【スカイキャッスル】5話 一度ならず二度までも!紗英の秘密を暴露した泉(木村文乃)に非難集中!

【スカイキャッスル】5話 一度ならず二度までも!紗英の秘密を暴露した泉(木村文乃)に非難集中!
第5話が8月22日に放送されました。紗英がひと隠しにしてきた過去の秘密を公衆の面前で暴いたのはやっぱりあの女!いつも紗英を貶める泉の偽善者ぶりにムカつく!

目次

【スカイキャッスル】5話

浅見家に入り込んだ未久と瑠璃の対立

未久(田牧そら)は、母の写真を見て、ついにこの家に入り込んだと呟く。

学校の食堂。カウンターで食事を受け取る未久に瑠璃(新井美羽)が嫌がらせ。青葉と話があるから自分の分も持ってきてと食券を未久のトレイに置く。お茶もね、と付け加える。

テーブルに瑠璃、青葉(坂元愛登)健作(松藤史恩)翔(柴崎楓雅)。瑠璃は翔たちに未久が浅見家に居候していること、南沢家が支援していることを話す。

「でも、ちょっとかわいそうな気もするの。私服がダサくてスカイキャッスルでは少し浮いてるでしょ」

食事を運んできた未久が聞いていた。心配そうに未久を見る青葉。

真珠(白山乃愛)が英語で100点を取った。ごほうびを奮発するかと喜ぶ英世(田辺誠一)に真珠は未久のおかげだと言う。ごほうびは未久にあげないとと言う英世に、ここに居させてもらえるだけでありがたいと謙虚な未久を英世は気に入る。お母さんも立派な人だったに違いないと言われた未久は複雑な気持ちになる。

紗英がみんなを呼びに来る。雪乃との食事会だから遅れるわけにはいかない。

ひとりとり残された未久は、紗英の衣装部屋へ。高級ブランドのバッグや洋服、アクセサリーがいっぱいだ。紗英のドレッサーの前に座り、飾ってある家族写真を伏せる。「スカイキャッスル」の絵本を見つける。それは母・希美(映美くらら)も持っていたもの。

こんな素敵なところに住まわせてあげたかった…。

母の言葉がよみがえる。

予想問題が出回る

九条のラボ。秘書の永峰(前原滉)が九条に尋ねる。

未久の素性を知りながらどうして浅見家に住まわせたのか。未久もおそらく実の父親が誰かを知っている。

だからこそ浅見家が未久をあたたかく迎え入れるべき。浅見家が拒むほど未久の恨みも大きくなる。それで瑠璃が動揺すれば受験にも影響する。

九条のもとで勉強に励む瑠璃。未久は地下室で1人勉強していた。

5月期学力判定試験の結果は、瑠璃が1位、翔が2位、未久が3位、4位が青葉だった。納得がいかない未久。

しかたないさ、それより翔を褒めてあげようと言う青葉。俺だけ置いてけぼりと落ち込む14位の健作を励まそうとした翔は、亘(鈴木浩介)が手に入れた予想問題のヤマが当たっていたと漏らしてしまう。不審に思う未久。

九条のラボ。九条は紗英に、申し分ない成績は取れたから内申の評価のためにボランティア活動をする必要があると指示。紗英は、義母の雪乃が運営するリハバリセンターでボランティア体験をさせてレポートを提出させることを提案。九条は、内容を確認するため自分も同行すること、未久も一緒に体験させるように指示する。

泉の小説化に住民が反対

ウォーキングをする紗英、美咲、杏子(比嘉愛未)。泉が相変わらず小説を執筆している。あんなに止めてと言ったのにどういうつもりかと迫る紗英に、書くか書かないかは私が決めると強気の泉。九条も後押ししてくれたと告げる。

紗英は九条に抗議。スカイキャッスルの地位が落ちたら、瑠璃の受験に影響したら困るというが、小説が出る頃には受験は終わっていると九条。

九条は永峰に、冴島哲人(橋本じゅん)に手紙を届けさせていた。

普段は生徒の私生活に関わらないと言っているのに、なぜか冴島家の不幸と遥人(大西利空)を救えなかったことを悔やんでいると心を寄せた。手紙を握りつぶす哲人。

紗英と美咲は、泉の小説に反対する署名を集めていた。夫・亘が自治会長として仕切っているが反発する杏子。泉の味方をすることに異議を唱える美咲と紗英。そこに現れた泉と公平(大谷亮平)に亘は、次の日曜に小説執筆に関する住民集会を開くと宣言。

