『オールドルーキー』の原作・モデルは?

オールドルーキー

『オールドルーキー』の原作・モデルは?

綾野剛主演のドラマ『オールドルーキー』(TBS系、日曜21時)に原作・モデルはあるのでしょうか?

今回は【オールドルーキー】の原作・モデルについて!

【オールドルーキー】の動画はParaviで配信しています。

※本ページの情報は2023年3月時点のものです。最新の配信状況はParavi公式サイトにてご確認ください。

目次

『オールドルーキー』の原作

『オールドルーキー』の原作はありません

脚本担当の福田靖さん(『HERO』シリーズ、連続テレビ小説『まんぷく』、大河ドラマ『龍馬伝』などの脚本家)によるオリジナルストーリーです。

映画『オールド・ルーキー』との関係は?

ドラマ『オールドルーキー』と、ほぼ同名タイトルの映画『オールド・ルーキー』とは関係あるのでしょうか。

結論からいうと、関係ありません。けれど案外、似ている部分もあって…。

映画『オールド・ルーキー』とは?

映画『オールド・ルーキー』(原題: The Rookie)は、2002年のアメリカ映画です。

主演はデニス・クエイド。

監督はジョン・リー・ハンコック(John Lee Hancock)。代表作はケヴィン・コスナー主演の『パーフェクト・ワールド』(1993)脚本、『しあわせの隠れ場所 The Blind Side』(2009)・『ウォルト・ディズニーの約束』(2013)監督、など。

あらすじ↓

ジム・モリス(デニス・クエイド)、35歳。愛する妻と子供たちに囲まれ、高校の教師と野球チームの監督という充実した仕事を持ち、平穏な日々を送っていた。時折、子供の頃の夢が彼の心を騒がせる。「野球選手(メジャーリーガー)になること」それは遠い日に捨てたはずの夢だった。だがある日、彼の人生に転機が訪れる。ジムのくり出す豪速球にプロ選手への道が開かれたのだ。全てを捨て、無謀な賭けに挑戦するのか…。躊躇するジムを決意させたのは妻の言葉だった―「8歳の男の子が、自分の父親が夢を叶える日をずっと待ちわびてるわ。今辞めたら、あの子になんて言うの?」―その時から彼と家族の新たなる旅が始まった・・・。

https://www.disney.co.jp/studio/liveaction/0358.html

ドラマ『オールドルーキー』とアメリカ映画の似ている部分

映画『オールド・ルーキー』はメジャーリーグ史上最年長の35歳でデビューしたジム・モリスの実話を元にしたヒューマン・ドラマです。肩を壊したことで夢を諦め、高校の野球部監督をしていたジム・モリスが、メジャー史上最年長ルーキーとしてメジャーの舞台に立つまでを描いた作品。

ドラマ『オールドルーキー』は37歳で現役引退したプロサッカー選手・新町亮太郎がオールドルーキーの社会人として奮闘する姿を描くフィクション。

気になるのは映画『オールド・ルーキー』のジム・モリスの息子「8歳の男の子」の存在。息子さんは「自分の父親が夢を叶える日」を期待しているのですね。

対して、ドラマ『オールドルーキー』の新町にはが2人います。上の子・泉実(いずみ)(演:稲垣来泉)は小学生、下の子は幼稚園児です。泉実は父親がサッカー選手をやめたことがショックで、現実を受け入れることができません。

ジム・モリスは息子のために「夢を叶える」挑戦をしていきます。

新町亮太郎は娘たちのために「誇り」を取り戻す挑戦をしていきます。ちょっと似ていますね。

『オールドルーキー』の別の意味も?

