【カムカムエヴリバディ】43話│るい(深津絵里)がジョーと会話不成立な理由
【カムカムエヴリバディ】43話
朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第10週 第43話が2022年1月3日に放送されました。
第43話では、るい(深津絵里)がジョー・トミー・ベリーらと出会う回です。
るいはジョーたちを「変な人」「会話ができない」と思いますが…るいも変じゃないか? と考察もしました。
今回は【カムカムエヴリバディ】43話のあらすじネタバレと感想について。
【カムカムエヴリバディ】43話のあらすじネタバレ
Rui moves to a new place.(るいは新天地で)
She gets a job.(仕事に就き)
She falls in love.(恋をして)
She gets hurt.(傷つき)
るい(深津絵里)はデートを切り上げ、傷心の中でジャズ喫茶へ。
すると、るいが密かに「宇宙人」と名付けた男(オダギリジョー)がトランペットを吹いていて…。
ここから【カムカムエヴリバディ】43話のあらすじネタバレです。
るい(深津絵里) の抱えているもの
竹村クリーニング店にて。平助(村田雄浩)と和子(濱田マリ)が話している。
和子:「今頃楽しんでるやろか、るいちゃん。そわそわして可愛らしかったなあ。初めてのデートなんやろな」
平助:「どないな毎日やったんやろな、岡山で。ハンカチにアイロンあてたったぐらいで、あないに嬉しそうに。そやけど、申し訳なさそうに笑うて。よっぽど、甘えることに慣れてへんのやろ。わしは、あの子の笑(わろ)た顔が悲しそうにしか見えんへんや。あの小さい細い体で、どんだけのもん抱えてるんやろ思うて」
和子:「デート楽しんでるといいねえ。」
平助:「うん」
るい、ジョー(オダギリジョー)と話す
演奏終了後。女性(市川実日子)が「ジョー!」と声援を送っていた。
演奏したメンバーへマスターの木暮(近藤芳正)が声をかけていく…
木暮:「ジョー、良かったで」
るいの心の声:(ジョー?!)
そのジャズトランぺッター(オダギリジョー)は、「ジョー」と呼ばれているとわかり、驚くるい。
楽器仲間のトミー(早乙女太一)と、観客の女(市川実日子)がジョーに話しかける。
トミー:「ジョー、お前のトランペットは仕入れの極端な寿司屋みたいやな。アジだけで勝負!」
女:「ジェラシーでいうてるねやろ。トミー。」
トミー:「黙っとけ。ベリー。」
るいの心の声:(トミー?ベリー?!何ここ。何この人ら。ついてけん)
ジョーがるいの座る4人掛けテーブルの真正面に座り、話しかけてくる。
ジョー:「やっぱりジャズが好きなんや。るいちゃんって呼ばれてたから。」
るい:「違います。別に、ジャズが好きなわけじゃ。」
テーブルを叩く癖を始めるジョー。るいは何かせかされてる気持ちになった。
店員がホットドッグを運んできた。ケチャップをたっぷりかけるジョー。
ジョー:「食べながら話していい?」
るい:「ああ、どうぞ。」
ジョー:「サッチモのルイとちゃうの?」
るい:「サッチモ?」
るいの心の声:(なんじゃあサッチモって。いやその前になんじゃあ、この人。ぜんぜん会話が成り立たん)
ホットドックを食べるジョーのYシャツにケチャップがついた。
るいの心の声:(これ。これじゃったんか。いっつもシャツの同じところについてるケチャップ!ああ。ほっといたらシミになるのに。洗いてえ。今すぐ洗いてえ)
るい:「良かったら、また、洗います。」
ジョー:「ああ。ありがとう。」
るい、ベリー(市川実日子)に嫉妬される
そこに、ベリーとトミーが割り込んでくる。
ベリー:「ちょっとあんた。ジョーと、どういう関係なん?」
トミー:「やるやないか、ジョー。お前がトランペット以外のもんを愛でるとはな」
るいをにらんでくるベリー。
るい:「違います。私はクリーニング屋の店員です。この人は、お店の常連さんで。」
ベリー:「なあんや、洗濯屋か」
トミー:「ますますやるやないか。ジョー。」
るいの心の声:(なんでいちいち、語尾に名前(なまよ)うつける?)
