【グレイトギフト】のあらすじネタバレと考察を最終回まで!真犯人と黒幕、結末が衝撃!

【グレイトギフト】のあらすじネタバレと考察を最終回まで!真犯人と黒幕、結末が衝撃!
2024年冬のテレ朝木9ドラマは、反町隆史主演の医療ミステリー。
「ギフト」という謎の殺人球菌をめぐる連続殺人事件の犯人とその目的とは?
全話あらすじ・ネタバレ・考察を最終回までまとめていきます。

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目次

1話のあらすじネタバレ

グレイトギフト1話

・元総理大臣・愛宕克己(山田明郷)が急死
・藤巻が殺人球菌「ギフト」を発見
・白鳥が第1の殺人を実行

1話のあらすじ

明鏡医科大学付属病院に検査入院していた元総理大臣・愛宕克己(山田明郷)が急死。 病理医・藤巻達臣(反町隆史)は死因を調べるために愛宕の遺体を解剖する。そんな中、有能な検査技師・久留米穂希(波瑠)が殺人疑惑を口にする。遺産相続をめぐり、愛宕の愛人で会員制クラブのオーナーである安曇杏梨(倉科カナ)と揉めていた遺族が、杏梨による殺人だと騒いでいるのだ。

右頸部に残る謎の黒ずみに着目した藤巻は、採取した液状検体から、“未知の球菌”を発見する! しかしその球菌は発見から1時間後、目の前で突然消滅してしまう。

これは殺人球菌なのか!? 最悪の事態を危惧した藤巻は理事長・奥野信二(坂東彌十郎)から秘密裏に許可を取り、新たな液状検体の採取に着手する。院内では別の患者の不審死が発覚。球菌を投与したことによる連続殺人?真犯人は誰なのか!? 絶体絶命の窮地に陥った藤巻は“とんでもない行動”に出る。

1話のネタバレ

藤巻は殺人球菌のことを、妻の主治医で信頼している白鳥(佐々木蔵之介)に相談する。ただ殺人球菌は低温に弱く、乾燥した状態では生きていけないため、消滅してしまう。白鳥は証拠を残すために藤巻に培養させ、次の教授会で殺人球菌の隠蔽を暴露して奥野の理事長解任動議を出す、藤巻にもフォローしてほしいから教授会に出席するように指示する。すると、その会場で奥野が突然心不全を起こして死んでしまう。

しかし、それはすべて白鳥の罠だった。殺人球菌という「神様からの贈り物=グレイトギフト」という力を手にした白鳥は、日本の医療界のトップに立ち、改革するという野望を実現するための共犯者に仕立て上げ、藤巻を徹底的に利用する。

妻の治療を盾にされると逆らえない。でも自分が培養した球菌で人が死んでしまった…。思い悩む藤巻のもとに、差出人なしの脅迫状が届く。

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2話のあらすじネタバレ

・脅迫状を書いた犯人が判明
・藤巻は久留米と特効薬作りを開始
・白鳥が第2の殺人を実行

2話のあらすじ

殺人球菌「ギフト」というすごい力を手にした白鳥(佐々木蔵之介)は、より良い医療を提供するための大改革を実行するため医療界の頂点に立つと決意。崇高な理念を唱えるが、実は目的のためには人殺しも厭わない冷酷な人物で、「ギフト」を悪用して奥野理事長(坂東彌十郎)を殺害し、藤巻を犯罪に巻き込んでいく。

奥野は急性心不全と診断されるが、“ある違和感”を覚えた警視庁の元捜査一課刑事・神林育人(尾上松也)が行政解剖を決断! 重い心臓病で入院する妻・藤巻麻帆(明日海りお)の手術を盾に、白鳥は藤巻に殺人の証拠隠滅と、謎の脅迫状を送ってきた犯人を特定しろと命じられる。

一方、奥野の死に疑念を抱いた穂希(波瑠)は藤巻に接近して、殺人球菌による殺人だと断定する。誰が最初にギフトを持ち込んだのかを知りたい。またギフトを培養してワクチンや特効薬を作ると言い出し、ダメなら盛大にバラすと脅す。

