SPドラマ【みをつくし料理帖 2019】のキャストとあらすじ!黒木華の絶品料理が再び!

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2017年NHK総合で人気を博したドラマ【みをつくし料理帖】の待望の続編がスペシャルドラマとして帰ってきます。

【みをつくし料理帖 2019】では主演・黒木華(役:澪)が作る絶品料理が再び登場し、恋の行方も気になるところです。

今回の記事ではスペシャルドラマ【みをつくし料理帖 2019】のキャストとあらすじ、みどころをご紹介いたします。

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「みをつくし料理帖2019」を視聴するには?

【みをつくし料理帖2019】は残念ながらTVerでは配信しておらずNHKオンデマンドのみです。

U-NEXTを通しての視聴をオススメします。

新規登録における31日無料トライアルに登録すると1000ポイントが貰え、これを使えばNHKオンデマンドの「見逃し」または「特選」見放題が1か月無料で利用できます。

【みをつくし料理帖2019】前編・後編は放送後2週間の「見逃し」配信、連ドラ(全8話)は「特選」見放題配信されています。

※ 2020年4月30日 23:59まで配信予定、【みをつくし料理帖2019】前編・後編が「特選」見放の対象になるかは不明です。
全て2019年12月16日(月)現在の情報です。最新の配信情報はU-NEXT公式サイトでご確認ください。

目次

【みをつくし料理帖 2019】の放送はいつ?

放送日 2019年12月14日(土)・21日(土) 2週連続放送
放送時間 21:00 ~ 22:13
放送局 NHK総合テレビ

※4K一体化制作(4K放送日時未定)

ドラマ【みをつくし料理帖】の原作とシリーズ概要

原作

髙田郁による時代劇小説「みをつくし料理帖」が原作です。時代劇では珍しく料理をテーマにしています。関西出身の原作者が上京した歳「同じ日本でも関西と関東では食文化が大きく違う」と感じ、「情報が発達していない江戸時代なら尚更」というテーマで描かれました。

原作小説はハルキ文庫(角川春樹事務所)より2009年5月に第1作「八朔の雪 みをつくし料理帖」が刊行、2014年8月刊行の第10作「天の梯 みをつくし料理帖」で完結し、2018年9月には登場人物達のその後を描いた「花だより みをつくし料理帖 特別巻」が刊行されました。

さらに、各巻の最後には小説の中で登場した料理のレシピを紹介する「澪の料理帖」が掲載されています。

大人気の小説でこれまでに何度かドラマ化されています。

テレビ朝日版

テレビ朝日系列で2012年9月22日土曜日の21:00 – 23:21に第一弾、2014年6月8日日曜日の21:00 – 23:10続編となる第二弾のスペシャルドラマが北川景子主演で放送されました。

NHK版

NHK総合で2017年5月13日から7月8日まで連続ドラマ(全8回)として黒木華主演で放送されました。

北川景子と同じく黒木華も鰹丸一匹をおろすなど料理のシーンは実際に行い、こだわって制作されました。現在でも公式サイトではドラマで登場した料理のレシピが公開されています。

主人公・澪を巡る三角関係の行方など続編を望む声が多くありました。

そして、この度2019年版として待望の続編が放送されます。

映画版

2020年秋には松本穂香主演で映画化されます。日本映画界の巨匠・角川春樹監督の引退作品となることもあって今からよう注目です。

【みをつくし料理帖 2019】のあらすじ

前編「心星(しんぼし)ひとつ」

大阪から江戸にやってきた女料理人・澪(黒木華)は「つる家」で中間達とともに様々な困難に立ち向かいながら腕を磨いていく。前シリーズから3年経った今でも小松原(森山未來)や源斉(永山絢斗)も「つる家」を訪れ、繁盛していた。

ある日、「つる家」に武家の奥方・早帆(佐藤めぐみ)がやってくる。「料理下手な自分に料理を教えてほしい」と澪に頼みに来たのだった。主人の種市(小日向文世)からも許可がおり、早帆への料理指南が始まる。

