【競争の番人】9話のネタバレと感想!藤堂の真意は亡き妻への償い?

【競争の番人】9話ネタバレと感想!藤堂の真意は亡き妻への償い?

【競争の番人】9話が2022/9/5(月)に放送。

藤堂への反撃に出る小勝負たち。ラストの直接対峙するシーンは鳥肌モノです。

そして、藤堂もただの悪役ではなく信念を持っていそうです。彼の真意はどこにあるのでしょうか?

今回の記事では【競争の番人】9話「最終決戦!立ち上がるHEROたち!恐るべき脅威の連続」のネタバレと感想、視聴率をお届け!

目次

競争の番人9話のネタバレ

小勝負が謹慎処分になってしまう

公正取引委員会第六審査室(ダイロク)の小勝負勉(坂口健太郎)は大手ゼネコン『ラクター建設』の談合疑惑、及び国土交通省事務次官の藤堂(小日向文世)の関与を調査していた。

だが、その途中で暴漢に襲われ、庇った本庄聡子(寺島しのぶ)が刺されてしまった。

本庄は一命を取り留めたものの意識不明の重体。小勝負は単独行動を咎められ、謹慎処分となってしまう。

殺人未遂事件として警察が捜査をすることになったので公正取引委員会の調査は止まってしまう。

白熊楓(杏)に恋人で刑事の大森徹也(黒羽麻璃央)から情報がもたらされる。

  • 本庄と藤堂は繋がっていた
  • 『ラクター建設』の古賀康弘を殺害した犯人と本庄を刺した人物は同一犯の可能性が高い
    ←古賀殺害は白熊が公取に異動となるきっかけになった事件

白熊は得た情報をダイロクの桃園千代子(小池栄子)、風見慎一(大倉孝二)、六角洸介(加藤清史郎)に伝える。

本庄の真意が判明

一方、小勝負は本庄の病室へ。彼女のバックから手帳と鍵を発見する。手帳には今日『ラクター建設』の木下健一(石井正則)と会う約束が記されていた。

小勝負と会うとすぐに木下は土下座。15年前自分が談合を持ちかけたせいで小勝負の父・誠(高橋努)を死に追いやったことを謝罪する。

今日来たのは次の談合の日時を本庄に伝えるため。

さらに自分は本庄に『ラクター建設』の情報を流し、本庄は藤堂に取り入ったフリをしていた、という

小勝負は見つけた鍵で本庄のデスクを調べる。藤堂に関する資料が大量に残されていた。

出向してきている検事・緑川瑛子(大西礼芳)は小勝負に「無謀な調査は止めなさい」と警告。

だが、小勝負は「時間がないんだよ!!」と出ていってしまう。

小勝負は小津耕介(竹財輝之助)が社長を務める「小津建設」へ。彼の妻・環(前田亜季)に協力を頼む。

環は藤堂の娘で、本庄の資料から突き止めていた。

だが、環から「2度と父と関わる気はありません」と断られてしまう。

小勝負は再び本庄の病室へ。「俺が余計なことをしなければ、すみません」と謝る。

本庄はとっくに意識が戻っており、「生きていればきっとチャンスが来る」と小勝負の肩に優しく手を添える。15年前の父の葬儀と同じように。

一方、藤堂は建設業界が一変するような法案を通そうとしていた。

新たな協力者

小勝負は『ラクター建設』で談合を取り仕切っていると思われる役員・樋山雄也(平原テツ)を尾行。

だが、その途中で3人組の暴漢に襲われてしまう。そこに樋山が登場。暴漢についてとぼけたフリをしつつ、「バチが当たったんだ。2度と俺の前に現れるな」と警告する。

その後、小勝負は白熊に呼び出される。そこには環の姿が。白熊が彼女に協力してくれるよう説得していた

環は藤堂の自宅へ2人を案内する。藤堂には亡き母の着物を借りたいと言っており、藤堂は出張中。談合の証拠を調べる絶好のチャンスだ。

だが、調べている途中で藤堂が帰宅。小勝負は彼が部下からメモを受け取るのを目撃。

その後、環の機転で藤堂をやり過ごすのに成功。小勝負は藤堂の上着からメモを取り出す。

「12/2喫茶シルビア」と記されており、談合の日時と場所で間違いない。

談合の現場に突入

談合当日、小勝負は喫茶店の前で堂々と張り込み。そこにバンに乗った白熊が到着。「それじゃバレバレです」と指摘しつつ、一緒に車の中で張り込みをする。

そこに桃園と風見も合流。六角も裏口を張り込んでいた。さらに風見は立入検査の許可を取っていた。

樋山が喫茶店に到着。ダイロクメンバーは突入し、その場で立入検査を実施する。

藤堂はいない。だが、代わりに「小津建設」の社長・小津の姿が。

再開発プロジェクトの談合ではなく、別の入札に関する談合だった。さらに警察が突入し、樋山を古賀殺害の容疑で逮捕する

その後、白熊と小勝負は小津夫妻を聴取。小津は樋山に金を払って今度の入札に参加しようとしていた。

環は夫が不正をしようとしていたことを嘆く。小津は「こうでもしないと会社と従業員を守れなかった」と声を荒らげる。

小勝負は小津にかつての父の姿を重ね、いたたまれなくなってしまう。

緑川から樋山に関する情報が伝えられる。元々は古賀が談合を取り仕切っていたが、樋山は金で暴漢を雇って彼を殺害。談合の甘い汁を奪い取った。さらに小勝負を襲った暴漢も逮捕された、という。

だが、藤堂に繋がる証拠は何もなかった。

結末

そんな中、藤堂が直接ダイロクにやってきて、小勝負が話をする。

「樋山の談合がよく分かりましたね」と藤堂は日時が書かれたメモを見せる。

今思うと警察が来たタイミングは完璧。樋山を切り捨てて全ての責任を押し付ける。全ては藤堂の手のひらの上で踊らされていた

藤堂「これで分かったでしょう。私を追っても無駄だと。弱い者ほど強がり、害をなす。それがどんな悲劇を生むか分かりますか?弱い者は排除します。それが世の為なのですよ。」

【競争の番人】第9話

一種の正論を並べる藤堂。それでも小勝負の闘志は消えていなかった。

続く。

【競争の番人】9話の感想とレビュー

藤堂の真意は亡き妻への償い?

【競争の番人】9話ラストの小勝負と藤堂が対峙するシーンは圧巻。藤堂は憎たらしく、全てを上回っている強敵です。

藤堂の「弱者を切り捨てるべきだ」という信条はある意味では正論。

例えばプロ野球で一人の選手の実力が無く、エラーをしてチーム全体が負けるのはあり得ることです。

企業だって競争に勝てなければ生き残れないので残酷でも弱い社員を切り捨てるのは必要なこと。

ただ、「藤堂のこの信条には何か理由や真意があるのでは?」と話題に。

藤堂について分かっている事柄

  • 藤堂の奥さんはすでに亡くなっている
  • 娘・環とは確執がある
    ←それでも奥さんと幼い娘の写真を飾っている
  • 過度な競争を悪としている(第8話

もしかしたら藤堂は自分が弱いことで競争に負け、大切な奥さんを亡くしたのかも知れません

亡き妻への償いがあるからこそ自分は強くあろうとしているのでしょう。

【競争の番人】9話の視聴率

【競争の番人】9話の視聴率は8.9%でした。

次週予告

次回の【競争の番人】はついに藤堂と決着の時。最後まで目が離せません。

2022/9/12(月)21:00~の放送をお楽しみに。

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競争の番人 ネタバレ09

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