【素晴らしき哉、先生!】全話ネタバレ・あらすじ!原作・結末は?
【素晴らしき哉、先生!(すばらしきかな、せんせい)】全話ネタバレ・あらすじ!原作・結末は?
日曜10時のドラマ【素晴らしき哉、先生!】(略称:すばかな先生)が8月18日(日)スタート!
理不尽な教育現場で奮闘する高校教師が生徒たちとともに成長していく青春群像劇です。
地上波連続ドラマ初主演に挑む生田絵梨花が主人公の“笹岡りお”を演じます。
笹岡りお先生は、教師生活2年目にして退職を考えるくらい過酷な日々を送っているのね。喜怒哀楽を全身で表して時に荒ぶったりもする生田絵梨花さんが新たな魅力を見せてくれそうだわ。
オーディションで選ばれた生徒役の若手俳優陣もブレイク必至と言われる注目株ばかりで楽しみだね。
主題歌は竹内まりやさんの「歌を贈ろう」。優しく包み込んでくれるような歌で、先生や生徒たちだけじゃなくドラマを見ている人たちにも贈られる応援歌ね。
この記事では【素晴らしき哉、先生!】のネタバレ・あらすじを最終回まで全話紹介していきます。
(放送後に随時更新していきます)
【素晴らしき哉、先生!】のあらすじ・ネタバレを最終回まで
【素晴らしき哉、先生!】のあらすじ・ネタバレを最終回までまとめていきます。
1話「先生だって人間だ。」
放送日:8月18日(日)22:00~22:54
1話のあらすじ
Z世代の笹岡りお(生田絵梨花)は親の反対を押し切って夢だった高校教師になる。
しかし現実の教師生活は過酷で、あまりのストレスに2年目にして退職を考えるように。
そんなある日、生徒の万引き事件が発生した。
りおは、教頭・中路克博(柳沢慎吾)の指示で顔も名前も知らないその生徒の迎えに行くことになり、被害店主(柴田理恵)から激しく叱責された挙句、家に誰もいないという生徒に寿司をねだられ自腹で奢ることになってしまう。
これまでりおは、教育現場への不満をSNSの裏アカウントに投稿したり、彼氏の大友聖也(小関裕太)に愚痴を聞いてもらったりしてどうにかやり過ごしてきた。
けれど我慢も限界になりついに退職を決意する。
ところがそのタイミングで、学園長の山城陽子(萬田久子)から、教員に欠員が出たため新学期から3年生の担任になってほしいと依頼されてしまった。
1話のネタバレ
衝撃のラスト!
笹岡りお(生田絵梨花)は夢だった高校教師になるが、現実の教師生活は過酷で理不尽なことばかり。
家族や彼氏の大友聖也(小関裕太)に愚痴を聞いてもらったりSNSの裏アカウントに鬱憤を投稿したりする日々だったが、あまりのストレスに2年目にして退職を考えるようになる。
春休みのある日、小村悠馬(橘優輝)という生徒がコンビニで万引きするという事件が発生した。
りおは、教頭・中路克博(柳沢慎吾)の指示で事故で入院中の担任の代わりにその生徒の迎えに行かされ、コンビニ店長(柴田理恵)からネチネチと嫌味と叱責を受けて、りおは誠心誠意謝る。
そして、親には話さないでほしいという悠馬の願いを聞き入れ、家に誰もいないという彼に寿司をねだられご馳走してあげることになってしまう。
我慢も限界になりついに退職を決意したりおだったが、学園長の山城陽子(萬田久子)から、復帰の見通しがつかない担任の代わりに新学期から3年C組の担任になってほしいと依頼されてしまう。
不安を抱えながらも担任初日を迎えると、そこに悠馬の姿があったが目を合わせず素っ気ない。
C組の生徒たちは突然担任になった若い教師を受け入れがたい様子。
教師1年目の副担任の山添快斗(葉山奨之)は元気に英語で挨拶するが生徒たちはクールなまま。
保護者会では、いかにも頼りないりおと快斗に対して不満や批判が爆発する。
落ち込むりおに聖也はプロポーズし、りおは大喜びで承諾して担任を降りる決意をするのだった。
一方、不満の口火を切ったのが自分の母(西尾まり)だと知った悠馬は、クラスメイトに自分の万引きの話をして、りおがどんなに良い先生なのかを涙ながらに語る。
