本記事は【恋愛禁止】の原作ネタバレとともに、連続ドラマの全話あらすじを紹介!最終回結末も考察&予想していきます。
伊原六花主演ドラマ【恋愛禁止】が、日本テレビ系で2025年夏に放送!
共演は佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS)、渡邊圭祐、など。
小説『恋愛禁止』をドラマ化。恋愛の果てに、一線を越えてしまった人物たちが巻き起こす “恋愛ホラー”サスペンスです。原作者が監督としても参加しているので、オリジナルの展開もあるとか?はたしてその結末とは?
本記事には原作とドラマのネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。
【恋愛禁止】原作ネタバレ
ドラマ【恋愛禁止】の原作について、ネタバレありで紹介します。
原作は長江俊和の同名小説
原作者・長江俊和さん自ら監督を務めた、ドラマ『#恋愛禁止』がいよいよ今夜放送!
原作とは違うドラマだけのオリジナル要素もたっぷり。
“怖い恋愛”に浸りたい方は、原作とドラマの二刀流でぜひ。 https://t.co/r76gySZVJp pic.twitter.com/QFnnh5yRLL— 角川ホラー文庫編集部 (@KadokawaHorror) July 3, 2025
原作は長江俊和さんが書いた小説「恋愛禁止」(角川ホラー文庫)です。単行本は2019年12月25日発売、文庫本は2023年01月24日発売です。
あらすじは?(ネタバレなし)
「恋愛禁止」(角川ホラー文庫)のあらすじ(ネタバレなし)は、以下の通りです↓
あなたには隠された秘密が分かるだろうか……禁止シリーズ新境地!
瑞帆の前に現れた3人の男――。1人は、ある時期、彼女の世界の中心だった。だが、いつしか愛情は憎しみに変わり、口論の末、彼を衝動的に殺してしまう。発覚を恐れた瑞帆だったが、一向に殺人は露呈しない。そのことに戸惑う中、知人の紹介で知り合った男と交際を重ね、やがて子供を授かる。そしてもう1人は、純粋さの果てに歪な愛を向けてきた……。彼らは瑞帆に何をもたらしたのか。恋愛の“業を描き出す戦慄の長編!KADOKAWAより
「3人の男」をネタバレ
あらすじで伏せられている「3人の男」についてネタバレありで紹介しましょう。
■「ある時期、彼女の世界の中心だった」人物は、倉島隆(くらしま たかし)(演:小久保寿人)です。瑞帆の元恋人で高校時代の担任の先生。高校時代に家庭の悩みに相談に乗ってもらう内に親密になり、付き合うことに。卒業後も短大時代・社会人時代に隆と付き合っていたものの、友人から隆が女子生徒に手を出して高校をクビになったこと、何人も被害女性がいることを聞いてしまった瑞帆。彼に暴力で支配されていたこともあり、別れを決断。地元の静岡県から千葉県へ引っ越した瑞帆ですが…。
■「知人の紹介で知り合った男」とは、津坂慎也(つざか しんや)(演:佐藤大樹)です。子供は美空(みく)と名付けました。
■「もう1人は、純粋さの果てに歪な愛を向けてきた」人物は、郷田肇(ごうだ はじめ)(演:渡邊圭祐)です。個人投資家。不動産会社に勤める瑞帆が担当する客。歪な愛とは、ストーカー行為であり、犯罪の共犯者(死体遺棄)でもあることを意味しています。
ここから原作小説のストーリーについて起承転結に分けて、分かりやすく紹介していきます↓
原作ネタバレ・あらすじ【起】遺体が消えた。
瑞帆は、DV男で元カレ・倉島隆から逃げて平穏な日々を過ごしていた。だが、隆が瑞帆の前に現れ、自殺をほのめかす。瑞穂はもみ合いの末、衝動的に隆を殺してしまう。瑞帆はその場から逃げた。その後、殺人事件はニュースにならない。現場の痕跡や遺体は消えてしまった。一体だれが何のために?
