【前科者】のネタバレ!原作漫画・ドラマの佳代(有村架純)の過去とは?
【前科者】のネタバレ!原作漫画・ドラマの佳代(有村架純)の過去とは?
有村架純主演の『WOWOWオリジナルドラマ 前科者-新米保護司・阿川佳代-』・映画『前科者』の原作は、漫画【前科者】です。
主人公は保護司で、非常勤の国家公務員ながら無給。しかし「無給だから良い」という主人公は、前科者の更生に努めていきます。
一体どんな前科者がいて、ストーリーになっているのでしょうか?
佳代が保護司になった動機や過去とは?
今回は【前科者】のネタバレについて!
【前科者】のネタバレ:ドラマ版
ドラマ【前科者】のあらすじネタバレを紹介!
1話のあらすじネタバレ
コンビニのアルバイトで生計を立てる阿川佳代(有村架純)は、ある出来事をきっかけに、罪を犯した者の更生を助けるために保護司となった。保護観察官の高松(北村有起哉)の指導を受けて、初めて対象者・斉藤みどり(石橋静河)を受け持つことに決まる。みどりは恐喝および傷害罪の前科を持つ。佳代は、みどりの自由奔放な性格に振り回されるばかりだが、同時に彼女が持つ暴力性と複雑な家庭環境を知ることになる。
あらすじネタバレ↓↓
2話のあらすじネタバレ
みどり(石橋静河)が暴力沙汰を起こしたという連絡を受け、勤め先のデイサービスに駆け付けた佳代(有村架純)。血だらけの佳代を見て、みどりも心を許し始める。その夜、みどりが語ったのは、自分が起こした事件の背景と、母親・ユカリ(秋山菜津子)への複雑な想いだった。彼女の告白を受け止め、みどりの更生に寄り添うと決意する佳代だったが、デイサービスから、再び連絡が入る。みどりは、DV被害に遭った親友のため、職場放棄をしていた。
あらすじネタバレ↓↓
3話のあらすじネタバレ
佳代にとって2人目の対象者が石川二朗(大東駿介)に決まる。二朗が犯した罪は、殺人だった。実の兄を包丁で刺殺し、懲役6年の実刑判決。初めての男性対象者でもあり、最初の面談に身構えて臨む佳代。しかし実際に会った二朗は礼儀正しく、とても殺人を犯したようには思えなかった。少しずつ、二朗との間に信頼関係を築いていく佳代。しかしそんなある日、兄の墓参りに同行してほしいと二朗に頼まれて……。
あらすじネタバレ↓↓
4話のあらすじネタバレ
二朗の義姉・愛子(徳永えり)から、二朗が幼い少女に危害を与える可能性がある、と忠告された佳代。「保護司は事件に立ち入るべきではない」と諭す保護観察官の高松を説得し、その言葉の意味を知るため、愛子のもとを訪れる。そこで佳代は、二朗が事件前に親しくしていた今野あおいという少女の存在を知る。そして、二朗が兄を殺害した本当の理由を知った佳代は、二朗にある提案をするが……。
あらすじネタバレはのちほどアップします。
5話のあらすじネタバレ
あらすじネタバレはのちほどアップします。
最終回(6話) のあらすじネタバレ
あらすじネタバレはのちほどアップします。
【前科者】のネタバレ:原作漫画
原作漫画【前科者】のあらすじネタバレを紹介します。
1巻のあらすじネタバレ
<あらすじ>
現代日本のリアルを抉った核心的人間ドラマ
現代日本において再犯防止を考えるのは、必須の課題である。
Amazonより
「罪を犯してしまった」者や「道を踏み外した」非行少年の社会更正の橋渡しをするのが、保護司の役目だ。保護司は法務省が委嘱する非常勤で無報酬の国家公務員であり、ボランティアである。
立場の弱い人間が抱える問題に、主人公である保護司・阿川佳代は真摯に対峙する。
保護司制度の存続が危ぶまれている今、保護司に求められている姿とは何であろうか?本作は現代日本が抱える問題を掘り下げる本格ヒューマンドラマです。