自分の親たちがりおを傷つけたことを知った生徒たち。
料理部の生徒たちや悠馬からの心からの言葉を受け取ったりおは胸打たれる。
りおは、3年C組の生徒たちの卒業を見届けるためにもう一年だけ頑張ることに。
結婚はその後にしようと考えたりおは、その話をするために聖也の部屋を訪れるが、そこに別の女性の靴が。
3年C組について1話でわかったこと
1話の感想はこちら↓
2話「先生も、失恋します。」
放送日:8月25日(日)22:00~22:54
2話のあらすじ
笹岡りお(生田絵梨花)は、大友聖也(小関裕太)からプロポーズされて結婚を承諾し、担任を降りる決意をした。
しかし生徒たちに励まされたことで思い直し、3年C組の生徒たちの卒業を見届けるまで頑張ることに。
ところが、その話をしようと聖也の部屋を訪れると女性の姿が。
聖也の部屋を飛び出したりおは、銀座でヤケ酒を飲むために妹のせり(内海誠子)と父の秀樹(高橋克典)と合流する。
その直前に沢井谷玲奈(茅島みずき)とよく似た女性を見かけるが、これ以上問題を抱えたくないと思ってやり過ごしてしまった。
翌朝、学校の近所に住む有名なクレーマーの和泉友蔵(モト冬樹)が現れる。
3年C組に大木戸光源(小宮璃央)が遅刻気味に登校してきた。
玲奈と光源はどちらも一人親家庭。
どちらの保護者も三者面談を拒否していた。
りおは副担任の山添快斗(葉山奨之)と相談してそれぞれの家庭を訪問することにするが、どちらの親にも良くない噂があった。
難題が山積みの中、聖也から何度も連絡が入るがりおは無視を続ける。
しかしある日、自宅に帰るとそこに聖也の姿があった。
2話のネタバレ
生田絵梨花と小関裕太の長回しシーンは圧巻でした。
笹岡りお(生田絵梨花)は、大友聖也(小関裕太)からのプロポーズを受け、担任を降りる決意をした。
しかし生徒たちに励まされ、今受け持っている3年C組の生徒たちの卒業を見届けるまで頑張ろうと決める。
ところが、その話をしようと聖也の部屋を訪れると、そこには見知らぬ女性が。
外へ飛び出したりおは、銀座で妹のせり(内海誠子)と父の秀樹(高橋克典)と合流してヤケ酒を飲むことに。
二人がいる店に行く直前に沢井谷玲奈(茅島みずき)とよく似た女性を見かけるが、自分のことで精いっぱいのりおはついやり過ごしてしまった。
実は玲奈は銀座のクラブでホステスをしているのだ。
翌朝、学校の近所に住む有名なクレーマーの和泉友蔵(モト冬樹)が現れ、その対応に教頭・中路克博(柳沢慎吾)と山添快斗(葉山奨之)は追われる。
一方、りおは3年C組の保護者との三者面談の日程を決めなければならなかったが、玲奈と大木戸光源(小宮璃央)の保護者はそれぞれ三者面談を拒否していた。
玲奈と光源はどちらも一人親家庭で、光源の親には良くない噂があった。
難題が山積みの中、聖也から何度も連絡が入るがりおは無視を続ける。
そんなある日、りおが自宅に帰るとそこに聖也の姿があった。
聖也は1年前から別の女性とも交際していたこと、教師の仕事で多忙なりおに不満を抱えていたことを打ち明ける。
傷心のりおは、同僚の大隈豪(桐山漣)と快斗に苦しい気持ちを聞いてもらい涙を流す。
一方、りおの父・秀樹は、玲奈の母親の夏子(鈴木紗理奈)が営むスナック「ナツコ」を訪れていた。
2話の感想はこちら↓
2話の3年C組でわかったこと
3話「先生だって、ビビります。」
放送日:9月1日(日)22:00~22:54
3話のあらすじ
バスケ部の副顧問である笹岡りお(生田絵梨花)は、ゴールデンウィーク期間中も休めない。
教師という仕事に夢と希望を持ち、母・奈緒(田中美佐子)の反対を押し切って教職に就いたりおだったが、今や、家族旅行もできずやりがいを搾取されているという奈緒の言葉に反論できないでいた。
ある日、父の秀樹(高橋克典)が好調な企業の社長としてテレビに取り上げられた。