住民集会で泉が紗英の秘密を暴露

住民集会当日。18歳以上のスカイキャッスル住民95%が反対署名をしたと亘。なぜ無名の小説家の執筆を大事にするのかと反発する公平に、冴島家への配慮だと説明する。

小説でスキャンダルが世にさらされたらスカイキャッスルのブランド価値が損なわれると美咲。

泉は、親の過度な期待が遥人を苦しめたと主張する。

私も同感です! と声を上げたのは杏子。冴島家同様の問題をスカイキャッスルの住民の多くが抱えているという。

泉も以前教え子を救えなかったことを打ち明ける。

亘は、これまでの作品同様教育格差を描くならスカイキャッスルのことを批判的に描くのではないかと追及する。現にスカイキャッスルの人々の教育が子供を追い詰めていると批判的している。

たとえそういう描写があったとしても、貧富による教育格差を改善するきっかけになれば。

紗英が机を強く叩いて立ち上がる。

大きなお世話。子どもの未来のために親が情熱を注ぐことの何がいけないの。母親は24時間子どものことばかり考えて生きてるの。子どもを産んだことがないあなたが偉そうに言わないで!

産んでなくても私は母親です。大切な子どももいます!

その子だってこの街で豊かな暮らしを謳歌してるんでしょ、それは親が努力してこの街にたどり着いたからなの。どうして貧しい人のために批判されなきゃならないの。小説で名を上げるためで、弱者の味方という免罪符を振りかざすのはやめて。

そんな乱暴な理屈で弱い人を切り捨てていいの?私は知ってます。親が運営する若菜園の子どもたちがどれだけたいへんな境遇か、それは施設で過ごしたあなたがいちばんわかってるでしょ

若菜園にいた頃の洋子は、塾にも行けずにみじめだって泣いて

泉は勢いあまって紗英の秘密をバラしてしまう。ごめんなさい、カッとなってつい

いい加減なこと言わないでと紗英をかばう美咲。もういいわ。今更何を言っても手遅れ。

泉さんの言う通り施設で育って這い上がってきた。施設に入ったのも私のせいじゃない。親が — —。英世が机を叩き話を遮ると出て行く。

紗英の嘘に瑠璃は傷ついて…

帰宅すると、なぜ施設育ちをバラして父親が犯罪者であることまで言いそうになったんだと紗英を責める。その話を聞いてしまった瑠璃は激しくショックを受ける。

誕生日にアメリカの祖父母からプレゼントが送られてきたのも嘘。瑠璃の成績がいいのも、紗英の優秀なDNAのおかげだと言っていたのも嘘。ママは嘘つきでお祖父様は犯罪者。

紗英は、親のことで辛い思いをさせたくなかったと話すが瑠璃は拒絶する。

1人、鏡を見ながら泣く紗英。子どもの頃のことを思い出す。

スカイキャッスルでは紗英は笑いものになってしまう。美咲は10年以上も騙されてきたと怒りをぶつける。あなたの友人であることが誇らしくていろんなところで自慢していたのがバカみたい。

杏子は、そんなに責めることじゃない。みんな背伸びをして幸せを装ってると寄り添う。

私を庇ってるつもり?大きなお世話よ。紗英は意地を張る。

浅見家の弱みを握った未久と亘の反撃

学校の食堂。カウンターで食事を受け取ろうとする瑠璃に未久が嫌味を言いに来る。

親は嘘つきでも瑠璃は私よりずっと恵まれている。大丈夫、お世話になってる恩義があるから誰にも誰にも言わないよ。

未久はかつて瑠璃がしたように、食券を置き、お茶と一緒に運ぶように言う。

雪乃の家。よくも恥をかかせてくれた、離縁を考えると激怒する。

病院のトイレでは、亘が英世を慰める。個室にいた龍太郎が出てくる。英世は亘が蔑んでいたことをその目つきから感じていた。

龍太郎は、たまたま院長と公平の会話を耳にする。院長が公平をスカウトした本当の狙いは不祥事を揉み消すためだった。最新医療機器の臨床試験データを帝都病院が改ざんしていた疑惑があり、厚労省が調査に乗り出そうとしている。そこで院長は、公平の活動を支援してきた東原政務官の力添えを得て不正を隠蔽しようとしている。

しかし公平は、疑惑はきちんと正すべきだと主張し、院長と険悪な関係になっている。

つまりこれは、チャーンス!

東原政務官を院長に紹介できれば、英世は部長の座を取り戻し、龍太郎たちの復権も可能だ。実は亘が政務官とは小中学校の同級生で、今でも連絡を取り合う仲だ。

それは願ったり叶ったり!