是非ご一読ください。
<あらすじネタバレ>
1巻の保護観察対象者は、兄・一朗を殺害した石川二朗(大東駿介)。兄に恋人をレイプされたことが動機だった。
佳代(有村架純)は、二朗の元恋人・愛子に会い「人はみな三日月で満月になろうとしている。だから男女も求め合っているのだ」と思う。しかし佳代にはそんな相手はいない。
そんな中、愛子が一朗の子供を産んだことが発覚し…。
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2巻のあらすじネタバレ
<あらすじ>
サブキャラクターに前科者・斉藤みどりが登場し、物語は俄然興味深い流れになりました。是非ご一読ください。
Amazonより
<あらすじネタバレ>
2巻の保護観察対象者は、 斉藤みどり(石橋静河)。アクセサリーショップの同僚の従業員に対する恐喝および傷害罪で懲役2年の刑を受けた前科者。その従業員は店長の愛人でウザいから、暴力を振るって金を巻き上げ、逮捕された。
みどりは浜辺で寂しそうに本を読んでいた女子中学生・亜美に出会い、佳代の家に連れてくる。亜美はSNSに「前科者観察日記」をアップし始めて…。
詳しくはこちら↓↓
3巻のあらすじネタバレ
<あらすじ>
今巻では、覚醒剤取締役法違反で逮捕後、佳代が担当になった田村多実子の苦悩。万引きを繰り返す児珠よしの閉ざされた心に佳代が丁寧に接していく。読み応えたっぷりの一冊です。
Amazonより
<あらすじネタバレ>
3巻の保護観察対象者は田村多実子(古川琴音)。覚醒剤取締法違反容疑で執行猶予の判決を受けた前科者。いつも下を向いておびえている。中学生のとき母の恋人に処女を奪われるなど、周囲の酷い大人(佳代曰く ヘド野郎)に虐待・DVなどをされてきた。佳代は多実子に「助けて」と言ってほしいと伝える。
しかし多実子はバイト中に客の男から「好きだ」と言われ、トイレで性交。バイト終わり、ホテルに行ったのち、捨てられる。
佳代は「私がダメでバカだから」と自己卑下する多実子を叱った。多実子は喜ぶ。人との距離が測定不能な多実子に、佳代は向き合っていく…。
詳しくはこちら↓↓
4巻のあらすじネタバレ
<あらすじ>
今巻では、覚醒剤取締役法違反で逮捕後、佳代が担当になったことで心に安寧を取り戻していた田村多実子がまたクスリに手を出しそうになる。その苦悩に佳代がまっこうから対峙する。読み応えたっぷりの一冊です。
Amazonより
<あらすじネタバレ>
3巻後半から登場の対象者・児珠よし は窃盗を反省し、佳代たちと仲良くなる。骨董品が好きになった多実子は、佳代・みどり・よし たちに食器を選ぶ。幸せな日々が続いている多実子の前にクスリの売人・佐藤が再び現れる。
佳代・みどりは佐藤を多実子から遠ざけようと奮闘。それでも佐藤は多実子を闇社会へ売り飛ばそうとするが、失敗する。助かった多実子だが、再びクスリを買った。依存症は抜けられないのか…。
4巻後半には、対象者・田口安吾(16歳)が登場。大人への不信感が強い彼と向き合う佳代だが、「先生のこと好きになっちゃった」と安吾に言われ戸惑う。
詳しくはこちら↓↓
5巻のあらすじネタバレ
<あらすじ>
今巻では、自分への好意を思い切りぶつけてくる対象者・田口安吾にどう接していくか?佳代が悩みながら進んでいく姿を正面から描きます。
Amazonより
<あらすじネタバレ>
佳代は、自身の父親とみどりがラブホテルから出てくるのを目撃。したいからしただけで交際はしないというみどり。佳代は理解できない。
5巻の対象者は前巻から引き続き田口安吾。安吾は佳代にストレートに愛をぶつける。佳代は拒否し続ける。保護司と観察対象者の禁断愛の行方は?
