【科捜研の女21】3話のあらすじとネタバレ!沢口靖子がラーメン爆食⁈

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科捜研の女21

テレビ朝日、木曜ミステリー【科捜研の女21】3話が11月4 日に放送されました。劇場版映画公開直後の新シーズン。今回は榊マリコ(沢口靖子)が、スマホアプリをめぐる殺人事件の謎に挑みます。自転車で京都市内を走り、マッチョな男たちも登場。ラーメンの大盛りにパクつくシーンも。いったいアプリと自転車とラーメンをめぐる謎とは?

この記事では、【科捜研の女21】3話のあらすじ、ネタバレと感想をご紹介します。

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目次

【科捜研の女21】3話のあらすじ

【科捜研の女21】3話のあらすじ

京都市内の路上で自転車が爆発し、乗っていた男性が死亡した。榊マリコ(沢口靖子)は、遺体を確認して驚く。被害者は大手IT企業社長・磐田誠一郎(西ノ園達大)で、マリコは少し前に、彼が主催する“スマホアプリコンテスト”を見学していたのだ。爆発物が仕掛けられたようだが、不可解なことにハンドルには7台ものスマートフォンが装着されていた。遺体の首筋から金色に光る謎の物質も採取。土門薫刑事(内藤剛志)が捜査を進めた結果、強引な経営手法の磐田に恨みを持つ人物は多く、100名もの人物が浮上。特に、彼が運営する飲食店人気ランキングアプリの影響で経営難に追い込まれた店主は、かなりの数にのぼっていた。

 首に付着していた物質は割れた食器を修復する“金継ぎ”の素材と判明。コーヒーの成分もわずかに検出される。マリコは、リストの中から金継ぎの器でコーヒーを提供するカフェを発見。しかし、カフェはすでに閉店しアプリ開発会社“ミラクル製作所”のオフィスと化していた。社長の越智弘基(松尾諭)や専務の溝口晴翔(兵頭功海)らたった4人の小所帯だが、スマホアプリコンテストで、独特すぎる〝ダイエット″アプリを磐田に酷評された越智をはじめ、ほかの3人もそれぞれの理由で磐田を憎んでいた。

【科捜研の女21】3話のネタバレ

【科捜研の女21】3話のネタバレ

自転車で爆発転倒死する会社社長

未来の神アプリを選ぶコンテストが開かれていた。賞金は1000万円。主催者の株式会社ロックルジャパン・磐田誠一郎社長(西ノ園達大)は賞金を1億円にアップする羽振りの良さだ。優勝は株式会社コスモスゲートのアプリ「ヘルシーソトメシ」。毎日3食外食でもカロリー計算できるもので、代表はなんと22歳の若さだった。

磐田社長は「セクシーだったよ。」と賛辞を送る一方、「ダサいアプリが出てきた時にはヒヤヒヤしたけどさ」と、ある男に視線を送っていた。その様子を観覧に来ていた榊マリコ(沢口靖子)は見ていた。

後日、現場へ向かうマリコ。自転車に乗った男性が石畳の道で転倒して死亡していた。近くの住民が爆発音を聞いていた。ご遺体はなんと磐田社長だった。後頭部に光るものがあり、自転車にはスマホが7台。「なんでこんなに?」とマリコは訝しがる。

腕や脚に裂傷や火傷があった。死因は頭部打撲による急性硬膜化血腫。爆発による衝撃で頭を打ったことが原因と見られる。爆発はサドルの下。しかし、アルミのボトルに仕掛けられた爆発物の成分はゼクセリン、過マンガン酸シリウム。2つが混ざると酸化還元反応が起きるが、あらかじめ仕掛けることはできない。投げつけたのか?

社長を恨んでいるのは100人以上?