番組を見た3年C組の生徒たちは大いに盛り上がったが、沢井谷玲奈(茅島みずき)は、スナック「ナツコ」で自分が接客した相手が秀樹だったことに気づきひそかに不安を抱き始める。
一方、保護者たちは、りおが有名企業の社長令嬢と知ると態度を一変し、三者面談は思いがけずスムーズに運んでいく。
そんな中、なかなか面談できなかった大木戸光源(小宮璃央)の父・勝次(永井大)との面談日が、副担任・山添快斗(葉山奨之)の骨折りのおかげでやっと決まり、場所は学校ではなく光源の家ということに。
勝次は裏社会の人間という噂があり、「絶対に一人で訪問しないように」と教頭・中路克博(柳沢慎吾)から忠告され、りおは緊張しながら快斗と二人で光源の家を訪れるがそこに勝次の姿はなかった。
りおと快斗は渋る光源に勝次の仕事場へ案内させるが、進むにつれ街の雰囲気がだんだん怪しいものになっていく。
3話のネタバレ
3年C組の担任・笹岡りお(生田絵梨花)と副担任・山添快斗(葉山奨之)は、なかなか三者面談に応じてもらえない大木戸光源(小宮璃央)の父・勝次(永井大)にこちらから会いに行くことにした。
勝次はヤクザという噂があり、おびえながらりおと快斗が光源に案内されて行くと、そこはラーメン屋。
勝次は光源のために5年前にヤクザをやめて今はラーメン屋を営んでいるのだった。
強面の風貌の勝次だったが、話すうちに光源の幸せを心から願っていることが伝わって来た。
できることなら大学に進学させたいと言う勝次に、りおと快斗は本人が本気で頑張れば可能性はあると話す。
すると勝次は感激して「あいつには立派な人生を歩んでほしくて」と涙を流す。
りおと快斗は胸を打たれて、改めて自分たちが背負っているものについて考えるのだった。
一方、銀座のクラブでホステスとして働いていた沢井谷玲奈(茅島みずき)は、店で接客した笹岡秀樹(高橋克典)が担任のりおの父親であることを知って自分の仕事がバレるかもしれないと不安になり店を辞めることにした。
すると母の夏子(鈴木紗理奈)は玲奈の弟の受験もあるのにどうするのかと咎める。
シングルマザーの夏子はスナックを営んでいるのだが売り上げを若い男に貢いでいて、玲奈は経済的にも精神的にも家を支えているのだった。
ある日、玲奈はクラブの常連客だった吉沢誠(田口浩正)から呼び出される。
夏子が玲奈の連絡先を教えたのだ。
3話の感想はこちら↓
3話の3年C組でわかったこと
4話「どこまでが先生の責任?」
放送日:9月8日(日)22:00~22:54
4話のあらすじ
沢井谷玲奈(茅島みずき)は、吉沢誠(田口浩正)からホテルに呼び出されお金と引き換えに大人の関係を迫られる。
玲奈が銀座のクラブをやめたことを不満に思った母の夏子(鈴木紗理奈)が玲奈の連絡先を吉沢に教えたのだった。
弟妹や自身の進学のためにもお金は欲しいところだが、家に入れると夏子が男に貢いでしまうのはわかりきっていた。
葛藤する玲奈。
一方、3年C組では生徒たちがSNSに投稿した迷惑動画が大問題になっていた。
本人たちは世間の注目を浴びてスター気取りだったが、笹岡りお(生田絵梨花)たち教師陣は殺到する批判の謝罪対応に追われる。
大木戸光源(小宮璃央)は授業をサボったり人目を盗んでタバコを吸ったりする相変わらずの日々を送っていた。
山添快斗(葉山奨之)は光源の父・勝次(永井大)の想いを伝えて、なんとか光源を更生させようと奮闘する。
りおは、改めて玲奈に母・夏子と面談したいと依頼する。玲奈は意外にもこれまでの態度から一変し、りおの求めに素直に応じた。
りおは驚きつつも一歩前進の手応えを得て嬉しい。
ところが、その日の放課後、りおは大隈豪(桐山漣)の秘密を目撃し新たな問題を抱えてしまった。
4話のネタバレ
洞水蓮と天羽琴美が迷惑動画をアップしたことで騒ぎになり笹岡りお(生田絵梨花)たち教師は対応に追われることに。
ある日、りおは大隈豪(桐山漣)が美術室で女子生徒と抱き合っている姿を見かけてしまう。