5巻終盤では佳代が、今後キーパーソンとなる高校生・田門かすみと出会う。
佳代と安吾の恋のネタバレ:2人の恋愛はちょっと複雑です。
佳代は安吾の暴力を止めて「好きなんです」と告白。その後、海岸でキスもします。
しかし佳代と安吾は話し合って、【20歳になってから交際する】と約束を交わします。
佳代は高松保護観察官と以下の2つを約束しました。
(1)佳代は安吾とプライベートで2人で会わない。
(2)保護司として2人で会うときは、サポートセンターを利用する。
6巻のあらすじネタバレ
<あらすじ>
今巻は被害者担当保護司を務める梶木の勧めで、強制わいせつ罪を裁く法廷を被害者の視点で傍聴。被害者の女子高生・玲子に会いに行った佳代が苦悩するく姿を正面から描きます。
Amazonより
<あらすじネタバレ>
佳代が電車内での強制わいせつ事件の裁判を傍聴する。傍聴席でニヤニヤする年配男性、検察官も男性で不快に感じる佳代。
その罪で家族である妻を悲しませ、被告人になった男・ 佐田山煌大はどう罪を償うのか。
被害者の女子高校生・玲子は電車にも乗れなくなった。しかし被害者担当保護司・梶木は玲子に相手にされないため、佳代に協力を求める。やがて田門かすみと被害者が同じ学校とわかり…。
7巻のあらすじネタバレ
<あらすじ>
この巻で佳代が担当するのは老人へのオレオレ詐欺の受け子をした男・岩本。二十歳なのに人生にすっかりさめている。一方、佳代への淡い気持ちに気づいたみどりは岩本と恋愛ごっこを始めるが…!?
Amazonより・※原文のまま
※注:Amazonや小学館の書籍紹介では「岩本」となっていますが、本編では「岩元」になっています。
<あらすじネタバレ>
7巻の保護観察対象者は岩元静太・20歳。特殊詐欺をして刑務所に入っていた。
静太は、オレオレ詐欺で別人になれたことが楽しかったと佳代に語る。
人生を諦めている彼に、みどりは恋愛が必要だと助言。
みどりの佳代への片思いを知らない佳代は、「みどりさん彼とどうですか」と勧める。
みどりは失礼だと怒ったが…なりゆきで、静太と恋愛ごっこをしてみる。
しかし静太がしだいにみどりへ本気に恋していく。しかも佳代の前でみどりにキスをした静太。
みどりは、やり方が気に入らないと静太を殴った。
遊びから始まった前科者同士の恋の行方はーー。
みどりの佳代への恋のネタバレ:みどりは佳代へ告白して振られたら長崎へ引っ越そうと決意していました。しかし自分が消えたあとに佳代が悩むことを思って、友達でいつづけることを決断します。
みどりと静太の恋は、7巻時点でまだ静太の片思いです。
8巻
<あらすじ>
佳代が今回担当するのは、小松城倫子。自身が属する思想団体を咎められ、母親を金属で殴った。その団体を率いるA青坂はセックスを賛美。佳代は青坂にどう対峙するのか?
Amazonより
<あらすじネタバレ>
8巻の保護観察対象者は小松城倫子。思想団体に入っていた倫子は母に反対されたため、団体のシンボル・八角錐で母を殴って罪に問われた。思想団体を率いる青坂は「性行為が人間にとって一番大切で真実であり他は虚構だ」と説く。危険な魅力があったが…佳代は実際に会った青坂を浅い人物と思う。
しかし、田門かすみが青坂にのめりみ、やがてホテルへ一緒に行く。佳代が助けに行くが、今度は佳代と青坂がホテルで2人きりになる。みどりに助けられ、佳代は無事だった。
家にて。佳代は安吾に(服を着たまま)抱きしめられた。3人で会うからいいだろうと、みどりが安吾を呼んでいたのだ。気を利かせて10分 席を外していた みどりが戻ると、2人が服を着て、離れてお茶を飲んでいる。みどりは「マジメか!」とツッコミを入れた。
*青坂との対決パートは次巻へと続きます。
【前科者】原作漫画・ドラマの佳代(有村架純)の過去とは?
