【ちむどんどん】23話|「最高の妹」「たった一度の人生やらせてあげたい」家族愛が描かれるも疑問の声

【ちむどんどん】23話(23回)

朝ドラ【ちむどんどん】第23話(第23回)が2022年5月11日に放送されました。

「最高の妹」「たった一度の人生やらせてあげたい」家族愛が描かれるも視聴者から疑問の声が…。

今回は【ちむどんどん】23話のあらすじネタバレと感想について。

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目次

【ちむどんどん】23話のネタバレ

【ちむどんどん】23話のあらすじネタバレです。

年が明けて1972年2月。沖縄の本土復帰まであと3か月のころ。賢秀(竜星涼)からは手紙もなかった。

暢子(黒島結菜)は東京行きを諦めて4月から内間食品に就職だ。そんな中、親友の早苗(高田夏帆)の大学受験の合格が決まった。4月からは東京行きだ。早苗は料理部員たちと大きく喜んだ。

夜。暢子はボロボロジューシー(雑炊)と漬物を夕飯に出す。しかし味が薄かった。暢子は最近ボーっとしていた。良子(川口春奈)は「社会人は甘くないからね」と厳しいことを言う。

暢子は母・優子(仲間由紀恵)へ「春休み東京行きたい」と頼む。良子は「休みは那覇の工場で働いて」というが、暢子は働いたら給料入れるからと譲らない。そして「料理をもう作らない」と怒る暢子は良子と喧嘩に。

翌朝。暢子は朝食を作っていた。そして良子に「ゆうべはごめん」と謝った。熱を出して寝込んでいた歌子(上白石萌歌)は優子に「高校やめて働きたい」と申し出る。そうすればネーネーが東京行けるから、と。優子は「そんなこと気にしないでいいよ」と言って安心させ、畑へ出かけた。

学校の帰り。早苗が暢子に「昨日はごめん。うち、はしゃぎすぎた。うち、これからもずっと暢子と友達でいたい。本当にごめん」と謝った。暢子は「はしゃいでい当り前さ。うち、お金ためて遊びに行くからね」と気丈に振る舞う。

そのころ、小中学校にて。良子は300ドルを学校から借りた。校長は「いいネーネーだね」と言ったが、「逆です。最高の妹です」と良子は言った。

家にて。歌子は体調が回復。暢子はフーチャンプルーを作っていた。良子は暢子へどう伝えるか部屋で練習。3分の1くらいはおじさに返す用に分ける。その様子をそっとのぞいていた歌子は涙目に。

夕食にて。賢吉夫婦が優子に呼ばれたからとやってきた。優子が帰って来た。良子が言い出そうとすると、「今日はうちが大事な話があって来てもらったわけ」と切り出す優子。

優子は「暢子の東京行きを許してください」と申し出る。そして共同売店から前借りしたという300ドルを借金の返済として渡す。「精一杯の誠意だと思ってください。もっと内職増やします。市場で働く相談もしています。借金は必ず返します」という。

暢子は「そんなに働いたらお母ちゃん。もいいいよ。うちはもう諦めたから」という。

しかし優子は「あんたが諦めても、うちは諦めないよ」と暢子にいう。

そして優子は「たった一度の人生、やりたいことやらせてあげたいんです」と賢吉夫婦に頭を下げて…。

(つづく)

【ちむどんどん】23話の感想

23話は、暢子を東京へ行かせるために奔走する母親・姉が描かれました。

しかし優子も良子も給料の前借りができるなら、投資話のときに借りて賢秀に渡すべきでしたね。(良子は投資に反対でしたが)

そして。まずは食事を何とかしてあげてほしい。雑炊とか、ご飯なしにフーチャンプルーだけとか、見るに忍びない。

あと、これは朝ドラ受けの大吉さんも言っているのですが、東京行きは別に就職決まってないんです。

青柳家と連絡とっていてどこか就職先のあてがあったり、学校に就職の案内がきてるなら別ですが、ちょっとフワフワしてますよね。

まあ、長期休みは暢子は工場でバイトしてたようですし、何かあてがあるのかもしれないですけどね。

良子がいう「最高の妹」もあまり説得力がないんです。視聴者からも疑問の声が↓

「最高の妹」「たった一度の人生やらせてあげたい」家族愛が描かれるも疑問の声

たしかに暢子が「最高の妹」なエピソードがあまり思い出せません。足が速くて料理担当で、母の為に年上と喧嘩して…。

暢子が春休み東京(遊びに)行きたいと言い出したとき直後に叱った良子。いいなあ、姉だなあと思っていたんですけど、そこで甘やかすのか!と思ってしまいました。なんでだろう。前借りは、すべて借金返済にあてて、暢子は1~2年お金貯めて上京してもいいと思うんですよね。

「たった一度の人生好きなことをやらせてやりたい」このセリフにも視聴者からツッコミが多かったです。

優子さんの親世代が戦争で辛い思いをしてきただろうから、優子さんが強く思うのはわかります。でもこれも優先順位がちょっと違うような。

優子さんがおじさんに「東京行きを許してください」と懇願しますが、これ小学生編ラストと同じ感じです。おじさんは貸した側として当然の権利を主張してるだけ。なのにまた、おじさんの方が折れてしまうのでしょうか。

やるべきことと優先順位

まとめると・・・

  • まずおじさんの借金を返すことが先決。あるいは返済計画を提出。
  • 家の食事環境を改善すること。
  • 暢子の東京の就職先も決めること。住み込みで弟子のように働ける場があるかもしれません。
  • あるいは暢子本人が働いてお金を貯めてからでも遅くないこと。

やるべきことを書き出して、優先順位をつけるのは大事。

私(筆者)は借金返済(または返済計画)→食事→就職(そのための貯金)という順位付けをしたいです。

せっかくの「家族愛」シーンなのに色々とこうすればいいのに…と思ってしまってもったいないな、と思った第23話でした。

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画像出典:NHK

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