土門薫刑事(内藤剛志)がロックルジャパンへ聞き込みにいくと、社長が「予定を変えてちょっと出かけるわ」と死亡時刻の10分前に出かけていたことが判明した。何者かに呼び出された可能性が浮上した。副社長によれば、「恨んでいると思われる人は山ほどいます。利益率のためにクビを切られた社員とか、アプリを買い叩かれた企業とか、うちのアプリのせいで仕事を奪われた人たちとか。飲食店のランキングがわかるアプリがあるんですが、そのせいで経営が悪化したりとか。怒鳴り込んできたのも1人や2人じゃないんですよ」。社長を恨んでいたリストには100人以上もの名前があった。

7台のスマホを解析したが、メッセージアプリには連絡をとった形跡はなかった。爆発物からは部分指紋しか採取出来なかった。頭部から採取された光るものは、金粉と小麦と漆で、金継ぎの成分。コーヒーの成分も検出された。社長を恨むリストにあった横澤憲(や乃えいじ)はカフェド鴨川の経営者。金継ぎのカップのコーヒーで知られていた。土門とマリコが出向くと、看板は「ミラクル製作所」に変わっていた。

アプリを作る会社だった。社長の越智弘基(松尾愉)は、コンテストで磐田社長に「ダサい」と皮肉られた人物だったことを、マリコは思い出した。コンテストでは「満腹中枢応援ダイエットアプリはおいしい匂いだけでダイエットできるんです」とアピールしたが、「結果出てないよね。ぜんぜんセクシーじゃないよ」「いい匂いがするとお店に寄ちゃって」とやりとりしていた。

専務の溝口晴翔(兵藤功海)は冷蔵庫の写真を撮るだけで、「なんでも京料理」。常務の佐々木絲(智順)は、マッチョな男性を探す「カモンマッチョ」などのアプリを考案していて、マリコを出資者と勘違いして猛アピールする。京都府警と名乗り、磐田社長が亡くなったことを明かすと全員大人しくなり、金継ぎのカップが社内で割れていたことが判明。しかもその破片が事件現場の金継ぎと一致した。

アプリ会社の4人は全員、恨みを持っていた

横澤は、磐田社長の「映える店ランキングアプリ」が原因で喫茶店を閉める羽目に。溝口は磐田に面接で4回も落とされ、佐々木は離婚した夫が磐田社長の秘書を務めていた過去があった。佐々木はコンテストの際、「みんなに内緒でアプリを売り込んだけど、全然話聞いてくれない。でも疑うのは越智でしょ!」。

現場で指紋採取している際に、近くのキッチンカーのドライブレコーダーに、自転車で走る越智が映っていた。実は元ロックルジャパンの社員。早期退職させられた。「歳だからお払い箱。見返してやろうと」とアンチを集めてミラクル製作所を立ち上げていた。「ケンカばかりの4人だけど、ムカつくやつはエネルギーになるし、頑張ってきたんだよね。コンテストもすごいアプリをつくって見返すつもりが、馬鹿にされて、岩田を殺しました。なーんて言うわけないでしょ」。

「俺コンテストでバカにされたとき、なんで笑ってたんだろう、なんで一言も言い返せなかったんだろうって、3日間眠れなくて。その時、金継ぎのカップを割ってしまったんです。このままじゃダメだ、と岩田に会いに行った。そしたらちょうどあいつが自転車で出てきて。自転車で追いついたと思ったら爆発したんです」。偶然現場に出くわしたという。越智の自転車からは爆発物の破片が見つかる。

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マリコが満腹中枢ダイエットアプリを

急に爆発したのは。時限タイマーの可能性がある。2つの液が激しい振動で混ざる仕掛けにしておいて、石畳の道が起爆装置になるように仕向けたのでは? 磐田社長のスマホには「満腹中枢応援ダイエットアプリ」が入っていた。ラーメンの匂いを嗅ぎながら散歩ができるアプリ。アプリをつくったのは越智だ。ところが、その越智が突然、「会社畳む」とメール一本で製作所の3人に通知していた。

マリコが自転車に乗り、アプリを試す。しかし、Y字路を左への指示。石畳とは違う方向へ。「豚新丸」で話を聞くと、先週から年中無休になったが、事件当日は10時の開店の後、横綱盛を食べにマッチョな10人が来店。「完食したら10万円」を誰かにもらえるようなことを話していたという。50食限定のため12:30には店を閉めていた。