山添快斗(葉山奨之)は大木戸光源(小宮璃央)に、父・勝次(永井大)がどんなに息子の幸せを願っているかを伝えた。
光源は快斗と父の想いに応えて、半グレ集団から足を洗う。
勝次は半グレたちからボロボロに痛めつけられた光源の姿を見て全てを察知し、温かく迎えるのだった。
りおと快斗は、ようやく沢井谷玲奈(茅島みずき)の母・夏子(鈴木紗理奈)と面談することができたが、夏子は娘の進学には反対で娘の気持ちにも無理解であった。
りおはなんとか玲奈の力になりたいと思ったが、玲奈は進学をあきらめてしまっていて放っておいてほしいと言う。
そんなある日、南田健吾(鈴木仁)は、玲奈と吉沢誠(田口浩正)がシティホテルに入っていく姿を目撃してしまう。
4話の感想はこちら↓
4話の3年C組でわかったこと
5話「いたい場所は、ここじゃない。」
放送日:9月15日(日)22:00~22:54
5話のあらすじ
南田健吾(鈴木仁)は、沢井谷玲奈(茅島みずき)が吉沢誠(田口浩正)とホテルに入るところを目撃してしまい、動揺して部活にも身が入らない。
そんな健吾へ2年生の小湊茉麻(小栗有以)が再び告白してくる。
一方、母・夏子(鈴木紗理奈)の理解の無さと経済的な事情から進学をあきらめている玲奈は中間テストを欠席してしまった。
笹岡りお(生田絵梨花)は親身にアドバイスするが玲奈の心には届かない。
りおの教師生活は相変わらず多忙で、プライベートでは自分を裏切った大友聖也(小関裕太)とついに話し合うことになり、りおの腹痛はますますひどくなる。
ある日、生徒たちの馴染みの店のもんじゃ焼き屋が閉店の危機を迎えていることがわかった。
和泉友蔵(モト冬樹)のクレームをきっかけに学校側が駐輪に関して指導したために生徒たちの足が遠ざかったことが原因のひとつだと、教頭・中路克博(柳沢慎吾)は分析する。
その夜、スナック「ナツコ」に、吉沢が笹岡秀樹(高橋克典)を伴い来店する。
吉沢の目当ては玲奈。
秀樹は玲奈が成人しているかどうかが気になるが夏子にはぐらかされてしまった。
秀樹は店内でりおの名刺を発見することに。
5話のネタバレ
南田健吾(鈴木仁)は、沢井谷玲奈(茅島みずき)が吉沢誠(田口浩正)とホテルに入るところを目撃してしまい、動揺して部活にも身が入らない。
実際には玲奈は吉沢の隙をついてホテルから逃げ出していたのだが。
そんな時、健吾に一度断られた2年生の小湊茉麻(小栗有以)が再び告白してくる。
健吾はついOKしてしまい、二人は付き合うことに。
健吾は自分達たちサッカー部のたまり場のもんじゃ焼き屋へ茉麻を連れて行くが、今月末で閉店になることを知る。
もんじゃ焼き屋の前にサッカー部の自転車が乱雑に置かれていることを隣の牛乳屋の和泉友蔵(モト冬樹)が学校にクレームしてきたため、それ以来生徒たちが店に行かなくなったことが原因のひとつだった。
健吾は和泉に対して腹を立てるが、実は和泉には事情があった。
学園長の山城陽子(萬田久子)によると、和泉の妻は10年前の事故が原因で今も寝たきりだという。
ある学校の下校時に歩いていた和泉の妻は、道いっぱいに広がっている自転車を避けようとしてすごいスピードで走って来た高校生の自転車とぶつかってしまったのだった。
和泉が高校生たちに口うるさいのは、加害者にも被害者にもなってほしくないという気持ちからだと学園長は話す。
「人間の行動の裏側には何かしら理由がある」という学園長の言葉を聞いて、健吾は玲奈にも何か事情があるのかもしれないと思う。
一方、りおは、大友聖也(小関裕太)からの連絡に応じなかった。
なし崩し的に関係が復活するのを恐れていたからだった。
しかし意を決して聖也の部屋を訪れ、別れを告げる。
自分がいたい場所はここではない、と。
聖也のマンションを後にしたりおが向かったのは、健吾に誘われていたもんじゃ焼き屋だった。
今日が閉店の日で、サッカー部を中心に沢山の生徒やOBが集まっていた。