東原政務官を紹介する代わりに、亘は浅見家に校内学力検査の予想問題を要求。今後もずっともらう約束も取り付けた。

しかし杏子は、ヤマが当たっても本当の実力ではないと反発。成功体験が意欲を生むと亘。誕生日にピラミッドをプレゼントしたときの言葉を覚えてるかと翔に聞く。

ピラミッドの頂点を目指せ。

学年トップをとれば見える景色が違う。ピラミッドは社会の象徴、底辺を這い回る人生と頂点で光り輝く人生、どちらを選ぶのか。

答えは明白。

そういう価値観を押し付けるのはやめてという杏子に、そういう杏子もピラミッドの上層部で何不自由なく育ったお嬢様。翔に帝都病院の頂点に立ってほしい。

受験に失敗したらその時点で終わり、と呟く翔だが、秘策があると自信ありげな亘。あの古狸(院長)の弱みを握れると高笑い。最高じゃないか!

ボランティアで祖母に取りいる未久

杏子は小説を書いている泉に声をかける。泉は紗英に対する失言を悔いていた。杏子には味方をしてくれたことへの礼を言う。

ボランティア当日。雪乃は未久のことを紗英に聞く。受験講師の指導であると伝えると、私生活にまで口を出すのか、距離を置くべきだと叱咤する。それを聞いていた九条は、しれっと挨拶にくる。

未久は雪乃に礼を言いつつ、接近する。こういう慈善事業をしているお婆さまがいるからおじさんも手を差し伸べてくれた…。

未久は雪乃のきれいな爪をほめる。こんな素敵なおばあさまがいて瑠璃がうらやましいと涙を浮かべる。未久をすっかり気に入った雪乃はその体を抱きしめ、いつでも遊びにいらっしゃいと言った。

泉が哲人に会う

泉は永峰の車で冴島哲人を訪ねていた。

私のせいだ。遥人のためだと信じてた。遥人を医師にするために勉強を押し付け暴力も振るった。

小説は、そういう悲劇を少しでも減らすきっかけになると信じている泉に哲人は無駄だと返す。受験期の子どもの母親が自殺した新聞記事なら見たことがある。でも結局ウチとは関係ないことだと片付けた。人はみずからが経験しなければその痛みは理解できない。

そういう思いを受け止めてくれる読者もいるはず。何か起こる前に止めたいんです。

だとしても、香織の死を知って哲人や遥人を責める声も出るだろう。それを遥人はどう思うのか。母親を失った悲しみと責任を背負い込んで、いまだ自分にも会いに来れず、どこかで震えているであろう息子を避難の目には晒せない。せめて、息子だけは守ってやりたい。

あなたが小説を書いても遥人と私が満身創痍になるだけです。

私は余計なことをしてるんでしょうか。思い上がっていたのかもしれません。泉は永峰に弱音を吐いた。

九条の高笑いの意味は?

永峰は九条に「スカイキャッスルで紗英の嘘が発覚した」「施設にいたことがバレた」と報告。なぜか笑いが止まらなくなる九条。

母親にずっと騙されて辛いのに頑張ってる瑠璃は誇らしいと九条。瑠璃は信じられるのは九条だけだとすがりつく。

瑠璃の大好物、ロールキャベツを作って待つ紗英。真珠は瑠璃の好物ばっかりだと拗ねる。九条から電話があり、瑠璃が家に帰りたくないと言うので泊めると告げる。

私も母親が苦手だったが、自立すれば自由になれる。これからは母親の言葉に従う必要はありません。親こそが使い捨てにされるべき存在なのです。

九条がここまでして母親と子どもたちを引き離すのはなぜなのか — —?

【スカイキャッスル】5話の感想

小学校のときは、妙な正義感から紗英の秘密をバラした泉。せっかくスカイキャッスルにまで上り詰めた紗英の秘密をまたもやバラしてしまいます。考えてみれば、最初からバラす気満々で、美咲たちの前でも過去の名前を言っていた泉。

韓ドラのキャラは、学生時代にバラされたとソジン=紗英が思っていただけで、実はバラしていなかったのに、キャラ変がすごいですね。韓ドラのキャラはもっと純粋ないい人です。住民集会ではうっかり口に出してしまいますが。

日本版のキャラはかなり性格が悪い。自分は施設運営側の人間って上から目線を感じますよね。

…ということで、日本版のドラマでは、子どもの時と現在、一度ならず二度までも紗英の過去をバラした泉に非難の声が上がっています。

小説家についても、書かれる側の人が傷つくってことを想像できないのってありえなくないですか?
弱者が〜とか言うなら、まずそこを考えるべきですよね。泉が本当に嫌いになりそうです。

嘘で固めたとはいえ、長年、必死に頑張ってきたことを一瞬で台無しにされた紗英のプライドはズタズタ。家族関係も悪化して、どうなってしまうのでしょうか。

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