【舞いあがれ!】第12話|貴司と八木の詩の出会いが素敵!
【舞いあがれ!】第12話
朝ドラ【舞いあがれ!】(舞い上がれ!)第12話(第12回)が2022年10月18日(火)に放送されました。
放送後、貴司(齋藤絢永→赤楚衛二)と八木(又吉直樹)の詩の出会いが素敵!と話題で…。
今回は【舞いあがれ!】(舞い上がれ!)第12話のあらすじネタバレ・感想について。
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【舞いあがれ!】(舞い上がれ)第12話のあらすじネタバレ
【舞いあがれ!】第12話のあらすじネタバレです。
ばらもん凧を改造
舞(浅田芭路)の父・浩太(高橋克典)は日曜日も仕事をすることになった。
「飛行機乗りたかったなあ」と、舞は週末の遊園地行きが延期になり気落ちする。
舞は江戸時代の絵図を参考にして、ばらもん凧(だこ)に翼をつけて、凧を改造。
舞は、祥子(高畑淳子)に近況を手紙で伝える。
祥子の家の縁側で、一太(野原壱太)も舞の手紙を読む。
だが、小学校の校庭で凧揚げを行うが、翼がもげてすぐに落ちてしまう。
模型飛行機
夜。舞は、ばらもん凧の改造失敗を浩太に話す。
浩太は、模型飛行機を持った少年時代の浩太の写真を舞に見せた。
作るのが難しそうだが、浩太は舞と同じくらいの年代で作ったという。
「今度、作り方教えたげるわ」という浩太。「ホンマ?」と喜ぶ舞。
けれど、浩太は仕事が多忙になり、舞に教える時間がなくて…。
父の夢
ある晩。舞は遅くまで父の帰りを待っていた。
母めぐみは、浩太が今でも飛行機作りを諦めたわけではないと、舞に明かす。
14年前…。舞の父の父、つまり舞の祖父が亡くなって父は工場を継いだ。めぐみは飛行機作りの部署に異動になれるのに会社を辞めることを気にかけた。けれど当時、浩太は「いつか飛行機の部品を作る」と夢を語っていたのだ。
貴司と八木の詩との出会い
舞は幼なじみの貴司(齋藤絢永)に古本屋に連れていってもらう。
店主の八木(又吉直樹)は本が泣くようなことをする客には本を売らない、本を愛する男。
舞は八木から、模型飛行機作りの本を出してもらい、買った。
貴司は売り物でない店主の詩集に夢中になる。
貴司「これ読んでたらな、ずっと思てたのに言葉にでけへんかったこと代わりに言うてもろた気ぃしてスッとすんねん。目の前に景色が見える。寂しくてきれいや」
貴司は、八木に勧められ、店の奥の部屋で読ませてもらうことに…。
この世に2冊しかない、八木さんの詩集。
— 朝ドラ「舞いあがれ!」 (@asadora_bk_nhk) October 18, 2022
貴司くんが共感していた詩はこちらの「白い蝶(ちょう)」です。
この詩は「#舞いあがれ!」の作者、桑原亮子さんの作品だそうです。
もうすぐお昼の放送です。
詩を読んでからもう一度、ぜひこのシーンをご覧ください😊#朝ドラ #舞いあがれ美術図鑑 pic.twitter.com/n8HlxXtqtD
「白い蝶」
静かな夜に
白い蝶が生まれようとしていた
大地にたよりなく根差した
一本の細い茎が
しかし
蝶になろうとするものの重みを
立派に支えていた
その茎の先では
青い花が
不安な揺れに花弁をひとひら失って
それでもなお
白い蝶の無事だけを祈っていた
その花の上では
半月が
やわらかい光を
辺り一面にそそいでいた
白い蝶の初めて見る世界が
美しくあるようにとけれども
蝶の孤独な闘いに
手を貸してやれるものはいなかった
蝶もそして茎も花も月も
ひとりぼっちなのだった
12話の結末
その後も浩太は忙しかった。長い付き合いのとある会社とは、ネジの質を求められて取引中止されてしまうなど苦境に立たされている。
舞は工場の事務所に本を抱えていき、父に教わりに行く。
だが、父が電話していて、大変そうな様子を見てしまう舞。
家に帰った舞は、部屋で本を読みながら、貯金箱を確認する。
舞は お父ちゃんを元気にしたいという思いで…自力で模型飛行機作りに取り組むことに…。
(つづく)
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【舞いあがれ!】(舞い上がれ)第12話の感想
貴司と八木の詩の出会いが素敵!
詩を読んで「淋しくて綺麗」な景色がみえた貴司くんと、その詩を書いたデラシネ店主。表現する言葉に出会えて夢中になる子と、自分の内なる世界を感じとってくれる読者に出会えた店主の喜びが、じわっと嬉しい私は本が好き。#舞いあがれ
— haru (@haru02881341) October 18, 2022
貴司くんが詩を読んで景色が見える」と言ってたセリフ。なぜが涙が出そうだった。「そんな小学生いないよ」という人もいるかもしれない。でもなぜか涙が出そうだった。この感じは前作の朝ドラにはなかった。。#舞いあがれ#ちむどんどん
— michako (@minchamicha) October 18, 2022
第一週で、舞の気持ちを推し量りつつ、周りの男の子とも仲良くしつつ、母の冗談にも付き合う繊細で優しい貴司くんが、自分の情緒に寄り添ってくれる言葉(詩)に出会った。
— つむぎ (@tsumugi_mrokd) October 18, 2022
なんて尊いんだ…それだけで泣きそうになるのはなんでだろう#舞いあがれ
詩を読んで「寂しくて きれい」と言う小学生男子とは思えない貴司くんの感性 が素敵 #舞いあがれ
— 稜々 (@sXlD7aL1It8QOCa) October 17, 2022
貴司と八木の詩の出会いが話題でした。
「寂しいけど綺麗」とその詩の良さを分かる貴司くん。どんな感性なんだ?…というか、どんな生き方をしてきのでしょう。
貴司は友達が多くてワイワイやっているようで、実は友人に「合わせているだけ」だと語っていました。
八木の詩は貴司くんの心に寄り添う、表現してくれる詩だったのですね。
舞にとっての祖母ような・・・とても素敵な出会いでした。
キャラクターが立っている
「分かるのか」と八木も嬉しそうだったのが印象的。八木は、本を見開きで寝かせている客に「本が泣いてる」と叱ります。買うからいいだろうと横柄な客に「売らない」と追い返す。とても印象的でした。
八木のこの一連の言動だけで、八木がどれだけ本を愛し、どういう価値感なキャラクターなのかが浮き彫りに!
15分しかない朝ドラでもできるんですよね。脇役を記号じゃなくて、キャラを立たせる(=個性が確立される)ことって…。
12話は、もちろん舞の模型飛行機作りを自分でやろうと決心するまでがメインストーリー。父から教えてもらえなくて、ふて腐れるのでなく、自分で挑戦しようとするのって前向きで良いこと。果たして完成するのでしょうか。気になりますね。
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当記事の画像出典:『舞いあがれ!』HP
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