料理指南をしていたある日、澪は早帆の母が腎の病でもう長くないことを知る。そして、澪は源斉の知恵を借り、腎の病に効くという「ははきぎ」の実(とんぶり)の料理を作りだそうとする。

調理には寒い中での水作業が必要不可欠であり、育ての母である芳(安田成美)は澪の身を案じていた。苦労の末、澪は「ははきぎ料理(とんぶり飯)」を完成させる。

そして、澪は早帆に半ば強引にある武家屋敷に連れて行かれる。そこには早帆と小松原の母・里津(富司純子)が待っていた。そして、この料理を食べた里津の口から思いがけない言葉が飛び出し澪を左右することになる。

追記

さらに後編では、吉原一の花魁・野江(あさひ太夫)との今後を占う吉原・桜の宴へと物語りは繋がり、澪が想いを寄せる小松原と澪に想いを寄せる源斉との三角関係も発展していくようです。

【みをつくし料理帖 2019】キャスト 主要人物

基本的にキャストは第1期から続投しています。

第1期の核心に迫るネタバレも含みます。

黒木華(役:澪)

主人公、大坂生まれ。幼少期に洪水で両親をなくした後、料理屋「天満一兆庵」の女将・芳に助けられて奉公をする。その後、店主の嘉平衛に料理の才能と味覚の高さを見出され女料理人となる。

だが、「天満一兆庵」は火事で焼けてしまい江戸に下ってくる。

江戸にやって来てからは「つる家」の主人・種市に見出されて料理人として働くことになる。上方(関西)と江戸(関東)との料理の好みや考え方の違いに苦戦したり、ライバル店「登龍楼」の妨害などの受難を受ける。

そんな中、主人の種市や小松原、源斉などの仲間達からの励ましで乗り越え料理を振るい腕を磨いていった。

森山未來(役:小松原/小野寺数馬)

「つる家」の常連客の武士。澪の料理人としての腕の高さを見抜き、厳しくも本質を突いた批評をする。

澪の生き方にも大きな影響を与え、彼女は次第に惹かれていく。

普段は浪人のように振舞っていたがその正体は江戸城に務める御膳奉行(将軍の食事や菓子を作る役職)の小野寺数馬。

永山絢斗(役:永田源斉)

江戸に住む町医者ではあるが武家の出身。芳を診察し、その時に食べた澪の料理の虜となる。医者として健康面から澪の料理にアドバイスを送ることも多い。

交流をするうちに澪を一途に思うようになるが、町人の娘と武家の息子という身分の違いに悩むことになる。

【みをつくし料理帖 2019】キャスト 主要人物の親族など

佐藤めぐみ(役:早帆)

小松原の三歳年下の妹で、武家・駒澤弥三郎の奥方。気丈で情に厚い性格。

料理が下手で今回、澪に「料理を教えて欲しい」と頼む。

富司純子(役:里津)

小松原と早帆の母親。腎臓の病を患っており、息子・数馬の将来を心配している。

澪は彼女のために「ははきぎ」の実(とんぶり)を作る。

波岡一喜(役:駒澤弥三郎)

早帆の夫であり小松原の義理の妹にあたる。

小納戸役として江戸城に務めており、将軍の身の回りの世話や、食事の御膳番を行っている。

安田成美(役:芳)

大坂の料理屋「天満一兆庵」の元女将。澪を引き取った後、本当の母親のように愛情をもって育て上げた。

江戸に下ってきた後、江戸出店を任せていた1人息子の佐兵衛が行方不明になっていることを知り、気を病んだ夫の嘉平衛(国広富之)は倒れ亡くなってしまう。

江戸では澪と長屋で二人暮らし、嘉兵衛が残した料理人としての心構えを伝え精神的に支えている。

佐兵衛を探し出して「天満一兆庵」の江戸出店を再開したいと願っている。

柳下大(役:佐兵衛)

