【カムカムエヴリバディ】14話│稔(松村北斗)出征で交錯する思い
【カムカムエヴリバディ】14話
朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第3週 第14話が2021年11月17日に放送されました。
第14話では、稔(松村北斗)が出征となり、安子・勇・千吉らの思いが交錯して…
今回は【カムカムエヴリバディ】14話のあらすじネタバレと感想について。
【カムカムエヴリバディ】14話のあらすじネタバレ
【カムカムエヴリバディ】14話の内容は…
安子の祈り
安子(上白石萌音)は神社で祈っていた。そこへ勇(村上虹郎)がやってきた。
学生も出征するため、大学野球は中止になり戻ってきていた。安子は稔の出征のことを祝ったが、勇は安子の複雑な心境を察して…
「嘘をつくな。毎日こけえ来て、兄さんの無事を祈りよるんやろ。兄さんも今でもおめえのこと思およる。このままでええんか?」
「もう…あたしには関りのねえ人です」と安子。
幸せになれよ
橘家にて。肺を患い苦しむ杵太郎(大和田伸也)が布団で寝ている。あんこを作る夢を見て目が覚めると…目の前に安子がいた。
杵太郎から「幸せになれよ」と言われ頭をなでられて安子は、「おじいちゃん」と、祖父の胸の中で涙した。
ほどなくして杵太郎はこの世を去った。
安子に会えばわかる
その頃、雉真家では稔が出征することが決まったことで、千吉(段田安則)は頻繁に大東亜銀行の頭取と面会をする。出征までに、頭取の娘との縁談を取りまとめるためだった。
稔と安子の互いの気持ちを知る勇は、「安子に会えばわかるから」「家のための結婚はワシがする」と訴えて、2人の結婚を許すよう千吉に頼み込む。
しかし千吉は認めない。勇は雉真の軍服を着て戦地へ行くことをどう思うか尋ねる。雉真の学生服を着て勉強すると同じで、「わしにとっては誇らしいせがれの晴れ姿じゃ」という千吉。
「たちばな」にて
千吉は「たちばな」家へ寄ってみた。しかし和菓子はもうなかった。安子は千吉と知らずに対応。奥へ行って、お汁粉を持ってきた。
すると、その間に金太(甲本雅裕)が客と話していた。それを見て、「お父さんのお知り合いだったんですか。早う、お元気になってくださいね」と声をかける。
金太は雉真繊維の社長だと知っていた。お汁粉は先代社長・杵太郎の初七日のためのもの。それをなぜ千吉に持ってきたのか…金太は「雉真さんが気落ちしていると思ったのでしょう」という。
金太は、父・杵太郎が雉真繊維の足袋がお気に入りだったと伝える。
結末
店の前で…。金太は自分の息子の出征に意地を張って見送らなかったことを伝える。
「どうぞ悔いのないように息子さんを送りださてください」と涙ながらに言う金太。
安子も見せの前に出てきて「お気を付けて」と笑顔で声をかける。
稔は、出生の前に頭取の娘と祝言をあげるため、岡山へ向かっていた。
(TO BE CONTINUED)
【カムカムエヴリバディ】14話の感想
14話は、稔の周りの人々のさまざまな思いが交錯する展開に…
安子の「もうかかわりない人」発言がつらいです。けれど交際をあきらめたのに、それでも祈っているというのが切ないですね。
おじいちゃんが言うように本当に幸せになってほしい!
勇も(前回のシーンで)兄がまだ安子を想っていることを知り、父に必死に頼みます。
父・千吉は、「たちばな」に来ましたね。
金太の言葉が千吉の胸にどう響くのか。
それにしても、上白石萌音さんが演じるからか、接客は穏やかで、あったかくて、最後の「お気を付けて」の笑顔も本当に癒されます。これはイイ娘さんですよ。
けれど安子が実は雉真繊維の社長と気づいていて、わざと知らないふりをしての接客なら怖いですが(笑)そんな作品じゃないので、筆者の妄想でした…。
画像出典:NHK
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