【特捜9シーズン4】2話のネタバレと感想!大人気2.5次元俳優への裁きが甘すぎる!?
【特捜9シーズン4】2話のネタバレと感想!大人気2.5次元俳優への裁きが甘すぎる!?
【特捜9シーズン4】2話が2021/4/14(水)に放送されました。ネット自警団の女性の死の謎を特捜班が追います。
さらに事件を鍵を握る人物として人気2.5次元俳優・久保田秀敏さん(くぼひで)が登場。ただ、彼の扱いには納得できない気が。
今回の記事では【特捜9シーズン4】2話「殺人デザイナー」のネタバレと感想、視聴率をお伝えします。
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【特捜9シーズン4】2話のネタバレ
ネット自警団の女性の死
浅川塔子(広山詞葉)という女性の遺体が自宅から発見された。
- 塔子は人気アパレルメーカーのデザイナー
- 死因は頭をインテリアで殴られたことによる脳挫傷
- 第一発見者は塔子の友人である鈴木真央(梶原ひかり)と岡野久美(池亀未紘)
浅輪直樹(井ノ原快彦)は2人から話を聞こうとする。すると突然、
2人「匿って貰えませんか。私たちも命を狙われているんです。」
と頼まれてしまった。直樹は驚きつつも事情を聞く。
- 3人は“2.5次元俳優”の結城翔(久保田秀敏)の舞台を観に行くほどの大ファン
- 塔子は結城と知り合いで真央達は本人と会うことができた
- 3年ほど前からインターネット上で結城のニセ情報を流す人物を特定
- やがて不正受給者や悪質なクレイマーなどを見つけ出して塔子の裏アカウント“ディケー”で晒すネット自警団にエスカレート
そして、3人のもとに差出人不明の殺人予告が届き、塔子が殺害されてしまったのだった。
特捜班とネット自警団の捜査
特捜班のメンバーはそれぞれ捜査を開始する。
青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)コンビは結城から話を聞く。塔子がデザインをしているブランドのイメージキャラクターをしており、親しい仲だったという。
疑う要素は無かったが、青柳は結城が裏の顔を持っていることを直感。付き人の高橋一太(堀丞)も、何かを隠している様子なのに気づく。
更なる調査で結城は学生時代に不良であったことが判明した。
小宮山志保(羽田美智子)と村瀬健吾(津田寛治)コンビは塔子のオフィスで情報収集。チーフデザイナー・杉山英子(佐藤乃莉)が塔子に追い出され、退社したと突き止める。
英子は仕事熱心で部下達に厳しい態度で接していた。塔子はそれをパワハラとして追求していた。ただ、英子は辞める際に「塔子には気をつけなさい」と捨て台詞を残していたと言う。
新藤亮(山田裕貴)はなぜか真央らネット自警団と共に捜査。真央らはネットの情報から次々とかつて晒した人物達の現在を突き止める。
ネット自警団の捜査能力に直樹も舌を巻く。
直樹は真央と久美に「どうしてネット自警団をしているのか」と尋ねる。真央は「亡くなった母からの“正しく生きれば必ず報われる”という教えを守り、行動している」という。
捜査本部に戻り、情報を共有する一同。新藤によると塔子の他にも“ディケー”を名乗る人物は複数いて、初代“ディケー”はネット自警団の中ではカリスマ的な人気だと言う。
そこに鑑識の佐久間が登場。現場に残されていた指紋がある人物のものと一致していた。
偽りの正義
その人物は塔子に追い出された英子だった。小宮山と村瀬は英子の取調べをして「塔子に脅されていた」と証言を得る。
- 塔子は突如、デザイン部門の移動してきた
- ある日、塔子に誕生日パーティを開いて貰ったが酔いつぶれてしまった
- 酔いつぶれたら見知らぬ男と性行為をした後でその写真を撮られていた
- 塔子に「入院中の旦那にバラさされたくなければデザイナーを辞めろ」と脅された
- さらに塔子にはデザインの才能は無かったので英子が1つ10万円で提供していた
- 旦那の治療費が掛かるようになったので値上げ交渉をしようと塔子の自宅へ
- すでに塔子は死んでおり、その時に指紋を残しまった
塔子がパワハラを追及したのは自分がデザイナーとして居座る為。塔子のいう正義は偽りだった。
特捜班は脅しに使われた写真を押収。青柳は写っている男のピアスに見覚えがあった。
結城の裏の顔
この男の正体は結城の付き人の高橋。結城に弱みを握られており、仕方なくやった。結城本人はホテルに呼び出した女の所だろうという。
小宮山と村瀬は結城についても英子から話しを聞く。新しい男性向けブランドの立ち上げの時、塔子は「イメージキャラに結城使いたい」と言ってきた。
会社に「結城は人を殺している」とDMが来ていた事があり、英子は反対だったが、塔子は押し切った。DMを送ってきたのは“ディケー”を名乗る人物だった。
