【ソロ活女子のススメ3】7話ロケ地・ネタバレ・感想|五月女恵が昭和レトロを堪能した銭湯&カフェ

ソロ活女子のススメ3】第7話が5月17日深夜に放送されました。今回五月女恵江口のりこ)昭和レトロの雰囲気を残す銭湯へ。その後は、かつて銭湯だった建物をカフェにしたお店を訪ねます。どちらも人々の願いで残されている場所。五月女恵は願うことの大切さに改めて気づくのでした。
今回は、テレビ東京水ドラ【ソロ活女子のススメ3】第7話「ソロ昭和レトロで願うこと」のロケ地ネタバレ感想をお届けします。

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目次

【ソロ活女子のススメ3】第7話ロケ地

五月女恵が行った銭湯は「明神湯」

ソロ活女子のススメ3明神湯

五月女恵が訪れた昔ながらの銭湯は、東京でも数少ない宮造りの佇まいを残す「明神湯」です。
住宅街の一角にあり、高度成長期から住民の社交の場として今も変わらぬ役割を担っています。
番台、ペンキ絵、お窯ドライヤーなど、昭和レトロを存分に堪能しながら、身体の芯まで温まることができます。

明神湯

◆料金:大人(12歳以上)500 円、中人(小学生)200円、小人(未就学児)100 円

※大人同伴の場合小人2名まで無料。

※都内の全ての銭湯で使用できる10枚つづり回数券(大人用)も4,500円で発売しています。

◆営業時間:16:00–22:00

◆定休日:5、15、25日(日曜、祭日の場合は翌日)

◆住所:大田区南雪谷5-14-7

◆アクセス:東急バス 雪谷中学校前停留所より徒歩1分、東急池上線 雪ヶ谷大塚駅より徒歩14分

◆設備:コインランドリー、マッサージ機、健康測定機器、番台貸しロッカー、手ぶらセット、背景画(ペンキ絵)背景画(タイル絵 大)、薪(併用含む)

◆お風呂の種類:気泡風呂、超音波風呂、立ちシャワー、薬湯:日替わり

家主と付近住民の願いでカフェに生まれ変わった「レボン快哉湯」

ソロ活女子のススメ3レボン快哉湯

五月女恵が自家焙煎コーヒー&自家製アイスクリームのマリアージュを楽しんだカフェは、「レボン快哉湯」です。
1928年に建築された快哉湯は多くの人々に愛されてきましたが、2016年11月、建物や設備の老朽化により惜しまれつつも銭湯としての営業は幕を閉じることになりました。しかし「人々の記憶が詰まったこの建物を未来に残したい」というオーナーの想い、残してほしいという付近住人の願いから、できるだけ銭湯の雰囲気を残したカフェ(オフィススペース併設)が誕生したのでした。
木札の下駄箱、「女」「男」と書かれた入口の戸、脱衣所スペース、温かみのある無垢の木床と高い格天井、日の光によって色味が変化するタイルが貼られた一枚板のカウンター。番台に登って記念撮影することも可能です。ノスタルジックな空間でほっとするひと時を過ごせそうですね。

レボン快哉湯

◆営業時間:10:00-18:00

◆定休日:不定休

◆住所:東京都台東区下谷2-17-11

◆アクセス:東京メトロ日比谷線「入谷駅」徒歩3分、山手線「鶯谷駅」徒歩8分

◆電話:03-5808-9044

◆公式サイト:レボン快哉湯 rebon Kaisaiyu

◇Coffee & Ice Cream Mariage Plate

~自家焙煎のコーヒーと農園から直接仕入れた果物で作る自家製アイスクリームのマリアージュ~

・ブルーベリー&エチオピアBlueberry & Ethiopia ¥980

・キウイ&コスタリカKiwi & Costarica ¥980

・チョコレート&ニカラグアChocolate & Nicaragua ¥980

・湘南ゴールドみかん&コロンビアShonan Gold & Columbia ¥980

 

【ソロ活女子のススメ3】第7話あらすじ

「ダイジェスト出版」編集部の契約社員として働く五月女恵(江口のりこ)は、好きな時に好きな場所へ赴き、ひとりの時間を楽しむ「ソロ活」に邁進中。思い立ったが吉日、いつなくなってしまうかもわからない、昭和レトロを感じさせる銭湯へ訪れた恵。古き良き宮造りの建物の中には番台があり、女将さんが座っている。銭湯のルールを調べ、準備万端。熱すぎず入りやすい薬草風呂と気泡風呂、館内に響き渡る心地よい桶や椅子の音を堪能する。さらに、お風呂から上がるとかつては銭湯で、その雰囲気をできる限り残したカフェを訪れることに。そこで恵はある女性客と出会い…

