【リエゾン】5話|茜(古川凛)の涙に視聴者もらい泣き!

山崎育三郎主演のドラマ【リエゾン-こどものこころ診療所-】第5話が2月17日(金)に放送されました。

放送後、ヤングケアラーの少女・茜(古川凛)の涙に多数の視聴者がもらい泣きで…。

今回は【リエゾン】第5話のあらすじネタバレと感想について!

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【リエゾン】5話のあらすじ

【リエゾン】5話のあらすじです。

 向山和樹(栗山千明)は、佐山卓(山崎育三郎)のもと「さやま・こどもクリニック」で働くかたわら、小学校でスクールカウンセラーを務めている。向山は、ある日の教師たちとの会議の席で、6年生の足立茜(古川凛)の話を聞く。担任によると、茜は脳梗塞で右半身に麻痺が残ってしまった母・足立由香(奥菜恵)をひとりで面倒を見ており、もともと成績は良かったのだが、塾にも通えなくなり受験に失敗してしまったという。ヘルパーさんには毎日来てもらっていることや、茜がしっかりした子だということで、教師たちはあまり気に留めないが、向山は茜との面談を申し出る。しかし、いざ面談をしても、茜は自分がヤングケアラーだという認識はなく、特に困っていることはないと言って、そそくさと切り上げてしまう。学校側は家庭にあまり立ち入ることができないという理由で放置のスタンスだが、向山は気がかりだということを遠野志保(松本穂香)に話していたところ、それを聞いていた佐山から後押しされ、茜との面談を継続することを決意。向山がこれだけ茜のことを気にかけるのには、スクールカウンセラーとしてだけではなく、向山のある過去にも関係していた――。
 そんなある日、茜はヘルパーさんから洗濯物を取り込むように言われるが、いつの間にか寝落ちしてしまう。夜中に目覚めた時には、雨風で洗濯物は泥だらけになっており、さらにベランダには物が散乱。しかし、片付ける間もなく母の介護が待っていた。翌日、向山は茜が学校を休んでいると聞き、心配になって茜の家を訪ねたところ、家の中から大きな物音が聞こえる。向山が急いでベランダに向かうと、茜がぐったりと倒れていて…!?

【リエゾン】5話のネタバレ

【リエゾン】5話のあらすじネタバレです。

向山のある過去にも関係していた――」の過去とは、向山自身もヤングケアラーだったこと。ドイツのヴェルトハイム大学時代、佐山とお互いのことを打ち明けた。病気の母を置いて留学したことで悩んでいた向山。・・・その時、佐山は向山と母の病気は別だから負い目を感じる必要ないと言ってくれた。

向山は「大人は追い詰められている子供のことを気づかない」と知っている。子供は親のそばにいたいと思ってしまうから。

学校を休んだ茜はベランダの割れた植木などを片付けようとしてるうち、倒れてしまう…。向山がチャイムを押しても誰も出ないので、ドアを開けて急いでベランダに向かうと、茜がぐったりと倒れていた。

向山は、茜を佐山のクリニックに連れて行き、手当てをした。ぐっすり寝てしまった茜は夜になっても起きない。

向山は「この子はかつての私です」と語る。母が難病で倒れて、母子家庭だったので、向山が中学2年から高校入学まで2年間、ひとりで介護した。人に知られたくないし、言っても分かってもらえないと思っていた。

「それ以上に自分がお母さんをみてあげなきゃ」と当時の向山は思っていた。中学卒業したら働こうと思っていたが・・・

向山は今では思う。子供はどんなに大人に見えても子供だ。自分が無理していても気づかない。誰かに訴えることもできない。

「佐山くん、今夜、私この子についてあげてていい?」と向山。「もちろんです」と佐山。

志保は、高校を諦めようとした向山がどうやって臨床心理士になったのか気になった。紆余曲折があるんだ、と川島(戸塚純貴)は言った。

翌朝。茜が目覚めた。朝食の準備をする向山を「お母さん」と見間違えてしまう茜。母親は夜間ヘルパーにきてもらっているから大丈夫なので、「今日は休みましょう」と向山。

向山は茜に夢を尋ねる。ないという茜。向山の夢はヨーロッパへの留学だった。だが、病気の母と2人で暮らしていたため夢を叶えるまで時間がかかった。

お母さんを見放せない。私がやらなきゃ。私が頑張らなきゃ。お母さんには私しかいない、私の役目なんだから。向山はそう思っていた。だが・・・

向山「でもね茜さん。そんなことはないの。苦しい時は誰かに助けを求めてもいいの。だって、あなたはまだ子供なんだから」

茜は泣き出す。自分で出来ると思ったのに出来なくて、悔しくて・・・

茜「でも私じゃダメで。私じゃダメだった。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい…」

向山「あなたはダメなんかじゃない。謝ることなんかない」

向山は泣きじゃくる茜を抱きしめて、勉強したり遊んだり自由に夢をみていいことを伝える。

茜は大きな声をあげて泣いた。…ベランダでは志保が話を聞いていて泣いていた。

その後、茜がやっていた様々なケアを大人たちが聞き取って、驚いた。母親の由香(奥菜恵)は涙をこぼす。

向山は由香を散歩に連れ出す。由香は知らなかったと自分を責める。向山は母親の責任ではなく、福祉は申請しないと動いてくれないから何をどう利用できるのか知らない人も多いと語る。

由香は、向山に「あの子を、私たちを助けてくれてありがとう」と感謝した。

その後、佐山は向山と話す。向山は「少しおせっかいだった」というが、佐山は「誰かがおせっかいにならなければ茜さんのことは気づかれずに埋もれてしまったでしょう。いえ、気づいてないふりしてる大人が多すぎます」と語る。

そして佐山は向山に大切な人に会いに行くように促す。

入院中(入所中?)の母を久しぶりに見舞う向山。母は目を開いているが話せないもよう。気管切開もしている状態。

向山は高校進学を諦めようとしたとき、母が「そんなことをしてはダメ。あなたはあなたの人生を生きなさい」ってそう言ってくれたから、大学や留学までできたと感謝する。母のおかげで誰からの為に、子供の為に手助けしたとも思えた。

向山は「ありがとう、お母さん」と伝える。すると、母が向山の方をみた。口元が何か言いかけている。向山は「お母さん、お母さん」と泣きじゃくる。

その後、由香はリハビリを頑張ってみることにした。

茜にも笑顔が戻り、そして夢のアンケート欄の理学療法士を消して「通訳」と書いた。

(つづく)

【リエゾン】5話の感想

【リエゾン】5話の感想です。

古川凛の涙に視聴者もらい泣き!

茜(古川凛)の涙に多くの視聴者がもらい泣きでした。

演技が上手いとも評判ですが、上手いはずです。

過去の出演作を振り返ると、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で上白石萌音さん演じる安子の娘で、7歳のるい役を演じたのが古川凛ちゃん。額の傷をみせながら母に「I hate you」と言ったときのるい役ですね。衝撃的な台詞を見事に言い放ちました。

あの「るい」役を演じた子役なのですから上手いはずですよ。

そして5話は栗山千明さんの演技も良かったですね。茜に向き合い抱きしめるシーン、そして最後には自身の大切な人とも会って・・・見どころたくさんでした。

さて、次回はステップファミリーが題材。注目ですね。

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画像出典「リエゾン」公式HP

リエゾン第5話

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