【特捜9season7】最終回ネタバレとあらすじ!実態不明の実行犯は何者?
『警視庁捜査一課9係』からバトンを受け継ぐ形でシーズン7に突入した、井ノ原快彦主演【特捜9】がいよいよ最終回。難事件に挑む個性派刑事たちの活躍と、背景にあるそれぞれの人生模様を丁寧に描いてきた同シリーズ。第9話と2話連続の後半となる今回。この記事では【特捜9season7】の最終回のあらすじとネタバレをお届けします。
https://dorama9.com/tokusou9season7-cast/
【特捜9season7】最終回あらすじ
特捜班前班長・国木田誠二(中村梅雀)が出演する警視庁音楽隊150周年記念式典の開催予定会場に向かった主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班は、犯行予告動画に映っていた男・出口一郎(柏原収史)を発見して確保する。ところが、その背後で突然、爆発が…!?
さらに、捜査支援分析センター(SSBC)副所長・村瀬健吾(津田寛治)と分析官・三ツ矢翔平(向井康二)がネット上にまた新たな犯行予告動画を発見した。そこに映っているのも知らない女の顔だった。
他人の“顔”を利用してディープフェイク動画を作り、その顔を次々と脱ぎ捨てて犯罪を重ねていく真犯人は一体何者なのか?そして、なんと浅輪の“顔”まで盗まれ動画に使われてしまうことに!大勢の観客が集まる式典で大パニックが巻き起こる事態になってしまう中、その式典で何を思ったか、新藤亮(山田裕貴)がバディを組む浅輪とは別行動を取りはじめてしまう…。
【特捜9season7】最終回ネタバレ
先週の第9話で起きた3つの事件はフェイク動画によって仕向けられた冤罪だった。その真犯人の顔も目的もつかめない、すべてが謎に包まれた犯罪に、特捜班はどう立ち向かうのか…!? 最後まで結末が分からない、シーズン最終回に特捜班は真犯人にたどり着けるのか!
予告状をなぞるように犯行が行われる、その真の目的とは
150歳の老人の誕生祝いに、
男が祝砲の弾を込め、
女は皿に鳥の頭を盛って、
新しい指揮者が古い指揮者を殺す
という犯行予告動画の男が言っていた文章を検証しつつ会場を調べる特捜班。
その後次々と犯行と予告動画アップを繰り返す真犯人。
『予告動画その1』
「男が祝砲の玉を込める」という言葉を言っていた男を会場で取り押さえた直後、会場内のゴミ箱で爆発が起こる。そしてその直後に「祝砲は打たれた」という新しい予告動画がアップされる。捕まえた男は会場設営スタッフで事件のことは何も知らない。またもや冤罪だった。顔はクラウドサービスにアップした顔写真から顔を利用したと予想される。
『予告動画その2』
次の予告動画はまたもや知らない女の顔に変え「女たちは皿に鳥の頭を盛る」と言葉を言っている。その女の身元を調べると会場警備をしている女性警察官・江川詠美(渡辺舞)だった。調理場に何かあるとみた志保と由真は聞き込みに。そこで女がトイレで不審な行動をしていたと聞き、女子トイレのゴミ箱からラバーマスクを見つける。フェイク動画だけでなく、真犯人はラバーマスクでその人物に変装して犯行をしていたことがわかる。その時調理場から悲鳴が!予告動画になぞらえているかの如く、水道から出る水がとり兜色の紫色になった。そして女に変装した犯人がタンクの中に何かを投げ込む動画もアップされた。会場にいた警備部の女性警察官を捕まえるとやはり事件とは無関係でただ顔を使われていただけだった。
『予告動画その3』
そしてついに新しい予告動画では顔が浅輪になり「新しい指揮者が古い指揮者を殺す」予告した。
そこで三ツ矢が新たな一手をここで投入すべく提案
過去の動画がアップされているのがどちらも同じ時間だったことから、この予告動画は事前に公開時間を決めてアップしている可能性が高いため、次の動画もすでにセットされている可能性が高い、だからパスワードさえわかればその動画が事前に見れるということだった。
しかしパスワードは3回間違えるとロックされて次の日まで見ることができなくなる。
特捜班メンバーはパスワードを突き止めることはできるのか?
