【テセウスの船】9話直前考察!真犯人・黒幕は論理的にせいや(正志役)!

テセウスの船

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出典TBS

【テセウスの船】9話直前・考察!真犯人・黒幕は論理的にせいや!

竹内涼真主演のドラマ『テセウスの船』(TBS、日曜21時)第9話が2020年3月15日に放送。

その放送直前、犯人・加藤みきおの共犯者=黒幕は誰なのか、考察してみました。

当記事では田中正志(せいや/霜降り明星)を推します。なるべく論理的に理由を説明!

なお、原作ネタバレを含むのでご注意を。

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目次

【テセウスの船】9話直前考察!

ドラマ『テセウスの船』の黒幕を考察する材料として、まず9話のあらすじから読み解きます↓

9話のあらすじ

田村心(竹内涼真)が犯人に呼び出されて向かった文吾(鈴木亮平)の後を追うと、そこには意識不明で重体の加藤みきお(柴崎楓雅)がパトカーに残されていた。連絡が取れずに行方不明の文吾に、県警の監察官・馬淵(小籔千豊)は殺人未遂容疑で家宅捜索するために佐野家を訪れる。
文吾の消息が掴めないまま佐野家には記者たちが集まり、警察官が殺人事件に関与したと騒ぎ立てる。音臼小事件を阻止しても父は殺人犯の罪が着せられた状況に陥ってしまう。心は、文吾に殺人犯の罪を着せて死刑に追い込むという真犯人の執念深さを感じるのだった。そして、文吾への恨みの原点と思われる謎のメッセージが届く。
追い詰められた和子(榮倉奈々)が集まった記者たちに語った言葉とは!?
そして、ラストには衝撃的な犯人の策略が待ち受けていた・・・!!

https://www.tbs.co.jp/theseusnofune/story/ep9.html

なお、予告動画では留置場に入っている(ように見える)佐野文吾の姿があったため、殺人未遂容疑で逮捕されたということでしょう。しかも「謎のメッセージ」によると、文吾は恨まれていたようです。

9話の考察:計画の変更理由

ココまでの流れから、

犯人の計画が「21名殺害→文吾が逮捕・死刑」という文吾の命を奪うものから、

「殺人未遂→文吾が逮捕」という文吾に汚名を着せることに計画が変更になっている

と推察できます。

原作漫画からその変更理由を考えてみます。

加藤みきおの目的は、佐野鈴が欲しいから。しかも明るく・純粋な最初の鈴。

しかし父が死刑囚になってからは、顔を変え、脅えている鈴になってしまいます。

なお、鈴は正義の警察官の父親が大好きで誇りでした。

(ドラマではナゼか省かれたのですが心の名前はもともと正義だったくらいです)

みきおは鈴の父を排除しようと思い始めます。

だから文吾を死刑にしたのですが、それでは別人の鈴になってしまうのですね。

となると、最初の鈴を手に入れるためには計画を変更した方が良い、となります。まとめると↓

  • 文吾を排除→鈴が整形・性格も変化→別の鈴になる。(×)
  • 文吾の正義を崩す→鈴はショックを受ける→「正義」のみきおが現れる。→最初の鈴をゲット(〇)

第8話で「なぜこんな事するのか」と尋ねられた加藤みきおが文吾に告げた「鈴ちゃんのためだよ。正義の味方は僕一人だけでいい。邪魔者は消えてもらう」というセリフからも目的や動機は間違いないでしょう。

ただし、原作漫画では鈴の悪い意味の変化を教えてくれたのが未来の加藤みきおでした。彼もタイムスリップしてきたのです。なぜドラマではココまで伏せるのでしょうか。おそらく原作者の了解を得てのオリジナルエピソードを描くためタイムスリップしていない、可能性も高いですが…。

9話の考察:黒幕は大人?

