【ライオンのおやつ】1話のあらすじと感想|「チョココロネ」の意味が名言

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【ライオンのおやつ】1話のあらすじと感想

土村芳さん主演。「食堂かたつむり」「ツバキ文具店」の小川糸さん原作。

いま人生が愛しい、感動の物語・第1話のあらすじ、感想を紹介します。

ホスピス「ライオンの家」では思い出のおやつをリクエストできるのですが、今回は「チョココロネ」が登場!その意味が名言で沁みます!

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目次

ライオンのおやつ】1話のあらすじ

【ライオンのおやつ】1話のあらすじを、ネタバレありで紹介します。

余命宣告された29才の雫(土村芳)は美しい島にやってきた。東京に帰るつもりはない。心残りなのは、家族の関係がぎくしゃくしたままだったこと。マドンナ(鈴木京香)という不思議な女性が切り盛りする「ライオンの家」というホスピスに雫は入居する。そこには個性豊かな仲間たちがいた。島で明日葉の栽培に取り組むタヒチ(竜星涼)とも出会い、雫の人生最後の日々はどんなことに…?

雫(土村芳)の入居1日目

雫は、家族に黙って「ライオンの家」に入居する。

実家である坂口家に行ったとき、切り出せなかったのだ。

叔父で育ての父の弘人(石丸幹二)には結婚かと疑われた。喜んでいた。

痩せてる(本当は病気)からダイエット、部屋を(義理の)妹に使わせるのも嫁に行くから、と思われた。

あまりに父が嬉しそうで、「この家はお前の家だ、いつでも帰ってこい」と優しく言われ…

雫は言い出せず、別れて・・・ひとり涙した。

「ライオンの家」にて。

そこでは、24時間・看護師や介護ヘルパーなどのスタッフが常駐して、ゲストの生活を支えている。

雫はホスピスというよい助産院に感じた。

マドンナは「生まれてくることと旅立つことは背中合わせ」だと持論を語った。

ここでは、自分で呼ばれたい名前を自分で決められる。

食事は、朝は7時・昼は12時・夜は18時に用意してくれるけれど、早く食べたかったり自分の部屋で食べたければ対応してくれる。

おやつはリクエストボックスで、随時、募集中。定期的にゲストの方々の<思い出のおやつ>を食べる時間があるという。

マドンナによると「規則はない」。門限も消灯時間も自由。何を食べても どこに出かけようとも。

マドンナの紹介・説明が終わって、ひとり部屋のベッドに寝転んだ雫は「こうやって…。死ぬのかな…」とつぶやく。

雫(土村芳)の入居2日目 :ライオンのおやつ

翌日。雫の部屋に犬が入ってきます。数字の「六」に「花」で六花(ろっか)という名前。ライオンの家で飼われている犬でした。

朝食は、おかゆと決まっていた。今日は小豆粥だった。

「こんな美味しいおかゆ初めてです。」と雫。

その後、雫が六花と散歩に行くと、どこかへ走っていく六花。

田陽地(タヒチ)という男性に会った。明日葉(あしたば)の栽培地に前の六花の飼い主と散歩によく来ていたようだった。

雫は明日葉で服を汚してしまったが、明日葉のお茶を飲ませてもらう。いいところなので僕がいないときでも来て、と歓迎された。

ライオンの家に戻ると、おやつの時間だった。

チョココロネだった。

マドンナがリクエストの意味が書かれた手紙を読む。

「「ライオンの家に来た時、私にはある目標がありました。それは最期まで ちゃんと生き切ることです。『どうせ すぐ終わるんだから』と投げやりにならず、小さい時に大好きだった チョコがたっぷり詰まったコロネのように人生も端まで味わい尽くすことでした。
 ただ唯一 心残りなのは六花を残して逝かなければならないことです…」

なんと六花の飼い主のリクエストだった。夏子といって、先週亡くなったという。

六花を「ライオンの家」で買ってくれる感謝と、私の部屋(=今の雫の部屋)のベッドに六花が来たら優しくしてほしいとお願いも書かれていた。

雫は食べながら、チョココロネのように生きられたらな、と思った。

雫(土村芳)の入居3日目 :タヒチ(竜星涼)とデート!?

3日目。雫は田陽地に、「友達とバーをやってるんです。明日葉を使った商品開発を頑張ってて感想ききたくて」と、バーに誘われる。

明日葉生ビールと明日葉のモヒートを飲んだ雫。苦みがあって美味しかった。

田陽地は5年前まで大阪でサラリーマンしてたが、父が亡くなって後を継いだという。

島の特産の明日葉をどう世界に発信するか、夢と野望に田陽地は燃えていた。

子どもたちにも農業に興味を持ってほしいという田陽地。雫は、なぜか落ち込む。

帰り。雫は、犬が欲しい時があったのに、叔父で育ての父に言えなかったことを明かす。

叔父は音楽家で、チェロ弾きで、新しいのを欲しがってたのを感じて…

だから毎年、縫いぐるみが欲しいと言ってしまった。

小さいとき、両親を事故で失った雫。叔父がお父さんになってくれて、ずっと2人で過ごしてきた。

だから「あのとき裏切られた気がして…」

叔父に付き合ってる人がいて、「嫌か」といわれて「全然」と笑って我慢した雫。

叔父に病気を言えなかった、相手の家庭を気にして・・・

「つまんない人生ですよね。自分に正直な人になりたかったな

田陽地は、「終わってないじゃないですか。生きてるじゃないですか。だから変われますよ」と言ったあ。

「変われるのかな。変わりたい」「変われますよ」

雫は、田陽地にキスをする妄想をしたあと、「変われたらいいなあ」とつぶやく。

・・・「ライオンの家」にまで送ってもらい、部屋でひとりになった雫は思った。

最期までちゃんと生き切る

【ライオンのおやつ】1話の感想とまとめ

チョココロネは、中身が詰まっていて…

このチョココロネのように人生をちゃんと最期まで味わい尽くしてほしいーー

ライオンの家でのおやつが、雫を勇気づけました。

正直、チョココロネをあまり食べてこなかった私(筆者)ですが、食べたくなってしまいます。

そして、自分に正直に生きられなかった雫の変化・成長も今後に期待したくなる初回でした。

風景・音楽も優しくて、癒される作品ですね。

2話


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画像出典:NHK

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