【らんまん】74話|大窪や田邊に「そこに愛はあった」「泣かされる」とネット反響!

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らんまん74話

【らんまん】74話

朝ドラ【らんまん】第74話(第74回)が2023年7月13日(木曜)に放送。

万太郎(神木隆之介)は、高知で採集してきた植物を大窪(今野浩喜)と共同研究することに決める。納得のいかない田邊(要潤)に対して、徳永(田中哲司)は…。

今回は【らんまん】74話の放送内容・感想・事前レビュー・出演者について!

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目次

【らんまん】74話の放送内容

らんまん第74話

【らんまん】74話の放送内容です。

大窪(今野浩喜)は、万太郎(神木隆之介)が高知で採集してきた植物を共同研究させてほしいと頭を下げる。

大窪「このままじゃ誰もお前に勝てない。だから…好きになりたい。お前が植物に抱く心を、お前が何を見てどこが好きなのか、傍らにいて知りたい」

万太郎「好きじゃないとしたら、どうしてあんなすてきな原稿が書けるがですか」「ぜひわしと一緒に研究していただけないでしょうか?」

こうして、万太郎は大窪を受け入れ、植物学雑誌での発表を目標に、二人で研究することに。

徳永助教授(田中哲司)は、大学の庭で、ユズリハを見て… 「いにしへに恋ふる鳥かも弓弦葉の…」と言うと、 万太郎が「御位の上より鳴き渡り行く」と続ける。

ユズリハの花言葉は「世代交代」「譲渡」「若返り」があります。

万太郎の隣りには大窪がいた。大窪は万太郎との共同研究を徳永に報告。大窪が関われば植物学教室の実績になってしまうが「それでいいのか?」と問う徳永。万太郎は標本を見る必要があるため、承諾していた。

二人を見守ると決めた徳永は、田邊(要潤)に報告。トガクシソウの花が咲かず、植物学教室が実績を出せていないことに焦る田邊は強く反対する…

田邊「君が許したのか。徳永君、君こそが小学校中退の人間は出入りさせるなと言っていた張本人だろ!学歴もない、留学もしていない、ただの素人だ。植物学会も彼のことは認めていない!そんな人間におもねいて門戸を開いてやるのか!」

徳永「逆です、教授。情けを受けたのはこちらです。槙野はこれが、植物学教室の実績となってもいいと譲ってくれたんです。この研究に関われなければ、我が教室は何も実績を出せないことにも。(田邊の言葉を遮り、トガクシソウの)花は咲かなかった!今、私たちがすべきことは、槙野に礼を言うことですよ」

徳永は一喝して、田邊を黙らせる。

一方、万太郎と大窪は連日連夜、研究に励んでいる。2人は教室で除夜の鐘を聞くことも。万太郎はあわてて家に帰り、寿恵子に土下座して謝った。しかし万太郎のお腹が鳴る。寿恵子は笑い、年越しそばを一緒に食べた。

後日。万太郎と大窪は、ギリシャの植物との違いを見つけ、日本だけの種と導き出した。

万太郎は「新種発見じゃー!」と叫び、みんなと喜びを分かち合った。  

1カ月後。石版印刷機が届く日。寿恵子たち長屋の女性陣が十徳長屋の壁をぶち抜き、リフォームがスタートする。倉木(大東駿介)は上半身裸となり、作業をする。

(つづく)

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【らんまん】74話の感想

【らんまん】74話の感想です。

大窪や田邊に「そこに愛はあった」「泣かされる」とネット反響!