ドラマ版の佳代(有村架純)の過去をネタバレ
「佳代が保護司をしている理由」
ドラマ版・第2話で、佳代が保護司をしている理由が明かされました。
佳代が(おそらく)中学時代、刑務所を出所したばかりで生き甲斐を失っていた男に刃物で襲われます。
そこを(通りすがりの)男性に助けられましたが、その人は刺されて死亡。
「私のせいで人が死んだから保護司になった」と佳代は明かしています。(ドラマオリジナルのエピソードです)
原作の佳代(有村架純)の過去をネタバレ
『前科者』原作の主人公・阿川佳代(有村架純)の過去をネタバレします。
ブラック企業の会社員時代
佳代はコンビニ店員と新聞配達のアルバイトをしています。
しかし会社員をしていた時代もありました。ようやく入社できた会社はいわゆるブラック企業。
それでも5年間がんばって勤めました。
しかし、5年と4日目の朝、血を吐きます。胃に穴があいていたのです。
それで入院しました。
借金がある理由
佳代は入院した時にお金を借りました。治療費と生活費のためです。
大学の奨学金は返し終わったものの、入院したとき借りたお金はまだ返せていません。
そのため、昼間にコンビニ店員、朝と夕に新聞配達のアルバイトを掛け持ちして、稼いでいるのです。
保護司をしている理由
佳代が保護司をしているのは、無給だから。どういうことかと言うと…
第1巻第1話で「なぜ無給の保護司をしているのか」コンビニ店長に問われた佳代は「一銭にもならないからやっている」と返答。
「保護司の仕事をしなければ、私はお金だけのために生きてることになる。」とも佳代が発言。
要するに、佳代は<お金のために生きたくない>人なのです。
無給だから良い、というのは「キレイごと」です。本音はお金が欲しいし保護司は面倒です。
けれど「キレイごとが言えるうちはキレイなその部分で人と接したい」というのが佳代の持論。
また、 悪いことをして罪を償った人と、悪いこと(不倫)をしても償わない人=父親、どちらに味方すべきか。「その疑問から保護司になった」とも、佳代は語ります。(第2巻より)…佳代は父を許せないのです。キレイごとを言っていたいという佳代の信念は父への嫌悪からきているのですね。
ちなみに佳代の祖父も保護司でした。とても熱心で尊敬されていました。
祖父の影響もあって、佳代は保護司を選びました。保護司に必要な推薦も祖父の仲間からもらいます。(第3巻で、祖父がたまたま保護司だったから保護司という立場で親に愛されなかった子の「今」を救いたい、と佳代は発言しています)
アルバイトのときは上司の顔色を窺(うかが)って我慢している佳代も、保護司は無給だからいつだって辞められるので、言いたいことを言えます。しかしそれは自己満足?クソヤロウ?と自問自答する佳代。
佳代が保護司になった理由は上記のようにいくつかありますが…
佳代は保護司とは何か、迷いながら続けています。
佳代の家族
佳代は幼いころ、父から「春画」をみせられて「これが男と女だ」と言われていました。
両親は幼い佳代の前でキスをしたことがあります。父からの強引なキスでした。恥じらう母の顔が「女の顔」だったのを佳代は今でも思い出します。
佳代が15歳の時、両親が離婚。父が浮気を重ねたことが原因でした。父は浮気でなく「どの女も本気だ」と母に語っていたそうです。
佳代が18歳の時、母が病気で亡くなりました。母が父と離婚してからも、元夫の悪口を言わなかったのを、今でも佳代は不思議に思っています。
