【虎に翼】60話ネタバレと感想/よね(土居志央梨)が寅子を拒絶する理由とは？
伊藤沙莉さん主演の朝ドラ【虎に翼】第60話が6月21日（金曜）に放送。
はる（石田ゆり子）と心ゆくまで語り合った寅子（伊藤沙莉）たち。花江（森田望智）は道男（和田庵）からの謝罪を受け入れる。
今回は【虎に翼】第60話のあらすじネタバレと感想について。
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【虎に翼】60話のあらすじネタバレ
道男（和田庵）の謝罪
はる（石田ゆり子）と心ゆくまで語り合った寅子（伊藤沙莉）たち。
葬儀が終わり、遺骨の前で、寅子たちは母はるに「お帰りなさい」と声をかける。
道男（和田庵）は花江（森田望智）にこの前のことを謝り、“猪爪家の人”になりたかったと道男。
道男がなりたかったのは寅子や花江の子供だった。
寅子は 「産んであげることはできないけど、もう概ね同じようなもんよ」 と伝える。
寅子の言葉に花江も賛同し、道男の謝罪を受け入れた。
寅子が道男に相談
寅子は、よね（土居志央梨）に相談に行く。
よね「話が通じないのか。ここには来るなと何度言えば。関わりがあったところで所詮、他人だ。おまえが引き取るのは無理がある」
寅子「私たち、現実はこうだって切り捨てられて、あきめる苦しさ、たくさん味わってきたじゃない。生ぬるい理想でも、今できる一番を探したい。だから嫌がられるのを承知で会いに来たの。よねさんとなら、いい案が浮かぶ気がして」
よね「手を貸せることは何もない」「いついなくなるか分からんやつの言葉は届かない」
寅子「そうよね。もう一度、自分でできることを考えてみる」
寅子が去った後、轟（戸塚純貴）が暖簾から顔を出して、よねに話しかける。
轟「今、やっとおまえの気持ちを理解した。佐田が去った時、おまえは心の底から傷ついた。だから怖いんだな、また関わるのが。…オレの前でカッコつけるな。まあ、生きてりゃ道が離れることも、また交わることもあるさ」
道男の仕事先＆引き取り先が決定
道男の将来に対して自分に何ができるか悩む中で、寅子は懐かしい人との再会を果たす。
また店を開くために戻ってきた笹山（田中要次）だった。
笹山は寅子から道男のことを聞き、道男に住み込みで働いてほしいと頼む。
道男は、 二つ返事で受け入れた。
道男 「一人前になったらさ、一番にみんなに寿司ごちそうするよ！特上のやつ」
はるの日記
夜。
寅子と花江は二人で肩を寄せ合い、はるの日記を燃やしながら、亡きはるへの思いを巡らせます…
はるが残した今年の日記には、未来の貯蓄計画が書かれていた。
日記「10年後までの貯蓄計画。収入。寅子ならこの辺りまで行けるはず。寅子 年収150000円 賞与6月15000円 賞与12月15000円」
花江「ずいぶん期待されちゃって。自慢の娘ね」
寅子「迷惑と心配ばっかり掛けて…。でも、私のお母さんがお母さんで良かった」
涙ぐむ寅子。花江も感極まって、なかなか焼却が進まない……。
60話の結末
その後。試験観察の結果、道男は不処分となった。
多岐川（滝藤賢一）は「結局、愛だよ。愛が理想を超えて奇跡を起こすんだ」と上機嫌。
しかし震災孤児の問題は、この先20年は続く。
そして家庭裁判所の仕事は、孤児のことだけではなくて…。
そのころ、梅子（平岩紙）の夫が家族に見守られながら亡くなった。梅子は呆然としていて…。
（つづく）
【虎に翼】60話の感想
よね(土居志央梨)が寅子を拒絶する理由とは？
60話にて、よね(土居志央梨)が寅子を拒絶する理由が判明しました。
理由は、また傷つくのか怖いから。
また寅子と関わって、寅子が離れていってしまうと傷つくから。
だから「こっち来るな」と完全拒否をしていたのですね。
そんなよねの心の奥の気持ちを見抜いて受け止める轟。
お互いに自分の前では本心を隠すな、隠しても意味がない…という態度。
なんだか、男女という関係性を超えた人間愛みたいな、2人の関係性が垣間見えますね。
【虎に翼】60話の出演者・スタッフ
【出演】伊藤沙莉，石田ゆり子，岡部たかし，森田望智，上川周作，土居志央梨，平岩紙，戸塚純貴，田中要次，平埜生成，三山凌輝，ドンペイ，名村辰，松川尚瑠輝，和田庵，見津賢，堀家一希，本田響矢ほか
【語り】尾野真千子
【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
画像出典NHK