トミー:「クリーニング屋でガールハントとはなあ」
るい:「違います!」
ベリー:「じゃあ、なんでここにいてんの?」
るい:「なんでって。(あれ、なんでじゃったかなあ)…えっと、帰ります。」
ベリー:「逃げんの!言うとっけど、ジャズマン追っかけ回すんゆうんは、思てるよりお金かかんねん。あんたにその覚悟と経済力あんの?」
これ以上巻き込まれたくないと、るいがその店を出ようとしたところ、ジョーからYシャツを渡される。
さらにマスターの木暮(近藤芳正)に呼び止められ、クリーニングを頼まれる。
るいの笑顔
るいは竹村クリーニング店に戻った。
るい:「ただいま、帰りました。」
和子:「お帰り。なにそれ?」
るい:「洗濯物です。ナイト&デイというジャズ喫茶の支配人から預かってきました。」
平助:ジャズ喫茶?!」
るい:「お店の人らの制服です。これまで頼んでいた店が値上げしたんじゃそうです」
和子:「そら、ありがたいね。ありがたいけど、るいちゃん、なんでデート行って洗濯物もって帰ってくるの?」
るい:「私も、ようわからんのです。」
平助・和子:「えっ?」
るいは笑って煮物の匂いに「美味しそう」と言って、着替えにいく。
平助・和子は2人でなぜ食べて来なかったのか不思議がる。
平助:「けど、初めてちゃうか?るいちゃんがあないに明るい顔で笑ったの。」
*****
部屋で音楽を口ずさむ御機嫌なるい。
ナレーション(城田優):初めて聴いた生のジャズが、るいの心の奥深くに柔らかく入り込んでいました。
(TO BE CONTINUED)
【カムカムエヴリバディ】43話の感想
るい(深津絵里)がジョー・トミー・ベリーと出会う
43話では、るい(深津絵里)がジョー(オダギリジョー)・トミー(早乙女太一)・ベリー(市川実日子)と出会いました。
ジョーの職業の謎が解けて、さらにケチャップの染みの理由も判明!
ジョーのケチャップ
めっちゃケチャップつけてましたね(笑)
初見では追加したのかなと思ったのですがスローで見返すと、パンに赤い液体がなさそうので…
このジャズ喫茶ってケチャップがセルフサービスのようです。
あるいは、ジョーだけ特別?
まかない食みたいなものでしょうし。
ジョーのケチャップ好きを際立たせる、そしてシャツへケチャップを落とさせる設定なのかな?
と想像しました。
トミーとベリーはくせが強いが…
トミーも、いちいち、語尾に名前をつける変な人です(笑)
洋風かぶれっていうんですかね。なんか、かっこつけてます。
ベリーは、明らかにるいに嫉妬。ジョーの追っかけなようです。
敵意むき出しなのが愛らしい(笑)分かりやすすぎて。
…ジョー・トミー・ベリーと呼び合う変わった人たちですが、実はるいも充分に変わってると思います。
るい(深津絵里)がジョーと会話不成立な理由
私(筆者)が、るいも変だと思う理由は、るいの心の声が長いし多いから。
あの沈黙の間、ジョーだって、るいのことを「何考えてるんだろ」「変なやつ」って思ってるはず。
「サッチモじゃないの?」
「サッチモ?」
の会話のあと、ジョーは頷いたように見えます。
(答えを待ってるけど、なんかこの子、黙ってるよ、おいおい)って私(筆者)がジョーなら思います。
るいは心の声を表に出して「サッチモって何ですか?」って聞けば、会話になるのに。
るい(深津絵里)がジョーと会話不成立な理由は、るいの沈黙のせいもある、と解釈しながら(私は)見てます。
・・・心の声も、るい編で急に多用されました。
おそらく、るいは母と別れて以来、ずっと自問自答してきたんだろうなあ、言葉を飲み込むの癖なんだろうなあと思いますが、どうなんでしょう…。
深津絵里さんも可愛い
るい演じる深津絵里さんも可愛いですよね?
るいが【追っかけ回す】を、「追っかけ?回す?」と語尾を疑問形で驚くのですが、この言い方が可愛いらしい!(わかる方いますか?)
岡山弁の深津絵里さんの田舎っぽさは、いつも可愛いのですが、方言とともに、随所に可愛らしさがあふれてるんですよね。あざとくない程度の。(個人の感想です)
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新年の1回目はこんな感想になりました。
まだ正月気分ですが、まず今週、るいとジョーたちの関わりを楽しみながら第10週見届けます♪
画像出典:NHK
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