2話のネタバレ

穂希にまで脅される羽目になった藤巻は、手紙の主から駐車場に呼び出される。待っていたのは、伊集院(盛山晋太郎)だった。伊集院は藤巻と白鳥が組んで奥野を殺したと睨み、理事長となった白鳥から1億円せしめようと持ちかける。その計画に乗らなければ通報されるが、計画に乗れば伊集院自身も犯罪者になるから通報できない。白鳥から金を取った方が藤巻にとってもよいことだと説得する。

しかしその会話は、白鳥の指示で白鳥に筒抜けだった。伊集院は白鳥を騙すつもりだったが、騙されていたのは伊集院の方だ。研究スペースに戻った藤巻は、培養中のギフトの小瓶2つがなくなっていることに気づく。伊集院に電話すると持ち出したのは自分ではないと言う。それなら白鳥しかいない。騙されていたのは伊集院の方で、危険だと告げながら追いかける藤巻。

何とか追いつき、白鳥に謝罪しようと説得するが、伊集院は逆に正々堂々と脅す、殺せるものなら殺してみろと開き直る。病院で出されるものを口にしなければいい、だいたい飲み物も持参していると、水筒の中国茶を飲んでしまう。温かいお茶の中でギフトは増殖する。藤巻が注意するのも間に合わず、伊集院は心不全を起こして倒れた。

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3話のあらすじネタバレ

・白鳥が第3の殺人を画策
・ターゲットは医学系大学連合会議の副議長・大泉篤(西岡徳馬)
・接待ゴルフ&ワイン会での殺人を防げるか

3話のあらすじ

白鳥(佐々木蔵之介)を脅迫して大金をせしめようとした伊集院(盛山晋太郎)がギフトによって殺され、ますます追い込まれていく藤巻(反町隆史)。白鳥が藤巻を利用して犯罪を重ねていることを、警察の神林(尾上松也)、検査技師の久留米(波瑠)は確信。そして鶴下看護師長(片山萌美)と不倫中の心臓外科医・郡司(津田健次郎)も嗅ぎつける。

医学系大学連合会議の議長の座を狙う白鳥が次にターゲットとするのは、悪名高き副議長・大泉篤(西岡德馬)。政治家と結託して医療界に税金を流し、自らも私腹を肥やしているだけでなく、パワハラ・暴行を繰り返す“医療界のがん”だ。大泉の接待ゴルフ&ワイン会に白鳥とともに招かれた郡司は、第3の殺人を一緒に阻止しようと藤巻を誘う。

これ以上巻き込まれたくない藤巻だが、藤巻が行かないなら自分が行って阻止すると久留米に言われ、仕方なく同行する。

3話のネタバレ

しかし、郡司はやっぱり裏切り者だった。白鳥が政治家に呼ばれたと言って先に帰った後、大泉のワイングラスにギフトを仕込み、殺してしまった。郡司はギフトのすごさに感動さえしている。結局大泉も守れなかった藤巻だが、妻・麻帆(明日海りお)の手術を盾にされ白鳥の言いなりになるしかない。

そして心筋細胞シートを貼り付けるという難手術を白鳥は見事に成功させた。ギフトの培養はこの手術が終わるまでとしていた藤巻だが、術後の治療と麻帆の体は白鳥の手の内にあるため、逆らえない。追い込まれていく藤巻は、思い余ってギフトで自殺を図ろうとするが、久留米が止める。そもそもギフトを持ち込んだのは久留米ではないかという疑惑をぶつける藤巻に久留米は、衝撃の告白をする — —!

