【虎に翼】26話ネタバレと感想/稲垣(松川尚瑠輝)がまさかの合格？崔さんがカッコイイ
【虎に翼】26話ネタバレと感想/稲垣(松川尚瑠輝)がまさかの合格？崔さんがカッコイイ
伊藤沙莉さん主演の朝ドラ【虎に翼】第26話が5月6日（月曜）に放送。
いよいよ高等試験に臨む寅子（伊藤沙莉）。よね（土居志央梨）、涼子（桜井ユキ）、梅子（平岩紙）、香淑（ハ・ヨンス）たち。しかし合格したのは意外な人物で…。
今回は【虎に翼】第26話のあらすじネタバレと感想について。
【虎に翼】26話のあらすじネタバレ
「共亜事件」の終わりから半年、1937年（昭和12年）6月。法学部最終学年の寅子（伊藤沙莉）、よね（土居志央梨）、涼子（桜井ユキ）、梅子（平岩紙）、香淑（ハ・ヨンス）たちは高等試験司法科、1次の筆記試験に初挑戦した。7日かけて試験を受ける。
後日。1次試験の結果が発表された。寅子の名前はなかった。ちなみに、優三（仲野太賀）はもちろん不合格だった。
共亜事件のあと、直言（岡部たかし）は銀行を退職し、登戸火工という会社の社長をしており、発煙筒や信号弾を作る仕事をしている。
直言が帰ると、はる（石田ゆり子）が寅子に「もう24。地獄から引き返すなら今だから諦めなさい」と真剣な顔で言っていた。すると、直言が「頼む。寅に受けさせてあげてほしい」と頭を下げて、寅子は働きながら勉強を続けることが許される。
寅子のクラスメイトのうち、筆記試験に合格したのは花岡悟（岩田剛典）と稲垣雄二（松川尚瑠輝）の2名だけだった。
既に大学を卒業した先輩・久保田聡子（小林涼子）と中山千春（安藤輪子）も挑戦していたが、合格したのは久保田だけだった。
中山は夫に召集令状が届いたと泣いた。この年の7月、日中戦争が勃発したのだ。中山は夫から「君が婦人弁護士にならず誰がなる」と言われたと明かす…。
そんな中、出版社に勤める潤哲（ユン・ソンモ）は仕事が早く終わったため、甘味処「竹もと」に香淑を迎えにきた。寅子たちは「ご無沙汰しています」とあいさつ。
香淑は兄妹で2人暮らしをしている。香淑の日本留学は兄が勧めてくれたものだ。アパートで2人が食事中、警察とみられる2人の男が部屋に踏み込み、兄妹を連行していく。
同年11月。10月に行われた2次・口述試験の結果が発表され、花岡と稲垣は合格した。だが、久保田先輩は不合格。女子は卒業生も含めて全滅となった。
寅子は花岡に「合格おめでとう」と祝福する。花岡は「次は君の番だよ」と背中を押す。
竹もとにて。久保田は寅子たちに「おごりがあったのかもしれない」と土下座して謝った。すると大学の後輩たちがやってきて、女子部の新入生募集停止のニュースが知らされる。
いきり立つ香淑は先陣を切って、大学へ行き、学長（久保酎吉）らに必死に抗議した。
香淑「納得出来ません！ 我々に相談もなしに、こんな大事なことを勝手に決めるのはあんまりです！ あと1年だけ、待ってくださいませんか？ 来年こそは必ず合格しますから、お願いします」
香淑は土下座して頼む。すると寅子たち女子部や花岡たち男子学生も続き、穂高重親（小林薫）も「来年こそ石を穿つときかも」と言って学長の背中を押す。
学長は来年度の募集は中止するが、女子から来年の試験で合格者が出れば募集を再開することを約束した。
語り（尾野真千子）「決意を新たにする崔さんの本当の思いを、寅子はまだ知る由もありませんでした」
【虎に翼】26話の感想
稲垣(松川尚瑠輝)がまさかの合格！？
高等試験（司法試験）に合格したのは、花岡と、まさかの稲垣(松川尚瑠輝)でした。
松川尚瑠輝さんは「女王の教室」で伊藤沙莉さんと共演した仲。
花岡と轟（戸塚純貴）以外の男子学生の中では視聴者から注目されてる役ではありますが…稲垣は小橋（名村辰）らと一緒に女子学生をいじったり、梅子（平岩紙）の子供に父は妾を囲っていると話したり、いじめっ子キャラでした。
そんな稲垣がまさかそんなに頭が良かったとは思いませんでした。
よねさんや香淑さんも頭良さそうですし、お嬢様の涼子（桜井ユキ）も勉強できそうだから、女子たち誰かは1次くらいは通るのかと思ったら、現役はまさかの全敗。
久保田先輩だけが「女子」の唯一の望みでしたが・・・最終的には不合格に。口述試験ということで、もしかすると、女子への偏見などもあったのではないか？とうがった見方をしたくなってしまいます。
いやあ、悔しいですね。
崔香淑を演じる ハ・ヨンスがカッコイイ
そんな悔しさに追い打ちをかけるように女子部募集の廃止が決定。そこでの香淑さんの怒りや鬼気迫る訴えはすごかったです。
本来はドラマのヒロインがするだろう見せ場を崔香淑さんが担当した意外な展開であり、演じる ハ・ヨンスさんがとてもかっこよかったです♪
韓国人留学生・崔香淑を演じる ハ・ヨンスさんは出演にあたり、「私も日本に活動拠点を移したばかりで、ひたすら挑戦を続ける日々を送っており、崔との繋がりに運命を感じています」とコメント。
香淑と兄が警察から事情聴取を受けたり、日中戦争が始まった日本において、朝鮮からの留学生は厳しい時代に…。そんな役をハ・ヨンスさんが演じるのはとてもピッタリというか、ナイスキャスティングだと思います。
今後あるだろう、「決意を新たにする崔さんの本当の思い」が明かされる場面も楽しみです。
【虎に翼】26話の出演者・スタッフ
【出演】伊藤沙莉，石田ゆり子，岡部たかし，仲野太賀，森田望智，上川周作，土居志央梨，桜井ユキ，平岩紙，ハ・ヨンス，戸塚純貴，岩田剛典，小林涼子，安藤輪子，羽瀬川なぎ，ユンソンモ，小林薫 ほか
【語り】尾野真千子
【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
画像出典NHK
この記事が気に入ったら
フォローしてね！