ドラマ【この世界の片隅に】キャストとあらすじ!ガッキー以来の主演女優は?
”朝ドラ”から”日曜劇場”のキャスト一覧
『この世界の片隅に』主演の松本穂香は、NHK朝ドラ『ひよっこ』に出演して注目を集めました。
どうも近頃、朝ドラ⇒日曜劇場の流れがあるようです。そこで朝ドラ「主演」と「出演」の2つの観点から日曜劇場のキャスト一覧を表にしてみました。
”朝ドラ”から”日曜劇場”の主演キャスト一覧(2013~2017)
放送年 | タイトル | 主演 | 日曜劇場(直後の作品) |
2017後期 | わろてんか | 葵わかな | ブラックぺアン |
2017前期 | ひよっこ | 有村架純 | ―(映画ナラタージュ) |
2016後期 | べっぴんさん | 芳根京子 | 小さな巨人 |
2016前期 | とと姉ちゃん | 高畑充希 | ―(映画アズミ・ハルコは行方不明) |
2015後期 | あさが来た | 波瑠 | ―(世界一難しい恋) |
2015前期 | まれ | 土屋太鳳 | 下町ロケット |
2014後期 | マッサン | 玉山鉄二 | ―(連続ドラマW 誤断) |
シャーロット・ケイト・フォックス | ―(京都人に密かな愉しみ) | ||
2014前期 | 花子とアン | 吉高由里子 | ―(舞台 大逆走) |
2013後期 | ごちそうさん | 杏 | ―(花咲舞が黙ってない) |
2013前期 | あまちゃん | 能年玲奈(当時) | ―(映画ホットロード) |
振り返ると今の流れは『まれ』主演の土屋太鳳が日曜劇場に抜擢されたころから顕著のようです。土屋太鳳はその後日曜劇場『IQ246-華麗なる事件簿-』にも織田裕二に振り回される刑事役で出演しています。
土屋のパターンから若手キャストの場合、ステップアップとして抜擢されるもよう。能年玲奈が映画にまわり、その後、事務所トラブルでテレビから消えたのも教訓か。
”朝ドラ”出身の”日曜劇場”キャスト一覧(2016秋~2018夏)
日曜劇場 | 俳優名 | 朝ドラ |
この世界の片隅に | 松本穂香 | ひよっこ(2017前期) |
松坂桃李 | 梅ちゃん先生/わろてんか | |
伊藤沙莉 | ひよっこ(2017前期) | |
土村芳 | べっぴんさん(2016後期) | |
久保田紗友 | べっぴんさん(2016後期) | |
尾野真千子 | カーネーション主演(2011後期) | |
田口トモロヲ | すずらん(1999前期) | |
伊藤蘭 | こころ(2003後期) | |
ブラックぺアン | 竹内涼真 | ひよっこ(2017前期) |
葵わかな | わろてんか(2017後期) | |
小泉考太郎 | カーネーション(2011後期) | |
内野聖陽 | ふたりっ子(1996後期) | |
99.9-シーズンⅡ | ― | |
陸王 | 山﨑賢人 | まれ(2015前期) |
竹内涼真 | ひよっこ(2017前期) | |
風間俊介 | 純と愛(2012後期) | |
キムラ緑子 | まんてん/純情きらり/ちりとてちん/ごちそうさん/半分、青い。 | |
ピエール瀧 | おひさま/あまちゃん/とと姉ちゃん | |
寺尾聰 | こころ(2003後期) | |
ごめん、愛してる | 吉岡里帆 | あさが来た(2016後期) |
坂口健太郎 | とと姉ちゃん(2016前期) | |
池脇千鶴 | ほんまもん(2001後期) | |
大西礼芳 | 花子とアン/べっぴんさん | |
六角精児 | こころ/純情きらり/カーネーション/まれ/半分、青い。 | |
中村梅雀 | なっちゃんの写真館/てるてる家族/つばさ | |
大竹しのぶ | 水色の時,オードリー | |
小さな巨人 | 芳根京子 | べっぴんさん主演(2016後期) |
安田顕 | 瞳(2008前期)なつぞら(2019前期) | |
駿河太郎 | カーネーション(2011後期) | |
A LIFE〜愛しき人〜 | 竹内結子 | あすか主演(1999後期) |
木村文乃 | だんだん/梅ちゃん先生 | |
IQ246 | 土屋太鳳 | まれ主演(2015前期) |
ディーン・フジオカ | あさが来た(2016後期) |
ベテラン俳優までピックアップしてしまいましたが、特筆すべきはディーン・フジオカ、吉岡里帆、坂口健太郎、竹内涼真、葵わかな。朝ドラで知名度があがったからこその抜擢です。
もちろん本作『この世界の片隅に』の松本穂香の日曜劇場主演が最大のサプライズ抜擢ですね。
ドラマ『この世界の片隅に』脚本は岡田惠和
『この世界の片隅に』脚本は岡田惠和(おかだ・よしかず)。松本穂香が出演した朝ドラ『ひよっこ』の脚本家です。
岡田のTBSドラマの脚本担当は日曜劇場『おやじの背中』の中の「圭さんと瞳子さん」(2014)以来で4年ぶり。TBSの連ドラとしては『小公女セイラ』(2009)以来で9年ぶりとなります。
本作のメイン演出の土井裕泰(どい・のぶひろ)とは映画『いま、会いにゆきます』(2004)でタッグを組んでいます。
岡田惠和の連ドラ脚本の前作は、テレビ東京の『ユニバーサル広告社〜あなたの人生、売り込みます!〜』(2017)が全7話平均視聴率:4.0%に沈みました。『ひよっこ』でも分かる通り良い人ばかりが脚本の特長で、「ユニバーサル~」は裏目に出たもよう。
『ひよっこ』でもインパール作戦など戦争の影は描きましたが基本は明るく描く作風。太平洋戦争・原爆投下という悲劇をどう描くのかは期待です。
ドラマ『この世界の片隅に』音楽は久石 譲
本作の音楽担当は、数々の映画音楽を手掛ける久石譲(ひさいし・じょう)。宮崎駿監督や北野武監督の作品などの映画作品で音楽を手掛け、日本アカデミー賞の最優秀音楽賞は計8回の受賞をしています。
久石は映画では『羊と鋼の森』(2018)ほか毎年音楽で関わっていますが、ドラマでの音楽担当は2夜連続スペシャル『女信長』(2013年・フジテレビ)以来の5年ぶり。
連続ドラマの音楽担当は『坂の上の雲』(2009-2011の全13回、NHK)以来で7年ぶり。民放の連ドラとなると『時をかける少女』(1994・フジテレビ)まで遡(さかのぼ)り、24年ぶりとなります。
ドラマ『この世界の片隅に』は2018年7月スタート予定!
ドラマ『この世界の片隅に』全体の責任を負うプロデューサー:佐野亜裕美はヒット作『カルテット』演出の土井裕泰との再タッグです。
本作は主演・松本穂香で2018年7月15日スタートし、TBS系でよる9時の日曜劇場枠で放送。北川景子主演で“終戦記念スペシャルドラマ”(2011・日本テレビ)として実写化はされていますが、連続ドラマは初!
原作者のこうの史代も、スペシャルや映画は時間の制約があるため、原作に近い形で描ける実写化に期待を寄せています。
アニメ映画は好評でロングラン上映中。160分の長尺も2018年末公開予定で、『この世界は片隅に』ファンには楽しみな2018年ですね。
日曜劇場のキャスト記事
※キャストの年齢は放送時のもの。記事内の画像出典は公式サイト
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