【正義の天秤】のあらすじと原作ネタバレ!最終回・結末は鷹野が久美子の復讐を果たす!?
【正義の天秤】のあらすじと原作ネタバレ!最終回・結末は鷹野が久美子の復讐を果たす!?
元外科医で天才弁護士の鷹野和也(亀梨和也)が弁護士になったのは、恋人・雨宮久美子(大島優子)を襲った犯人を見つけるため。
冤罪事件の真相と久美子を襲った犯人を突き止めた鷹野は復讐を果たすのか…!?
【正義の天秤】ドラマのあらすじ一覧と、原作ネタバレ・最終回結末についてまとめました。
【正義の天秤】のあらすじネタバレ一覧
ドラマ【正義の天秤】のあらすじとネタバレをまとめています。
【正義の天秤】1話のあらすじネタバレ
あらすじ
元外科医で天才的な推理力を持つ弁護士・鷹野和也(亀梨和也)が、名門・師団坂法律事務所ににやってくる。創業者のカリスマ弁護士・佐伯真樹夫(中村雅俊)が急逝したため、成績の悪い刑事弁護専門のルーム1の立て直しのため、弁護士で娘の芽依(奈緒)が呼んだ。「弁護は治療だ」と言う鷹野が早速取り組んだのは、釣りボート店・アルバイトの保坂修(筧利夫)が、常連客で大手飲食グループの社長・倉橋龍一郎を溺死させた事件。“緊急避難”で無罪に、という芽依たちだが、鷹野だけはなぜか殺人を疑い…。
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【正義の天秤】2話のあらすじネタバレ
あらすじ
スイーツのブロガー・山内愛理沙(森迫永依)が殺された。犯人は、被害者が6年前に裁判員として参加した傷害事件裁判の被告・楠田隼人(笠松将)。愛理沙が最近ブログに当時の裁判の評議内容について書いたことへの逆恨みと思われ、楠田もそれを認める。しかし鷹野(亀梨和也)や梅津(佐戸井けん太)は愛理沙について調べるなか、その実像を知ると、まったく異なる事件の真相が見えてきて…。
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【正義の天秤】3話のあらすじネタバレ
あらすじ
杉村(北山宏光)は、高崎の銀行強盗殺人事件で、検察側の無期懲役求刑に対し、懲役30年を勝ち取った。鷹野(亀梨和也)は、杉村と主任検事・長谷川(高橋克実)との間に裏取引があったのではないかと疑う。“ミスター検察”と呼ばれる長谷川は、雨宮久美子(大島優子)が再調査していた安倍川事件に関わっていた検事。杉村の疑惑はすぐに晴れるが、鷹野は、検察の中江(須賀健太)への求刑が軽すぎることが気になり調査を始める。
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【正義の天秤】4話のあらすじネタバレ
あらすじ
宮地幹雄(吹越満)が、4年前に娘の灯里を殺した犯人の松田晴登を殺害した復讐殺人の公判が迫るなか、担当検事が一ノ瀬(萩原聖人)に突然変更された。芽依(奈緒)と桐生(大政絢)が、真犯人は同僚の渋川孔太ではないかと再調査を始める。一方、鷹野(亀梨和也)は、長谷川検事(高橋克実)から聞いた、安倍川事件に関わる「キムラヒデユキ」のことを調べに静岡へ向かう。
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【正義の天秤】5話/最終回のあらすじネタバレ
あらすじ
鷹野(亀梨和也)は少女監禁誘拐殺人事件の犯人・南野一翔(千葉雄大)から弁護を依頼される。南野は罪を認めており、争点は無期懲役か死刑かの一点。担当検事は、因縁の一ノ瀬(萩原聖人)。鷹野は、調査を進めるなか、南野が父親の虐待から逃れるために改名していたことを知る。その本名とは…!? 公判の日。鷹野と一ノ瀬は法廷で争うが、すべての真相が暴かれたとき、鷹野は弁護士生命をかけた大きな決断をする…。
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【正義の天秤】原作のネタバレ
ドラマ【正義の天秤】の原作は、大門剛明さんの小説『正義の天秤』と『アイギスの盾』です。
ドラマで実写化されたのは、次のエピソードです。
1話…『正義の天秤』より「ブレーメンの弁護士たち」(鷹野登場、師団坂法律事務所紹介など)、「カルネアデスの方舟」(釣りボート溺死事件裁判)。
2話…『正義の天秤』より「悪魔の代弁者」
3話…『正義の天秤』より「正義の迷宮」
4話…『正義の天秤』より「アメミットの牙」