万太郎が、大窪さんの植物愛を見抜いていたことで、共同研究へ。

SNS上では「そこに愛はあったな」「泣かされた」「感動」と賞賛の声が。

15分の放送の中に、大窪の植物愛、徳永とユズリハ、徳永の一喝、新種発見、大リフォームと盛りだくさんでしたね。

寿恵子と一緒に年越し蕎麦を食べたり、月日が経過しているのも分かる展開も良き。

新種発見した時は、「名づけ親になりたい」と誓った回想シーンも流れて、涙腺を刺激されました。

また、万太郎たちが歓喜している中、教授室では田邊が持っているペンを止めて、インクの染みが紙に広がっていく演出も…。まるで、ここから万太郎が次々と新種を発見して広がっていくかのような良い意味にも・・・黒い染みなので不吉な意味にも取れますね。

ともかく、あっという間に終わった、圧巻で、濃密な15分でした。

【らんまん】74話の事前レビュー

万太郎(神木隆之介)と講師の大窪(今野浩喜)がまさかの共同研究!?

意外な展開でした。

今野さん演じる「大窪昭三郎」のモデルは大久保三郎(おおくぼ さぶろう、1857年- 1914年)のようです。※注:公式発表はありません。

大久保三郎は、1889年(明治22年)、『植物学雑誌』に牧野富太郎と連名でヤマトグサを日本で初めて学名をつけて発表しています。

朝ドラでも、万太郎と大窪の二人での研究は成功し、植物学雑誌で発表することになるでしょう。

しかし、万太郎を「虫けら」呼ばわりした田邊教授(要潤)が許すのかなと思ったら・・・

助教授の徳永(田中哲司)が田邊を説得したもよう。熱いバトル、火花が散りそうですね♪

徳永助教授のモデルは松村任三と噂されています。

松村任三は、矢田部良吉(田邊教授のモデル)から植物学教室への出入りを禁止されて田舎に帰るのですが、矢田部良吉が退任したこともあって松村任三が牧野富太郎(万太郎のモデル)を助手として大学にまた呼んだようです↓↓

富太郎は新種を発表するなど学者として注目され始めた矢先に、良吉によって植物学教室への出入りを禁止されてしまいます。表向きの理由は、大学でも植物図鑑を発行するから勝手な閲覧を禁止するというものでしたが、一説には教授として権威のある良吉に相応の敬意を表明しなかったことや多数の叢書を長く借りて返さなかったからとも言われています。

いずれにせよ、富太郎はいったん地元に戻ることになります。しかし、明治26年(1893)に東京・駒場に創設された東京大学農科大学で研究が継続できるようになったので、東京に戻ることに。さらに、良吉が退任後に主任になった任三によって、東京帝国大学理科大学に月給15円で助手として採用されたのです。このことにより、研究基盤を確保できた富太郎でしたが、両者の価値観が食い違うこともあり、やがて任三と富太郎の関係は悪化していきます。

「サライ」松村任三の生涯より

松村任三と牧野富太郎の関係は悪化してしまうようですが、ドラマではどうなっていくのでしょう。牧野富太郎は東大・植物学教室で助手や講師を務めて、博士の称号まで与えられていきます。

一度、植物学教室を追われて田舎に戻る…という展開も挟むのかも気になりますね。「峰屋」を経営する竹雄や綾のことが心配ですし。

ちなみに、峰屋のモデル「岸屋」についてですが…。1891年(明治24年)に牧野富太郎の実家の「岸屋」が破綻します。牧野富太郎も家財の整理をするため佐川(さかわ)に帰郷したと言われています。「岸屋」の酒蔵は他の人に売られたのち、最終的には「司牡丹酒造:に譲られました。今もある会社ですね。(※注:岸屋の酒蔵は老朽化や自然災害の被害などで現存していません)

綾や竹雄の史実はあまり残ってなさそうですし、「峰屋」の経営破綻ではなく、頑張って経営しているところを創作してほしいですが・・・。

万太郎が佐川に戻るかもという話から峰屋の独自展開への希望に脱線しました。大学を追われて田舎に戻るのか、峰屋はどうなるのかは気になりますが、もう少し先のお話です♪

【らんまん】74話の出演者

【出演】神木隆之介,浜辺美波,大東駿介,成海璃子,池田鉄洋,安藤玉恵,今野浩喜,前原滉,前原瑞樹,田中哲司,要潤,

【語り】宮﨑あおい


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画像出典「らんまん」公式HP

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