駆けつけたりおや、山添快斗(葉山奨之)とともに、一同はかけがえのない時間を過ごす。
その帰り、りおは路上で倒れてしまい救急搬送される。
病院での診断結果は“妊娠”だった。
5話の感想はこちら↓
5話の3年C組でわかったこと
6話「いいんだよ、完璧じゃなくて。」
放送日:9月22日(日)22:00~22:54
6話のあらすじ
笹岡りお(生田絵梨花)は、大友聖也(小関裕太)と別れた直後に妊娠していることを知った。
妹のせり(内海誠子)には打ち明けるが、学校でも家でも表面上は普段通りの生活を続ける。
ただお酒を飲むことはできなくなりストレスはたまる一方だ。
ある日、夏休み中の休暇取得をめぐって、大隈豪(桐山漣)と木元重明(浜谷健司)が激しく衝突する。
持論を曲げない豪の強さが今のりおには羨ましい。
3年C組では、夏休み明けの文化祭の催事についてクラス会議が開かれる。
無気力な生徒たちと、なんとか鼓舞したい山添快斗(葉山奨之)。
なかなかまとまらない会議の中で、りおはどこか上の空になってしまっていた。
その夜、りおは父の秀樹(高橋克典)から、沢井谷玲奈(茅島みずき)と吉沢誠(田口浩正)について衝撃の話を伝えられることに。
6話のネタバレ
苦悩するりお先生を温かく包む恩師!
笹岡りお(生田絵梨花)が担任をする3年C組では文化祭で演劇をすることに決まった。
真中翔平(徳永智加来)と吉良萌子(矢吹奈子)が中心となって進めることに。
りおは、父の笹岡秀樹(高橋克典)からクラスの沢井谷玲奈(茅島みずき)が母親のスナックで働いていること、かつて銀座のクラブでホステスをしていたこと、そして国会議員の吉沢誠(田口浩正)が玲奈を気に入っているという話を聞く。
りおは、仕事の上でも様々な問題を抱えていたが、プライベートで深刻な悩みがあった。
大友聖也(小関裕太)と正式に別れたタイミングで妊娠が判明したのだった。
聖也に妊娠を告げたが「それって、間違いなく俺の子…なんだよね?」という反応。
教頭・中路克博(柳沢慎吾)から、大隈豪(桐山漣)のエピソードを聞き、自由人に見えた彼が生徒たちへの責任と精一杯向き合っていることを知ったりおは、胸をつかれてしまう。
生徒から尊敬される存在でなければ、責任と精一杯向き合わなければと自分に言い聞かせ、中絶を決意することに。
思い悩むりおは、“人生でいちばん尊敬する人”である恩師の大森(金田明夫)に会いに行く。
何も相談できないりおだったが、大森はりおの苦悩を感じ取り、教師と言えども人間なんだから完璧じゃなくてもいい、生徒たちのことをちゃんと思っていればいいんだと温かく励ましてくれた。
6話の感想はこちら↓
6話の3年C組でわかったこと
7話「未婚の母は、先生失格ですか?」
放送日:9月29日(日)22:00~22:54
7話のあらすじ
南田健吾(鈴木仁)は、吉沢誠(田口浩正)の乗っているタクシーに沢井谷玲奈(茅島みずき)が乗りこもうとしているのを見かけて強引に引き止める。
その時健吾と一緒にいた小湊茉麻(小栗有以)は存在をすっかり忘れられていた。
離れて健吾たちの様子を見ている茉麻。
玲奈はどうしても進学を諦められないでいた。
母の夏子(鈴木紗理奈)を説得するためには学費を用意する必要がある。
玲奈は、高校生だと知りながら自分をホテルに誘った証拠を突きつけて吉沢を強請ろうと考えていたのだった。
学校は夏休みに入る。
宮坂和磨(下川恭平)は受験組ながらバンド活動に熱中していた。
文化祭担当の吉良萌子(矢吹奈子)は、休み中も真中翔平(徳永智加来)との打ち合わせを進める。
だが、翔平は次第に萌子の呼びかけに応じなくなってしまった。
笹岡りお(生田絵梨花)は、3年C組の担任を続けるために中絶を決意し病院の予約をした。
手術には大友聖也(小関裕太)の同意の手続きが必要なため、聖也の部屋を訪れる。
そんな中、りおは突然山添快斗(葉山奨之)から呼び出された。
そこには健吾と一緒に憔悴した玲奈が。
さらに、翔平にも異変が?