5話…『アイギスの盾』より「正義の心臓」
原作にはまだまだ興味深いエピソードがあるので、5話でまとめてしまうのはもったいないと思いますが、【正義の天秤】の最終回は、シリーズ2冊目の最終話「正義の心臓」でしめくくることになります。
【正義の天秤】原作の結末ネタバレ
恋人・雨宮久美子を殺した(原作では死んでいる)真犯人と、久美子が命がけで追っていた冤罪事件「安倍川事件」の真相を明らかにするのが、主人公・鷹野和也の使命。
「安倍川事件」
26年前に起きた一家惨殺事件。被害者は四方田初彦とその家族。四方田から金を借りていた又吉学が容疑者として浮かび上がり、着衣に被害者の血痕があったことが決め手となり逮捕された。
又吉は、冤罪を訴えていたが、10年後、死刑に処せられている。
鷹野は、宿敵のはずだった一ノ瀬検事とある取引をします。持ちかけたのはもちろん一ノ瀬。
「安倍川事件」の真犯人、そして久美子を殺した犯人は、鷹野が弁護を担当する、少女監禁誘拐殺人事件の犯人・南野一翔。
南野が裁判を受けるのは、山下椿という少女をわいせつ目的で自宅に連れ込んだが、逃げ出したため、やむなく殺し、首吊り自殺に偽装したという事件。もともと殺害目的ではなかったこと、南野が罪を認めていることから、無期か死刑かを争うことになる。
一方、鷹野の力になりたい佐伯芽依は、雨宮久美子の実家を訪ねる。久美子の父は、冤罪から救ってくれた芽依の父・真樹夫に感謝していた。芽依は、ずっとそのままにしているという久美子の部屋で「安倍川事件」の資料を探し、あることに気づく。
金目当てなら、四方田夫妻を殺してすぐに逃げればいいのに、わざわざ離れた子供部屋で寝ていた娘まで殺しているという違和感だ。
さらに久美子のリーガルパッドにあった、又吉学の接見メモには、又吉が自宅の庭で100円玉を拾い、近くの自販機で使ったことが記されていた。
また、梅津は元刑事らしいやり方で、当時安倍川事件を担当した刑事の弱みにつけ込み、ほかに疑われていた人物の名前を知る。それは鷹野が長谷川から聞いた「キムラヒデユキ」だった。
安倍川事件の真犯人「キムラヒデユキ」は、親のDVから逃れるために名前を変えていた。それが南野だった。
一ノ瀬は、安倍川事件の真犯人・南野を死刑にして無きものにしたい。
鷹野は、南野を死刑にして久美子の復讐を果たしたい。
2人の利害は一致する。
鷹野は、南野を死刑にして復讐を果たすのか、弁護士として踏みとどまるのか…!?
鷹野は、南野の薬指がない=父親からの虐待で切られたという、不遇な家庭環境から情状酌量を訴える。裁判の流れから死刑は回避されそうと思ってホッとした南野は、杉村に恐ろしい告白をする。
南野の告白と事件の真相
南野(木村英之)は、四方田の娘にいたずらしようとしたが、薬指を噛まれて逃げられてしまい、家まで追いかけて殺した。両親に見つかったため、両親も殺した。
薬指には噛まれた痕があったため、自分で切った。持っていた100円玉に被害者の血をつけて、逃げる途中に置いていった。誰かに罪をなすりつけられるかもしれないと考えたのだ。
事件の真相に気づいた雨宮久美子も殺した。
全部仕方なかった、と悪びれる様子もない。
鷹野は最終公判でバッジを外し、「もし自分の家族や大切な人が殺されたら赦せるか」という被害者の母の問いに対し、「絶対に赦すことはできない、八つ裂きにしてやりたい。死刑にしたい」と述べるが、それはあくまで個人の気持ちで、裁判官には寛大な判決を請う。
弁護士を辞める覚悟で死刑という治療をするつもりだった鷹野を踏みとどまらせたのは、久美子のリーガルパッドに書いてあったメモだった。
久美子がなぜ鷹野は「いい弁護士になる」と言っていたかという思いが書かれていた。久美子は復讐を望んでいないはず。また、安倍川事件はすでに時効だが、久美子の事件に時効はない。南野を久美子の事件で裁ける可能性は残っている。
南野の判決は「無期懲役」となり、鷹野は一生をかけて南野を治療していくことを誓った。
【正義の天秤】ドラマの結末は?
ドラマ版でも、鷹野は原作同様に南野の久美子殺しを裁くこと、南野を一生治療していくことを選ぶでしょう。
法廷で、鷹野が「個人として」の思いを述べるシーンがこのドラマ最大の見どころになるはずなので、ぜひお見逃しなく!
【正義の天秤】最終回は、10月23日(土)よる9時から放送です!
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