【大奥2023】9話のネタバレ|家重役・三浦透子、圧巻の演技に絶賛と感動の声!

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大奥 9話

【大奥2023】9話のネタバレ|家重役・三浦透子、圧巻の演技に絶賛と感動の声!
将軍・吉宗(冨永愛)は、江戸で発生した赤面疱瘡の撲滅と後継者選びに頭を悩ませる。
家重役・三浦透子の演技に絶賛と感動の声が上がりました。
今回は、NHKドラマ【大奥2023】9話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・レビューをお届けします。

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【大奥2023】9話|吉宗×水野祐之進編の視聴率

【大奥2023】9話の視聴率は5.0%でした。

【大奥2023】9話|吉宗×水野祐之進編のあらすじ

【大奥2023】9話|吉宗×水野祐之進編のあらすじです。

吉宗VS赤面疱瘡

江戸の市中に「赤面疱瘡」が発生した、と大岡越前忠相(MEGUMI)が報告にくる。徳川吉宗(冨永愛)は、何としても赤面を抑えると小石川養生所に患者を運び込み、小川笙船(片桐はいり)に効かぬ場合は自分が責を負うとして水野祐之進/進吉(中島裕翔)がある村で発見した“猿の肝”を試させる。

次々に運ばれてくる赤面の患者たちで養生所はいっぱいに。通常なら死んでしまう日数を超えても持ちこたえている、猿の肝が効いていると喜ぶ笙船や吉宗。猿の肝を大量に仕入れるために件の村に行っていた進吉は、赤面の感染者を見つける。

その村に赤面が出なかったのは、猿の肝が効いていたのではなく、山奥で赤面との接触がなかっただけだった。赤面との戦いは吉宗の敗北に終わる。

赤面患者の遺体の山を見た吉宗は無念。

滅びぬ道とは、どこにあるのだ。

小川笙船は遺体を検分することの許しを、進吉は田嶋屋にあった古い蘭学書を持ってきて、日本中を探しても薬が見つからないが異国にはあるかもしれないと、蘭学を学ぶことの許しを乞う。

吉宗は笙船には検分を許可し、異国の書を解禁し、男に限り蘭学を学ぶことを許すという大きな決断をする。

それを聞いた杉下は、右筆所に異国の書が埃をかぶっている、進吉を大奥に出入りできるようにしてはどうかと提案する。吉宗は杉下に進吉の案内を任せる。

進吉と対面した杉下は、水野だとわかりとても驚く。よくぞ生きておった、と水野を抱きしめる。

2人が泣きながら抱き合って再会を喜んでいると久通から聞いた吉宗は満足そうだった。

【大奥2023】9話|吉宗×水野祐之進編のネタバレ

【大奥2023】9話|吉宗×水野祐之進編のネタバレです。

次期将軍は誰に?

— —7年後 — —
吉宗の3人の娘、家重、宗武(松風理咲)、小夜姫は成長していた。

老中・松平左近将監乗邑(黒沢あすか)は、上様に万一のことがあっては困る。宗武を次期将軍にと懇願するが、吉宗は、それなら自分が長生きすると答える。

吉宗は加納久通(貫地谷しほり)に後継を誰にしたらよいかと相談するが、久通は自分が口を出すことではないと言う。吉宗は長女・家重(三浦透子)のことで悩んでいた。家重は体を思うように動かすことができないイラ立ちから、酒色に溺れ、周囲を困らせることが多かった。

大岡忠光(岡本玲)が、家重の小姓が1人、気鬱になって辞めてしまった、代わりの者をと願いでる。久通は吉宗の小姓・龍(たつ/當真あみ)を抜擢する。家重の言葉をうまく聞き取れない龍は、機嫌を損ねたり、意地悪をされる。

しかし忠光が家重の将棋の相手をさせると、龍は家重の腕前に驚く。忠光は、家重は本当は頭がキレる、ただうまく表現できないだけだと教える。その本質を理解させるために将棋の相手をさせたのだ。龍は、家重が何を言われても言い返すこともできないのが歯がゆいと涙する。

