【らんまん】122話|千歳(遠藤さくら)と虎鉄(濱田龍臣)が結婚!着物の裏話も!?
【らんまん】122話
朝ドラ【らんまん】第122話(第122回)が2023年9月19日(火曜)に放送。
万太郎(神木隆之介)は徳永(田中哲司)に辞表を提出。大学を去る日、佑一郎(中村蒼)がやってくる。時代は大正へ。千歳(遠藤さくら)と虎鉄(濱田龍臣)は結婚する。
今回は【らんまん】122話の放送内容・感想・事前レビュー・出演者について!
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【らんまん】122話の放送内容
【らんまん】122話の放送内容です。
万太郎(神木隆之介)は徳永(田中哲司)に会う。万太郎は南方熊楠に一切会わず、紀州・熊野への採集旅行から帰ったと徳永に弁明。ツチトリモチの図譜や神社の森のフローラなどは、いち個人として発表すると、辞表を提出した。
徳永「本当にいいのか?合祀令から目をそむければいい。植物学者として働きたいなら、今は満州がある。大陸の大地…」
万太郎「私は、もう決めました。大変、お世話になりました。私に(7年ぶりの大学復帰の)声を掛けていただき、ありがとうございました。この御恩は、一生忘れません」
「この雪の 消(け)残る時に いざ行(ゆ)かな」と徳永が言うと・・・
「山橘の 実の照るも見む」と万太郎。
「万葉集」にある大伴家持の歌で、「この雪が消えてしまわないうちに、さあ出掛けよう。ヤブコウジの実が雪に照り輝く様も見よう」(高岡市万葉歴史館の公式サイトから)という意味だ。
徳永「よく描けている。こんな植物画、おまえだけだ」
万太郎は一礼し、思い出の植物学教室を後にした。すると、佑一郎(中村蒼)が大学へやってくる。翌年度から教授となるという。それぞれ別の道を行く万太郎と佑一郎だが、目指す場所は同じなのだと確認しあい、別れた。
年が明けると、反対運動が実を結び、神社の森の一部は保全されることになった。
そして時代が明治から大正へと変わる頃、千歳(遠藤さくら)と虎鉄(濱田龍臣)が結婚。だが虎鉄は…
虎鉄「先生、いけません。やっぱり、ちーちゃんにはもっと若こうて、ふさわしい人が…」
千歳「虎鉄兄、まだそんなこと言ってるの。私が、虎鉄兄のお嫁さんになりたいのに」
虎鉄は花束を贈る。
虎鉄「知っちゅうき。ちーちゃんが花は要らんいうことは。それでも、花を見たら、笑いゆうことも」
千歳は両親と向き合って…
万太郎「千歳、今日までありがとう。ここまで、健やかに生きてくれて。千歳が生まれた時は…ただ、生きてくれ、生きてくれいうて。千歳と名付けるだけで、精いっぱいじゃった」
千歳「それが一番の贈り物です。名付けてくださって、ありがとう、お父ちゃん」
万太郎、寿恵子(浜辺美波)は二人の幸せを心から祝福する。
そして、写真屋(「タイムマシーン3号」の関太)が家族写真を撮影してくれた。(つづく)
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【らんまん】122話の感想
千歳が結婚へ。遠藤さくらさんの着物姿、美しかったですね。
とはいえ、虎鉄とのエピソードが少なすぎて、かなり唐突な感じもします。
でも「私が結婚したい」と気持ちを伝えるところ、お母さんそっくりで、一緒に過ごす中で仲を深めたのだろうなあと想像もできました。
さて。番組公式Xが「千歳が来ていた着物は、母・寿恵子が結婚式で着ていた着物と同じもの」と紹介していました。
たしかに、同じですね↓
この一致に、質屋に入れられてなくて良かったと思ってしまいました(笑)
浜辺美波さんも美しいけど、遠藤さくらさんも素敵。華があります。
そして千歳の結婚・・・長女が亡くなる悲しい展開が本編で描かれたのもあって、よくぞ成長したなあ、生きてくれたなあと万太郎と同じく感極まってしまいますね。
また、122話では徳永教授との別れが切なくて、でも「万葉集」を詠むという温まる展開でした。
「よく描けている。こんな植物画、おまえだけだ」の言葉も良かったですよ。認めてくれてたんですね。
教授という立場上、国のすることに逆らうことができなかったのでしょうか。田邊教授もですが、悪人っぽい人も、いい面があって、このドラマ奥深いです。改めてそう思わされました。
【らんまん】122話の事前レビュー
佑一郎のモデル・広井勇は、1899年(明治32年)、秋田港や小樽港の設計に感服した土木界の泰斗古市公威の推挙により、学外出身にも関わらず工学博士号を得て東京帝国大学教授となっています。
佑一郎は万太郎の幼なじみで、アメリカから帰国後、札幌農学校の教授に就任していました。
1899年ごろの牧野富太郎の略歴は…↓
- 明治32(1899)37歳:「新撰日本植物図説」刊行を始める。
- 明治33(1900)38歳:農事試験場嘱託となる。「大日本植物志」刊行を始める。
- 明治34(1901)39歳:「日本禾本莎草植物図譜」「日本羊歯植物図譜」刊行を始める。
ドラマでは万太郎が辞表を出して、入れ替わりに、佑一郎が教授に…という改変になっています。
ちなみに、牧野富太郎が東京帝国大学へ辞表を提出して辞任したのは、昭和14年(1939年)、77歳の時と、かなり年を取ってからです。
【らんまん】122話の出演者
【出演】神木隆之介,浜辺美波,安藤玉恵,中村蒼,亀田佳明,濱田龍臣,遠藤さくら,松岡広大,田中哲司,【語り】宮﨑あおい
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画像出典「らんまん」公式HP
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