【舞いあがれ!】92話|秋月(八木莉可子)の圧に「ミザリー秋月」の声!

【舞いあがれ!】92話

朝ドラ【舞いあがれ!】(舞い上がれ!)第92話(第92回)が2023年2月13日(月曜)に放送されました。

放送後、貴司の短歌のファン・秋月史子(八木莉可子)の圧に「ミザリー秋月」の声が…。

今回は【舞いあがれ!】(舞い上がれ!)92話のあらすじネタバレ・感想について!

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目次

【舞いあがれ!】92話のあらすじネタバレ

【舞いあがれ!】(舞い上がれ!)92話のあらすじネタバレです。

御園(山口紗弥加)との出会い

舞(福原遥)が机に座ってメイクし出勤の支度をしていると、かつて貴司(赤楚衛二)から送られてきた短歌が目に留まる。舞は、前日に久留美(山下美月)から言われた「貴司君のこと好きなんやろ?」と言われたことを思い出すが、それを振り切るように仕事へ向かう。

めぐみ(永作博美)と舞(福原遥)、事務員が「うめづ」で昼食を取っていると、勝(山口智充)と雪乃(くわばたりえ)が「そない弱気でどないするの!」と的場仁(杉森大祐)を叱る声が聞こえる。的場は金属加工会社の跡を継いだが、自信がないようだ。雪乃たちは夫の後を継いだめぐみやパイロットを辞退した舞を紹介して、見習うように伝える。

雪乃の言葉を偶然聞いていた新聞記者の御園(山口紗弥加)がIWAKURAを取材させてほしいと願い出る。

人を募集しても集まらなくて困っていためぐみは快諾。すぐに御園はIWAKURAを訪問し、舞に工場を案内してもらう。

御園の取材

御園は「珍しいよね、女性の職人」と言って土屋(二宮星)ら、女性社員ばかりに話を聞いていく。

主要な社員たちの集合写真とは別に、女性社員だけの集合写真も撮影した。↓

舞いあがれ第92話
(C)NHK

取材が終わった後、めぐみは「パワフルな記者さんやったなあ」と疲れが出た。

舞も「女の人ばっかりでしたね」「どんな記事になるんでしょう」と興味津々。

すると山田(大浦千佳)が突然「私の失恋話、載りませんように」と言いだした。

山田は「ネジれ混んだ話を、いろいろと」とネジにかけてニヤリとする。

史子と梅津先生の短歌の出会い

貴司(赤楚衛二)は編集者から新作短歌10首を早急に作るよう指示されている。

そんな貴司を貴司を心配し、秋月史子(八木莉可子)が、差し入れを持って「デラシネ」を訪れた。

店の奥でお茶をする貴司と史子。

史子はコンビニでバイトしているという。今は。史子は「いろんなところで働いていきたい」という。父がギャンブルばかりで、家出したので大阪で一人で生きるために色々と働くという。高校中退だから雇ってくれるところも少ないらしい。

史子は誰かとお茶をするのがなかったから「嬉しい」という。史子は「ずっと一人ぼっちで。誰にも話されへん気持ち、短歌にすることで毎日をやり過ごしてきました」という。そんな日々の中、貴司の短歌に出会ったと紹介↓

「銀の糸通しのように足重ね羽虫はやがて沈んでいった」

貴司は「沈んでいったのは僕やなくて、僕の孤独やねん」と説明する。

わからへんのはしゃあないです

舞は長崎・五島の物産展で購入したお土産を届けるため、デラシネを訪れる。すると、貴司を慕う史子の姿があった。

舞が「短歌書けた?」と心配すると、貴司は「一首だけ」とポツリ。舞が笑顔で「呼んでもええ?」と聞くと、貴司が原稿用紙を手渡す。

新作を読み上げた舞の反応が薄いとを感じた貴司は「ごめん、わかりにくいか…」とつぶやく。  

史子が「見せていただけます?」と原稿を手にする。そして「本歌取りですね!」という史子。紀貫之の短歌からの引用があることまで指摘。

貴司は「わかるん?」と反応すると、史子は嬉しそうに「もちろんです」と答えた。

史子は舞に向かって「わからへんのはしゃーないです。梅津先生と私には共通の知識があったから読み取れただけで…」と気遣う。

92話の結末

舞は差し入れを置いて早々に帰る。

舞が傘を忘れたことに気づいた史子は、舞を追いかけた。

史子は舞に貴司への思いを伝える↓

史子「私、梅津先生としゃべってると、包み込まれるような安らぎを感じるんです。今日もホンマは、差し入れだけをお渡ししてすぐ帰るつもりやったんです。けど、もっと一緒におりたいって思ってしもて…。今、梅津先生は歌人として一番大事な時期です。素晴らしい第一歌集を出していただくために、私も精いっぱい支えたいなって思ってます。そやから、先生のそばにおること、悪く思わんといてくださいね

舞は何も言わず、ただうなずくだけだった。

(つづく)

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【舞いあがれ!】92話の感想

秋月(八木莉可子)の圧に「ミザリー秋月」の声!

秋月史子が、舞に短歌の知識を見せつける形でマウントをとり、ラストには「悪く思わないで」発言。この行動を受け、ネット上では秋月史子のことを「ミザリー秋月」と呼ぶ現象が!?

「ミザリー」とはアメリカの映画で、日本公開は1991年。原作はスティーブン・キング。交通事故に遭った小説家・ポール(ジェームズ・カーン)を熱狂的ファンの女性・アニー(キャシー・ベイツ)が救う。女性は献身的に看病する。だが、しだいに自身の望むストーリーを小説家に書くよう強要するようことになっていくというストーリー。

狂気的になっていくファンの女性と、脱出しようとする小説家の息詰まる攻防が描かれた作品。

『舞いあがれ』の秋月史子も作家(=貴司)のファンであり、グイグイと圧をかける言動から、狂信的になりそうな雰囲気が漂っていましたね。

だから「ミザリー秋月」ってことなのでしょう。

ただし、映画タイトル『ミザリー』はポールの書いているシリーズ小説のタイトル。小説内のヒロインの名前でもあり、「Misery」とは直訳で「哀れ・惨めさ・悲嘆」を意味しています。

狂信的なファンはアニー・ウィルクス(キャシー・ベイツ)なので、正確には「アニー秋月」ですが、アニーはミュージカルの方が有名ですしね。仕方ありません(笑)

映画ミザリーの女性ファンのような狂気を感じる・・・という意味でのミザリー秋月ってことでしょう。

舞には「頑張って」以外に何かしてほしい

ラスト、ショックを受けたのか何も言えなかった舞ちゃん。たしかに短歌の知識は勝てないし、貴司くんのために舞は何ができるのか?

舞が「頑張って」と貴司によく声をかけていますが・・・逆にプレッシャーをかけてるんじゃ?と私(筆者)は見ててひやひやします。

私事ですが、大学の課題に追われて大変な友人に対して「頑張って」とよく声をかけてたのですが、ある時、頑張るかどうかじゃなくて「やらなくちゃならないんだ」…だから頑張ってと言わないで欲しい、と言われたことがあります。

なんだかその体験を思い出してしまいます。

貴司くんも頑張ってるのに、これ以上どうすれば…って思ってしまいますよね。では、舞にしかできないことは何か。その答えは、きっと舞にしか分からないとは思いますが・・・

92話で舞が早々に帰るときの貴司の切なげな表情が印象的でした。舞ちゃんには、貴司くんのことを「見守ってるよ」ということを伝えて欲しいとは思います。難しいですけどね。


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当記事の画像出典:『舞いあがれ!』HP

舞いあがれ第92話

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