【人生最高の贈りもの】のネタバレと感想!親子愛に視聴者号泣!

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人生最高の贈りもの
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【人生最高の贈りもの】のネタバレと感想!

主演のスペシャルドラマ『人生最高の贈りもの』が1/4に放送されました。

放送後、石原さんと寺尾聰さんが演じる親子の愛情に視聴者号泣!

今回は【人生最高の贈りもの】のあらすじネタバレと感想を紹介します。

目次

【人生最高の贈りもの】のあらすじ

東京・豊島区。鬼子母神堂の裏手に佇む小さな洋館に、元大学講師の翻訳家・笹井亮介(寺尾聰)は暮らしている。妻に先立たれ一人暮らしとなった今は、家事も料理も完璧にこなすが、仕事は自由奔放。〆切を守らない亮介に、担当編集者・野村()はいつも隣で頭を抱えていた。さらに近所に住む原口光代(キムラ緑子)は、亡き妻から「主人をよろしく」と頼まれたのを口実に、毎日勝手に家に上がり込んでいる。

一方、亮介の一人娘・ゆり子(石原さとみ)は、長野県安曇野ののどかな町で、亮介の元教え子で教師の夫・田渕繁行()と暮らしていた。ところがある日、ゆり子が父のもとに帰ってくる。連絡もなく突然の帰省に驚く亮介は理由を尋ねるが、ゆり子は一切語ろうとしない。わかったのは家にいる期間を決めていないということだけだった。これまで「父と娘」の会話をろくにしてこなかったため、二人の間にはぎこちない雰囲気が漂う。

こうして始まった父と娘の2人暮らし。緊張しつつも温かく穏やかに過ぎていくが…実は娘の人生に残された時間はわずかだった。娘が胸に秘めていた決意とは?そしてそんな思いを知った時、父は・・・。

【人生最高の贈りもの】のネタバレ

亮介とゆり子。二人の間にはぎこちない雰囲気が漂う。

しかし、亮介が部屋を綺麗にしていて、美味しい料理を作ったものだから、大笑いするゆり子。

何も家のことは出来なかったのに…。あまりの変わりようがおかしかった。

ある日、亮介はゆり子が(母親が眠っている)笹井家の墓の前で号泣しているのを目撃。

亮介は娘がどうして帰ってきたのか心配になり、娘の夫に会うため長野県安曇野市へ向かう。

仕事でお世話になった人のお見舞いで外泊する、と光代や野村からゆり子に伝えてもらった。

ゆり子(石原さとみ)の父への贈りもの

安曇野にて。亮介は繁行に何度も娘の帰省理由を尋ねたが、彼は明かさなかった。

別れ際、繁行は亮介を自宅に呼び、真相を明かした。聞いてもゆり子と変わりなく接するという条件で。

ゆり子はがんで、余命わずかだった。

ゆり子は繁行に「残された時間の半分をください。」と頼んだ。

ゆり子「お父さんとの思い出はあまりない。死んじゃう前にお父さんとの思い出を作りたい。お父さんにも私との思い出をプレゼントしたい。お母さんに死なれて私までいなくなるなんて、お父さんがかわいそうで。
 私の体のことは言わずに過ごしたい。(病状を)知ってしまったら、可哀そうな娘との時間になっちゃうから。そういうんじゃなくて、喧嘩したり、つまらないことで笑ったり、2人でご飯食べたり…そういう時間を過ごしたい。」

いつも不機嫌な関係だったから今のままではそれだけになってしまう…余命の半分になったら繁行のもとに帰ってくると約束した。

ゆり子は不妊治療の検査のうちに、がんが見つかった。

ゆり子は、亮介が訳した本すべて持っていた。「ここ少しわかりにくい、古い」「ここ大好き、名訳!」などの付箋が貼ってあった。

中学の時、ゆり子は父のやりかけの仕事をこっそり読んでいて、亮介は「どうだった?」と聞いた。ゆり子は面白いと思ってたのに「別に」と答えた。結局、亮介はその仕事を断った。その仕事の本はベストセラーになった。ゆり子のせいではないが責任を感じていた。

そういう心残りが、ゆり子はいっぱいあった。
中学1年のとき。演劇部のゆり子は大きな役に抜擢され「出来ない」と家でずっと言っていた。父が「うるさい!!!出来ないなら断れ!」と言われた。父に「がんばれ」と言われたら子供は頑張れるものなのに・・・と、ゆり子は繁行に語っていた。(亮介は演劇のことを覚えていなかった)