やがて、りおの手術日がやってくる。
7話のネタバレ
生田絵梨花、田中美佐子、高橋克典のシーンが胸を打つ!
沢井谷玲奈(茅島みずき)は、進学資金のために吉沢誠(田口浩正)をゆすろうとして、怒らせてしまった。
国会議員の吉沢はあらゆる手を使って玲奈の母・夏子(鈴木紗理奈)のスナックをつぶそうとする。
同級生の南田健吾(鈴木仁)や、担任の笹岡りお(生田絵梨花)、山添快斗(葉山奨之)に相談して、対処を考えるが、権力者の吉沢に対して何ができるかわからなかった。
ホテルにいる吉沢のところに相談に来た玲奈に、吉沢は脱げと指示して思いのままにしようとする。
そこへ警察が踏み込み、吉沢は未成年者略取で逮捕されることに。
りおの父・秀樹(高橋克典)が警察に働きかけたのだった。
りおは、おなかの子を中絶するつもりだったが、玲奈から母への想いを聞いて心を揺さぶられた。
産む決心をしたりおは、父と母・奈緒(田中美佐子)に、全てを打ち明ける。
父と母は温かくりおの気持ちを受け入れるのだった。
一方、真中翔平(徳永智加来)は闇バイトに手を出してしまい、文化祭の演劇の練習を吉良萌子(矢吹奈子)に任せきりに。
様子がおかしい翔平を萌子は心配する。
7話の感想はこちら↓
7話の3年C組でわかったこと
8話(最終回)「先生続けても、いいですか?」
放送日:10月6日(日)22:30~23:24
8話(最終回)のあらすじ
笹岡りお(生田絵梨花)は未婚の母になることを決断した。
教師を辞めることを覚悟していたりおだったが、大隈豪(桐山漣)は、3年C組の担任を続けたいというりおの本心を知り全面的に支持する。
そしてりおの告白に便乗して豪自身の秘密をカミングアウトするのだった。
りおと豪の教師らしからぬ、でも人間らしい生き方に、山添快斗(葉山奨之)は混乱してしまう。
そんな中、真中翔平(徳永智加来)が特殊詐欺の受け子になっているということが発覚。
その犯行現場を吉良萌子(矢吹奈子)と大木戸光源(小宮璃央)が目撃していた。
翔平、光源、沢井谷玲奈(茅島みずき)たちがそれぞれに転機を迎えていく。
高校生活最後の夏休みが終わった。
教壇に立ったりおは生徒たちに妊娠していること、出産するつもりであることを告白する。
りおが教師を続けられるかどうかは、3年C組の生徒と保護者の判断に委ねられることに。
果たして、りおが進む道は?
8話(最終回)のネタバレ
素晴らしき哉、みんな!