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4話のあらすじネタバレ

・久留米の告白の真意は
・院外感染で政財界の大物が3人殺される
・本坊がギフトで闇ビジネスを開始

4話のあらすじ

「藤巻先生が好きだから、放っておけない」

久留米穂希(波瑠)の告白に戸惑う藤巻達臣(反町隆史)だが、それは男女の恋愛感情ではなく「人間愛」だった。久留米は、白鳥が初めから藤巻を利用していたのではないかと考察、なぜ普通の患者である安田勝(小高三良)が狙われたのかも疑問だ。藤巻は久留米と一緒にギフトの真相を解明とギフトの活動を止める特効薬を開発することにする。

白鳥(佐々木蔵之介)は理事長に、藤巻と郡司(津田健次郎)は教授に昇進。早々に大学病院の改革に着手し、人員不足など労働環境を改善。より良い医療を実現していく。政財界の大物が3人、立て続けに急性心不全で死亡した。藤巻が培養していたギフトが、何者かによって盗み出されていたことが判明する。

4話のネタバレ

政財界の重鎮が立て続けに急性心不全で死んだことが不自然だと公安も捜査を進める。月足(濱正悟)からそれを聞いた神林(尾上松也)は、不安に思う。最大の被疑者=白鳥が愛娘・琴葉(中島瑠奈)の主治医であり、琴葉と同様のケースの難しい手術を成功させている。

ギフトをすり替えたのは、ラボの合鍵を持っている本坊(筒井道隆)だった。杏梨の心をつかむために、金と権力が欲しい。そのためになら何でもやるし、自分はただギフトを売っただけと罪の意識も皆無などころか、ギフトでビジネス展開をしようと言い出す。白鳥から久留米を守るために断れない藤巻。麻帆の命を盾に郡司に脅され、本坊には偽物、郡司に本物のギフトを渡す。アルカナムで取引をしていた本坊から助けを求められた藤巻は駆けつけるが、そこでまた新たな殺人が起こってしまう。

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5話のあらすじネタバレ

・郡司のカプセル殺人
・麻帆の退院と不倫、そして離婚
・鶴下看護師長の嫉妬と復讐
・白鳥が第4の殺人を実行

5話のあらすじ

藤巻(反町隆史)の目の前で、郡司(津田健次郎)が君島(高橋光臣)とその部下をギフトで殺した。そこには水溶性カプセルにギフトを仕込むというトリックがあった。遺体の処理は「アルカナム」の立花(市川知宏)が担当する。殺人事件にも死体の処理にも動じない杏梨(倉科カナ)は、客が困っていたら全力で力添えをすると言う。

ギフトで稼いだ金も郡司に奪われ、杏梨の沼にハマった本坊(筒井道隆)は、杏梨の本命・郡司への反撃を決意。理事長選の命取りとなる郡司の不倫スキャンダルをつかもうと躍起になる。しかし郡司は郡司で、ギフトのことを知りすぎてきた鶴下(片山萌美)の身を案じてしばらく距離を置いていた。

5話のネタバレ

郡司の不倫の証拠をつかもうとしていた藤巻は、郡司が自分の妻・麻帆とも関係があったことを知る。麻帆は離婚届を突きつける。すでにあかりとも相談済みだった。ずっと家族を顧みてこなかった自分のせいでもあるが、さすがの藤巻も自分でも驚くほどにショックを受けて落ち込む。

郡司と麻帆との関係を確信した鶴下は、白鳥を脅してギフトを手に入れ、復讐を仕掛けるが…。

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6話のあらすじネタバレ

・藤巻が白鳥に反撃開始
・神林と共同戦線を組む

6話のあらすじ

妻と同期の裏切りを知り、傷心の藤巻(反町隆史)に、白鳥(佐々木蔵之介)は同志だとして、郡司(津田健次郎)、本坊(筒井道隆)、杏梨(倉科カナ)だけでなく、久留米(波瑠)を集めていた。白鳥の次の目標は医学系大学連合会議の議長の座につくこと。議長選に勝つための裏金を作るため、杏梨が持つ闇ルートでギフトを売りさばくと宣言する。

