『エルピス/エンディング考察』映像の違いに意味はあるの?歌っているのは長澤まさみ!

エルピス

『エルピス/エンディング考察』映像の違いに意味はあるの?歌っているのは長澤まさみ!

長澤まさみ主演『エルピスー希望、あるいは災いー』のエンディング映像が謎めいていると話題です。

毎回、エンディングが違い、かなり意味深の映像。

さらにエンディング曲(主題歌)の歌声に視聴者は釘付け!

エルピスのエンディングには、いったいどんな意味が込められているのでしょうか。

『エルピス』のエンディング考察とエンディング曲(主題歌)を紹介!

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目次

『エルピス』のエンディング考察

エンディングの違い

『エルピス』は、主題歌の「Mirage」が流れ、エンディング映像が流れます。
このエンディングが毎回、違います。『エルピス』のエンディングを紹介します。

1話

恵那(長澤まさみ)が笑顔でケーキ作りを始めます。
アナウンサーの恵那なので、料理番組のようにも見受けられます。

突然、映像は暗くなり、ケーキが爆発したようなぐちゃぐちゃの物体が。

それをテレビごしに見ているのがチェリー(三浦透子)

ケーキを食べ始めます。

ケーキの箱が映ります。

日付は2022年10月24日。(初回放送日)
ケーキショップと思わる店名は『パンドラ』

2話

2話のエンディングは、1話と同じように流れますが、チェリーはケーキを食べません。

目覚まし音が鳴り、恵那が目を開ける。

3話

なし。

4話

1話と同じ展開ですが、チェリーがケーキを手づかみで食べます。

5話

4話と同じ展開ですが、途中で恵那を撮影するカメラマンが登場。

6話

5話と同じくカメラマンが登場。
チェリーはケーキを見つめるだけで食べません。

7話

これまでケーキの箱がアップで映っていましたが、箱がなくなり台本になっています。
カメラマンも登場。チェリーはケーキをフォークで食べる。

8話

台本は消え、再びケーキの箱に戻っています。箱は閉じてある。
カメラマンも健在。チェリーはトレーナー姿。
ケーキをフォーク出たべるのは同じだが、瞳が異常な動きを見せる。

エンディングのあと、斎藤(鈴木亮平)の姿がうつる。

9話

ケーキの箱は閉じたまま。

チェリーはブラウス姿でケーキをフォークで食べる。

カメラマンがいない。

チェリーの顔が歪んで色々な顔に見える(怖くて不気味)

<エンディング一覧>

放送回チェリーの服ケーキ情報
1話トレーナーフォークで食べる。
2話白いブラウスケーキを食べない。(ケーキを見つめる)
3話なしなし
4話トレーナー手づかみで食べる。
5話白いブラウス手づかみで食べる。
6話トレーナーケーキを食べない。(ケーキを見つめる。)
7話白いブラウスフォークで食べる。
8話トレーナーフォークで食べる。(顔が一瞬変化)
9話白いブラウスフォークで食べる。(顔が歪む)

エンディングに隠された意味は?

エルピスの意味

エルピスはギリシャ語で希望、もしくは神話に登場する希望の女神の意味。
ドラマの『エルピス』は、ギリシャ神話に登場する「パンドラの箱」に残されたものが「希望」か「災い」の兆候のこと。

恵那と拓朗が冤罪事件に挑むことは「開けてはいけない箱」を開けてしまったということでしょう。

ケーキの意味

恵那がケーキを作るものの失敗作が現れる場面は、『事件を追いかけることは醜さを見る』ことを意味しているのかもしれません。報道の束縛や警察が関与してくることで、社会の裏側を見てしまう。それは、醜い社会の実態だということでは。

ケーキを食べるor食べないは、幸せを味わうか味わないか。
家庭愛に恵まれなかったチェリーが、誕生日に松本がお祝いしてくれ、ショートケーキを食べたと言う経緯があるので、このエンディングのケーキは、チェリーのお誕生日ケーキを意味しているのかもしれません。
松本の無実を信じるチェリーにとって、無罪判決がでたらそれは「おめでとう」の意味。ケーキを食べられるのは喜びの現れ。食べないのは「おめでとう」と言えない状況といったところでは。

チェリーは視聴者?

9話でカメラマンが消えていたことから「報道できない」という実態をのぞかせているようにも感じます。チェリーの顔が歪み色々な顔になるのは、視聴者が沢山いるということ。つまりチェリーの瞳は視聴者を表しているのではないでしょうか。

エンディング考察・視聴者の声

視聴者の考察がTwitterに投稿されています。一部を紹介します。

4年間を語るエンディング!?

飯塚事件との関係

6話放送後の考察

7話放送後の考察

『エルピス』のエンディング曲

Mirage Collectiveの「Mirage」

『エルピス』のエンディング曲(主題歌)は、Mirage Collectiveの「Mirage」です。

Mirage Collective(ミラージュ・コレクティブ)
プロデューサー、トラックメーカーであるSTUTSが音楽プロデュースを手掛ける音楽集団。

エルピス・Mirage Collective

メンバーは12名

  • STUTS(プロデューサー/ミックス・エンジニア/MPC)
  • YONCE(Suchmos|ヴォーカル)
  • butaji(コーラス)
  • 長岡亮介(ペトロールズ|ギター/コーラス)
  • ハマ・オカモト(OKAMOTO’S|ベース)
  • 荒田洸 (WONK|ドラム)
  • 高橋佑成(ローズ/ピアノ)
  • 武嶋聡(サックス/フルート)
  • 佐瀬悠輔(トランペット)
  • 大田垣“OTG”正信(トロンボーン)
  • 須原杏(バイオリン)
  • 林田順平(チェロ)

Mirage

【作詞】YONCE、butaji
【作曲】STUTS、butaji
【編曲・プロデュース】STUTS

『エルピス』エンディング曲は誰が歌ってるの?

『エルピス』のエンディングに流れる主題歌は、当初、ホームページで『その歌声が誰のものなのかは分かっていない』と紹介されていました。
回を追うごとに、バージョンアップ情報がホームページで紹介され、男性ヴォーカルはYONCE(Suchmos)さん、第4弾では女性ボーカルは長澤まさみさんだと公表されました。

<視聴者の声>

サックスは眞栄田郷敦!

7話放送後、サックス演奏が眞栄田郷敦さんだと公表されました。
眞栄田郷敦さんは中学・高校ともに吹奏楽部に所属。高校時代には、アルトサックスを担当し全国コンクールで入賞もしています。
眞栄田郷敦さんが参加した第7話エンディングのレコーディングには、音楽集団「Mirage Collective」のメンバーからSTUTSさん(プロデュース)と武嶋聡さん(サックス/フルート)が立ち会い、サックスが堪能できるようアレンジ。
素敵なサックスの音色に視聴者からは「大興奮した」「カッコイイ」の声が!

大友良英がフィーチャリング参加

9話放送後、劇伴を担当する大友良英さんがフィーチャリング参加していると公表されました。
劇伴での印象的なフレーズがアレンジされ、より一層ドラマとシンクロしたバージョンになっています。

大友良英:ギタリスト、ノイズミュージック、音楽プロデューサーなど。活躍の幅は広く、NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』の音楽も担当しています。

『エルピス』エンディングのまとめ

『エルピス』のエンディングについて紹介しました。

何度見ても不思議なエンディング。謎めいた映像は、伏線回収できるでしょうか。
今後もじっくりと鑑賞していきましょう。

記事内画像:【エルピス】公式サイト

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