原作ネタバレ・あらすじ【承】郷田に脅される
瑞帆は、慎也と結婚し、娘も誕生。2年ほど幸せな日々を過ごす。そんな中、ショートメールで、2年前の殺人を知っている人物が現れる。「味方」だが「愛がほしい」というその人物は、瑞帆の顧客で投資家の郷田だった。会社勤めをしていない郷田だが、尾行を楽しむ趣味があった。対象者は男女関係なかった。だが、ある日、電車で瑞帆を見つけて以来、憧れの感情を抱き、尾行していた。事件前も、そして事件当日も尾行していた。そして、遺体を遺棄した人物こそ郷田だった。愛する瑞帆のことを守るため死体遺棄の罪を犯したのだった。
原作ネタバレ・あらすじ【転】新たなる脅迫者
瑞帆は自首すべきか、家族を殺人者の夫・娘にしないために郷田を殺すか、自殺するか…などと迷う。そんな中、新たなる脅迫者が瑞帆の前に現れた。倉島隆の現在の恋人である武藤直美だ。直美は隆の行方を捜していた。瑞帆が元カノであることも突き止めていた。そして、隆の失踪に瑞帆が関わっていることも突き止めてきた。瑞帆は追い詰められた…。
原作ネタバレ・あらすじ【結末1】歪な愛の証明
【結末1】歪な愛の結末は?
瑞帆は郷田の思いを「気持ち悪い」「(付き合うなら)死んだほうがまし」とハッキリ拒絶した。そして郷田に隆を捜す人物がいることを話して、もう郷田の脅迫に意味がないことを告げる。
その後。郷田は武藤直美を殺して、逮捕された。
・令和元年10月に千葉県の森林から遺体が発見。
・令和2年3月、郷田が逮捕。遺体の身元が直美であると判明。
郷田は瑞帆のことを伏せて供述していて、ただの直美へのストーカー殺人となりそうだ。郷田は「証明だよ」と供述している。瑞帆への愛を証明したようである。
原作ネタバレ・あらすじ【結末2】どんでん返し
【結末2】瑞帆の結末は、衝撃のどんでん返し?
瑞帆は自首を決めて、夫・慎也にこれまでのことを語る。慎也は瑞帆と2回目の食事デート(瑞帆が隆を殺した後のデート)のときに、瑞帆の憂いある瞳から何か抱えていると気づいたという。慎也は瑞帆の「人殺しの目」に惹かれたのだった。慎也は自首を待つように瑞帆に頼む。慎也も罪をいっしょに抱えた。
・令和2年春:瑞帆は会社に復帰。家族3人の幸せの日々だが、罪悪感を抱えている瑞帆。
・令和2年秋:「彼がひた隠しにしていた秘密」に気づいた瑞帆は、残酷な運命や呪縛を断ち切るために選択をする。美空に「愚かな母を許してほしい」との言葉を残して…。
時が過ぎて…。中学生になった美空と思われる人物は、父と暮らしている。母(=瑞帆)は幼いころに亡くなった。そんな美空に、出所した郷田とみられる人物が近づく…。
結末に対する考察:なぜ瑞帆は亡くなった?
未来で、瑞帆は亡くなってしまったことが示唆されています。おそらく自殺でしょう。
章ごとの間に研究者のレポートが短く挿入されているのですが、そのレポートが考察のヒントか。
瑞帆は「自身の身に起こっていた、想像すらしなかった真実」「彼がひた隠しにしていた秘密にきづかなければ」と令和2年秋に書き残しています。
研究者は夫・津坂慎也なのだと思います。
研究者は瑞帆に関して研究していて、「恋愛における人間の生物学的宿命」を考察していました。しかし瑞帆の人生に大きく関わったため、研究が終了したようです。つまり夫婦になってしまったから終了したのでしょうか。
慎也は、殺人の目をしていた瑞帆に興味を持って、ずっと観察・研究していた?
