【大追跡】1話ネタバレ感想と視聴率!大森南朋&相葉雅紀のコンビが大好評!

大追跡1話

テレ朝水9大追跡~警視庁SSBC強行犯係~】1話「殺意は映る」(初回拡大スペシャル)が7月9日(水曜)に放送されました。

面白かったわ!
豪華な俳優陣それぞれの良さを活かしつつテンポが良くて引き込まれちゃった。

大森南朋さんと相葉雅紀さんのコンビに松下奈緒さんやエンケンさんたちが絡んでいくのが楽しかったね。
重厚な中に笑いもあって、感動するシーンもあって。

それでは、【大追跡】1話の視聴率とネタバレありの感想を紹介します。

【大追跡】1話の視聴率

大追跡~警視庁SSBC強行犯係~1話の世帯視聴率は9.7%、個人視聴率は5.3%でした。
(前作『特捜9 final season』の1話の世帯視聴率は9.1%、個人視聴率は5.0%)
評判も視聴率も上々のスタートですね。

世帯視聴率 個人視聴率
1話 9.7% 5.3%

【大追跡】1話のネタバレ感想

1話の“ネタバレありの感想”をお届けします。

文句なしの面白さ!

1話冒頭、内閣官房長官・久世俊介佐藤浩市)の銃撃事件というショッキングなエピソードから始まります。
その解決に貢献したのが、伊垣修二大森南朋)をはじめとするSSBC強行犯係のメンバーでした。
そのSSBC強行犯係に、キャリア組の名波凛太郎相葉雅紀)が新たに配属されます。
並行して、捜査一課の主任・青柳遥松下奈緒)や捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)などの登場人物をテンポよく紹介しながら、本筋の殺人事件へと視聴者をいざなっていく見事な構成でした。
超豪華キャストがずらりと揃う画はまことに重厚ですが、随所にクスっと笑えるコミカルな場面もあって、終始飽きさせません。
「やっぱり福田靖さんの脚本は面白いね」という声が沢山上がりました。
見終わった後に素直に「ああ楽しかった!」と満足できるドラマです。

ゲスト俳優で犯人がわかってしまう?

1話の主なゲストは、玉井涼介を演じた中村俊介、川瀬浩一を演じた浜野謙太、桐生聡史を演じた窪塚俊介です。
ゲストも豪華でしたね。
中村俊介さん、浜野謙太さん、窪塚俊介さん、3人とも悪役も善良な役も演じてきた俳優さんなので、役柄を取り換えても面白いかもしれないと思いました。

初めに副社長が登場した時に怪しいと思った人は多かったんじゃないかしら。

配役で犯人を予想しちゃうのはあるあるだよね。

大森南朋は流石の円熟味

大森南朋さん演じる伊垣は、新たに加わった名波の自由な行動に翻弄されますが、次第に彼の影響を受けてかつて捜査一課の刑事だった頃の熱い思いが蘇ります。
捜査一課のサポート役として扱われ報われない立場の悲哀や悔しさ、虚しさ。
取り戻した情熱で生き生きした表情。
名波を見守るやわらかい表情。
犯人を追う時の厳しさと強さと格好良さ。
繊細に移り変わる感情、表情を丁寧に演じます。
初めは「名波さん」とさん付けで呼んでいたのが、名波に言われて「名波くん」になり、緊迫したシーンでは思わず「名波」呼びになる伊垣、本当に味わい深い人物です。
大森さんは懐深い演技で他の登場人物たちの思いを受け止めながら、ドラマを力強く牽引していきます。

相葉雅紀演じる名波凛太郎の魅力

育ちの良いエリートとして登場した名波ですが、時折見せる表情や発言から、何か思いを秘めているような印象を受けます。
組織における“暗黙の了解”を知らないからこそ、シンプルな疑問をぶつけることができるし、新たな視点で考えたり何物にもとらわれない行動ができたりするのでしょうね。
いや、実は“何も知らない新人”であることを利用し、かつ“官房長官の甥”であり“キャリア組”である立場も利用しながら、SSBC強行犯係を進化させようとしているのかもしれません。
官房長官の肝いりである可能性もありますね。
相葉雅紀さん演じる名波には品の良さや優しさを感じますが、それだけではなく飄々としていながらどこかミステリアスな雰囲気もあって目が離せません。
これから、伊垣とどんなバディになっていくのでしょうか。

松下奈緒の今後に注目

遥は気が強い刑事ですが、名波が官房長官の甥と知るとうろたえたり、無罪の人を被疑者扱いしたことがわかると心から謝ったりする素直な面もあり、憎めません。
何かにつけて伊垣とは衝突していますが、今後彼との関係性が変化することはあるのでしょうか。
捜査一課長・八重樫とのコミカルなやり取りもこのドラマの見どころです。
この先、松下奈緒さんの可愛らしい表情が沢山見られるかもしれませんね。

SSBC強行犯係の活躍に期待!

情報分析担当の木沢理(伊藤淳史)は地理的プロファイリングに精通。
技術支援の光本さやか(足立梨花) はスマホやコンピューター解析のプロ。
情報支援の仁科瑠美(丸山礼)は防犯カメラの画像処理や顔認証のスキルに自信を持っています。
小山田勝也(髙木雄也)城慎之介(野村康太) は、伊垣や名波と同じ機動分析担当で防犯カメラ映像収集や映像解析をしています。
それぞれの得意分野で捜査一課の支援を行うメンバーたち。
今回の事件では、“耳の形”が事件を解く鍵でした。 
膨大な数の防犯カメラ映像から怪しい人物を特定して、耳の形が同じことを確認することで殺人の指示役を確定したのでした。
耳の形は指紋や瞳の虹彩と同様、同じ形の人間がいないんですね。
こんなデジタルエビデンス、動かぬ証拠を突き付けられたら犯行を認めざるを得ません。
実に痛快な場面でした。
これからもメンバーそれぞれの活躍が楽しみです。

ベテラン俳優の演技に引き込まれる

懐深い重厚な演技で画面を引き締め作品のグレードを上げる佐藤浩市さん。
映画『でっちあげ』の卑怯な校長役とはまるで別人の、包容力と決断力が素晴らしい係長役、光石研さん。
軽妙なリズムと卓越したセンスで可笑しみと哀愁を生む遠藤憲一さん。
名優たちがドラマの奥行きを広げます。

ラストシーンに感動

最後に、桐生社長のスマホに残された未送信のメッセージを川瀬が読むシーンは感動的でした。
亡くなった社長の本当の気持ちが届いて本当に良かったです。
これも、東京湾に沈められたスマホを発見した捜査員たちと、そしてそのスマホを復活させたさやかをはじめSSBC強行犯係の活躍のおかげですね。

【大追跡】1話のまとめ

1話を見た限りでは、王道のストーリーで捜査の過程や登場人物たちの人間模様を楽しみながら、最後に事件がスッキリ解決して爽快感を味わえるドラマだと感じました。
昔ながらの捜査をする捜査一課と、優れたスキルと最先端の機器を使って真実に迫っていくSSBC強行犯係の対比が実に面白いです。
お互い反発し合いながらも事件解決のためには協力しなければならない場面も今後増えていくのでしょう。
また、早くも呼吸のあったバディ感を見せている伊垣と名波は、お互いに影響し合い補い合っていく良いコンビになりそうで楽しみです。
木沢、さやか、瑠美、小山田、城という個性豊かなメンバーたちの活躍にも期待が高まりますね。
大追跡~警視庁SSBC強行犯係~】が長く続くシリーズになることを願っています。

次回、2話の放送は7月16日(水曜)21:00からです。
どうぞお見逃しなく!