芳と嘉平衛の1人息子で「天満一兆庵」の江戸出店を任されていたが遊女殺しの疑いが掛けられており失踪していた。

実は店で働いていた富三(大倉孝二)という男が店の金を使い込んでいて、その責任から逃れるために遊女殺しの疑いを佐兵衛に掛け追放していた。

富三には逃げられてしまうが佐兵衛は連続ドラマの最後に姿を見せており、澪は「元飯田町のつる家!ご寮さん(芳)も一緒に!」と呼びかけ続編を匂わせていた。

徳井優(役:多浜重光)

小野寺家に先代から使えている御用人。澪を小野寺家に輿入れさせたいと考えている。

【みをつくし料理帖 2019】キャスト つる家の関係者と常連客

小日向文世(役:種市)

料理屋「つる家」の主人。荒れ果てた化け物稲荷を一生懸命に掃除する澪に亡くなった娘の姿を重ねて、「つる家」に料理人として迎えいれる。

蒔田彩珠(役:ふき)

「つる家」で働く13歳の少女。澪を姉のように慕っている。

その正体は「つる家」のライバル店「登龍楼」から送り込まれたスパイでレシピを盗んでいた。亡き父親の借金を主人の采女宗馬に肩代わりして貰っており、さらに弟が奉公していたので逆らえずにいた。

スパイがばれた後、宗馬に切り捨てられるも今までと同じように「つる家」において貰えるようになった。

木村祐一(役:清右衛門)

「つる家」の常連客で売れっ子の戯作者であり、かなりの美食家。わがままで怒りっぽい性格で澪の料理を毎回厳しく評価する“辛口のご意見番”。

だが、本当は「つる家」の料理を気に入っており、厳しいのは彼なりの愛情表現である。

村杉蝉之介(役:坂村堂嘉久)

神田永富町の版元「坂村堂」の店主。売れっ子の清右衛門に自分の版元で売れる戯作を書いてもらいたがっている。

そのための接待をしているうちに料理が評判の「つる家」にたどり着いた。

【みをつくし料理帖 2019】キャスト 長屋の住民

麻生祐未(役:おりょう)

澪と芳が住む江戸・金沢町の長屋の住人。始めは上方から来た2人のことを敬遠していたが、持ち前の気風の良さで「つる家」を手伝うほど打ち解ける。

【みをつくし料理帖 2019】キャスト 吉原「翁屋」の関係者

成海璃子(役:あさひ太夫)

吉原でも格式の高い遊郭・「翁屋」の花魁。最も美しいとされるがめったに人前に出ることは無く、”幻の花魁”と呼ばれている。

翁屋のトップでありながら決して驕ることは無く、他の遊女からも慕われている。

その正体は幼い日に洪水に巻き込まれて行方不明になっていた澪の幼馴染の野江だった。お互いに正体に気付き、澪を影から助けることになる。

萩原聖人(役:又次)

「翁屋」の料理番。あさひ太夫のことを大切に思っており、彼女の食事にはかなり気を使っている。

「つる家」の評判を聞き、あさひ太夫の食事を頼むようになる。

伊武雅刀(役:伝右衛門)

「翁屋」の楼主。始めは澪には「女に料理人は務まらない」と冷たく接していたが鱧の骨切りを見事に成功させたことで認めるようになる。

中原丈雄(役:摂津屋)

吉原「翁屋」の上客で御用商人。四千両の金子を「翁屋」に預けている。

【みをつくし料理帖 2019】キャスト 「登龍楼」の関係者

松尾スズキ(役:采女宗馬)

