【パンドラの果実】6話のネタバレと視聴率!科学が証明した幽霊の意外な正体とは!?

2024年11月10日

【パンドラの果実】6話のネタバレと視聴率!科学が証明した幽霊の意外な正体とは!?

今回は幽霊のエピソード。幽霊なんて信じない科学者の最上（岸井ゆきの）は、心霊研究家・スワニー（ダイアモンド☆ユカイ）に証明できなければ、科学犯罪対策室を解散する! と宣言するが…。

【パンドラの果実】6話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・感想について!

キャストネタバレ原作視聴率

【パンドラの果実】6話の視聴率

【パンドラの果実】6話の視聴率は5.9%でした。

【パンドラの果実】6話のあらすじ

科学犯罪対策室がテレビ出演!

長谷部刑事（ユースケ・サンタマリア）は、科学犯罪対策室でうたた寝をしている間に金縛りにあう。金縛りとは、レム睡眠中に脳だけが目覚めたときに起こる現象だと小比類巻（ディーン・フジオカ）が解説する。

髪の長い女に襲われたという長谷部は幽霊を信じているらしい。最上博士（岸井ゆきの）はもちろん幽霊なんて信じない。

島崎（板尾創路）がテレビ出演の話を持ってくる。不可解な現象を科学的見地から解明する番組で、科学犯罪対策室にぴったり。広報業務として出演しろと命令する。もともとその番組のファンという長谷部は、テレビに出れば母ちゃんが喜ぶ、と乗り気だ。

そして今回番組で解明するのは幽霊!

テレビ局で番組プロデューサーの行武（東根作寿英）と打ち合わせをする小比類巻たち。

山名ホテルという温泉旅館では、13年前から「土竜の間」に幽霊が出るようになり、10年前、廃業に追い込まれた。日本の三大心霊スポットの1つだという。長谷部はそこに出る幽霊「土竜の間の幸子さん」のイメージが昨日見た髪の長い女に似ていると慄く。最上は髪の長い女は日本の幽霊のデフォルトだからそう思っただけ。長谷部が見たのは幻覚だと幽霊の存在を否定する。

番組のオカルトアドバイザーを務める心霊研究家、みんなのスワニーこと諏訪直人（ダイアモンド☆ユカイ）は、「それが科学的見地ってやつ？つまんねえなあ」と最上の見解を真っ向から否定。

「土竜の間の幸子さん」
13年前に「土竜の間」で首を吊ったが死に切れず、三日三晩苦しんだ末、生き絶えた。いまだにその遺体は見つかっていない。

諏訪は、幸子さんは波長の合う人のもとに現れ、助けを求める。つまり長谷部に助けを求めて現れたのだと主張する。しかし最上は巧みに長谷部の記憶を誘導する諏訪に対し、同じ手法で記憶の誘導を証明する。

幽霊がいないと証明されたら、心霊研究家を辞めるという諏訪。挑発された最上は売り言葉に買い言葉で、幽霊がいないと証明できなかったら「科学犯罪対策室を解散する」宣言してしまう。

土竜の間の幸子さんの存在を現場検証

小比類巻は、厚労省の友人・三枝（佐藤隆太）とカフェで話をする。三枝は調べた諏訪の情報を提供。「幽霊を信じてるの?」と言われた小比類巻は、先日見た亜美（本仮屋ユイカ）にそっくりな女性のことを思い浮かべ「科学で証明したい」という。

テレビ局のスタッフとともに現場検証に向かう小比類巻、最上、長谷部。

長谷部は旅館にあったお茶を飲んでいいか?とそこにいたポニーテールの若い女性（秋谷百音）に聞く。局のスタッフ大友が「誰だよ、こんなところにお茶場広げたの」と、撮影場所だからダメだと注意する。その言い方が悪いと女性に慰めの言葉をかける長谷部。

撮影が始まった。大友が呼ばれてどこかに行った後、さっきの女性に話かける長谷部。その人を見ていると高校のときにいじめられていた娘を思い出すという。当時はそんな目をしていた娘も、今はバリバリ働いているが、離婚してから会っていない。

撮影が始まるが、1時間、2時間経過しても何も出てこない。

小比類巻は諏訪になぜ心霊研究家になったのかと尋ねる。そのとき、足音…、床が軋む音が聞こえる。怯える長谷部、幸っちゃんだという諏訪。ただの家鳴りだと最上。寒気など体の変調も、緊張によるものだと科学的に説明する。長谷部は「俺はこんなことするために警察に入ったんじゃないんだ!」と叫び倒れてしまう。

「無理しないで」とさっきの女性に声をかけられて会話をする長谷部。その様子を見ていた最上は「かなりヤバイ」と病院で精密検査を受けてというが「大げさだ」と取り合わない。そもそもお化けなんていないという最上に小比類巻は、昔は「神の怒り」と言われた雷の存在ものちに科学的に証明された。「幽霊がいるのかいないのか」あらゆる可能性を考えて科学的に証明するべきだという。

旅館のパンフレットを見直していた小比類巻は、「幸子さん」の正体に気づいた!