亮介(寺尾聰)と娘の日々

東京・豊島区。亮介は帰ってきて、妻の墓に向かって「いい娘に育ててくれたな。ありがとう。俺はいい父親になれるのかな。どうすりゃいいんだ」と声をかけた。

自宅にて。亮介は、光代と野村に「何もなかった」と嘘をついた。

「いい加減にしろ。お姫様か、お前は!手伝え!」亮介はゆり子を夕食作りに誘う。

ゆり子のジャガイモの皮むきの仕方を見て「そうやればいいんだ」とまねる亮介。ゆり子は鏡ごしに父親を見て微笑んだ。

「行きたいところないのか?」
「ジェットコースター。ウソウソ。父親のおごりで食べたい店はある」

2人でうなぎ屋「五代目野田岩」へ。料理を亮介が選んだ。

その夜、ゆり子は電話で繁行にさぐりを入れたが、挙動不審に「(亮介が)来てない」といった。ゆり子は嘘を見抜いていた。

亮介は、やらないと断った仕事をゆり子に読んでもらう。昔訳した作家の娘のデビュー作だ。

ゆり子が読んでみて、「笹井亮介の訳で読んでみたくなりました」とコメント。

亮介は訳すことにした。ゆり子も手伝った。

そして何日もろくに寝ずに仕事をした亮介はついに訳し終えた。

ゆり子と手のひらを合わせ、喜ぶ。(ハイタッチのつもり)

ゆり子は安曇野へ帰ることにした。その電話を受けたあと、繁行は泣き崩れた。

ゆり子は光代に偶然会って、「父をお願いします」と頼んだ。

がんばれ、できる

ゆり子は夕食を作る。母の煮物のレシピを父に教えた。ごま油で炒め、隠し味の蜂蜜がポイントだ。

亮介は、妻(ゆり子の母)の白和えを作れるのか、ゆり子に尋ねた。無理だろう、と言うと「頑張れっていえないの?」と嘆くゆり子。

ゆり子は明日帰ることを伝えた。

亮介はゆり子を落語に誘ったが、「お前好きじゃないんだよな」と言うと、高校の頃「きょーみない!」って変な顔で言われたことをマネする。「そんなことない。行くわよ、楽しみ」と伝えた。

翌日。2人は落語を見に行った。ゆり子は笑って泣いた。涙を父の服で拭いた。

ゆり子は駅に行く途中で見送りを断った。そして「お父さん、ありがとうございました。」

亮介は「こちらこそありがとう。本できたら送る」

「楽しみにしてます。じゃ」と去る、ゆり子。

「ゆり子!あれ、ちゃんと作れよ。白和え。旦那に食わせてやれ。ゆり子。大丈夫だ。ゆり子なら、できる。がんばれ」と声をかける亮介。

「はい。がんばります」笑顔で手を振って、去っていくゆり子。一人になって、笑顔のまま泣けてきた。

安曇野にて。最寄り駅に、繁行が待っていた。

ゆり子:「楽しかったです。これからよろしくお願いします。さてと、がんばりますか。最後まで」

「大丈夫?」繁行に聞かれたゆり子は「大丈夫。私は大丈夫」と答え、繁行と歩いて帰る。

東京。亮介は落語に着ていった上着を抱き寄せ「がんばれ」とつぶやいた。

その後。ゆり子は白和えを、亮介は煮物を作った。

バーにて。亮介は友人と「お互いの娘に」乾杯する。

【人生最高の贈りもの】の感想

石原さとみさんと寺尾聰さんが演じる親子の愛情に視聴者号泣!

「号泣」した視聴者が多かったようです。

余命もの、という病気を前面に出すのではなく、親子の何気ない日常を描いていた本作。

娘のゆり子にとっての「贈りもの」は、娘との思い出。(ちなみにタイトルが「贈り物」じゃないのは物質じゃないからでしょう)

なぜ病気を隠したのか、それはただの娘との思い出を贈りたいから。

それを分かって知らないふりをした亮介は…どれだけの思いだったのでしょう。

「かけがえのない日々」の大事さが伝わりますし、ゆり子がラストで「がんばれ」とやっと言ってもらえるシーンは泣けましたね。

「大丈夫、がんばろう」と思えたゆり子。よかったね、と言ってあげたいです。

本当の最後の日々は、想像にお任せですが、それもまたこの作品の良さかも。

スタッフ・キャストの皆様ありがとうございました。

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