【夏目友人帳 漆】10話のあらすじ・ネタバレ!それぞれの想いを知り心を揺さぶられる結末に

2024年秋アニメ【夏目友人帳 漆(しち)】(テレビ東京系・月曜24時)の第10話「約束の残る家」が、12月9日に放送されました。

本記事では、【夏目友人帳 漆】第10話のあらすじやネタバレ、放送後に寄せられた感想などをご紹介します。

今回は、前週からの続きであり解決編です。三春家で儀式を続ける的場家と、それを妨害する一つ目の妖怪を止めたい夏目たちはどうなったのでしょうか。

目次

【夏目友人帳 漆】10話あらすじ・ネタバレ

10話あらすじ

脱出

部屋に閉じ込められた的場と名取は、部屋にかかっている術の元を突き止め、無事に脱出に成功しました。その頃落とし穴に落ちた夏目とニャンコ先生は、儀式の邪魔をする一つ目の妖怪に、なぜ三春家に消えてほしいのかを聞くことになります。

妖怪の事情

一つ目の妖怪は当時、とある屋敷の小屋にこっそり暮らしていましたが、その屋敷の蔵に大きな妖が住み着いてしまい、屋敷の人間や一つ目が怖がっていたところ三春家の祓い屋である政清が祓ってくれたといいます。自分も祓われると怯えていましたが、政清は見逃してくれたため、その恩返しをしたかった一つ目。ある日政清が「三春の家がなくなればいい」と言っているのを聞き、三柱様がいなければその願いを叶えられると考えたのです。

恩返し

その話を終えると一つ目は再び儀式の邪魔をするために物置を飛び出していってしまい、それを追いかけるように夏目たちも脱出しました。そして夏目たちは儀式を行う柱の間に向かう的場家と三柱様の邪魔をしようとしている一つ目を見つけますが、あと一歩食い止めることができそうにありません。そこに名取が現れ、妨害を止めてくれました。

儀式を終えて

名取に事情を話し、夏目たちは儀式が終わるまで柱の間の前で見張りをすることにしました。そして改めて邪魔をしに来た一つ目に、政清がもういないこと、三春家が途絶えていることを夏目が伝えます。その頃に三柱様を迎える儀式も終了し、一つ目はすべてを悟り姿を消しました。夏目とニャンコ先生は、本来の目的だったビワを収穫し帰路につくのでした。

10話ネタバレ

10話のネタバレを含むあらすじをまとめました。

部屋からの脱出
術によって部屋に閉じ込められていた的場と名取。酸素が薄くなっていることもあり混乱している様子の名取ですが、的場は苦しそうにしている様子がありません。じつはそのように感じていたのは壁に書かれた術のせいであり、的場は術にかかっていなかったのです。的場が冷静に術の元を見つけて名取が術を解除し、2人は無事に部屋から脱出することができました。

その頃落とし穴の先の物置らしき場所で、儀式の邪魔をする一つ目の妖怪にその理由を聞いていた夏目とニャンコ先生。そこで一つ目は、三春家の政清という祓い屋との因縁について語り始めます。

一つ目の事情
一つ目は、かつてとある大きな屋敷の小さな小屋にこっそり暮らしていましたが、ある時から屋敷の蔵に大きな妖が棲み着いてしまい、屋敷の人間も一つ目も怖い思いをしていたそう。屋敷の人間はさまざまな祓い屋を呼びましたが祓うことができず、ついに妖怪の間で無常で無慈悲な祓い屋として知られていた三春の祓い屋である政清がやってきたのです。

力のある妖も政清に一掃され、一つ目も見つかってしまいましたが、政清は一つ目を祓わずに見逃してくれました。助けてもらった恩を返さなければならないと考えた一つ目は、ある時政清が珍しく涙を流しながら「三春の家なんてなくなってしまえばいいのに」と呟いているのを聞きます。そしてそれを叶えるために三柱様を怒らせて迎えられないように仕向け、三春家をなくそうとしていたというのです。

儀式の始まり
話し終えた一つ目は儀式を邪魔するために物置から脱出してしまい、夏目とニャンコ先生も柊の助けによってそこから出ることができました。一つ目を追いかけていくと、ちょうど的場家と三柱様が儀式を行う柱の間に向かっている最中であり、まさに一つ目が三柱様に襲いかかろうとしているところでした。

それを止めようとする夏目ですがあと一歩追いつくことができません。しかしそこに名取がやってきて、一つ目の妨害を食い止めてくれたのでした。名取にも事情を話して、儀式が終了するまで柱の間の前で見張りをすることにした夏目たち。そこに改めて一つ目がやってきて邪魔をしようとしますが、夏目は興奮する一つ目を取り押さえながら、三春家が途絶えたことや政清がもういないことを伝えました。


それぞれの想い
それと時を同じくして三柱様を迎える儀式が終了し、一つ目もそれに気づきます。殺気立った一つ目に触れて当てられてしまった夏目は倒れてしまいますが、その際に一つ目の記憶を見てしまいました。恩返しをしたいと言った一つ目に、政清は「好きに生きるがいい」と伝えており、それを聞いた一つ目はこっそりと政清のそばにいることに決めました。

そこで政清がある女性と仲睦まじく過ごしている姿、しかし祓い屋に巻き込みたくないという想いからその女性に別れを告げている姿、女性が去って行った後に泣きながら「三春の家なんてなくなってしまえばいいのに」と呟いていた姿を見ていたのです。目を覚ました夏目に心を除かれたことに気がついた一つ目は、もう恩返しができず、何もかも遅かったことに気がついて涙を流します。

夏目はそんな一つ目に、政清が「好きに生きるがいい」と言っていたはずだと伝え、それを聞いた一つ目は何かを感じたのか知らぬ間に姿を消してしまいました。すべてが無事に終わり、もともとの目的であったビワを収穫した夏目とニャンコ先生は、的場と名取、一つ目のさまざまな想いが交差するなかで帰路につくのでした。

政清の願いを叶えたい一つ目と、政清の切ない選択。さまざまな想いに触れた夏目は、また複雑な感情を抱えているように見えました。

【夏目友人帳 漆】10話感想

10話を見た方の感想をご紹介します!今回はさまざまな立場の想いに触れる回だったため、夏目同様に複雑な気持ちになっていた方が多かったようです。

今回は活躍できなかったニャンコ先生が、最後は生き生きとビワを収穫している姿にほっこりしましたね。

【夏目友人帳 漆】次回はレイコの回!

先行で11話のあらすじが公開されていますが、次回は久々に夏目の祖母であるレイコがメインの回となりそうです。

【夏目友人帳】の番組情報

アニメ公式サイト:https://www.natsume-anime.jp/
15周年記念サイト:http://www.natsume-anime.jp/15th/
原作公式X(旧Twitter):@Natsume_Nyanko
アニメ公式X(旧Twitter):@NatsumeYujincho
放送日程:月曜深夜24時
放送局:テレビ東京系
配信:Netflix、dアニメストア、U-NEXT

9話のあらすじ・ネタバレはこちら!

夏目友人帳

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