【ソロ活女子のススメ3】第7話のネタバレ

変わりゆくもの

今回も五月女恵江口のりこ)と青木遥佐々木春香)の恒例の会話で始まります。
恵「そんなわけないでしょう」
遥「本当ですって。何年か後には人口よりスズメバチが多くなるんですって」
恵「それ何情報?」
遥「ネットです」
恵「だろうね。え、どういう理屈なの」
遥「人口が減りますよね。そうすると空き家が増えてそれをそのまま放置するとそこにハチの巣が増えてスズメバチが増えて街中でハチに刺されるようになるというわけです」
恵は「ま、なくはないか…」と今回は納得しながら帰り支度を始めます。
一方、編集部の石岡洋平渋谷謙人)は何やら短歌を詠んでいるようです。
昔アルバイトしていた大きな書店が閉店になり、自分の青春が消えたという切ない思いを短歌にしているとのこと。黒田彩子小林きな子)は仕事中なのにと呆れ、遥は、どうせ長続きしないのではと冷ややかな目で見ています。
そそくさと編集部を後にする恵。

THE 古き良き面影の銭湯

ソロ活女子のススメ3第7話明神湯2

今回のソロ活のテーマは「続・昭和レトロ」。(シーズン2第3話ではドライブインで「ソロ昭和レトロ」を体験しています)
恵がやってきたのは昭和の面影を残す銭湯「明神湯」です。
銭湯はいつなくなってしまうかもわからない貴重な存在になりました。
慣れない場所できょろきょろする恵に、女将さん(伊沢磨紀)が気さくに話しかけてくれます。
「お客さん珍しい?番台」「ま、ゆっくり見て行って」
銭湯全体を中央で見渡せる番台はオーケストラでいうと指揮者の位置。ちょっと座ってみたいと思う恵でした。
さて、恵はあらかじめ銭湯のルールをネットで調べてきました。
①洗面用具とタオルを持って入場。
②桶と椅子を持って空いている席に座る。
③固定シャワーの上はタオルが濡れずに置けるが、シャワーヘッドが老朽化していてお湯漏れしていると気づくとタオルがビショビショなんてこともあるらしい。
④お風呂に入る前に身体を洗うのは基本。勿論みんなできれいな湯舟に入るため。お湯が周りの人にかからないように気をつけながら洗い流す。
⑤次洗い場を使う人のために椅子と桶は片づける。
⑥お風呂の温度に身体を慣らし足についた髪の毛を流すため足にお湯をかける。
⑦後から入る人のために湯舟のふち周りはできるだけ空けておく。
「ああ気持ちがいい~」気泡風呂や薬用風呂も堪能する恵。昔の広告がみんなの目につく場所にあるのを見て、何十年か前まではここが住民たちの社交場だったことを実感します。

銭湯廃れば人情廃る

ソロ活女子のススメ3第7話伊沢磨紀

せっかくだからとお窯ドライヤーを試してみて思わず「おお~!」と声が出る恵に
女将さんが「お客さん、面白い?」と声をかけてきました。
「はい!面白いです!」「ふふふこの辺に住んでる人じゃないでしょ」「はい」
そこへ、先ほど恵が明神湯の入り口ですれ違ったご主人(五頭岳夫)が設備の修理を終えて帰ってきました。修理するにもネジが売っていないので自分で作るしかないとこぼします。
女将さんは、「ネットで調べて来たんだろうから知ってるかもしれないけど」と、1957年に開業した明神湯について話してくれました。
66~67年経っているから、あちこち不具合があって修理と整備の毎日。宮造りという特殊な建物だから、瓦や壁も気をつけなければならないし、古いものは部品が無いので自分で作るのだと。
そんなふうに夫婦二人で頑張っている話を聞いて、古い銭湯を維持する大変さを思い、だからどんどん銭湯が減っていくのかと考える恵。
女将さんに「またどうぞ」と温かく送り出され、表に出るとご主人とバッタリ。
女将さんからいろいろ大変だという話を聞いたことを言うと、ご主人は
「そうなのよ。辞めたい時もあるんだけどさ、銭湯廃れば人情廃るって言ってね。集団生活のマナーとかルールとか子どもに教えるのが銭湯だったんだよ。でもうちがこうしている間はぎりぎり人情は保たれる、そういう気持ちでさ」
明神湯のお風呂と、ご主人や女将さんの人情のおかげで心の芯まで温まった恵でした。

