【虎に翼】2話ネタバレと感想/小林薫、松山ケンイチとの出会いが早くも!

虎に翼・2話

伊藤沙莉さん主演の朝ドラ【虎に翼第2話が4月2日(火曜)に放送されました。

兄・直道(上川周作)と親友の花江(森田望智)の結婚準備が進む中、猪爪家の下宿人・優三(仲野太賀)の大学に弁当を届けた寅子(伊藤沙莉)はそこで法律の道に出会い…。

今回は【虎に翼】2話のあらすじネタバレと感想について。

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目次

【虎に翼】2話のあらすじネタバレ

お見合いが失敗

寅子(伊藤沙莉)は三度目のお見合いも失敗した。お見合いの席で婦人の社会進出について熱弁。寅子に悪気はなかった。横山(藤森慎吾)は結婚相手と様々な話題を語り合いたいと言ったから、つい話をしすぎてしまった。海外勤務歴のある横山だが、男尊女卑の思想だったのだった。

花江の結婚観

寅子がお見合いに苦戦する中、親友の花江(森田望智)は寅子の兄・直道(上川周作)との結婚準備を順調に進めていた。

在学中に結婚することが夢だったという花江。寅子には女性が当然歩むべきとされる道がピンとこない。とはいえ、世間一般の考えでは花江の結婚観が普通だとは寅子もわかっていた。

スンとした態度

その日も猪爪家で花江や花江の母・信子、花江の家の女中・稲(田中真弓)らが集まり、結婚披露宴の招待状書きなど、準備を進めていた。夜には、花江の父の真一、仲人で帝都銀行理事の高井も集まり、食事会が開かれた。寅子は男性たちの態度に不満だ。結婚準備・夕食の準備をしたのは女性たちなのに…。

また、寅子は母はるが父の上司・高井にお酒をついだり、スンとした態度で無口になって、男たちの邪魔にならないよう控えめになっている母の表情が嫌いだった。

虎に翼・2話

そんな中、はるが親戚の不幸で故郷・香川に里帰りすることに。寅子は家事を任された。しかし寅子は花江に手伝いを頼む。花江は夕食を作りながら言った↓

花江

トラちゃんは結婚したうちで一番になればいいのよ

寅子は花江にとってはそれが正解なのだと思った。

穂高と桂場との出会い

寅子は、大学の夜間部に通う下宿人・佐田優三(仲野太賀)に弁当を届けに行った。当時の大学は女子の入学を認めておらず、男子学生から好奇の目を向けられた。

その大学で寅子は教授・穂高重親(小林薫)、裁判官・桂場等一郎(松山ケンイチ)と出会う。この出会いが寅子の運命を変えることに…。(つづく)

虎に翼・2話

【虎に翼】2話の事前レビュー

小林薫、松山ケンイチとの出会いが早くも!

寅子と違って、花江は寅子の兄との結婚準備中で、夢にまっしぐら。

けれど、寅子は「女性が当然歩むべきとされる道」つまり結婚が自分の歩むべき道だとピンときてない様子。

世の中の価値観が女性の幸せは結婚という時代なのに・・・持って生まれた性格なのでしょうね。

第2話では、下宿人・優三に弁当を届けに行ったとき、寅子は、穂高と桂場と出会います。

運命の出会いですが…。

モデルの三淵嘉子さんは、東京女子高等師範学校附属高等女学校を卒業が近づくころ、進歩的な考えを持つ父の勧めもあって法律を学ぶために進学を決意したようです。

三淵さんの父は台湾銀行シンガポール支店に勤めてから東京勤務になるなど、銀行マンでした。いい家柄だったろうし、世界を見てきている人だったのでしょうね。世のお父さんの価値観と違ったのだと思います。

一方、ドラマでは穂高と桂場との出会いが寅子に影響を与えてくれるようです♪

松山ケンイチさん,小林薫さんが2話で早くも登場するなんてワクワクします。多くの朝ドラは主人公が子役時代の週が1週または2週とあるのですが、今作は違います。

もちろん子役の週も好きだという朝ドラファンもついているのですが、今作では第1週目から多くの視聴者の心をつかみそうですね。

【虎に翼】2話の感想

気づくことの大事さ

2話は、結婚が幸せなのかどうか悩む寅子の姿が描かれました。

また、印象的なのは、女性たちがスンッとして男性たちを立てていることがおかしいと寅子が気づいていること。

自分が料理を準備したわけではないのに、夫たちの偉そうなことといったら…。

時代の価値観といえばそうですが、ほんと、女性は肩身が狭い時代。

この違和感に気づくことって、いつの時代も、きっと大事なこと。

2024年も未来から見たらきっとおかしいことだらけでしょう。

例えば満員電車に揺られて会社に行き、8時間以上も拘束されて、まるで牢獄のようだと思われそうです。やりたいことやらないなんて時間の浪費だ、と。

何がおかしいか問題点に気づかないと反省も対処もできません。

人生が終わるころ、本当はもっとあれをやりたかったと言っても遅いのです。その点、寅子の気づきからの行動は多くの若者をはじめとする視聴者を勇気づけそうです。

気づきを得るために

世界的ベストセラー「七つの習慣」(著者:スティーブン・R・コヴィー)の序盤でも、人が物を見る時にはレンズのような物(パラダイム)が存在し、それが認識、理解、解釈、行動、態度を決めていると説明。パラダイムを転換することの必要性を主張しています。

パラダイム、つまり物事の見方が大事ということ。

また、ゼロベース思考という言葉があります。まっさらな状態(ゼロ)から物事、企画を考えることですね。

これまでの固定概念や思い込みにとらわれず、物事を見ることができて、気づきを得ることができます。そして行動が変化します。

受け入れてしまうのもアリ

とは言ったものの、長い物には巻かれろという言葉があるように、処世術として男に従ったふりをしておくのもアリだとは思います。

稲(田中真弓)さんが(男を立てるという価値観を)「受け入れてしまえばいい」と寅子に語っていましたが、積極的に、というか、わざと時代の価値観に染まるのもアリかもしれないと思いました。

なんだか、母はるも(男ってバカだから気分をよくしておけば扱いやすい)と分かっていそう。(笑)

男性を手のひらで転がす」とも言いますが、女性が男性に命令やお願いしたりしていないのに自分の思い通りに行動させているケースがあります。

まあ、おそらく花江はそっちの道を選んだのですね。家庭で一番になる、みたいな。

寅子をヒロインとして際立たせるために、花江の人生をダメなもの扱いしないのも本作の好感ポイント。

とはいえ、現時点で寅子は母はるに対して男たちの前で「スン」として無口になってると馬鹿にしています。

いつか寅子も母に理解を示す時がくるのかな?くるといいなと思います。

【虎に翼】2話の出演者・スタッフ

出演者【出演】伊藤沙莉,石田ゆり子,岡部たかし,仲野太賀,森田望智,上川周作,田中真弓,小須田康人,赤間麻里子,横堀悦夫,藤森慎吾,松山ケンイチ,小林薫,【語り】尾野真千子

原作・脚本【作】吉田恵里香 音楽【音楽】森優太

画像出典NHK

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