白鳥は麻帆(明日海りお)にギフトを贈ると藤巻を脅迫するが、悪事に加担してまでも必死に守ろうとしてきた麻帆に裏切られ、離婚まで切り出された藤巻はもはや怯まない。自らの意志でギフトを作ると宣言し、白鳥に“とんでもない交換条件”を出す。

6話のネタバレ

「すべてを終わらせる」と決意した藤巻と久留米は、ギフトによる連続不審死を捜査する警視庁の元刑事・神林育人(尾上松也)に事件の全貌を密告。白鳥逮捕のために証拠を手に入れようと奔走する3人は、ギフトの闇取引を利用して白鳥が殺人に関与した決定的な証拠をつかもうとする。

しかし罠にかけられたのはまたしても藤巻の方だった!神林の娘の難手術は白鳥にしかできない。犯罪に手を貸しても妻を命がけで守ろうとしてきた藤巻に、神林を責めることはできない。
 
そして、ついに真犯人が登場!「ギフトの創造者」を名乗る犯人から藤巻に電話がかかってくる!

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7話のあらすじネタバレ

・「オクトセブン」を作った意外な犯人
・「オクトセブン」が生まれた日=10月7日
・郡司の妻・佳澄(西原亜希)の暗躍

7話のあらすじ

ギフトの創造者を名乗る人物が、新たな殺人を犯した。板橋芳子という終末期の患者が被害者だ。創造者は、さらに「ギフトには欠点がある」「私のオクトセブンを調べれば気づくはず」と言う。

藤巻(反町隆史)が板橋の遺体から採ったオクトセブンを分析すると。死後5時間経っても生きていた。白鳥理事長(佐々木蔵之介)は内通者の存在を念頭に他言無用を言い渡すが、ラボに来た久留米(波瑠)は聞いてしまった。白鳥は、神林(尾上松也)に犯人探しの協力を求める。

・板橋芳子の601号室は病室の入り口が防犯カメラの死角
・非常階段からたやすく出入りできる
・盗聴器の設置は、ギフトが作られ始めた11月15日から部屋に鍵が付けられた1月6日までの間と推定
・盗聴器は300m程度の距離で音声が聞けるが、中継機をおけばどこからでも聞ける
・音声や発信履歴からの特定は難しい
・病院関係者なら誰でも藤巻のラボに出入りできた

最初の被害者・愛宕元総理が10年前に設立した「国立生命理工学研究所」の元職員が現在明鏡医大附属病院に勤務していることがわかる。その元職員・臨床検査部の細胞培養士・北本秀介(柏原収史)は内密に「オクトセブン」について藤巻と神林に打ち明けた。「オクトセブン」は新種の球菌が発見された日付=「Oct7」つまり「10月7日」という意味だ。

創造者は「ギフト」の欠点は簡単に培養できること。「オクトセブン」はコピーが難しいという。麻帆に離婚届を渡した藤巻は病院の独身寮に引っ越す。そこには奈良(小野花梨)も住んでいた。

一方、術後の通院で病院に来た麻帆に、郡司の妻・佳澄(西原亜希)が話しかける。佳澄は麻帆と郡司の関係を知ったうえで、離婚は辞めろと忠告し、郡司を理事長にするための仲間に引き入れようとする。さらに、藤巻が久留米と不倫関係にある、藤巻が教授になれたのには理由があるとも吹き込んだ。情報をリークする“お友達”が院内にいるらしい。

7話のネタバレ

元生命研所長の稲場堅三郎(川野太郎)に会いに行く神林と藤巻。所長時代に発見された「オクトセブン」を持ち出した犯人の心あたりを聞くが、その後稲葉はオクトセブンで殺されてしまう。「やはり君か…」。計画を中止しなかった私の責任だ…。計画とはいったい何なのか。

藤巻と久留米は白鳥から「犯人がわかった」と呼び出される。北本から提出させた名簿には、何と久留米の名前があった。郡司は久留米の腕に注射器を射して証言を求める。5秒以内に答えなければギフトを流し込むと白鳥。

あなたが犯人ですか?

