【おかえりモネ】40話|亮(永瀬廉)「俺らが前を向くしかないんだ」に反響
【おかえりモネ】40話
朝ドラ【おかえりモネ】第8週「それでも海は」第40話が2021年7月9日(金)に放送されました。
亮が新次(浅野忠信)の苦悩を聞いた第39話。第40話では、亮(永瀬廉)が自分たちの世代の将来について語り出すストーリーで…。
放送後、亮(永瀬廉)「俺らが前を向くしかないんだ」に反響!
今回は【おかえりモネ】40話のストーリーと感想について。
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【おかえりモネ】40話のストーリー
【おかえりモネ】40話の内容は…
新次が見つかった翌朝。宿泊した亮(永瀬廉)が「おはよう」と、縁側にいた百音(清原果耶)に声をかける。
波の音で起きたという百音。陸が久しぶりで起きたとうそぶく亮。船の生活、全然なれないし、親方は怖い。
「でもさあ、海は嫌いになれない。海に恨みはない」という亮。
百音が気象予報士試験の勉強をする部屋で、幼なじみたちはボードゲーム(人生ゲーム)を楽しんでいたが、ふとしたことで、自分たちの世代の将来について語り出す…。
県職員の試験に合格し、水産試験場での勤務を希望している未知(蒔田彩珠)に「俺ら海仲間だ、がんばろうね」という亮。百音もうれしそうな笑顔。
東京へ行く明日美(恒松祐里)は「逃がした魚はバカでかいからね」という。
きょとん顔な亮に、悠人(髙田彪我)が補足説明する。
明日美が東京で活躍したりセレブになったとして、今さら言いよっても相手しないってこと。
「でも仙台行ったときもそんなこといってたよね」と亮。
「は、私が変わってないってこと。今は色白で可愛い男の子の方が好きですぅ」と明日美。
「すーちゃんは都会が似合うよ」と亮。
三生(前田航基)は「俺も大学いる間にでっかいことやる」といって、大学卒業後は寺を継ぐつもりでいることを明かす。
悠人の進路は、島に戻って市役所勤務だ。
「地元、最高だよな」と亮がポツリ。「どうしたよ、りょーちん」と三生。
亮は、「俺らは親たちと違うからさ…」と下を向きながら言った。
幼なじみたちが心配そうに亮を見つめる中、亮は訂正し「俺は親父とは違うから」とつぶやいて…
亮:「過去に縛られたまんまで何になるよ!こっから先の未来まで壊されてたまるかっつーの!俺らは俺らの好き勝手やって生きていく。音楽だなんだって、うちの仕事捨てたっていいし、地元好きなら地元盛り上げるにもいいし、大学行かずにさっさとやりたい仕事に就くのもいい。勢いで東京行ったっていい。急に苦手な勉強始めたっていい。俺らが! 前を向くしかないんだ。」と言い放つ。
明日朝早く帰るからと、仏壇に手を合わせたいた百音。亜哉子(鈴木京香)が声をかけてきた「好きなことしなさいね」と言った。百音の祖母にも言われた、と明かす亜哉子。
島に行きたいと言ったら、歓迎するけど、教師の仕事は続けなさい…と言われた。
「未知も。おいで」亜哉子は立ち聞きしていて未知を居間に呼んだ。
「私は学校の先生も、カキやホタテの仕事も、民宿の手伝いも全部好き。今まで好きなことやらせてもらったの。だからあなたたちも遠慮しないでね」と亜哉子。でも成人式の写真は撮らせてと頼んだ。「いつかね」と笑う百音と未知は、どれがいいかカタログで選ぶ。
立ち聞きしていた浩治は安心したのか缶ビール(?)をあけて、一人飲む。にぎやかな夜だった。
翌朝。帰る途中の百音が、漁港近くの海沿いに、ひとりでいる新次の姿を見つける。
「りょーちんのお父さん!ダメです!ダメです!ダメ」
百音は自殺を止めたつもりだが、すべって橋に捕まっただけだという。
海の上にみえる「けあらし」を見に来たと言う新次。亮の船も出たかなと見に来たともいう。
「昨日悪かったね」と新次。百音は「けあらし」を「蒸気霧っていうんです」と説明する。
海を見てつらくならないのか尋ねる百音。
新次は「海に恨みはないから」と言った。「りょーちんも同じこと言ってました」というと、「そうかそうか」と新次は言った。
<森林組合カフェの庭にて>
朝方。百音が縄跳びを5分以上飛びながら長く飛ぶ効果を菅波(坂口健太郎)に聞くと分からない、と真面目に答える。
「先生、わたし絶対に、合格します!」という百音。
菅波は寒くてくしゃみをした。
ナレーション:いつか子供たちがふと気づかせてくれるはずです。春は悲しいだけの季節じゃないよねって
試験まであと2日…(つづく)
【おかえりモネ】40話の感想
【おかえりモネ】40話は、亮(永瀬廉)と新次(浅野忠信)の「海に恨みはない」とシンクロした発言や、幼馴染が将来を語りあうシーンが魅力的でした。
あと、亜哉子(鈴木京香)の「好きなことしなさい」も、百音・未知は嬉しかったでしょうね。
『おかえりモネ』脚本の安達奈緒子さんはインタビューで、「親の気持ちを分かろうとし、大人が望む美しい物語に乗らなきゃと変な責任感を持ってしまう。悩み深い若者たちを、物語を通して解放してあげたい」と語っています。
大人の新次は過去に縛られて生きることが救いのようでしたが、未来ある若者たちは進みたい。だから縛られてたまるか、と…そんな決意が物語を通して感じられる、幼馴染たちのシーンでした。
大人と子供、両方の立場から描く脚本。もっと言えば、3世代。祖母の代から受け継がれている思いがドラマから伝わります。
いろいろあった百音の進路ですが、「絶対受かりたい」と強まっています。その段階がとても丁寧に描かれていますね。(悪く言うと劇的でないから地味ですが…そこは視聴者の主観の問題か)
【おかえりモネ】40話:亮(永瀬廉)「俺らが前を向くしかないんだ」に反響
やっと本音が言えたりょーちん。よかったな… #おかえりモネ
— 鯆気味 (@irukakimi) July 8, 2021
りょーちん。その告白大切。吐き出せ。#おかえりモネ
— 晒し者 (@sarasi_mono) July 8, 2021
俺らが前を向くしかないんだ!
— misa®🖤🍚 (@misa128_ren) July 8, 2021
りょーちんの力強い言葉に涙。#おかえりモネ
海に恨みはないんだわ
— k&p mayu👑♥️ (@Uj59j3ma) July 8, 2021
りょーちん の言葉に
また 泣くよ
みーちゃん 海仲間 #おかえりモネ
りょーちんは強くて優しいな😭😭😭
— あお (@renmr23) July 8, 2021
自分たちの世代は過去に縛られず前を向こう pic.twitter.com/rIzXkUb6bH
震災で母を亡くし、落ち込む父・新次を支えるため船に乗って働く「りょーちん」こと亮。
ネット上には「吐き出していいんだよ」「優しいね」「強いね」「泣くよ」「号泣」などのコメントが集まっていました。
40話より以前、りょーちんが「大丈夫」と言っていたシーンがとても我慢していたので、やっと抱えている思いを吐き出せたことで、視聴者もほっとしたようです。
39話< >第9週・41話
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画像出典:NHK
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