未婚の母になる決意をした笹岡りお(生田絵梨花)は、できれば3年C組の担任を続けたいと思い、学園長の山城陽子(萬田久子)に相談する。
山城理事長が理事長(武田鉄矢)に報告すると、理事長の考えでりおの去就は生徒と保護者の判断に委ねることに。
一方、特殊詐欺の受け子にされてしまった真中翔平(徳永智加来)は、自ら警察に出頭。
星陽学園からは転校することになった。
大木戸光源(小宮璃央)は進学せずラーメン屋の修行をしていずれ父・大木戸勝次(永井大)の店を一緒にやりたいと話し父を感激させる。
小湊茉麻(小栗有以)は、南田健吾(鈴木仁)の気持ちが自分にないことを確信して、別れを告げる。
大学進学をあきらめかけていた沢井谷玲奈(茅島みずき)は夢を実現するために再び勉強を始めた。
生徒たちのそれぞれの成長が見られる中、りおの今後が決まる。
生徒と保護者の選択は、未婚の母のりおを担任教師として受け入れるということだった。
りおは喜びで涙を流すが、中には嫌だと思っている人がいるかもしれない、と心から謝る。
そして、みんなの想いに応えるべく頑張っていくことを誓うのだった。
文化祭の日が来た。
「ザ・りおのカーニバルズ」の演奏でステージは最高に盛り上がる。
メンバーは、宮坂和磨(下川恭平)、山本仁成(椿原慧)、清水芽衣(鶴嶋乃愛)、西脇咲希(森ふた葉)、蓑田隼人(名和俊貴)。
ボーカルの「りおちゃん愛してるぜ~!」の叫びが会場を熱狂の渦に。
そして3年C組のお芝居の幕が開く。
その直前、玲奈は自分の夢は高校教師だとりおに告げるのだった。
舞台に出て行く生徒たちを、輝く笑顔で送り出すりお。
8話(最終回)の感想はこちら↓
8話(最終回)の3年C組でわかったこと
【素晴らしき哉、先生!】の最終回予想(最終回後追記)
りおと彼氏の恋の行方は?
◆最終回後追記
大友聖也は、りおとは別の女性と二股交際をしていました。
りおは別れを告げますが、その後に妊娠がわかります。
聖也は終始不誠実でしたから復縁の選択はありません。
つまり、聖也という存在は、りおに岐路を与える役割だったと思います。
未婚の母となる覚悟が自分にあるのかどうか、未婚の母となったら教師は続けられるのかどうか。
聖也と家庭を作るという逃げ場は無しで、りおはとことん考え抜かなければなりませんでした。
優しいイケメンのエリートという理想の恋人像だったはずなのに、ストーリーが進むにつれてどんどん視聴者を失望させていくことになってしまった聖也。
この役を引き受けて丁寧に演じた小関裕太さん、本当に素晴らしいと思います。
生徒たちの恋模様は?
◆最終回後追記
・南田健吾は沢井谷玲奈がパパ活をしているのではないかという心配で揺れ動いている時に、2年生の小湊茉麻から告白され、押し切られるように交際することに。でも茉麻から本心を見破られ別れを告げられてしまいます。
・健吾は玲奈とはずっと仲が良かったので、今後恋に発展する可能性もありそうですね。
・りおの妊娠で宮坂和磨の恋心は傷ついてしまいましたが、文化祭で演奏中に愛を叫ぶことができました。そもそもりおへの想いがバンド結成へのエネルギーだったんですよね。
・山本仁成と清水芽衣は3年生になってからつき合い始めました。芽衣はそのおかげでベースという楽器と出合うことに。
・最終回のエンディングでは、これからカップルになるかもしれない組み合わせがいくつか描かれていますね。(もしかしたら…)なんて思いを巡らせるのも楽しいです。
りおと生徒たちの成長はどこまで描かれるのか
◆最終回後追記
このドラマは卒業式ではなく、文化祭で終わりました。
でも、舞台へ出て行く生徒たちを見送るりお先生は、卒業後自分の足で歩いていく生徒ひとり一人を見送る姿と重なります。
教師は生徒たちに寄り添い一緒に学び、幸せを願ってやがて見送る仕事なのでしょうね。
担任になったばかりの頃は愚痴ばかり言っていたりおでしたが、生徒たちと真剣に向き合ううちに教師という職業に誇りと愛情を持つようになりました。
生徒たちも1話からは顔つきが変わってきましたね。
自分のことだけではなく周りを思いやる気持ちが表れてきたり、夢をあきらめずにがんばることにしたり、みんなで一つのことをする喜びをわかちあったりして、成長ぶりが見えました。
りおの父が言っていたように、教育こそが豊かな国をつくるのだと思います。
いつも生徒たちの味方だった“りおちゃん”には卒業式にはぜひ参列してほしいし、その様子をSPで見せてもらえたら嬉しいです。
またみんなに会えますように。