毎年、年末に出回る料理番付けでは、最高位・大関の座に君臨する日本橋の有名料理店「登龍楼」の主人。

煮売り屋から実力で成り上がり、自身と「登龍楼」の地位を脅かしかねない「つる家」や澪に対してレシピを盗むなどの数々の妨害を仕掛ける。

最終回では料理番付の大関を決める直接対決で「つる家」を迎え撃った。

【みをつくし料理帖 2019】キャスト その他

  • 永尾まりや

詳しい役は不明。新しい登場人物かゲストと思われる。

【みをつくし料理帖 2019】のみどころ

ドラマ内の料理はどれも再現できる絶品ばかり

ドラマ内で澪が作る料理はどれも手が込んでいる絶品ばかりです。

連ドラでは最後に「澪の献立帖」というコーナーがあり、料理の作り方を丁寧に説明していました。また、公式サイトでは現在(2019/8)でも全てのレシピが公開されています。

さらに原作者・髙田郁先生が料理のポイントやこだわりを紹介する「ちょい足し料理帖」もあります。

「とろとろ茶碗蒸し」の作り方

せっかくなので第2話で登場した「とろとろ茶碗蒸し」をご紹介します。

ドラマでは上方の昆布出汁と江戸の鰹出汁の”合わせ出汁”を思いついた澪が「最も美味しい割合」を見つけ出すために奮闘していました。

【材料】(4人分)

  • 卵…3個
  • だし…540㏄
  • 車えび…4尾
  • ゆり根…20g
  • ぎんなん…8個
  • うすくちしょうゆ…小さじ1
  • 塩…小さじ1
  • みりん…小さじ1強
  • 柚子…適宜

【手順】

  1. 昆布と鰹節の合わせだしを冷ましておく。
  2. 卵をよくかき混ぜる。(かき混ぜかたが足りないと固まりにくい)。
  3. 卵にだしを加える。さらにうすくちしょうゆ、塩、みりんを加えて味を調える。それを目の細かいざるで濾(こ)す。
  4. 器(この場合は四つ)の七分目まで(3)を注ぐ。蒸し器(セイロ)で1分強火・7分中弱火で蒸す。表面に竹串など刺して、滲み出てくる汁が濁っておらず透明である、もしくは汁が出てこなければ一段目は完成となる。(具が表面に顔を出し目に鮮やかとなるよう、二段蒸しにする)。
  5. 具となるゆり根・ぎんなん・車えびを下ごしらえする。ゆり根はひとかけらずつにわけ、塩少々で透明感が出るまで茹でる。えびは、頭と背わたをとり、ヒタヒタの水に塩と酒少々で茹でてから、殻をむき、尾を切り落としておく。ぎんなんは殻をとり、塩少々で茹で、薄皮をむき、半分に切る。
  6. 器に、ゆり根・ぎんなん・えびを飾り、再び(3)を注いで再度5分間蒸す。
  7. 二段目も蒸し上がったら、包丁で皮をそぎながら柚子を飾る。

引用:澪の献立帖~第2回「とろとろ茶碗蒸し」料理レシピ~

髙田郁先生によると「玉子と出汁の割合 = 1(玉子):3.5(出汁)」が丁度いい”とろとろ具合”になるとのことです。

気になる身分違いの三角関係の行方は?

澪は厳しくも温かく自分を見守る小松原に、源斉は直向に料理に打ち込む澪に想いを寄せています。

しかし、

  • 澪は町人の娘
  • 小松原と源斉は武士
    特に小松原の正体・小野寺数馬は将軍の食事の世話をする重要な役職

と身分が違います。江戸時代は身分社会で異なる身分ましてや武士と結ばれることは許されませんでした。

身分違いの三角関係はどう発展していくのでしょうか?

【みをつくし料理帖 2019】まとめ

「江戸時代の料理」という異色のドラマ【みをつくし料理帖 2019】はNHK総合テレビで2019年12月14日(土)・21日(土)21:00 ~ 22:13 に2週連続放送です。

数々の絶品料理や三角関係の行方等みどころ満載で放送が今から楽しみですね。

この記事で使用している画像の引用元: 既刊本紹介 | みをつくし料理帖/髙田郁 – 角川春樹事務所

 

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