何も言わないで、殺される! と訴える藤巻だが、久留米は、レベルB オクトセブンを作ったのは自分だと言った。

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8話のあらすじネタバレ

・オクトセブンを作ったのは久留米(波瑠)!
・藤巻と久留米が殺される!?
・久留米が特効薬を発明
・生命研の名簿に意外な人物の名前が…

8話のあらすじ

オクトセブンを作ったのは久留米(波瑠)だった! 国立生命理工学研究所で働いていた2020年10月7日、ワクチン開発のために溶血連鎖球菌の遺伝子操作をしている中、突然変異によって生まれたものと考えられる。研究の結果、人の心筋細胞に重篤な害をもたらす球菌であることが判明。レベルBに相当する極めて危険な球菌だから廃棄すると申し出たが、稲場所長(川野太郎)は極秘に1人で培養しろと命令した。特効薬を作る必要があるという建前を信じられなかった久留米は研究所を辞める際に全部死滅させた。

しかしなぜか明鏡医大病院に持ち込まれ、愛宕元総理や安田勝が殺された。オクトセブンは密かに保存されていて、久留米が生命研を辞めた後、誰かが引き継いだのだろう。藤巻(反町隆史)に近づいたのは真相を突き止めるためだ。

白鳥(佐々木蔵之介)は、久留米が嘘をついていると主張。久留米は終末期の患者を安楽死させている。久留米は幼い頃に母を、専門学校生のときに父親を、辛い闘病の末に亡くした。安田勝も心房中隔欠損症で苦しんでいた。辛い闘病を続ける終末期の患者を苦しみから解放させていたのだろう。

藤巻はもちろん、久留米が殺人を犯すとは考えられない。久留米と藤巻が去った後、白鳥は、2人にギフトを贈るしかないと決意する。しかしギフトはあと1本、培養できるのは藤巻と久留米しかいないため、2人を殺す前に培養方法をつかむ必要がある。

8話のネタバレ

久留米は貸し倉庫にラボを作り、独自に特効薬の研究を進め、カウンター球菌を生み出していた。これはギフトを捕食して消滅させる力がある。培地のレシピやパソコンのパスワード藤巻に渡し、研究を引き継いでほしいと頼む。

藤巻は、白鳥の命だとして北本(柏原収史)に生命研の新しい名簿を手にいれるように依頼する。久留米の研究を引き継いだ人物を特定するためだ。

郡司(津田健次郎)、杏梨(倉科カナ)だけでなく、久留米(波瑠)を集めていた。白鳥の次の目標は医学系大学連合会議の議長の座につくこと。議長選に勝つための裏金を作るため、杏梨が持つ闇ルートでギフトを売りさばくと宣言する。

別の人間にギフト培養させるという白鳥の命で、本坊(筒井道隆)が白羽の矢を立てたのは奈良(小野花梨)。警察の極秘捜査だという名目で高額な特別報酬を渡すというと2つ返事で承諾すると、あっさりと培養を成功させた。

白鳥たちは藤巻と久留米の不倫を疑う麻帆に久留米を呼び出させ、隙を見て久留米にギフトを贈るという計画を実行する。神林が久留米にギフトを注射しようとしたとき、駆けつけた藤巻が間に入り、ギフトを打たれてしまう。倒れた藤巻だが、カウンター球菌を飲み、久留米の蘇生により命を取り留める。特効薬の力が証明された。

白鳥たちが秘密裏にギフトを培養していたことを知らない藤巻と久留米は、もう怖いものはない。真犯人を見つけ出し、オクトセブンも全滅させると宣言する。劣勢となった白鳥に、真犯人が手を組もうと姿を現す。

その頃、北本から生命研の最近の名簿を手に入れた藤巻は、意外な名前を発見して驚愕する。それは麻帆だった!

