【カムカムエヴリバディ】58話│るい(深津絵里)の決心
【カムカムエヴリバディ】58話
朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第13週 第58話が2022年1月24日に放送されました。
第58話では るい(深津絵里)がある決心をします。
幼少期はとても笑顔いっぱいだった るい ですが…成長した「るい」編で こんなに力強い るいを観るのは初めてかも…。
今回は【カムカムエヴリバディ】58話のあらすじネタバレと感想について。
【カムカムエヴリバディ】58話のあらすじネタバレ
【カムカムエヴリバディ】58話のあらすじネタバレです。
ある朝。るい(深津絵里)は錠一郎(オダギリジョー)と偶然再会した。錠一郎は「奈々(佐々木希)のことが好きになった。お前とは終わりや」とるいを振って…。
豆腐のない鍋
竹村クリーニング店にて。
るいは戻ってきたが、鍋に豆腐が入っていなかった。朝食用のお使いだったもよう。
和子:「るいちゃん?」
るいは鍋を置いて、理由を言わず二階の自分の部屋へ。
諦めるな
「ナイト&デイ」にて。
木暮:「ジョー、諦めるな。そないな病気があんのかどうかバンドの連中にも聞いてみる。」
錠一郎::「このことは、誰にも知られたくないんです。」
木暮:「サッチモちゃんは?結婚するんやろ?」
錠一郎:「るいには、自分で話します。しばらく宿にでも泊まります。ここにおったら、みんなに会うてまうから。これから…どうするか考えます。これ、預かってもらえますか?」
錠一郎はトランペットを木暮(近藤芳正)に預けた。
木暮:「ジョー。大丈夫や。慣れ親しんだ大阪に帰って来たんや、きっと治る」
店を出た錠一郎と奈々(佐々木希)。
2人が一緒に歩いているところをトミー(早乙女太一)が見て驚く。
どこに置いてきた!
錠一郎の泊まる旅館「月浜」にて。
錠一郎:「奈々さん、もう僕のことはもういいから東京へ帰ってください。今頃、僕が抜けた穴を埋めるために社長が奔走してはると思います。そやから…」
奈々:「その穴を埋める人材を探しに大阪にきたのよ。それが私の仕事なの。私は近くのホテルに泊まるから何かあれば連絡してちょうだい。」
入れ替わりに、トミーが部屋にやってきて錠一郎につかみかかり…
トミー:「何してんねん。ええ?何してんねん、お前は!女にうつつ抜かして何もかも台無しにしたってか。トランペットどこや?どこに置いてきたんや!トランペットもトランペッター大月錠一郎も!」
錠一郎は「トミー!」とつかみつつ、涙目で訴える。
心配なんや
そのころ、竹村クリーニング店。
平助:「るいちゃん、あがったで。ナイト&デイの配達分や。」
和子:「行かんでええ。あんた(=平助)、後で持っていき。大月くんとなんかあったんか?それぐらいわかるわ。言いとうなかったらええ。そやけど心配なんや。おっちゃんも、おばちゃんも。」
和子(濱田マリ)と平助(村田雄浩)は、るいを気遣う。
るいはすすり泣く。和子がるいの肩を叩き、慰める。
ゴミみたいに捨てやがって
ナイト&デイにて。トミーは座りながら、だるそうに演奏している。
カウンターにて。トミーは酔っぱらってフラフラになって座る。
ベリー:「トミー、なんかあったん?ねえトミー?」
トミー:「うるさい。お前はさっさと帰って卒論書いとけ。」
ベリー:「もうとっくに書いたわ」
奈々:「こんばんは。笹プロの笹川奈々と申します。」
トミー:「知ってる。」
奈々:「光栄です。トミー北沢さん。コンテストでは準優勝でしたね。」
トミー:「それが?」
奈々「どうかしら?一度、東京でステージに立ってみません?父がまた新人を発掘したいと言うてるんです。」
