ジャガイモは半生だしまずい。

この日は、チェリーの誕生日。松本はチェリーのためにケーキを購入している。

その4:目撃証言

目撃証言は2つ。

1:井川晴美が20代のロン毛のすらっとした男と歩いていた。(事件当初、主婦と男性が証言)

2:犯人像は、身長160㎝くらいの40代~50代の作業服姿の男。(西澤正の証言)

松本は162㎝。晴美は158㎝。
1の証言から、松本ではない可能性が高い。

警察は事件当初1の証言を重要視していたが、途中から西澤正の証言のみで動き始めている。

西澤正証言偽りがあることが発覚しました。

離婚した元妻・由美子の証言。

目撃をしたという時刻には、自宅にいて酒を飲み寝ていた。
その後、西澤の通帳に毎月お金が振り込まれるようになる。
振込先は「アサベショウジ」→実在しない会社。

西澤正は事件当時、八飛頭山のそばに住んでいたが、10年ほど前に引っ越しをしている。現在は、働いている様子はないが、女もいてマンション暮らし。→お金が今も振り込まれるいるのでは?

偽証発覚後の動き

・西澤正の証言が嘘だとメディアで騒がれると、西澤正は行方をくらます。
・貴重な証言を得ることができなくなり、冤罪証明が難しくなっていく。

その5:犯行動機に嘘がある。

殺害動機(新聞記者・佐岡まゆみの資料より)
・午後6時頃、松本は晴美にはいている下着(パンティー)を買わせてほしいと頼む。
・晴美は承諾。
・飛頭尾山で晴美が下着を脱ぐのを見ていたら欲情し襲う。
・拒まれてクビを絞めて殺した。

晴美の姉・純夏は、事件当時、警察から犯行動機を聞いたが、晴美が使用済みのパンティーを売るはずはないと思っている。→犯行動機に嘘があるのではないか。

その6:自白の嘘

当時、松本を取り調べた警察官の山下は松本が「許してくれ」と土下座したことから、罪を認めたと解釈。許してくれというのは、拷問的取り調べに対しての言葉であり、罪を認めたわけではない。

その7:警察のもみ消し

中村優香の事件を神奈川県警は捜査しないで終わりにしようとしている。

理由
・捜査員が退職間際の刑事ばかりでやる気ゼロ。
・中村優香の事件で犯人があがった場合、その犯人が連続殺人事件の可能性が高い。
・警察の不祥事となるのを防ぐため。

その8:平川警部補の証言

拓郎から50万円をもらい、自身が知る情報を流す。(7話)

・かなり上の圧力がかかっていて、真犯人を隠すために犯人をでっちあげた。
・松本は身寄りもなく家出少女まで匿っていておあつらえであった。
・真犯人を知る人間はごく一部であり、平川は知らない。→その後、彰が犯人だと知っていたと判明。

【エルピス】真犯人ネタバレ

平川の話から、松本は無実は確信へ。そして、平川の助言により、拓朗が中村優香の事件を追います。
真犯人は誰か、ここでは物語展開とともに「真犯人」のヒントなどをネタバレします。

中村優香の情報

・井川純夏が被害者の会を立ち上げたが、優香の親族は参加していない。
・母と幼い兄弟が2人いる。
・14歳の優香は18歳と偽りデリヘルでアルバイト。
・常連客も多くかなり稼いでいた。

本城彰が真犯人である理由

・大門雄二の圧力

副総理の大門雄二は、八飛市の出身。
前職は、警察庁長官(2006年に長官だった)
斎藤が番組報道を遮ろうとしたのは、大門の指示。→恵那の推測。

大門が真犯人の罪を隠すために圧力をかけた人物の可能性は高い。
大門は、八飛市最大手の土建屋「本城建託」の社長・本城総一郎と幼馴染。
総一郎は、大門の政治活動を応援している。

・本城彰の情報

・本城総一郎には3人の子供がいて、長女・さやかは本城建託取締役、次男・敦彦はは本城建託副社長。
・長男の彰だけが行方不明。
・八飛市のシャッターがおりている商店街の雑貨屋の店主。恵那が事件のことを訊ねた時に「それを答えるには店を閉め暗くしなければならない」と答えている。薄気味悪い男。その後、店は閉店。
・女心をくすぐる魅力的な男でひかるも優香も彰に恋心を抱いていた。
大門が隠そうした真犯人は、総一郎の長男・本城彰では。

