【ちむどんどん】15話|「大嫌いな自分も大事な自分だからね」に視聴者感涙

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ちむどんどん15話

【ちむどんどん】15話(15回)

朝ドラ【ちむどんどん】第15話(第15回)が2022年4月29日に放送されました。

放送後、優子(仲間由紀恵)のセリフ「大嫌いな自分も大事な自分だからね」に視聴者感涙!

今回は【ちむどんどん】15話のあらすじネタバレと感想について。

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目次

【ちむどんどん】15話のネタバレ

【ちむどんどん】15話のあらすじネタバレです。

暢子(黒島結菜)は謝りに

暢子(黒島結菜)が家に帰ってきた。優子(仲間由紀恵)が声をかける。

優子:「暢子、学校終わったら、一緒に謝りにいこうね。眞堺名商事さん。売店に連絡あったよ。」

暢子:「はい」

歌子(上白石萌歌)の歌声

翌朝。歌子(上白石萌歌)が音楽室でひとりで「翼をください」を歌っていた。

下地響子:「睨(にら)んだとおりね。」

逃げる歌子を下地(片桐はいり)が追いかける。歌子はなんとか下地をまいた。

暢子が登校すると、陸上部キャプテンの正男と徒競走を申し込まれる。

暢子はいつも勝っていた。なのに、ゴール直前に抜かれてしまう。初めての負けだ。

暢子:「うちが負けた。

その様子を校舎から歌子が見ていた。

女のくせにって何ですか

放課後。暢子は優子と一緒に就職先「眞堺名商事」に謝りに行く。

「女のくせに強情だね。女は女らしく」と専務がいう。

「殴ろうとしたのは本当なのかい?」と社長。

「はい」と答える暢子。

「このままでは採用できない」と専務が言う。

女のくせにって何ですか女は強情じゃダメなんですか。」と食い下がる暢子。

「女は愛嬌。職場の潤滑油としての役割はもちろん、良妻賢母になるためにも、自己主張せず一歩引いて男を立てる。お母さん、こんな事言いたくありませんが、お兄さんといい彼女といい、親のしつけにも問題があったんじゃありませんか?」と専務。

「本当に申し訳ございません」と優子が頭を下げると…

「(母の肩に手をかけて)謝ることない!お断りします。うちはここで働きたくありません。」と暢子が社長に伝える。

暢子は先に職場を後にする。

専務から「どういう娘さんです?」と聞かれた優子は、こう答えた

優子:「自慢の娘です

こうして暢子は就職予定だった「眞堺名商事」を断った。

打ち込めるものが分からない

眞境名商事へ行った帰り。海の見える丘のベンチで、暢子と優子が話す。

暢子は、すぐカッとなってしまうことを直したいという。

優子は「お母ちゃんもそうだったさあ。若い時はすぐカッとなって、暢子とおんなじ」

暢子:「まさかやー。ありえん。信じられない。」

優子:「暢子は何に一番腹が立ったの?」

暢子:「女のくせにって言われて…。今日ね、初めて男子にかけっこで負けた。負けたことは、そんなに悲しくない。でも、今までは勝ったら女のくせにって言われて。これからは、やっぱり女だからと言われると思うと、すごく悔しい。うちは、この村も、沖縄も、自分が女だということも、全部大嫌い。

暢子は立ち上がった。

暢子:「本当はね、自分で自分にモヤモヤしているからかもしれない。本当は、何か心を燃やせるような、打ち込める、一生懸命になれるもの見つけたいってずっと思ってる。でも、それが何かが全然わからない。みんな自分のやりたいことがわかってる。でも、うちだけ何もない。何もできない。」

優子が暢子の肩を抱いて言った。

優子:「泣いていいよ。もっといっぱい泣きなさい。暢子は、暢子のままで上等。大嫌いな自分も大事な自分だからね。いつかきっと、この村に生まれて良かったって、女に生まれてよかったって思う日が来ると思うよ。」

暢子は「お母ちゃん、ありがとう。」と言って、母の胸の中で泣いた。

15話の結末

比嘉家にて。賢秀(竜星涼)が父の遺影の前にお金を置いて拝んでいた。

良子(川口春奈)と歌子、智が帰宅。

良子:「お金、どうしたわけ?」

賢秀:「博打で勝った!」

智:「であるわけね。賢秀は博打の才能もあるかな」(智は賢秀が泊りの働きに出たのを知っている)

良子と歌子は笑った。(ちゃんと働いているのを智から聞いているが、話を合わせた?)