佳代は母を泣かせたと父を嫌っています。しかし、父は「佳代はファザコンだ」と言います。そして「男と女のことはお前にわからない」とも言い訳(?)しています。
法を犯したが償った者と、不倫しても償わない者=父親。どちらが悪いか…佳代は考えています。
8巻時点でまだまだ仲の悪い父と娘。
この親子の対立から和解も、本作のテーマになっていくと思われます。
【前科者】原作の情報
ドラマ・映画【前科者】の原作は漫画『前科者』。
「前科者」 | |
原作 | 原作:香川まさひと、作画:月島冬二 |
連載 | 小学館「ビッグコミックオリジナル」 |
既刊 | 8巻まで(2021年10月29日現在) |
ドラマ化 | WOWOW Amazon Prime で2022年11月20日スタート |
映画化 | 2022年1月28日公開 |
本作は、前科者に寄り添う保護司が主人公の本格ヒューマン作品。
有村架純さん主演でドラマ・映画化された話題作です。
【前科者】原作の登場人物
【前科者】原作の登場人物を紹介します。
主要人物
阿川佳代(あがわ・かよ)(有村架純)<32>…主人公の保護司。神奈川県藤沢市在住。最寄り駅は江ノ島駅。コンビニと新聞配達を掛け持ちしている。
高松直治(たかまつ・なおはる)(北村有起哉)…保護観察官。
松山(宇野祥平)…コンビニの店長。
前科者の人物
石川二朗(いしかわ・じろう)(大東駿介)<35>…殺人罪の前科者。原作第1巻に登場。
斉藤みどり(さいとう・みどり)(石橋静河)<23>… 恐喝および傷害罪の前科者。原作2巻から登場。佳代の友人になる。
田村多実子(たむら・たみこ)(古川琴音)<25>…覚せい剤で懲役1年6か月。3年の執行猶判決を受けた前科者。原作3巻から登場。
児珠よし(こだま・よし)<80>…万引きを繰り返して逮捕され執行猶予判決を受けた前科者。 原作3巻から登場。4巻で逝去。
田口安吾(たぐち・あんご)<16>… 傷害事件で少年院に入っていた。介護職をするが、スカジャン職人が夢。原作4巻後半から登場。
佐田山煌大(さたやま・こうだい)…強制わいせつで懲役1年、執行猶予4年の判決を受けた前科者。原作6巻に登場。
岩元静太(いわもと・しずた)<20>… オレオレ詐欺の受け子をして実刑判決を受けた前科者。両親とは死別。4歳上の姉が身元引受人。若いが人生に希望を持っていない。原作7巻に登場。
秋田(あきた)…佳代の対象者。観察期間が終わっても時折、牛丼を食べにくる。バス会社で清掃の仕事に従事。
小松城倫子(こまつしろ・みちこ)<30>…母への傷害罪で懲役1年、執行猶予2年判決。新興宗教のような思想団体に入っている。母に反対されたため殴った。原作8巻に登場。
保護司・裁判関係者
梶木辰子(かじき・たつこ)…被害者担当 保護司。神奈川県内にいる3人のうちのひとり。
山本稔(やまもと・みのる)…検察。
来嶋里穂(きじま・りほ)…弁護士。
久米(くめ)… 強制わいせつの佐田山煌大を担当する保護司。佳代の祖父を尊敬する男。
その他
佳代の父親…恋多き男。保護司に批判的。
1巻の登場人物
石川一朗(いしかわ・いちろう)…二朗の兄で、被害者。
坂本(さかもと)…石川二朗に嘘を吹き込むおじさん。
丸雄(まるお)…石川二朗の知人。
愛子(あいこ)…石川二朗の元恋人。
上田(うえだ)…愛子の店の従業員。
希(のぞみ)…愛子の子供。
2巻の登場人物
堤亜美(つつみ・あみ)…北中学校2年。みどりが海辺で出会った。金持ちだが心に闇がある。
なな…亜美の友人だが、お互いのことをバカにしている。