それを知ってしまった瑞帆はショックを受けて亡くなってしまったのでしょうか。罪悪感を相当強く感じていた瑞帆。夫に何か言われたのでしょうか。
【恋愛禁止】ドラマあらすじを全話紹介!
ドラマ【恋愛禁止】のあらすじネタバレを最終回まで全話紹介します。
各話で考察すべきポイントがあれば解説していきます。
1話ネタバレ・あらすじ
あらすじ
不動産会社で営業を担当する木村瑞帆(伊原六花)は、最近誰かの視線を頻繁に感じていた。瑞帆の様子を心配してくれていた同僚の樋口麻土香(小西桜子)に、元恋人から暴力を振るわれ、逃げるために東京へ来たことを打ち明ける。地元を離れ2年が経ち、仕事では顧客の郷田肇(渡邊圭祐)から大口の契約を相談されるなど、充実した毎日を送っていた瑞帆。ある日、瑞帆の前に元恋人・倉島隆(小久保寿人)が現れる。隆はナイフを取り出し、復縁しないなら自分を殺せと迫る。瑞帆は恐怖のあまり衝動的に隆を刺し殺してしまう。我に返り現場から逃げ出す瑞帆。翌日になっても事件が明るみになる気配はなく、まるで事件は“なかった”かのようだった。そんな中、友人の津坂慎也(佐藤大樹)との関係に変化が-。
ネタバレ
「一生付きまとう」と言われ、思わず、刺してしまった瑞帆は我に返り現場から逃げ出した。家に帰って血のついた服をゴミ袋にしまい、シャワーを浴びて、血を洗い流す。翌朝、テレビやネットのニュースを見ても事件が明るみになっている気配はなかった。
自首しようと警察署の前に来た瑞帆。だが母・美知恵(山口香緒里)から電話が来て、休みに帰省しなくても瑞帆が幸せならそれでいい、と優しい言葉をかけられる。瑞帆は警察署に入らずに立ち去った。
瑞帆は会社にいても警察から連絡がくるのでは?と怯えていた。そんな中、顧客の郷田肇(渡邊圭祐)が大口の契約を決めてくれて、支店長(石井正則)にも褒められる瑞帆。
夕方になっても隆を殺したことが報じられてない。まるで事件は“なかった”かのようだった。
16時。瑞帆は、友人の津坂慎也(佐藤大樹)にマンションの一室を案内する。慎也は瑞帆を何度か“見つめる”。そして瑞帆に「何かあった?」と尋ねる。瑞帆は昨日の殺人を思い出し、涙をこぼしたが、ごまかす。
夜。自宅にて。瑞帆はSNSをチェックするが、やはり事件は“なかった”。
翌日。瑞帆が歩いて、事件現場の駐車場(※防犯カメラあるような綺麗な駐車場ではない。地面は小石。隣は墓場)に向かう。すると隆の遺体がなかった。動揺する瑞帆のスマホが鳴った。
パソコン(?)の文面に「こうして観察者たる私はこの場所に舞い戻ってきたのだ」「私は、運命の相手をやっと見つけた」と打ち込まれる。瑞帆とみられる人物が歩いている後ろ姿の画像もアップされる。(つづく)
初回は主人公が元カレを刺し殺したものの、遺体や痕跡が跡形もなく消える!という不思議な展開が描かれました。
ほぼ原作通りで進んでいますね。慎也が瑞帆の異変を察してしまうのも、一応、原作通りです。ドラマではマンションの内見のときでしたが、原作では焼き鳥屋デートのときでした。
小久保寿人さんのDV彼氏な演技が狂気だったし、伊原六花さんのおびえる様子も迫真の演技。見ていて可哀想になってしまいます。
しかし…正当防衛の要件を満たすか分からないけれど、計画的な殺意はないし、相手はDV男でストーカーなのだから情状酌量の余地があるので、自首しても良かったのでは?と思います。まあ、それだと連ドラにならないですけどね(笑)
2話ネタバレ・あらすじ
あらすじ
衝動的に元交際相手の倉島隆(小久保寿人)を刺し殺してしまった木村瑞帆(伊原六花)。事件は一向に報道されず、現場の駐車場から隆の遺体はなくなっていた。
不安な日々を送る瑞帆は、大口顧客である郷田肇(渡邊圭祐)との内見にも身が入らない。「どうして何もなかったことになるの?もしかして隆が生きているから?」と。そんな瑞帆に、津坂慎也(佐藤大樹)は「放っておけない…傍にいたい」と想いを打ち明けるが、「もう恋愛するつもりはない」と答える瑞帆。事件が明るみにならないまま、数年が経ったある日、瑞帆の携帯に差出人不明のショートメールが届く。「私は全てを知っています」「あの夜の駐車場の件です」。あの悪夢は終わっていなかった-。
ネタバレ
放送後に更新します。
【恋愛禁止】最終回・結末はどうなる?
