【ライオンのおやつ】3話のあらすじと感想|ももちゃん (渋谷南那) の旅立ちに号泣
【ライオンのおやつ】3話のあらすじと感想|ももちゃん (渋谷南那) の旅立ちに号泣
土村芳さん主演ドラマ【ライオンのおやつ】第3話「幼い友の旅立ち。小さな奇跡が、そこにあった。」のあらすじ、感想を紹介します!
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【ライオンのおやつ】3話のあらすじ
【ライオンのおやつ】3話のあらすじネタバレを紹介します。
小川糸さん原作、命の輝きを描く感動のドラマ、第3回。「ライオンの家」に暮らす仲間たちのひとりに、「もも太郎」こと、ももちゃん(渋谷南那)という幼い女の子がいる。雫(土村芳)と同じく人生の残り時間の少ないももちゃんは、雫とふたりで天国の話をしたりして過ごしていた。タヒチ(竜星涼)から純(柳生みゆ)という女性を紹介され、落ち込む雫。ももちゃんの容体が悪化し、雫たちはももちゃんのために力を合わせる。
アルプスロール
「ライオンの家」では、おやつをリクエストできます。
今回、抽選で当たったのは粟鳥洲(和田正人)からのリクエスト。
30年前に販売していたアルプスロールを再現したロールケーキです。
粟鳥洲は、かつて神童と呼ばれていて…「ある女の子に勉強教えてって頼まれて。実は俺その子のことが好きで…。その子が差し入れで持ってきたのがこのアルプスロールだったわけなんだよ」
と、リクエスト理由を話しました。
香織(高谷智子)と直弥(萩原利久)がやってきました。お見舞いのようです。
ももちゃん (渋谷南那) の笑顔
雫(土村芳)は、ももちゃんこと「もも太郎」(渋谷南那)のことが気になり、食事スタッフの姉妹に尋ねます。
「あの子も、そうなんですよね?… 私と同じで、あんまり長く生きられないってこと知ってるんですよね?」
「うん」という返事に、雫は「何かすごいなって思って。あんなに笑顔で」と言います。
ももちゃんにはいつも家族の、母の千春(星野真里)と兄の一輝(浅川大治)が来ていて、ももちゃんはいつも笑顔で彼らを見送っているのです。
雫は、女の友人たちには病気を話しましたが、自分の家族に何も話せずにいました。
シマ(かとうかず子)と舞(濱田マリ)は、ここまで来るまでに色々あったのだろうと感慨深そうに語ります。
雫は家族にメッセージの変身をしましたが、それでも「本当に大丈夫かな」と育ての父・弘人(石丸幹二)は心配です。
ももちゃん (渋谷南那) との約束
その夜。雫は寝付けなくて起きだします。
すると、ももちゃんも看護師のカモメ(蔵下穂波)と起きていました。
カモメは「ホットアップルサイダー」を作るといいます。
待っている間、ももちゃんと雫が会話し、今みんながいるから寂しくないという話しになり…
「でも、ちょっと不安なの。
おねえさんはさ、死んだらどうなると思う?
天国に行くのかな?
もも、天国に知ってる人、いないんだよね。
まだ周りで死んじゃった人いないから。
だからね、向こうで会ったら仲良くしてほしいの。
もも、ひとりになっちゃうから」
雫は「いいよ。こちらこそよろしくね。」と答えました。
ももちゃんは後ろ向きで5円玉をコップに入れるチャレンジをします。しかし失敗。前は入ったようですが…
儚い恋
翌日。ももちゃんは兄の野球を見に行くために外出しました。
一方、雫は六花を連れてまた田陽地(竜星涼)に会いにいきました。
しかし田陽地は若い女の子=純(柳生みゆ)と一緒でした。
農業体験をしてる純は、田陽地の店でもバイトしていて、明日葉モヒートの考案者でもあるようです。
雫は楽しそうな二人を見て、そっと去っていきました。
帰り、「六花、次から違うルートでもいい?」と話しかけました。
ももちゃんが急変
ももちゃんが「ライオンの家」に帰ってくると、具合が悪そうです。
体調の急変で切り上げてきたようで、「ごめんね。試合、台なしにしちゃった…」と謝るももちゃん。
兄の一輝も付き添っていて「気にすんなよ」と答えました。
母の千春は、医師から「旅立ちの時が近づいている」と聞かされて、すすり泣き。
マスター(モロ師岡)の入れたコーヒーを飲んだ息子の直弥(萩原利久)は「うまい」といいます。
その後、外出した直弥は、一輝がお参りしているのを目撃。
一輝:「ももが無事でいられますように。本当に何でもします。お願いします 神様。 何でもします。ももの病気が少しでも よくなりますように。治りますように。」
千春が雫に話しかけます。
「雫さん、ももと約束してくれたんですか。天国で会ったら 仲よくしてくれるって…」