ソロ活女子のススメ3第7話五頭岳夫

築90年の銭湯を改修してつくられたカフェ

ソロ活女子のススメ3第7話レボン快哉湯2

次に恵がやってきたのは、沢山の人に愛された銭湯の雰囲気をできる限り残したカフェ「レボン快哉湯」。
天井も壁も、浴槽やペンキ絵、カゴ、古時計と銭湯の名残を残しています。
店主(佐伯大地)の接客が爽やかで気持ちよいですね。
恵はオススメの「自家製アイスクリームと自家焙煎コーヒーを合わせたマリアージュプレート」について店主に聞いてみます。
「銭湯に入った後ってアイスが食べたくなったし子どもの頃よく食べたよねってことでお出しすることになったんです。マリアージュですのでアイスに合ったコーヒーを組み合わせてます」
恵はその中からブルーベリーアイス&雲南コーヒーを注文することにしました。
店主に「よろしかったら番台にお座りになってみてください。お写真も撮りますよ」と言ってもらって大喜びの恵。最近の彼女は感情を豊かに表すようになってきましたね。

願うことはやめないほうが良い

ソロ活女子のススメ3第7話レボン快哉湯3

アイスクリームとコーヒーのマリアージュプレートのおススメの食べ方を店主が教えてくれました。
①まずコーヒーをひと口飲む。
②アイスクリームを食べて口の中にアイスクリームが残っている状態でコーヒーを飲む。
③残ったコーヒーはアイスクリームにかけて食べるとまた違った味わいになる。
恵の「マイソロ活ルール」は、まずはおススメ通りやってみること。
素直に取り入れることでその真髄に少しでも近づくことができるのでしょうね。
教えてもらった通りにすると、口の中で何とも言えない苦みと酸味と甘みのハーモニーが奏でられました。
マリアージュを楽しんでいると、常連の女性客(松金よね子)がやってきて店主と会話した後、奥のお風呂場のスペースへ入っていきました。
恵も店主に勧められて行ってみると、女性客が自分は子どもの頃からこの銭湯に通っていたのだと話してくれました。店主も話に加わり、この銭湯がカフェに生まれ変わった経緯を教えてくれます。
快哉湯は、明治末期に創業して関東大震災で倒壊しましたが、昭和3年に再建して90年以上下町の人々に愛された銭湯でした。しかし7年前ご主人の高齢化、跡継ぎ不足、設備の老朽化などが重なり惜しまれながら閉館。この歴史ある建物、銭湯の佇まいをなんとか残したいと願うご主人や様々な人達の力によって、銭湯の雰囲気を残したカフェ&オフィスとして生まれ変わったのでした。
女性客は言います。「家にお風呂が無かった子ども時代から通って、その後自分の子どもたちを連れてきて、家にお風呂ができてからもご近所さんに会いに来て、最後は孫たちも入った。私の人生にはずっとこの快哉湯があった。だからここをたたむと聞いた時は本当に寂しい気持ちだった。自分の人生が無くなっちゃうような気がして。でもこうして残してくれて本当に嬉しい。ここに座ってコーヒー飲んでいるといろんなことを思い出すの。思い出の場所があるっていうのは幸せなこと」
恵は思います。時の流れは止められない。変わりゆくのが宿命。でもご夫婦で営む銭湯も、カフェとなったここも人の思いで残されている。可能性は限りなく低くても、願うことはやめないほうが良いのかもしれないな。
翌日の職場で、恵は洋平に言うのでした。
「もう無くなってしまったからアルバイトしていた書店はしょうがないけど、ほかにも思い出の場所があるなら大事にして、できるだけ無くならないように願ったら良いと思う。思い出の場所が残っているってことは生きていく上でとっても大事なこと。願えば叶うこともある」

【ソロ活女子のススメ3】第7話の感想

五月女恵がソロ活で出会う人たちは皆、仕事や趣味に情熱と誇りを持っています。恵はその人たちの想いやこだわりに向き合うことで、その真髄に触れ自分自身の心を豊かに広げていきます。
劇伴のやさしいメロディと江口のりこさんのモノローグの声が五月女恵の心の動きを丁寧に届けてくれて、今回も温かな気持ちで見終わることができました。

次回、5月24日(水)25時からの第8話は「ソロおばけ屋敷」です。
五月女恵がシーズン1の“遊園地の妖精”と再会!どうぞお楽しみに。
※5月24日(水)の放送は「世界卓球2023」中継のため、放送時間変更の可能性があります。

記事内画像出典:@テレビ東京

ソロ活女子のススメ3第7話

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