良子は「暢子、就職の話、断ったってよ」と兄に話す。

良子たちは、さっき売店で善一さんに聞いたという。(善一は暢子の紹介者なので連絡が来たのだろう)

自分から断ったと聞いた賢秀は「よし。よくやった。」と喜ぶ。

そして、賢秀は【暢子の就職断った祝い】として、働いたお金を使って、売店で食料品を買い込む。そしてレコードを借りてきて、フォークダンスをみんなで踊った。

ナレーション:やんばるの小さいな村のきょうだいはそれぞれに傷つきながらも大人への階段を登っていました。そして高校最後の日々を送る暢子に運命を変える出来事が起きようとしていました。

(つづく)

【ちむどんどん】15話の感想

優子(仲間由紀恵)の「大嫌いな自分も大事な自分だからね」に視聴者感涙!

15話は、暢子が就職を自分から断るという展開に。

しかし暢子の「女らしさって何ですか!」は痛快でしたね。

まあ、母の「自慢の娘です」は…私(筆者)は初見の時、そんなに良いセリフと思わなかったんです。理由は後述します。

けれど、優子の「大嫌いな自分も 大事な自分だからね」は感涙です。視聴者の多くも泣いたようですね。

暢子は暢子のままで良いって、その存在自体が大事だって言ってくれる存在がいることって、どれだけの救いでしょう。

母親の無償の愛ですね。何ができるとか、どんな性格とか、条件なんて関係ないんですね。

いつかきっと分かる

暢子は就職先が少ないやんばる地域、面白いものがない沖縄、女性であることで蔑まれること…すべて大嫌いでした。

けれど、優子も「いつかきっとこの村に生まれて良かったって、女に生まれてよかったって思う日が来ると思うよ。」と声をかけていました。

思えば民俗学者の史彦(戸次重幸)も「みんながいつかはこの村に生まれて育ったことを誇りに思ってほしいとそう思っています。」と語っていましたね。

面白いものがないと言われる故郷・沖縄の良さをいつか分かるときがくる、と。

本作『ちむどんどん』は料理がテーマかと思いましたが、テーマというか題材なのですね。料理(特に沖縄料理)を通して故郷の大切さ・良さを再発見していくのかもしれません。

私(筆者)は前作『カムカムエヴリバディ』70話のるい(深津絵里)のセリフを思い出しました。

るい:「心配せんでええ。今は真っ暗闇に思えるかもしれんけど、いつかきっと光がさしてくる。ひなたの人生が輝く時が来る。」

長く生きている大人の立場から、そしてずっと見てくれている親の立場からこうして「きっといつか」と希望を与えてくれるのっていいなあと思います。

大人の役割ってこういうことなのかも…。

15話の違和感と考察

15話の違和感がありました。それを考察したいと思います。

初見のとき、母の「自慢の娘です」をそんなに良いセリフと思わなかったと先述しました。

なぜなら、態度が急すぎたからです。直前までペコペコと頭を下げていたのに、急に強気になって…。

なんか違和感を覚えてしまったんです。都合良すぎない?って。

謝罪しちゃうと、女らしく育てられなかった私の教育が間違っていました…という意味にもなりますよね。

…と初見のときは思っていたのですが、改めて考えてみると、優子さんのことだから、娘を第一に思った行動だと気づきました。

本当は暢子の強情なところも、この子の大事な部分だから大好きな優子。

だけど、ここで母が怒ってしまったら内定取り消しになってしまう。

だからグッとこらえたんでしょうね。

まあ「若い時はカッとなった」はヤンクミ(「ごくせん」の主人公の愛称。喧嘩が強いキャラ)を演じてたからねって思っちゃいましたけど(笑)

さあ、暢子の運命を変える出来事とは一体何が!?次週も楽しみです♪

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画像出典:NHK、リアルサウンド

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