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9話のあらすじネタバレ

・ギフトで殺人を続けてきたのは誰か!?
・最有力候補は奈良茉莉(小野花梨)

9話/最終回のあらすじ

 殺人球菌「ギフト」を明鏡医科大学付属病院に持ち込み、数々の殺人事件を誘発してきた真犯人の正体を暴くべく、命を懸けて戦い続ける病理医・藤巻達臣(反町隆史)と検査技師・久留米穂希(波瑠)。その矢先、ギフトが誕生した場所=国立生命理工学研究所で、かつて藤巻の妻・麻帆(明日海りお)が働いていたことが発覚した。まさか…真犯人は麻帆なのか? 突如浮上した新疑惑に狼狽する藤巻だが、真相を明らかにするため意を決し、久留米と共に麻帆のもとへ! その頃、心臓外科医・郡司博光(津田健次郎)を次の理事長にしようと野望をたぎらせる妻・佳澄(西原亜希)、そして彼女と共同戦線を張る事務長・本坊巧(筒井道隆)は、郡司にギフトの細胞株を精製させることに成功。ギフトを悪用して邪魔者たちの命を奪い、恐怖支配を行ってきた理事長・白鳥稔(佐々木蔵之介)に、ほかならぬギフトを飲ませて殺す復讐計画をとうとう実行に移し…!
 もはやこれまでか…絶体絶命の危機に瀕する白鳥。時を同じくして、白鳥と手を組んだ真犯人も次の一手を打つ。なんと藤巻と久留米、郡司、本坊を自らの陣営に引き込もうと画策! 事態は思いもよらない裏切り、新たな殺人の連鎖によって、どこまでも二転三転する未曾有の局面へと発展し…。
 そんな中、藤巻と久留米は自らの手の内にある“ギフトの特効薬”を武器に、真犯人に宣戦布告! もう誰一人、犠牲者は出さない――不退転の覚悟で最後の戦いに挑む2人が、ついにあぶり出す“真犯人の正体とその目的の全貌”とは!? そして、ギフトによって欲望を掻き立てられ、人生を翻弄されてきた人間たちを、最後に待ち受ける運命とは一体…?

9話/最終回ネタバレ

ギフトの創造者を名乗る真犯人は奈良茉莉(小野花梨)だった。奈良の話によれば、事件の真相は次の通り。

  • 久留米が辞めた後、生命研にこっそり保管されていた「オクトセブン」を改良
  • 生命研の稲場は、派遣の看護師を雇う名目で各病院の病理部の状況を探り、実証実験をする病院を選んだ
  • 結果、麻帆の話から、病院でうだつの上がらない立場の弱い藤巻の病理部が選ばれた
  • 「オクトセブン」を海外に輸出して金儲けを企んでいた愛宕元総理を殺したのは奥野理事長。いろいろうるさくて邪魔になった
  • 稲場を殺したのは奈良。生命研にいたことを知られていたから
  • 一般患者を殺したのも奈良で愛宕の指示による実証実験
  • 人殺しを何とも思わないのは「研究者の性」
  • 久留米に勝ちたかった

白鳥と奈良は、佳澄と手を組むと見せかけて「不要な人物」として消去。白鳥の狂気を本気で恐れた郡司、本坊、神林は、忠誠を誓うが、藤巻は、もともと医療や正義の道を志した気持ちを思い出してもらおうとする。

白鳥と奈良は、忠誠を誓わない藤巻と久留米をオクトセブンプラスで殺そうとするが、郡司、本坊、神林は結局藤巻側に寝返り、白鳥たちを取り押さえる。警察が入り、逮捕しようとすると奈良は自分にオクトセブンプラスを注射するが、久留米の特効薬が効いて助かる。

月足刑事は、神林のために、注射の中身を確認しないと殺人未遂で逮捕できないとして、白鳥に神林の娘の手術を実施させる。無事に手術を成功させた白鳥は、患者から「ありがとう」と言われるだけで十分だった頃の気持ちを取り戻した。

すべてが終わり…そう思った藤巻たちだが、ギフトは完全に消滅していなかった。元生命研にいた北本(柏原収史)がギフトとレシピを杏梨に渡して…。

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