目撃証言と合致する風貌。
・身長:179㎝(永山瑛太の身長)
・ロン毛
・若い男(事件当時)

平川が隠していた写真

拓朗は、平川が隠していた優香のスマホの写真を入手。
彰の写真とストールを巻いた優香の写真。
平川はもちろん警察はこの写真を隠していたことになる。→真犯人は彰だとわかっていながら、捜査をしていなかった。

事件の内容など詳細がわかり次第更新します

【エルピス】ネタバレ考察

気になる点をネタバレ考察します。

大門亨は殺された?
大門亨の事件には触れていません。殺されたのだろうという話のみで詳しくは掘り下げてはいません。なので、誰が犯人かは明かされていません。大門が何者かに殺させたのだとしたら、殺し屋か斎藤か?

続編の可能性は?
物語は2020年で終わっています。現在は2022年。
大門の悪事が公表され亨の事件も解明される未来を続編で描く可能性はあるかもしれません。
フジテレビのドラマ長澤まさみさん主演の【コンフィデンスマンJP】は映画になっているので【エルピス】にも映画の可能性はありそうです。

【エルピス】眞栄田郷敦の出世作に!

岸本拓朗のネタバレ

両親が弁護士で名門大学出のお坊ちゃまの拓朗は仕事に力を入れているわけでもなくなんとなくテレビ局で働いていた。そんな拓朗が冤罪事件を追う覚悟を決め恵那とともに行動する。その後、恵那が上層部に抗えないと思い始めると拓朗はひとりで事件を追う。拓朗の姿はみるみる変化。髭をたくわえ食事も喉を通らなくなる。鋭い目力はさらに鋭さを増していく。
村井の協力を得て冤罪事件のビデオを流したことから経理課に流され、さらに真犯人の情報を掴むもテレビ局を解雇され、大門の悪事を暴く手掛かりとなる大門亨の死を突きつけられ、失意のどん底に。そんな拓朗を救うのが恵那と村井。そして、村井とともに情報屋としての仕事をする。

眞栄田郷敦・圧巻の演技

拓朗の変化はすさまじく、お坊ちゃまからフリーターへ。どこか幼さが抜けきれない男から鋭さを増していく男を見事に演じています。これまでの眞栄田郷敦さんとはちょっと違う。鋭い眼力も失意のどん底では死んだ瞳のように。そんな変化を台詞だけではなく表情からも醸し出しています。
毎話、眞栄田郷敦さんの演技の評価は高まり、視聴者からも「ゴードン凄い」などの感想が。
【エルピス】は眞栄田郷敦さんにとって大きな足掛かりになるのでは。今後の活躍が楽しみです。

眞栄田郷敦さんのコメント(クランクアップ)

本当に自分の力量以上のものを、皆さんに引き出していただいたなぁと、本当に、本当に、感謝しています。なんか今の僕は、『ミート矢澤』(ロケ弁当の差し入れ)でしか、それを表現できないんですけど…。本当にこれからもっと芝居をうまくなりたいし、役者としてもっと大きくなって、分かんないですけど、何かこう、また、(スタッフの皆さんに)返せる日が来たらいいなと思っています。これからも頑張ります。本当にありがとうございました!

長澤×眞栄田×鈴木が最終話にむけて思いを語る! | トピックス | エルピス —希望、あるいは災い— | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)

【エルピス】ネタバレのまとめ

冤罪というとても難しく重くなりがちなテーマですが、引き込まれる要素は十二分にあるでしょう。長澤まさみさん演じる恵那と眞栄田郷敦さん演じる拓朗との掛け合いに、心弾む場面もあると思います。

一度は落ち込んだ人生でも、自分を認め生きることが大切。そんな風に心揺さぶるストーリーだと期待しています。そして、何よりも長澤まさみさんの主演作というのもあり楽しみな作品です。

事件解明では考察も飛び交いそうな予感。果たして結末はいかに?

【エルピス】は毎週月曜日、フジテレビ・カンテレでよる10時から放送!2022年12月26に日に最終回を迎えました。

【エルピス】のスピンオフドラマ『8人はテレビを見ない』Tverで独占配信しています。ドラマとシンクロする場面もあり、楽しめる作品になっています。

本記事は、最終回まで更新しました。

記事内画像:【エルピス】公式サイト

エルピス

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