忠光は龍の聡明さを吉宗と久通に伝える。いつか吉宗にとっての久通のような存在になってくれればと思っていた。しかし家重は、将軍など自分には務まらないと思っている。

3人の娘が吉宗に新年の挨拶をする。乗邑が、宗武は論語を諳んじることができるとアピールすると、宗武は吉宗が少し言いかけた論語の続きをすらすらと諳んじてみせた。家重も暗記しているがうまく話せない。吉宗は家重に将棋の腕を上げたそうだなと声をかけるが、家重の様子がおかしい。忠光が家重は気分が悪そうだと連れて出て行くと、家重はなんと失禁していた。

吉宗の前で恥ずかしいことをしてしまった家重は、部屋で泣いている。龍が御膳を持っていくと、私なんて死んだほうがいい、みんなそう思っているのだろう、そなたも母上も。私にできるのは死ぬことだけだと嘆き悲しんだ。

乗邑がチャンスとばかりに宗武を世継ぎに、家重も将軍になりたいとは思っていないだろうと言い出すと、久通は、では宗武は将軍になりたいと言っているのか、本来、嫡子ではないものを世継ぎに担ぎあげるのは謀反。そうとらえていいのか、とぶった斬る。

乗邑はちびっていたのではないかと笑う吉宗。久通は、将軍の器は、他の者を思う心のあるなしだと語る。吉宗(お信)と久通がまだ子供の頃、吉宗がいなくなって必死に探すと吉宗は大名行列を見ていた。大大名とは言わぬ、せめて五万石の大名になれれば久通の忠義に報いられるのに、という吉宗の言葉に久通は感動した。

自分のことよりまず家臣のことを考えられる吉宗は、やはり上に立つお方。世継ぎは3人の姫のどなたでもよい、他の人のことを考えられる人を選んでほしいと久通。

家重の本音と吉宗の愛

龍が吉宗のもとにやってくる。家重が失禁のことでひどく気落ちしていて、己のような人間はこの世におらぬほうがよい、死ぬことぐらいしかできないと言っている。声をかけてあげてほしい…と懇願した。

吉宗は家重と将棋をさし、見違えるほど強くなっていることに驚く。そして家重をバカだと思ったことは一度もない。これがその証。理を読み先を見通す力がなければこんな手は打てない。家重は実に秀でた頭を持っていると話す。

その頭を持ってしてもさまざまな問題は片付かぬ、将軍の自分さえ失敗もあれば無力感に苛まれることも、人から恨まれることもある。それに耐えられるか、それでも人の役に立ちたいと思えるかと聞くと家重は、政など自分にはできないと答える。それは本心かと問う吉宗。

役立たずだから死にたいと言っていたのは、裏を返せば生きるなら人の役に立ちたいということ。心の奥底では人の役に立ちたいと思っているのではないか。

吉宗がそう言うと家重は、この前言えなかった論語をそらんじる。覚えていたけどみっともなくて声もあげられなかった。そんな意気地なしの私にもできますか、誰かの役に立つことが…。

吉宗は家重の思いとその体をあたたかく包むと、跡を頼めるかと、次期将軍を託す。ははうぇ…と言いながら泣きじゃくる家重。そばで見ていた龍も嬉し泣き。

【大奥2023】9話|吉宗×水野祐之進編の感想とレビュー

言葉と体が思うようにならない家重。聡明なだけに他者からどう見られているか、何を言われているかもわかるだけによけい辛い。

言語障害を演じつつも視聴者にギリギリわかるように話し、知性やプライド、悲哀をにじませる。もっとも実写化が難しいといわれていた家重を、三浦透子が素晴らしい演技で表現しました。

家重役が三浦透子と聞いたときに、間違いないと期待の声が上がっていましたが、想像をはるかに超えた圧巻の演技だと絶賛の声が上がっています。

役立たずだから死にたい→生きるなら人の役に立ちたい の裏返し。

将軍の器は、他の者を思う心のあるなし

今回も素晴らしいメッセージが詰まっていました。

次回はついにシーズン1の最終回。吉宗と久通の最後をどう描くのでしょうか。

第10話は3月14日(火)放送です!

アイキャッチ画像:(C)NHK

大奥 9話

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