娘がサッカー選手のパパをカッコイイと思っていたように…別の仕事で「誇り」を取り戻す戦いをしていく新町。

ただしドラマ第2話では、こんな「あらすじ」が紹介されています。↓

泉実(稲垣来泉)は相変わらずサッカーを辞めた亮太郎を受け入れることができない。亮太郎もいまだにサッカーへの未練がまだ残っている自分に気付き、やるせない気持ちになる。

https://www.tbs.co.jp/OLDROOKIE_tbs/story/ep2.html

ドラマ『オールドルーキー』のタイトルは、37歳での新社会人という意味だと思いますが…。再度、プロサッカー選手に挑戦するかもしれませんね。三浦知良さんは55歳でJFL(アマチュア1部相当)所属クラブで現役を続けていますが…キングカズは凄すぎるとしても…。42歳にして「J1」でスタメン出場している遠藤保仁選手のケースとかあります。

現役復帰だと、オールドルーキーに意味がかからないから、復帰はないか?オールドだけどルーキーのつもりで復帰するという展開もありますかね?笑

『オールドルーキー』のモデル

ドラマ『オールドルーキー』にモデルはいるのでしょうか。

ドラマの主人公・新町亮太郎はプロサッカー選手でしたが、現役引退。その後、スポーツマネジメント会社「ビクトリー」に就職して、現役アスリートの代理人やマネジメントをしていきます。

ドラマ制作にあたり、実際にスポーツマネージメントに携わる方々やアスリートに取材したそうです。

それならば、モデルがいるかもしれません。

結論からいうと、『オールドルーキー』に明確なモデルはいません

しかし主人公のモデルかもしれないアスリートやサッカー選手、主人公が勤める会社の参考にしたモデルのような存在があるのでは?…と思って調べてみました。

新町亮太郎のモデル

新町亮太郎のモデルは誰でしょうか?明確にはいませんが…。

澤井芳信さん

スポーツ選手からスポーツマネージメント業へ転身した人物といえば、澤井芳信さんがいます。

澤井さんは京都成章高校で主将を務め、1998年夏の甲子園で準優勝。同志社大学硬式野球部、社会人野球「かずさマジック」(元新日鉄君津硬式野球部)に入団。 4年間の現役生活を経て引退しました。

澤井さんは現在、アスリートのマネジメント会社「スポーツバックス」を設立し、上原浩治さん・畠山愛理さんなど、アスリートのマネジメントを行っています。

澤井さんはプロスポーツ選手ではありませんでしたが、新町の参考になったモデルの有力候補です。

黒部光昭さん

他に、サッカー元日本代表・黒部光昭(くろべ てるあき)さんもモデルの候補です。

黒部さんは徳島商業高、福岡大を経て、Jリーグの京都パープルサンガへ加入。2003年1月1日、天皇杯決勝(京都―鹿島)で決勝ゴールを決め、京都を優勝へと導いた。その後、J1のセレッソ大阪や浦和、千葉を経て、J2所属の福岡や富山でプレー。2014シーズンはタイリーグのクラブで活動。2015年3月に15年間の選手生活を引退しました。

引退後は2015年12月から5年間、強化部長としてカターレ富山に携わり、2021年1月には名古屋グランパスの強化担当に就任。現在に至ります。

新町亮太郎と共通するのは以下の点↓

新町亮太郎 黒部光昭
日本代表:国際Aマッチ 4試合2得点 日本代表:国際Aマッチ 4試合 0得点
元Jリーガー(J1からJ3まで所属) 元Jリーガー(J1・J2に所属)
ポジションはフォワード ポジションはフォワード
37歳で現役を引退 37歳で現役を引退
J1での現役は17年 プロとしての現役は15年

元日本代表ながら、わずか4試合出場にとどまった選手というのは大きな共通点。

元Jリーガーで、ポジションも同じ、引退した年齢も同じです。

現役生活の年数ですが・・・新町は2003年から2019年まで17シーズンにわたり、国内トップリーグ「J1」で活躍。ちなみにドラマ第1話でアンミカさん演じる役が「J1で16年活躍」と言っているのは間違いですね。(あるいは1年間ケガとか?)