直樹は最も古いと思われる初代“ディケー”のアカウントを調べる。使われていた写真から都内の公園を特定する。
その公園では13年前に女性が1人亡くなっていた。
- 夜の公園で不良少年が少女にしつこく迫っていた
- 女性が止めに入ったが、不良は逆上し女性を階段から落として死なせてしまった
- 事件を目撃した女性の娘が「背中に特徴的な痣があった」と証言
- その不良少年は未だに捕まっていない
特捜班班長の国木田(中村梅雀)は女性の娘を調べる。その正体は驚くべき人物であった。
真犯人の正体
あるホテルの一室で結城が真央に拘束されていた。13年前の事件の不良少年は結城であり、真央は亡くなった女性の娘だった。
真央はナイフを手に「カメラの前で全てを話すか、ここで殺されるか選びなさい」と結城に迫る。
間一髪のところで直樹が突入した。
- 真央は結城と会った時にコーヒーを服にこぼしてしまった
- 結城が着替える時に背中の痣を見て母を殺した犯人だと確信した
- 初代“ディケー”の正体は真央であり、DMを会社に送ったのも彼女
真央は塔子の自宅に向かい彼女の裏アカウントで結城を晒すことを訴えた。が、塔子は拒否し衝撃的な事実を暴露する。
DMをもみ消したのは塔子。彼女に正義は無く、真央が正義に酔って行動するのをあざ笑っていただけだった。
さらに「13年前に結城と揉めていた女子高生は彼のただの元カノ。あんたの母親は無駄死にしただけ」と侮辱してきた。
真央は怒りのまま塔子を殴り殺してしまったのだった。
直樹は「それが本当に君のお母さんが望んでいたことなのかな。“正しく生きれば必ず報われる”とは君が幸せになることを望んで言っていたことだよ!!」と訴える。
その言葉を受けて真央はナイフを手放し泣き崩れてしまう。
その後、青柳によると結城が13年前の事件を自白という。こうして、暴走した正義による事件は幕を閉じたのだった。
【特捜9シーズン4】2話の感想とまとめ
【特捜9シーズン4】2話はネットの暴走する正義と裁きがテーマでした。
大人気2.5次元俳優・久保田秀敏がゲストに
来週の特捜9に2.5次元俳優役で2.5次元俳優(くぼひでくん)が出るのちょっと楽しみ、といいますか若俳おたくが血の涙を流しそうな内容な気が…しないでもな……😂 pic.twitter.com/GRiS12WEE3
— 牙修院 (@shinjiro_lc) April 7, 2021
“くぼひで”こと久保田秀敏さんがゲストに登場しました。
久保田秀敏さんは「テニスの王子様」、「薄桜鬼」、「憂国のモリアーティ」 などアニメやゲームを元にしたミュージカルで活躍中。アニメと現実の中間である2.5次元俳優として大人気です。
【特捜9シーズン4】ではテニスでは無く、卓球。ドラマ内で鍛え上げられた肉体を披露し、大いに盛り上がりました。
くぼひでのドラマ見たー!
いゃあ絵に描いたようなクズだったけど
肌色多めで大変眼福でございました!
やっぱいけめそだねぇ!
ピンポンスマッシュ気になりすぎるwww— まおり (@tmix2185) April 14, 2021
“くぼひで”への裁きは甘い?
そんな“くぼひで”はドラマ内では元不良少年、真犯人の母親を死に追いやった事件の元凶でした。
青柳と矢沢には「不良だったのは過去の話」という雰囲気を出していましたが、その罪は裁かれていません。そう言って許されるのは罪を償ってから。
現在でも自分の仕事の為に付き人を脅して、デザイナーを追い出したとんだ屑野郎です。
最後は自白したようですが、元凶が殺されていないのは甘すぎる気がします。
と勢いで書きましたが、これこそが2話のテーマである“暴走した正義”そのものです。
監察医の真澄が言っていた「人は自分が正義だと思った時、どこまでも残酷になれる」という言葉が身にしみます。
可愛らしい小宮山
最後に今週の癒しシーン。小宮山と村瀬が英子の自宅を訪ねて話を聞く場面。
小宮山は英子が自分が好きなブランドのデザインをしていると知ると大興奮。その服を着た自分の写真を見せ付けます。
かなりの自信作だったようで写真を常に持ち歩いていました。これには村瀬もポカーンです。
お茶目で可愛らしい小宮山に癒されました。
【特捜9シーズン4】2話の視聴率
【特捜9シーズン4】2話の視聴率は13.7%でした。
初回よりも0.5%アップです。順調な滑り出しです。
次週予告
次回の【特捜9シーズン4】はなんと事件が起きません。村瀬が見つけ、どうしても思い出せないイヤリングを特捜班があれこれ調べることになります。
2021/4/21(水)21:00~の放送をお楽しみに。
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