そのときの娘の様子があまりにも嬉しそうだったため、千春は雫に「ありがとうございます。」と感謝しました。
千春は「ライオンの家に入居させて よかったです」と言います。家から近くて見舞いに来れるし、何より入居後、娘がいつも笑顔で…
「ここの人たちによくしてもらってるんだろうなって」千春は感じていました。
雫は5円玉チャレンジの話しをします。すると、千春が見せた動画では、兄がももちゃんの後ろ向きのときにコップに5円玉を入れて成功させていました。
入院中の妹を元気づけたい兄の気遣いでした。
ももちゃんはまた「奇跡」を起こしたかったようですが…。
千春はこの動画を見てると病気に勝てるかもしれないと思います。
「奇跡が起きてくれるんじゃないかなって…。起きてくれないですかね…」千春は涙しました。
「またね」
直弥と一輝は一緒に部屋を飾り付けして、海とイルカの部屋を作りました。
ももちゃんはイルカが大好きで、いつか一緒に泳ぎたいというのが夢だったから。
雫もイルカのぬいぐるみを一輝らに渡してサポート。
「おやつ」は、ももちゃんのリクエストが当たりました。
ももちゃんは、以前家族で遊びに行った水族館で食べた「アップルパイ」をリクエストしていました。
雫がももちゃんの様子を見に行くと、ももちゃんは何か物言いたげです。
マドンナは「思ってること言っても大丈夫ですよ。 それで、ももちゃんを嫌いになったりしません。」と助言。
雫は「なんでも言って。友達でしょ?」
ももちゃん「ほんのちょっとだけ 悲しかったの…。 まだ少し期待してたから… 治ること…。 偽物の海かって…。 ももは もう イルカと泳げないんだなあって…。 でもね 悲しいより やっぱり うれしいの方が おっきい。 みんなが ももを喜ばせようとしてくれて。 あの五円玉のやつも 後ろで お兄ちゃんが手伝ってくれてたのかな…。 だから… うれしいのは 本当。」
雫はイルカの人形は、友人がハワイでドルフィンウォッチングをしたって言って、本当はハワイに行きたかったけど遠慮して人形を頼んで、もらったのにうれしくなかったと言います。
「だから(嬉しいと思える)ももちゃんは凄いよ」と雫は言いました。
マドンナが「もう大人だね」というと・・・「長く生きられないから早く大人になっちゃった」という雫。
***
雫が母と兄がそばにいるのを確認後「あり… がと…」となんとか振り絞って伝えます。
シマと舞が急いで、アップルパイを海とイルカの部屋へ運びます。
アップルパイの一片を口に含んで「おい… しい」と言うももちゃん。
ももちゃんは雫に「おねえさん、またね」と言って…目を閉じ、旅立ちました。
みんなが涙している時、ももちゃんが本物の海となったその部屋で、イルカと一緒に泳いでいます。
一輝は「もも、今頃泳いでいるかもな」と言いました。
ももちゃんは笑顔で手を振っています。
マドンナは「よい旅を」と言いました。
千春・一輝は、ももちゃんを乗せた霊柩車と共に去っていきました。
小さな奇跡
その後。
一輝がももちゃんの「奇跡」に気づきました。
動画で、ももちゃんが5円玉を投げたとき、倒れてしまい・・・「大丈夫。大丈夫」と声が入る中、
斜めになった動画の端にコップがあり、5円玉が入っていました。
ちゃんと入ってたんだ!奇跡を起こしてたんんだね。と喜び合う兄と母でした。
行方不明
坂口弘人は雫からメッセージをもらったものの、不安はぬぐえません。
雫の部屋と会社を訪れると・・・
家は既に空き部屋で、会社は自己都合で退職していたことがわかって…(つづく)
【ライオンのおやつ】3話の感想とまとめ
子供が旅立つのは、ズルいですよ。こんなの泣きますよ。
もう何度も号泣して、画面がゆがんで・・・
母親や兄の気持ちもわかるし、ももちゃん本人の気持ちもわかるし…。
5円玉の奇跡がドラマっぽく希望を持たせてくれて、嬉しいのですが、
それでも小児がんで亡くなる人がいる現実は受け止めなくてはなりません。
ドラマを通して、悲しい涙というより、周りへの感謝や生きる希望を感じさせてくれました。
天国で会おうと約束した雫。ももちゃんは、心強かったでしょうね。
私(筆者)は大切な人が天国にいるので、そのときに思い出話しをたくさんできるよう、お土産にしたいので、日々懸命に生きたい…と思いました。
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画像出典:NHK
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