由美子(ゆみこ)…亜美の母。会社経営者でお金持ち。
みどりの母…亜美の母に「亜美と付き合う名」と言われ、お金でころぶ。
裕(ひろし)…佳代のことが好きなストーカー少年。
片桐(かたぎり)…業務上横領罪で逮捕。懲役2年。佳代がかつて担当した対象者。
光江(みつえ)…詐欺罪で逮捕され懲役1年。その後、仮釈放。 佳代がかつて担当した対象者。
3巻の登場人物
臼井(うすい)…少年刑務所上がりの男。佳代が保護司と知って批判する。
元保護司…臼井の保護司だった男。温かい言葉でなく甘い言葉をいう男。
児珠よしの不倫相手…5つ年上だが、今はこの世にいない。
4巻の登場人物
佐藤…クスリの売人。
小学生の女の子…ウサギのぬいぐるみを公園に落とす。
安吾の母…介護職。礼儀正しい。
田口亮吾(たぐち・りょうご)…安吾の弟。母のマッサージをよくする。シール貼りの内職もする。
安吾の父…病院に入院中。
5巻の登場人物
「ヨコスカジャンパー」店・店長…安吾の師匠。
津軽(つがる)…安吾に暴行された被害者。ニューヨーク転勤が決まっている。
園原(そのはら)、小松(こまつ)…安吾の友人。
岡和夫(おか・かずお)…「居酒屋カズちゃん」オーナー。刑務所出所者等を、その事情を理解した上で雇用、改善更生に協力する「協力雇用主」。
田門かすみ(たかど・かすみ)…逆瀬山高校1年生。作文コンテスト「更生について思うこと」で世界は終わるという内容を書いた。好奇心旺盛でアーティスト気質の女子。
6巻の登場人物
佐田山涼花(さたやま・りょうか)… 煌大の妻。情状証人として裁判にも立った。
大迫(おおさこ)…大迫クリニック院長。煌大のカウンセリングを担当。
立花玲子(たちばな・れいこ)…女子高生。強制わいせつの被害者。
名嘉山広恵(なかやま・ひろえ)…みどりの知人。
ヤッちゃん<70>…常習累犯窃盗で刑務所に入っている。認知症が進んでいる。
7巻の登場人物
小田(おだ)…特殊詐欺の被害に遭いかけたおばあさん。
静太の姉…シングルマザー。娘の名前は愁(しゅう)。静太の身元引受人。
静太の姉の恋人(不倫相手)…愁の父。奥さんと子供もいる。ブラック企業勤めで疲れている?
安井(やすい)…元警察官。定年退職して警備会社に勤務中。秋田がナイフを買っていたのを目撃して過剰に心配してしまう。
佐下伸多<48>…刑務所から出所して2週間後に強盗殺人をした。20年前も強盗し、若い女性を殺害。刑を満期で出所して直後にまた同じ犯行を繰り返しため、ワイドショーでも問題視される。
芦谷…20年前、佐下に娘を殺された被害者遺族。ワイドショーに出演して悲しみを訴える。
8巻の登場人物
窃盗した女子高校生…佳代のコンビニ店でドリンク「黒酢の底力」の窃盗に成功。 田門かすみにだけ見られた。かすみの妄想の人物?!
宗田(そうだ)夫婦…安吾の職場の同僚。
A.青坂(あおさか)…思想団体のクラブの中心人物の男。著書に「正しい悪」がある。
まとめ
ドラマ・映画『前科者』の原作漫画のあらすじネタバレ などを紹介しました。
罪を犯した者の更生とは何か?考えさせられる作品ですが、主人公や みどりのキャラが魅力的で楽しくて、一気に読めます。
本作は有村架純さんの主演でドラマ・映画化もあり、注目の作品です。
地味で真面目だけど時々 感情が爆発する主人公の佳代。
有村さんのこれまでにない役柄ですが、泣いたり笑ったり怒ったり、悩んだり、感情をぶつけるシーンがある役なので色々な表情が見れそうで楽しみです。
当記事画像出典:Amazon