『どうする家康』天海の大河リレーと光る○○に大爆笑!嘘ナレーションの壮大なる伏線回収!

『どうする家康』天海の大河リレーと光る○○に大爆笑!嘘ナレーションの壮大なる伏線回収!
『どうする家康』最終回に天海(小栗旬)と春日局(寺島しのぶ)が登場。初回から「なぜ嘘ばかり」と言われてきたナレーションは伏線だった!前作「鎌倉殿の13人」、次作「光る君へ」との大河リレーの演出はやりすぎ?

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ナレーションの嘘と違和感

『どうする家康』が始まった頃から、「ナレーションとドラマの内容が違う」「嘘ばっかりなのはなぜ」と話題になっていた、寺島しのぶのナレーション。

天下人にもなっていないときからずっと「神の君」と言い続けることにも違和感がありました。

最終回に来て、ついにその理由が判明。

家康=神の君としたのはフィクサー天海(小栗旬)大坂の陣で豊臣を滅ぼした後、豊臣を慕う民や武士から憎悪を向けられる家康のイメージアップ作戦だった。

ナレーションを担当してきた寺島しのぶ=春日局ということから、私たち視聴者がずっと聞いていたのは、春日局が家光に読み聞かせしていた、天海による「神の君」エピソード集だったというわけです。

それなら、ナレーションが盛ってあっても不思議はありません。

ナレーション自体が最初から壮大な「伏線」だったのです。

天海の大河リレーに「鎌倉殿」ネタ

小栗旬が天海を演じると発表されたときのスポニチの記事で、「セリフや演出が面白い」という前振りがありました。

家康のイメージアップを図るにしても、いくらなんでも立派な話ばかり残すのはよくないのではないかと言った秀忠に対して天海はこう言いました。

「世間では(家康を)狡猾で恐ろしい狸と憎悪する輩も多い」
「かの源頼朝公にしたって実のところはどんなやつかわかりゃしねえ。周りがしかと讃えて語り継いできたからこそ、今日すべての武家の憧れとなっている」

このとき、天海は「吾妻鏡」を手にしました。「源氏物語 夕顔」の表紙も!

「吾妻鏡」〜「鎌倉殿の13人」(前作の大河ドラマ)
「源氏物語 夕顔」〜「光る君へ」(次作の大河ドラマ)

うまく繋ぎましたね。

人間は誰しも間違ったりするものだという秀忠に天海は声を高め、人ではありません、大・権・現!と言います。

「光る君へ」は光りすぎ?

人ではありません、大・権・現!と天海が言った後のアニメーションの演出。

黄金に輝く、家康の「金陀美具足(きんだみぐそく)」の頭のところにド派手な光の演出があったのですが、もしかしてこれも「光る君へ」ネタ?

これはちょっとやりすぎかとも思いましたが、天海=小栗旬の、「実際はどんなやつかわかったもんじゃねえ」という頼朝批判は、まさに義時の声?(笑)。

実際、歴史上の偉人の場合はとくに、悪いことはあまり書かれないでしょうし、多少の脚色が入ることも多い。だからこそ現代になっても新しく発掘された史料からこれまでの定説が覆されたりもしています。天海の言っていることは正しいともいえます。

天海=小栗旬と春日局/ナレーター=寺島しのぶの起用は大成功! だったのでは?

天海/どうする家康

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