【パンドラの果実】6話のネタバレ

いよいよテレビ放送の日がやってきた。オンエア前に、長谷部は旅館で会った女性と会話して、「かわいいんだから笑ったほうがいい」と簡単に笑顔になる方法を伝授する。

長谷部の動揺に解説を求める番組側。小比類巻と最上は、長谷部や多くの宿泊客が感じた極度の興奮や錯乱という状況を「（聞こえない）低周波音」の影響だと解説。それは仮説なので、翌日にまた検証すると宣言する。最上は、明日、土竜の間に幸子の姿を召喚すると宣言する。

パレイドリア効果。人間の脳には、相手の顔を識別するために特化した能力がある。顔を一瞬見ただけで相手が何者かを判断できる。その能力のせいで、人間は3つの点を見ると目鼻を連想して顔だと錯覚する。その正体は天井の木目と小比類巻。

もう1つ条件がある。それは影。最後の目撃情報は10年前。当時の写真と見比べてみると、ある置物が破損していた。この旅館では夜間営業中、ある特定の5分間に中庭の噴水がライトアップされていた。その状態を再現すると、置物の影が髪の長い女のように浮かび上がる。これが幸子の正体だ。

すると長谷部が「奥に幸子がいた」という。床が軋む音に一同が緊張すると、そこに現れたのは旅館のオーナー志村の母・元女将（草村礼子）だった。元女将は幸子は当時、待ち人がいて数日宿泊していた。宿に来たのは13年前の4月17日。山名ホテル開業20周年の記念日だったから憶えている。しかし幸子はある日忽然と荷物を残したまま姿を消して、首吊りなんてしていないのに変な噂が広がった。ちょうど隣町に大型ホテルができて客足が遠のいた時期だった。

幽霊の正体は?

旅館の低周波音が土竜の間の近くから出ているはず。当時、土竜の間の下に音を増幅させるものはなかったか? と設計図を見て調べていると、件の女性が長谷部に土竜の間の下のスペースを指差す。オーナーの志村がボイラー室があったと証言。女性もそこだと言う。リゾートホテルが源泉を引くのにどうしてもそこにパイプを通したいと言い、今でもそこには空間がある。リゾートホテルで発生した何らかの音が温泉のパイプを通して増幅された可能性がある。

調べるためにもとボイラー室に入る一同。かなり老朽化していたボイラー室の床は、一度に複数の人間が歩いたせいか崩れて、小比類巻たちは階下に落ちる。最上が見つけた扉を開けようとするが、その向こうは瓦礫で埋まっている。最上と小比類巻は低周波が流れていることがわかり喜ぶが、長谷部が白骨死体を発見。「土竜の間」の鍵が一緒に落ちていたことから、幸子のものだと考えられる。人知れずここに落ちてしまったため、幽霊扱いされてしまったのだ。

しかしボイラー室には硫化水素が充満して全員ピンチに!! 危機一髪の状態となったが、長谷部が件の女性に出口を教えてもらい、全員脱出できた。

スワニーと話す小比類巻。スワニーは、過去に7つ下の妹が、学校帰りに行方不明になったと打ち明ける。警察が必死に捜査しても見つからなかったが、あるとき妹が枕元に立ち、「どうして来てくれないの? 葵川にいる」と言う。そのとき、妹はもう死んでいるとわかってしまった。その後すぐに葵川で溺死した妹の遺体が見つかった。向こう側に行かずに妹が会いに来てくれたんだ、と寂しそうなスワニー。

番組が打ち切りに!

番組が突然打ち切りで、せっかく撮った映像もお蔵入りになったと島崎。白骨遺体は転落死に間違いなく、県警が身元確認を呼びかけているという。

後日、スワニーは絵本作家になり、作品を小比類巻に贈ってきた。タイトルは「おばけなんているさ」。お化けなんていないと言い張る最上に、その割には怖がっていたと小比類巻。最上はわからないことは怖いという。小比類巻は、亡くなった人と繋がりたいという思いがある限り、世の中から幽霊がなくなることはないだろうという。それって幻覚?という最上に、強いて言えば希望ですと答える。

テレビ局ではスタッフが動画を編集していた。旅館の元女将から手紙が来て、「幸子さん」が映っていた写真を送ってきた。その女性は、長谷部が旅館で話をしていたその人だった。映像には、ひとりで話している長谷部が映っていた。

【パンドラの果実】6話の感想

パンドラの果実、幽霊vs科学おもしろかった。
いたいた、怪談話で女子を怖がらせるムカつく男子。（笑）
毎回ハセドンがピュアなおじさんで癒される……。
個人的に金縛りの原因が分かってちょっと安心しました。
— 🌺たかみー（人類） (@komadesu2017) May 30, 2022

『パンドラの果実』6話目。うまい！今週はカメラワークがとにかく神回。しかし、内容は重い。オーナーのお母さんに驚いた博士がコッヒーにびたッてくっつく感じ、かわいくて最高でした！ホラー要素もあり、死者からのメッセージっていうある意味メッセージ性があるお話よかったです。#パンドラの果実
— 京極ゆう (@YDG27liseF1T8Ri) May 30, 2022

今回は幽霊回。幽霊はいるのかいないのか? 信じるのか信じないのか? 金縛りのメカニズムの解説のなかで、脳は起きているが身体は眠っている。身体が動かないことを脳が納得するのに、幽霊などの幻覚を作り出す…ということに、目からウロコだった人も多かったのでは?

科学的に解明できないことを信じないという科学者の最上博士と、妻のことを思い、「希望」として信じたいロマンチスト、コッヒー。2人の距離感は徐々に近づいてきている気がします。

今回も、“ザ・ふつう”を全うした長谷部。ユースケ・サンタマリアの演技が光りましたね。後日談としてポニーテールの女性が幸子さんだと長谷部たちが知るときは来るのでしょうか?

みんなのスワニーこと心霊研究家・諏訪もチャラいだけでなく、幽霊を信じる理由があったし、幸子さんが現れた理由もあった。メインキャストだけでなく、ほかの登場人物も繊細に描くのがこのドラマの魅力です。

次回は、「のっぺらぼう」の遺体が登場! 小比類巻が亜美の冷凍遺体を託しているトランスブレインズ社に関わるエピソードです。第6話は6月4日（土）よる10時から放送!