一方、黒部さんの「J1」での活動は6シーズン。まあ、黒部さんの現役生活は15年なので(J1の年数とプロ年数と比較が違いますが)そっちなら近い数字かも。

明らかに違うのは引退後。黒部さんの引退後はJリーグ・クラブの裏方である「強化担当」をしています。一方、新町はJリーグの表と裏のどこからも声がかかりませんでした。新町とは似て非なる部分ですね。

結論:新町の参考になったモデルの有力候補ではありますが、完全なモデルではないです。

中田英寿さん他

他にプロスポーツ選手のセカンドキャリアで有名なところは、以下のような方がいました。↓

  • 中田英寿さん
  • 鈴木啓太さん
  • 森敦彦さん
  • 那須大亮さん
  • 那須大亮さん
  • 徳永悠平さん
  • 久保竜彦さん
  • 嵜本晋輔さん

中田英寿さん(Jリーグ、イタリア1部などで活躍した元プロサッカー選手)は引退後、日本酒関連事業の「JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」代表取締役を務めています。

鈴木啓太さん(元Jリーガー)は引退後、コンディショニングサポート事業会社の「AuB(オーブ)」代表取締役として、アスリートの腸内細菌データを社会に還元する仕事をしています。

森敦彦さん(元Jリーガー)は引退後、アパレルブランド「WACKO MARIA」を設立し、デザイナーとして活躍中。

那須大亮さん(元Jリーガー)は現役時代からユーチューバーとして活動。サッカーそのものの人気をもっと広げたい思いで活動を開始したそうです。2022年6月26日現在、40万2千人のチャンネル登録者数を得ています。

徳永悠平さん(元Jリーガー)は引退後、父が経営するコンクリート二次製品などを製造販売する会社に勤務。そのかたわら、土日休みを利用して知人から借りた畑を『TOKUファーム』(長崎県雲仙市)と名付けてスイートコーン栽培もしています。

久保竜彦さん(元Jリーガー)は引退後、山口県光市室積に移住し牛島(うしま)に通い塩作りを開始。また、山口県光市の「室積BASE」で自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供するカフェを不定期で出店しています。

嵜本晋輔さん(元Jリーガー)は引退後、ブランドリユース事業を展開する「株式会社SOU」代表取締役社長を務めています。

ビクトリー社のモデル

ドラマ【オールドルーキー】の舞台はスポーツマネージメント会社「ビクトリー」です。

ビクトリー社のモデルはあるのでしょうか。

結論から言うと、公式発表はありません。

しかしメジャーリーグ・カブスの鈴木誠也選手に取材をしたことが明かされています。↓

今作では、アスリートたちへのリスペクトと共にスポーツが持つ様々な魅力をリアルにお届けするため、実際のトップアスリートたちに緻密な取材を行っている。各話でスポットが当たるアスリートはさまざまだが、野球では現役で活躍する鈴木誠也選手に取材し、選手としての葛藤や、自身が所属しているスポーツマネージメントの話などを聞いた。そのほか、有名アスリートたちの生の声も反映。そのアスリートたちの解禁も楽しみにしていただきたい。

https://www.tbs.co.jp/OLDROOKIE_tbs/intro/

鈴木誠也さんはスポーツマネージメント会社「スポーツバックス」がマネージメントをしているアスリートのひとりです。先ほど紹介した澤井芳信さんが社長の会社です。

鈴木選手を通して、会社からどんなサポートを受けているか取材できたはず。

つまり「スポーツバックス」社がモデルのひとつになっているとは思います。

まとめ

以上、ドラマ『オールドルーキー』原作・モデルについて紹介してきました。

まとめると…本作は完全オリジナル脚本。明確にモデルはいません。

しかし取材を通して参考にした人はいる、参考にした会社はあるかもしれません。

毎週さまざまなアスリートにスポットライトが当たるストーリーなので、有名アスリートたちの声も反映されていくと思います。

ぜひ3ヶ月楽しみましょう!

画像出典『オールドルーキー』公式HP

オールドルーキー

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

SNSシェアはこちら

コメント

コメントする

目次