【カムカムエヴリバディ】70話│るい(深津絵里)の「光がさしてくる」が沁みる理由

【カムカムエヴリバディ】70話

朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第15週 第70話が2022年2月9日に放送されました。

るい(深津絵里)の「光がさしてくる」が沁みる台詞で…。

今回は【カムカムエヴリバディ】70話のあらすじネタバレと感想について。

目次

【カムカムエヴリバディ】70話のあらすじネタバレ

【カムカムエヴリバディ】70話のあらすじネタバレです。

不機嫌なひなた(新津ちせ)

ひなたはビリーと会話できず、呆然と見送ることしかできなかった。

ひなたは落ち込んだ。部屋で、本の下に埋もれていたラジオ英語のテキストを見つけた。

母が買ってきてくれたテキストなのに。出席カードのハンコも1週間で終わっていた…。

るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)が帰ってきた。

すると、ひなたの姿が見えない。いつもテレビ見てるのに、おやつも食べていない。

靴があるから帰っているはずと、るいがひなたを何度も呼ぶ。

「なに?」と降りてきたひなた。錠一郎は「なんや寝てたんか」と言った。

居間にて。

るい:「お茶入れるさかい。回転焼き食べとき。」

ひなた:「いらん。もう飽きた。

るいも錠一郎もびっくりする。

ひなた:「飽きた!

るい:「ひなた、どないしたん?お姉ちゃんになるからって、ずっとええ子にしてたやない」

錠一郎:「ひなた、回転焼き、お父ちゃんと一緒に食べよ。お父ちゃんお腹すいたんや。ほら半分ずつにしよ。なっ」

錠一郎は回転焼きを半分にした差し出すが…

ひなた:「いらん言うてるやん!

ひなたは、半分に割った回転焼きを払いのける。

回転焼きが畳の上に転がる。

錠一郎は「ひなた!」と大きな声で叱った。

錠一郎:「いつからそんな子になったんや。謝れ。お母ちゃんにも、回転焼きにも謝れ。

ひなたは言い返せず、家を出て行く。

錠一郎は ひなたが悪いから放っておけというが、るいは ひなたのことが心配で…。

いつか光がさしてくる

川岸にて。ひなたは一人で座っていた。

るい:「暗闇でしか見えぬものがある。暗闇でしか聞こえぬ歌がある。お母ちゃん、見参!」

ひなた:「お母ちゃん!?」

るい:「ひなた。帰ろ」

ひなた:「ごめんなさい。ひどいこう言うて。ひどいことして。ごめんなさい。」

るい:「ええんや。子供は子供でいろんなこと抱えてるもんや。そやろ?」

ひなた:「なんでわかるん?」

るい:「お母ちゃんも昔 子供やったから。…何があったん?お母ちゃん聞いてもええ?」

ひなた:「ビリーが。あの、前にお店に来た外国の子」

るい:「覚えてるよ」

ひなた:「アメリカへ帰ってしもうたみたい。」

るい:「会(お)うたん?」

ひなた:「今日、店に来てん。けど私、何にも喋られへんかった。こんにちはも。元気ですかも。回転焼き食べましょうも。覚えたはずやのに英語が出てきいへんかった。」

るいは「そうかあ。初恋やったんや。」と言って、ひなたの肩を抱いてさすった。

カムカム70話
(C)NHK

ひなた:「ごめんなさい。お母ちゃん、ごめんなさい」

るい:「なんで謝るの?」

ひなた:「全部無駄にしてしもうた。お母ちゃんが福引きで当ててくれたラジオも。買うてくれたテキストも。お父ちゃんが作ってくれた出席カードも。みんな…。お母ちゃん。なんで私はこうなんかな。何でなにやっても続かへんのかな。夏休みの宿題も、ラジオ英語会話も。今度こそって思うけど、やっぱりできひん。何でちゃんとやっとかへんかったんやろって後になって思うけど。もう遅い。なんで私は…」

るいは、ひなたを膝の上に乗せて語り掛ける。

るい:「心配せんでええ。今は真っ暗闇に思えるかもしれんけど、いつかきっと光がさしてくる。ひなたの人生が輝く時が来る。

仲直り

家の前で錠一郎がウロウロした、ひなたを待っていた。曲がり角でひなたとるいの姿が見えて、あわてて家に入る錠一郎。

居間にて。新聞を読んでいるふりの錠一郎。

ひなた:「お父ちゃん、今日は悪い子でごめんなさい。お母ちゃんに謝りました。回転焼きにも謝ります。ごめんなさい。」

ひなたは深く頭を下げた。

錠一郎:「苦しゅうない。近うよれ。」

ひなた「ははっ」

錠一郎はひなたの頭をなでて「おかえり、ひなた。」と感激した。

るいは「新しいの焼くから3人で食べよ」と声をかける。

るい(深津絵里)出産へ

夏。モモケンこと桃山剣之介(尾上菊之助)が「大月」を訪ねてきた。

ひなた(新津ちせ):「も、モモケーン!」

ひなたがサイン会の時にプレゼントした回転焼きが美味しかったのでスタッフに差し入れしたい、と100個注文してくれた。

先代のポスターが目に入るモモケン。「なんであの駄作を」と驚くモモケン。

るい(深津絵里)が回転焼きを焼いていると、陣痛がきた。

タクシーを呼ぼうとするが、モモケンが「私が送りましょう。そこに車を待たせてありますから」と切り出す。

ひなたは「はあ~モモケ~ン!ありがとうございます」と感謝する。

その夜、るいは男の子を出産した。

大月家の縁側では、風鈴が鳴り響く…。

(TO BE CONTINUED)

【カムカムエヴリバディ】70話の感想

るい(深津絵里)の「光がさしてくる」が話題

SNSの反響↓↓

70話の、るいの娘への言葉に多くの視聴者が胸打たれたようです。

その理由を探ってみると…

るい(深津絵里)の「光がさしてくる」が沁みる理由

今は暗闇の中でも、いつかきっと光は射す。

るいも子供のころ、暗闇だったんでしょう。だけど、今、光が射してきた。

ジョーと一緒になり、ひなたが生まれ、さらに第2子も…。

そんな俯瞰して見れるるいの言葉は深いですね。

視聴者も るいの失恋や、母との別れを観てきましたしね。朝ドラならではの重みが加わる台詞でした。

るいの言葉はるいの過去のみならず、安子編・るい編で多く扱われた曲「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」や、キーワード「あなたと日向の道を歩いて行きたい」も思い出させます。

ひなた幼少期パートでは「日向」が忘れられていましたが…この70話に来て、ついに「日向=光が射す」にスポットが!

るい(深津絵里)の「光がさしてくる」が沁みる理由は(ちょっと変化をつけてきた台詞でしたけど)安子・るいと続いてきた思いが伝わってくるからでしょうね。※個人の感想です。

るい編からひなた編へ

ここまで、るい編とひなた編が重なる展開でした。

公式的な「ひなた編」は明日の71話からスタートです。

71話は、まさにるい編終了にふさわしい、るいがひなたにバトンタッチする回でした。

2人が寄り添い、膝に抱っこするシーン。すごく優しくて、微笑ましい名シーンだったと思います。

新津ちせちゃんとのお別れは寂しいですが、ひなた役の川栄李奈さんの演技も楽しみにしてますよ♪

69話< >71話

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画像出典:NHK

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