生徒役の皆さんはこれから広く活躍していく未来のスターですね。
【素晴らしき哉、先生!】で過ごした日々を糧に、様々な作品で輝く姿を見せてくれることでしょう。
楽しみです。
【素晴らしき哉、先生!】の見どころ
【素晴らしき哉、先生!】は原作なし、宅間孝行のオリジナル脚本
この夏ドラマの脚本演出やります。久々の民放連ドラ脚本、そして全話監督で、気合い入ってます。笑顔になれてグッとくる青春群像劇。今月末からクランクイン。最高のドラマをお届けすべく頑張ります。未来のスターてんこ盛りの学園モノ、お楽しみに。https://t.co/I2aeTpHV6f
— 宅間孝行 (@TakumaTakayuki) May 14, 2024
俳優として多くの作品に出演するとともに、脚本家・演出家として数々の名作を作って来た宅間孝行が本作・【素晴らしき哉、先生!】の脚本を書下ろしました。
「素晴らしき哉、人生!」というアメリカ映画の名作を思い起こさせるタイトルですね。
宅間さんがこの物語を考えたきっかけは、2021年に開始された「教師のバトンプロジェクト」でした。
先生のなり手がいないという窮状に、文部科学省が「教師の素晴らしさ」を“#教師のバトン”というハッシュタグをつけてSNSに投稿してほしいと現役教師に呼びかけたところ、寄せられた投稿は労働環境の過酷さを訴えるものが目立って炎上してしまったのだそうです。
それを知り「先生たちへの応援歌をつくりたい!」という衝動に駆られた宅間さんによってこの物語が作られました。
演出も宅間孝行が全話担当
撮影19日目。演出部アイカは現役大学生で二足の草鞋の最年少スタッフ。大学通いながらも完全に戦力です。将来は監督になりたい!という金の卵。高校生の生態、カルチャーは全てアイカに教わるのがこの現場。物怖じせず誰にでも笑顔で言いたい事ズバっと言える逸材。 pic.twitter.com/DQLiA92G0l
— 宅間孝行 (@TakumaTakayuki) June 22, 2024
昨日、生徒役が発表されました!
— 宅間孝行 (@TakumaTakayuki) June 9, 2024
作品を共に作る若き同志たちは、未来のスターたち。最高の作品を作るべく奴らと汗かきます。全員が注目株なんで。どうぞお見知りおきを!https://t.co/9JPeqrDwL6#すばかな先生 https://t.co/T5UTNCUDGp
連続ドラマでは複数の監督が数話ごとに演出を担当することが珍しくありませんが、本作では脚本を手掛けた宅間孝行が全話を演出します。
ブレない一貫した世界観を届けてくれることでしょう。
宅間監督は撮影期間中、毎日のようにⅩでスタッフひとり一人を丁寧に紹介してきました。
「全員が注目株なんで。どうぞお見知りおきを!」と生徒役俳優陣への期待もポストしています。
宅間監督の愛情と情熱が伝わってきますね。
ドラマを牽引する座長・生田絵梨花
本作が連ドラ初主演、教師役に挑戦する生田絵梨花。
制作発表会見の中で、不安もあったけれど、りお先生同様にハードルを飄々(ひょうひょう)と乗り越えるというより全身でぶつかっていったと語っています。
生徒役の若手俳優陣からは本当の先生のように慕われているようで、熱中症対策のタブレットを手渡しで配ってくれる優しさ、生徒への目線の温かさなどが口々に語られました。
母親役の田中美佐子は、「主役としてふさわしい器の大きな子だと本当に思った」と称賛し、りおが家族に大切な話をするシーンで台本にないセリフを言わせてほしいと頼んだことに父親役の高橋克典とともに感動したエピソードを披露しました。
両親役の二人は「そのセリフのおかげでその後の自分達の芝居がこんなに変われるんだと思った」、「いつもあんなふうにやりたいよね」、「芝居ってこういうことなんだなって逆に教えてもらった」と彼女の芝居に対する姿勢に感銘を受けたそうです。
理事長役の萬田久子も自分とのシーンで同じようなことがあったと話しました。
物語に命を吹き込もうと心を尽くす座長が中心になって良いドラマが作られていることが伝わってきます。
制作発表会見でも、登壇した出演者それぞれへの細やかな気遣いや場をまとめる機転が見られました。
ハードな教育現場で悩んだり迷ったり荒ぶったりしながらも全力で困難に立ち向かっていく笹岡りお。
愛すべきりお先生と、真摯にりおを生きる生田絵梨花さん、本当に素晴らしかったです。
記事内画像出典:素晴らしき哉、先生!公式サイト