【新東京水上警察】3話の感想!碇(佐藤隆太)にハラハラ、ラストで泣かされる

新東京水上警察、3話の感想

2025年10月21日、【新東京水上警察】第3話が放送されました。SNSでは「映画みたい」「ラスト5分泣いた」などの声が多数!
今回は、放送直後の視聴者の反応と、筆者の感想をまとめます。

碇にハラハラさせられ、ラストに泣かされる

冒頭、船から船に飛び移った碇(佐藤隆太)。海に沈んでいく幼少期の男の子が回想され、碇自身と思っていましたが、違いました。

海に沈む男の子は碇ではなかった。最後に見たその男の子は1時間後に死んでしまった、信じられない光景。あの男の子のように自分も誰かの代わりに死ねるのだろうか。そんなことを考えながら生きてきた。

過去の記憶を蘇らせているシーンではありませんでした。

「君も誰かの代わりに死なないと」と言われている気がしていた。本来自分が乗るはずの席。自分が乗っていたら死んでいたはず。

僕は君のために死ぬよ、そう言われていると考えて今まで生きてきたのでしょうか。

自分が乗らなかったがために、父は碇が乗る席に座った碇と同じ年位の男の子と仲良くなった。そしてその男の子は死んでしまった。そして父が死んだその男の子を抱えて泣いている…。

それは恐怖だったでしょう。僕が乗ればあの子は死ななかったと考えると自分を責めてしまうのかもしれませんね。自分だけが生きてしまって申し訳ないと。

それが、「生きててごめんね…」につながっていると私は考えました。今回の老人施設連続殺人の動機となった老害

生きていてダメな命などない。それがメッセージでしょうか。

恐怖を乗り越え、船を飛び海に沈みかけて気を失った碇に、有馬礼子(山下美月)が掛けた大丈夫という言葉は、生きていて大丈夫ということにつながったでしょうか。

サスペンダーパッチン

日下部(加藤シゲアキ)が元上司・和田毅(谷田歩)に、三上(松本怜生)を引き渡すように言ったシーンでの「サスペンダーパッチン」。先回は現上司・加藤課長(皆川猿時)が、サスペンダーパッチンされてましたからね。

やられたらやり返す。男同士の火花がバチバチするシーンは、何故か新鮮に見えてしまいます。

まとめ

SNSの書き込みを読んでいると、俳優さんの演技やファン視点でのコメントが多めかなと思います。日下部(加藤シゲアキ)と有馬礼子(山下美月)の結末を心配する声もあります。

高齢者施設で起きた連続殺人

  • 子供たちのはしゃぐ声がうるさい
  • 運転操作ミスによる交通事故

これらの要因を老害と呼び、人を殺めたくなるまでの怒りを生みだしていることを取り上げている人が少ない印象を受けました。

数字を呟いていた宇部八重子さんが「涙を流しながら生きていてごめんね」と言うシーンが、私は一番印象的でした。