【恋愛禁止】には原作があります。なので、ネタバレがあるのですが…。
放送前にドラマの結末を予想してみましょう。
最終回結末はオリジナルのバッドエンド?
原作者・チーフ演出の長江俊和さんが、「原作とは違う驚愕のラスト」とコメントしています↓
<原作:長江俊和 コメント>
この小説を書いたときは、まさかドラマになるとは思っていませんでした。しかもこのような豪華キャストが出演し、監督までさせていただけるとは、この上ない喜びです。私の集大成的作品となるべく、連日撮影に臨んでいます。素晴らしい映像が撮れていますので、早く皆さんに観ていただきたいです。今回のドラマは、原作とは違う驚愕のラストが待ち構えています。そちらもぜひ、ご期待ください。本作を書くきっかけになったのは、ある恐ろしい夢を見たからでした。自分が何か人殺しのような重罪を犯して、警察から追われて必死に逃げている夢なのです。起きて夢だと知って安堵するのですが、その中で体験した生々しい感覚はなかなか消えません。本作の主人公である瑞帆も、悪夢のような状況に追い込まれ、もがき苦しみます。一体彼女に何が起きているのか?「恋愛」という名の地獄に落ちた彼女はどうなってしまうのか!? ぜひこのドラマをご覧いただき、全10話に仕掛けられた謎を解き明かしてください。
「原作とは違う驚愕のラストが待ち構えています」といいますが、原作のラストでは瑞帆が死亡していることが示唆されています。バッドエンドといっていいでしょう。
となると……ドラマ版のラストは逆にハッピーエンドを予想しちゃいます。瑞帆が生きている未来が描かれるでしょうか。
でも、恋愛ホラーサスペンスなのにハッピーエンドで良いの?と思いますよね。原作と違うけど、驚愕ではないですし。
ということで、瑞帆か慎也が出所した郷田を刺殺するバッドエンドの可能性もあると、私(筆者)は予想します。
そもそも原作ラストで瑞帆が亡くなったのは「呪縛」から逃れるため。
呪縛の始まりは些細なこと。瑞帆の場合は「父の死」と「母の再婚」が不幸の始まりです。そこから不幸が連鎖。不幸になる運命となっていました。自殺エンドは、不幸を呼び寄せているのは私だ。そこら逃れよう!ってことだと思います。
話が難しいし、小説だと説明できるのでアリですが…。映像作品であるドラマの場合は、郷田を殺して呪縛を断ち切る!というぶっ飛んだラストだと驚愕ですし、意味も伝わると思います。
はたして一体どんな結末に?
【恋愛禁止】ネタバレ・あらすじは毎週更新!
・ドラマ【恋愛禁止】のネタバレ・あらすじ全話
・原作
・最終回結末予想
以上について紹介しました。
本記事は、ネタバレあらすじを最終回まで、毎週更新していきます。
最終回結末までの気になる点、チェックポイントも放送後に予想、更新予定です。
ドラマ鑑賞の参考に何度でもご利用ください。