ベリー:「あんた、何言うてんの?東京でデビューすんのはジョーやろ。ジョーの話はどないなってんの?」
奈々:「失礼。(トミーに向かい)一度ゆっくり、お話しさせていただけます?」
このとき、平助が洗濯物を届けに入って来る。
トミー:「ふざけんなよ。お前の親父がジョーを預かったんやろ。最後まで責任とれや。なんやねん!訳のわからん病気になったからいうて、ゴミみたいに捨てやがって!」
ベリーは「病気?」と初耳の様子。
トミー:「ジョーは治る。絶対、治る。せやから、開けとけ。録音スタジオもクラブのスケジュールも。ジョーが帰ってくるまで!」
私の幸せ
平助(村田雄浩)はクリーニング店に戻り、病気のことをるいに伝える。(この場面のセリフなし。平助がトランぺットを吹くジェスチャーで伝えている)
るいは走ってジョーのところへ急ぐ。
風で前髪がめくれて傷が見えるのもお構いなしに必死に走った。
錠一郎の宿泊先にて。
るい:「なんでホンマのこと、言うてくれへんかったんですか。言うて欲しかった。一緒に…泣きたかった。一緒に苦しみたかった。私にできること何でもしたかった。」
錠一郎:「分かってたから、そういうって分かってたから、言われへんかった。るい。僕とおったらあかん。不幸にしたくない。」
るい:「勝手に決めんといて。何が私の幸せか、勝手に決めんといて!」
錠一郎は力づくでるいを部屋から追い返す。
結末
竹村クリーニング店にて。
るいがおにぎりを握っていると、ベリーがやってきた。
平助・和子は庭にいたが来客がベリーだと気づいて、台所のるいに声をかける。
るい:「おいでやす。あ、ベリーさん?」
ベリー:「これ頼むわ。卒業式に着るスーツや。」
るい:「もう卒業なんですね。おめでとうございます」
ベリー:「何がめでたいの?もう私の青春は終わりや。…サッチモ、元気なん?もう気になって卒業どころやあらへん。」
るい:「私は、大丈夫です。諦めへんって決めたから。ジョーさんのこと。ジョーさんと幸せになること」
(TO BE CONTINUED)
【カムカムエヴリバディ】58話の感想
るい(深津絵里)の決心
58話は、るい(深津絵里)の決心の回でした。
「諦めへんって決めたから。ジョーさんのこと。ジョーさんと幸せになること」と力強いるい。
額の傷を見せて走るシーンもかっこよかった!
【私の幸せ】を勝手に決めて欲しくない、とジョーに怒ったシーンも良かったですね。
そう。人の幸せは他人が決めるものではないです。
57話の朝ドラ受けで華丸さんが「あえて嫌われようとするのは優しさなんかじゃない」と言ってましたが、本当にそう。
しかも今回は、力づくで追い出すなんて!
もう意固地になっているというか、もう俺なんかダメだ、俺と一緒にいたらダメだ・・・
とマイナス思考になっているジョー。
そのくせ「誰にも知られたくない」なんて、プライドだけあって…。
プライドが邪魔をする?!
そう。プライドが邪魔をして、るいにありのままの今を見せることができない。
そんなプライドなんてゴミですよ。
るいが、前髪がめくれようが関係なく走ったように、
錠一郎も吹っ切れてほしい。
錠一郎は、トランぺットを吹く自分だがら、るいと接点があり「共鳴」できたとも思っています。
そんな条件付きの愛って本物なの?それで愛されてジョーは幸せ?って(イチ視聴者として)問いたいです。
1月22日放送の「土曜スタジオパーク」では、オダギリジョーさんがVTR出演し「月曜(24日)、火曜(25日)辺りはすごいですね。ここを見逃すとちょっと…ついていけんのかなこの先っていう感じもあるくらい。もうすごいですよ。とにかく月曜、火曜は見た方がいい」と強調していました。
るいの決心の月曜回。さあ火曜はどうなるの?注目ですね。
画像出典:NHK
コメント