真犯人が浅輪の顔をフェイク動画に使うことの狙いとは
真犯人の目的がわからないまま、会場を警備・捜査する特捜班。捜査を進める中でこれだけ大掛かりな事件を2つ起こしておきながら、被害者が1人も出ていないことを不審に思い、事件の目的は警備が薄くなる場所を作るための犯人の揺動作戦だったと気づく。
そして浅輪は自分の顔が予告動画に使われたのは、浅輪に罪をなすりつけるために使っているとして、だとすれば犯行予告も浅輪がやったことにする為に、浅輪が普段使っているパスワードではないかと推測。その予想が見事的中し、犯行後に公開予定だった動画を見ることができた。そこにはなんと浅輪が国木田を撃つ内容のフェイク動画が!動画の中で国木田が撃たれるタイミングは最後の曲の演奏中。応援は間に合わない為、特捜班だけで犯行を阻止する必要がある。そんな中、新藤は特捜メンバーとは別行動をしていた。
・犯人は一体誰なのか?
・新藤はどこへ行ったのか?
式典で国木田を狙った犯人はまさかの過去の事件の犯人だった
ついに犯人の狙いが“警視庁創立150周年記念式典”に出演する国木田であることを突き止め、演奏中の会場内を警備する特捜班メンバー。すると会場にフェイク動画に顔を利用されたとされる出口と江川の姿が。2人をマークする青柳&矢沢、志保&由真。
その時、客席から立ち上がり犯人がステージに近づき発砲しようとする、必死でステージに飛び出す浅輪。もう間に合わないかと思えたその瞬間、客席に潜んでいた新藤が犯人を確保。新藤は「season5」(2022年)での潜入捜査時以来の“金髪姿”に変装し会場に潜伏していたのだ。
新藤くんの金髪姿、相変わらずお似合いでした!
そして見事、犯人の凶弾から国木田を守ることに成功した。引き金を引いたのは、以前国木田が担当した冤罪事件の恨みで事件を起こし逮捕された事がある伊勢谷武(岩永ひひお)が国木田への恨みを再燃させたと判明。しかしそれは巧妙なフェイク動画で彼の憎しみをあおり、犯行へと仕向けた男・福本(近藤頌利)の仕業だった。真犯人の素性は闇に包まれたままで、事件は不穏な要素を残しての幕引きとなってしまう。
浅輪の言葉に次のシーズンへの幕開けすら感じます。
そして最初に追っていた3件の事件の犯人は捕まったが、金を払ってフェイク動画を生業にするネット上で知り合った誰かに依頼したとのことで、その誰かは分からずじまい。しかし、この3件のフェイク動画を作った人物は同一人物で、フェイク動画を使って犯罪を隠蔽することを暴いた特捜班に苛立ち、伊勢谷を犯行に導き浅輪の犯行に見せかけようとしたのだ。つまりこの式典を狙った事件の標的は、警察ではなく特捜班だった。
この真犯人、次回シーズンにも登場する予感ですね。
今後の特捜班の進むべき道、そして真犯人は野放しのままなのか…
そうして迎えたラスト、警察庁から正式に新藤への異動要請があったことが浅輪から伝えられた。
実は、要請があった警察庁警備局警備企画課は新藤の亡父の古巣であり、「season5」でも引き抜きを打診されていた部署です。
「行ったほうがいいよ」と冷静に異動をうながす浅輪。「さびしいに決まってる。でも新藤だって主任になりたがってたもんな。」というと、「そんなことを言った覚えはない」と否定する新藤。実は第9話冒頭で、「自分は“主任”を目指している」と新藤が言ったのは、『主任』つまり浅輪を目指してるっていう意味だったのだのだ。
新藤くん、浅輪主任リスペクト愛!!
そして新藤は「(特捜班に)いたいっすよ。できることならこのまま」と本音を吐露しながらも、「でも、喜ばなきゃいけないっすよね…。喜ぶべきことだ、そう言ってるんすよね?」と自ら飛躍のため特捜班を離れることを決断するのだった。涙を溜める新藤に「行ってこいよ。別に、異動って言ったってさ、永遠の別れじゃないんだから。特捜班はお前の実家なんだから、いつだって帰ってこい」と言い浅輪自身も特捜班の班長をやることを決めたとみんなに報告する。
移動が決まった新藤くん、いつでも戻ってきてほしい〜
するとステージ上の楽団員たちによる即興の特捜9のテーマソングの演奏が。なんとも【特捜9 season7】のラストにふさわしいシーンとなりました。
【特捜9】配信情報
【特捜9】シリーズを全話視聴するなら
で一気見できます。今なら過去シーズンも見放題!
記事内の画像出典:「特捜9season7」公式サイト