【あんぱん】18話あらすじと感想！嵩（北村匠海）が難関校を受験する理由とは？

2025年4月23日

Jima

朝ドラ【あんぱん】18話あらすじと感想について紹介します！

今田美桜主演の朝ドラ【あんぱん】第4週「なにをして生きるのか」第18話が4月23日(水曜)に放送されました。

18話では、なりたいものがまだわからない嵩（北村匠海）がある理由で、高知第一高等学校を受験することを決意。のぶ（今田美桜）と共に勉強に励み、いよいよ受験の日を迎えて…。

【あんぱん】18話あらすじと感想

千尋はカッコイイ？

朝田家にて。羽多子（江口のりこ）は、嵩（北村匠海）を殴ったのぶ（今田美桜）を叱る。のぶは裁縫が受験科目にあるため、練習している。

蘭子（河合優実）は姉が兄弟喧嘩の仲裁に入ったと説明する。つまり、千尋のことを守ったという話題になり…。祖母・くら（浅田美代子）が千尋のことを「スッとしちょって、カッコええもんね。きっと5年も経ったら、御免与町町のゲイリー・クーパーや」と例える。メイコ（原菜乃華）も千尋がカッコイイことに同意してはしゃぐ。

ゲーリー・クーパーが出演する映画『昼下がりの情事』が23日13時からNHKBSで放送されました。タイミングが良いですね(笑)

嵩（北村匠海）が難関校を受験する理由とは？

喧嘩した嵩（北村匠海）と千尋（中沢元紀）を、寛（竹野内豊）が治療する。

千尋が兄に気兼ねして医師の道に進むのをやめたというのは嵩の勘違いだった。千尋は心の底から法律家を目指していた。そして、もう1つ理由があった…。

千尋は「わし、血が苦手ながです。血を見ると、ゾッとしてヒューッと血の気が引くがやき」と医学の道を諦めた理由を白状した。

寛は嵩と千尋に改めて、柳井医院に後継ぎはいらないと告げる。そして、「何のために生まれて何をして生きるのか。みつかるまでもがけ。必死でもがけ」と言い聞かせる。なりたいものがまだわからない嵩は、高知第一高等学校の受験を決意。

嵩が高知一の難関校を目標とした理由は母の笑顔が見たいからだった。嵩は「あの人が、喜ぶ顔を見たくて」と明かした。　

嵩が志望校を決めた動機は母親・登美子の笑顔が見たいから。肩身が狭くて笑顔が少なくなった登美子のことを気遣ってのこと。優しい、いい子ですね、嵩は…。

寛先生の言葉は、『アンパンマンのマーチ』（やなせたかし作詞）の歌詞のまんまです。有名な曲の歌詞なので、気づく人も多いことでしょう。寛先生の言葉から歌詞に繋がっていくのはもちろん、嵩の進路にも繋がっていくはずなので、大事なセリフですね。

女が結束する時

その後、のぶと嵩はそれぞれ勉強に励む。

登美子（松嶋菜々子）は「もう大丈夫。嵩は本気になりました」と笑顔で、千代子（戸田菜穂）でいう。あれだけ対立していた2人だが仲良く並んで商店街を歩く。ヤムおんちゃん（阿部サダヲ）は不思議がる。羽多子（江口のりこ）は「おんなじ目標ができたら女は結束するがですよ」と解説する。

年が明け、1936年（昭和11年）。受験の日が近づく中、空き地で、嵩は戸籍を見つめていた。「登美子」「千尋」の欄は「×印」――。

嵩が勉強にとりかかり、千代子と仲直り状態になりました。というか一時休戦。同じ目的を持つ者同士、手を組んだ、という感じなのですね。たしかに千代子は柳井医院の未来をとても気にしている様子でした。それはそれで大事なことではあります。もちろん子供たちの人生はそれぞれのものなので、寛先生の意見もわかりますけど。
あと、登美子が×印なのが気になりました。柳井清（二宮和也）と死別してからも柳井姓だった登美子ですが、一度再婚したので柳井家から籍を抜いたのですね。じゃあ今は柳井登美子でなく旧姓を名乗ってるのでしょうか？

受験当日、のぶが疾走！？

そして迎えた受験の日。のぶを見送る朝田釜次（吉田鋼太郎）は「気合じゃ！気合じゃ、気合じゃ、気合じゃ！分からん問題でも、気合で何とかしちゃれ！」と激励。屋村草吉は「いつもより、粘り強い生地に仕上げた」と言って【合格】と焼き印が入ったあんぱんを手渡す。のぶは「勇気100倍や」と感謝した。

すると、登美子と千代子が慌てた様子で通りかかる。嵩が受験票を忘れたことを知ったのぶは激走。嵩に受験票と合格あんぱんを届け「そんな大事なもん忘れるらあて、嵩のボケ！」と言い放って立ち去る。

そしてギリギリ、女子師範学校に到着したのぶ。試験官の黒井雪子（瀧内公美）が門を閉めたところで18話の幕が閉じた。

のぶの疾走が、ドラマを盛り上げてくれます。しかし、嵩は緊張しているのか、母と伯母に挨拶もしないで出発するなんて！　会場が開くギリギリまで受験票を確認しないなんて！（戻ってしまって、のぶとすれ違うより良かったですけど）。神棚に受験票を捧げてお祈りを捧げていた母と伯母が今思うと滑稽です。お祈りなんかしてる場合じゃなかったですね(笑)
元気100倍、勇気100倍…アンパンマンを思わせる台詞が飛び出すと、やってるなあ、かましてるなあ、とニヤニヤしちゃいます。こういう台詞、私は嫌いじゃないです。

あわせて読みたい