8話で、黒幕=みきおの共犯者がいることが判明。しかも大人であり、お楽しみ会参加者と推理されています。

理由は…

  • 和子と子供たちを連れ去った車のタイヤの跡があった。運転できる大人!
  • 監禁場所が音臼小の倉庫だった。なぜこんな近場に監禁したのか。共犯者は音臼小のお楽しみ会に参加していたからか?

そもそも、#テセウスの真犯人は誰だ と公式Twitterでのタグができているので、真犯人候補は絞られています。↓

テセウス真犯人
出典https://twitter.com…

さらにお楽しみ会参加者となると、先生(校長・木村さつき)・児童(佐野鈴)・村人(徳本・伊沢・田中正志)になってしまいます。

石坂校長(笹野高史)はキャストの「格」的には最も真犯人=黒幕がふさわしいかも。鉛筆を削るシーンがあることから犯人の奇妙な絵との繋がりが疑われます。また校長室に置かれている人形と、6話ラストで子供みきおの部屋の奥に置かれた人形が似ているというネットの考察もあり、有力!

村人は、8話終了時点で何とも言えません。何やら1977年の音臼祭りが関係していそうです。 田中正志(霜降り明星・せいや)は週末に父の元に通っていました。今では村人に受け入れられていますが、その祭りで何か嫌われることになったのでしょうか。サクラをみながら徳本が「あんなことがなければ」と言っていたことから過去に関係していそうです。文吾が恨みを買ったのかもしれません。

なお、鈴は子供ですので除外ですね。

9話の考察:黒幕はせいやの理由

ココまでの考察では、石坂校長が有力としていましたが、ズバリ…

黒幕=共犯者は田中正志(演:せいや)!

理由は未来(2020年)の現代編でも登場しているから。

大人みきお(安藤政信)が登場しないのならば、「別の鈴になる」という未来をみきおに伝えることができる人物がいません。

やはり慰霊碑の前で田村心(竹内涼真)と争ったあと、霧の中に消えた大人みきおは(論理的にも)登場させたいところ。

子供みきおが心の録音機で未来の自分の失敗を知ったとしても、21人殺害の実験・楽しみを変更するとは思えないからです。

どうしたら文吾を死刑にできるか一生懸命に考えるはず。

やはり、鈴の未来の姿を知ったと考えるとスッキリします。

原作者が真犯人は違うと聞いています、と答えたことからネットの考察がヒートアップました。

なので、加藤みきお以外が真犯人だと思わされましたが、子供みきお・大人みきお・田中正志が共犯者ならば、ウソとも言い難いところ。

正志の動機は1977年の事件(?)による文吾への恨みでしょう。

そして引っかかるワードが「小太りのメガネの男」。

ドラマ6話(現代パート)で、木村さつきを殺害し病室から走り去る男が小柄で、小太り。眼鏡をかけていた…と大人みきおが心に告げます。それで被害者の会などの聞き込みの末に、正志にたどり着く心。

しかしアパートの鍵が開いていて部屋に入ると正志は死亡していました。心を殺人犯に仕立てる作戦。ココで気になるのはメガネ。平成元年パートでメガネはかけていません。

つまり、みきおと正志は連絡を取り合っていた。あるいは被害者の会で見かけたのかもしれませんが、正志の家に上げてもらえるほど親しい=共犯だったという伏線なのでは?

と言うことで、(俳優歴としては弱いですが)黒幕(のひとり)は田中正志に一票です。

まとめ

以上、【テセウスの船】9話直前・考察をしてきました。

真犯人・黒幕は論理的にせいや、と考察しましたが、いかがだったでしょうか。

なお、ドラマでは原作漫画と違って生きている三島明音ちゃんも気になります。

現代パートの鈴と入れ替わりを指摘するネットの声も面白いのですが、囚人の文吾さんとの面会で「ダー」と一緒にやっていたところから、これは違うな、と(私は)思っています。

双子や整形があれば入れ替わりを気にするのはミステリーの定番。

あるいは他の方の考察も当たるかもしれないし、残り9話・10話を楽しんで視聴したいですね。

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