ラーメンの横綱盛を食べるマリコ

「横綱盛は何人前何ですか?」というマリコに、店主は「知りたきゃ、食べてみな」。それをほぼ完食したマリコ。「もしかして!」店は50食限定で、横綱盛は5人前で10人が食べた。つまり、犯人が石畳の道へ向かわせるために、わざと早く閉店させるように仕向けたのでは? 10人のムキムキを探すためにアプリ「カモンマッチョ」を使うと、乙羽大学レスリング部員がバイトアプリで食べに行き、バイト代はポストに入れられていたことがわかる。防犯カメラに映るパーカーの男。マリコは「この靴覚えてる!」。コンテストの際にいた人物と歩容認証したら一致した。

ロックルジャパンでは、コンテスト優勝者の取材中だった。土門は「中止していただいた方が」。マリコは、優勝者の水瀬悠真(伊島空)に、「満腹中枢応援アプリを利用して自転車を爆発させ、磐田誠一郎さんを殺害したのはあなたですね」。「え、ちょっと待ってくださいよ」。土門は「事件当日いつもは定休日だったラーメン店が営業中だと知り、このままでは計画がうまくいかないと考えて、大盛りラーメンを食べる仕事という名目で人を雇ったんだよな」。「フードをかぶっているのはあなたですよね。その靴お気に入り何ですか。歩く姿が一致しました」と詰め寄るマリコ。「そんなの証拠になるのかよ」。「爆発物の破片から指紋出てきました。あなたと照合しましょうか」「クソー」。

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真犯人は、優勝を撤回すると言われて

実は、磐田社長から「優勝を撤回させるかも。いいアプリが見つかってね。満腹中枢応援アプリ」「社長がダサいって言ってたやつじゃないですか」「そうなんだけどさ。子供の頃、かいだ隣の家の肉じゃがのいい匂い。実は昔貧乏で。白飯だけで、隣のおかずの匂いで食べていたことがある。このアプリ技術的にはまだまだだけど、いいんだよな」「じゃあ俺たちのアプリはセクシーじゃないとか言うのかよ」「外食だけって金持ち前提のアプリだよね。3食外食の人より、うまそうな匂いを感じる人のために仕事がしたい。明日の午後試してみて、いい感触なら優勝はこっちにさせてもらうよ」。

「俺があんな低レベルなアプリに負けるなんて、クソ!と思った。でも、ひらめいちゃったんだよね。このアプリで殺せるじゃんって。自転車は雑誌に紹介されてたからすぐわかった。指紋はちゃんと拭き取ったつもりだけど。悪いけど俺天才だから」と悪態をつく容疑者。

同じクラスで仲良くなれなくても仕事なら

マリコはラーメン屋で越智を見つける。「面白いって言ってくれたんだ。人を幸せにするアプリだって。だけど岩田も死んじゃったし、何をエネルギーに生きればいいかわからなくなっちゃったよ」「岩田社長だけだったんでしょうか。あなたにエネルギーをくれる相手は」「あの、俺ちょっと」とミラクル製作所へ走り出す。メール一本で集合をかけていた。「社長の器じゃないんだよね」と言われるが、「中身はいいけど、器がちがってたんだよ。満腹中枢応援ダイエットは。器といえばコーヒーカップ割ったの俺」と越智。

土門はマリコに話す。

「同じクラスにどうしても仲良くなれないやつがいただろ。だけど仕事だと、そういうやつとも付き合わなければならない。そういうやつがいるからいい仕事ができることもあるんだよな」

「ねぇ、それって私のこと?」

「さあな」

【科捜研の女21】3話の感想、まとめ

松尾愉さんが、完全にグレーな存在でストーリーは進行しましたが、なぜか松尾さんは犯人じゃない、と思ってしまう。悪ぶっても、本物のワルには見えない感じ。これまで演じてきたキャラクターの影響もあるのでしょうが。それにしても、マリコさんは、横綱盛を完食したのでしょうか。大食いキャラ? 自転車に乗る姿もなかなか新鮮でしたね。

【科捜研の女21】次回、4話は11月11日(木)の放送です!

記事内の画像出典:テレビ朝日公式サイト

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