【麒麟がくる】32話のネタバレと感想!駒ちゃんの成り上がりに驚愕!

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【麒麟がくる】32話のネタバレと感想!駒ちゃんの成り上がりに驚愕!

金ヶ崎の戦いで逃げた織田信長は反撃に出るために光秀たちに鉄砲を揃えさせようとします。

その中で駒ちゃんと再会、光秀の知らないところで彼女は大きく成り上がっていました。

今回の記事では【麒麟がくる】32話「反撃の二百挺」の視聴率、ネタバレと感想をお伝えします。

目次

【麒麟がくる】32話の視聴率

【麒麟がくる】32話の視聴率は13.3%でした。

【麒麟がくる】32話のネタバレ

信長は負けてなどいない

金ヶ崎の地で朝倉、浅井の挟み撃ちにあった織田軍。元亀元年(1570年)4月、織田信長(染谷将太)は越前から京へと逃げ帰る。

光秀()は将軍・足利義昭()に戦の報告をする。「織田信長は生きている」と光秀は頑なに信長の敗北を認めない。

摂津晴門(片岡鶴太郎)は「三日前には退却しているとは情けない」と嫌味を言う。

光秀は晴門が詳しい日時を知っていることが引っ掛かり、「敵方に通じている者がいるのでは?」と追求する。

摂津は「朝倉は真の敵ではない」と誤魔化す。光秀は「敵の敵は我らにとっても敵。庇うのなら摂津殿も敵となります」と反撃する。

義昭は言い争う2人を一喝する。摂津は「政所の仕事があるゆえ」と逃げていった。

義昭が戦に参陣する意味

光秀は義昭に金ヶ崎の地で行った殿(しんがり)について話をする。

光秀「足がすくみ、公方様は何故いないと思った。」

「公方様がいたら浅井は裏切ることは無かった。朝倉も足がすくんでいたはず。」

「我らは平な世を創るために戦っている。次の戦の折にはぜひ参陣を。」

「公方様の御旗があれば多くの者が味方につきます。」

光秀は義昭が戦に参陣する意味を説き、頭を下げるのだった。

光秀が館に戻ると美濃から呼び寄せえた妻の煕子()と2人の娘・お岸(平尾菜々花)、たま(竹野谷咲)が待っていた。母・牧(石川さゆり)は亡き夫が眠る美濃に留まることにしたそうだ。「母上らしい」と光秀。

つかの間の家族水入らずの時を過ごした後、光秀は改めて戦の無き世と家族を守るために戦うことを誓う。

鉄砲を揃えよ

数日後、信長は光秀と木下藤吉郎()に「新しく鉄砲を揃えるよう」命じる。金ヶ崎の戦いで失った兵力を補い、反撃に出るのが狙いだ。

2人は堺にやってくる。鉄砲を一手に担っている堺の豪商・今井宗久(陣内孝則)と光秀は面識があったからだ。

藤吉郎は殿(しんがり)を務めたが鉄砲を多く失ったことを信長に叱責されたので少々不満げだった。

2人は宗久に会い、信長が鉄砲を大量に欲しがっている旨を伝える。が、

宗久「すでにあるお方に二百五十挺の鉄砲を売る約束をしている。」

一足遅かった。藤吉郎はその人物を話をしたいと頼み、言葉巧みに名を聞き出そうとする。

だが、さすがは堺の豪商・宗久、見事にはぐらかされてしまう。

業を煮やした藤吉郎は「もし三好勢に味方すれば信長様は黙っていない」と高圧的な態度に出る。それを光秀がなだめる。その後、光秀は「宗久に茶でも立てて貰いながらゆっくりと話したい」と願い出る。

若き武将・筒井順慶

夕時、光秀と藤吉郎は顕本寺で開かれる宗久の茶会に招待される。招待客の名簿の中には名だたる茶人に混じって筒井順慶(駿河太郎)という武将の名があった。

筒井順慶は大和の古い領主である松永久秀()が争っている三好方につく敵である。鉄砲を欲しがっている者は彼だろう。

宗久は商人としては取引相手の名を教えられないが、茶人としてなら暗に伝えることができる。光秀はそう確信していた。

だが、相手が松永と敵対する武将となると鉄砲は諦めるしかないだろう。

茶会の前に宗久は順慶を連れて行きて、互いに挨拶を交わす。順慶はまだ若いが感じがいい。

さらに順慶に促されて美しく着飾った女性が入ってくる。その女性はなんと駒()で光秀と藤吉郎は驚く。

駒を警戒する藤吉郎

駒は丸薬作りで名を上げ、商人や諸国の大名とも繋がりがあるという。

信長の武勇と光秀の働きは順慶の耳にも届いているようで話が弾む。

藤吉郎は光秀を部屋の外に連れ出し「これなら鉄砲を譲って貰えるように交渉も出来るかもしれない。」と話をする。さらに駒についてこっそりと耳打ちしてきた。

藤吉郎「駒殿は義昭様の寵愛を受け、あの摂津晴門すらもむげには出来ない存在。

順慶に話そうとする内容は義昭様に伝わると心得ほうがよろしいかと。

筒井順慶が出した条件

光秀は部屋に戻り、順慶に「鉄砲を百六十挺譲って欲しい」と交渉する。さらに駒も「信長様の戦は公方様の戦でもあります」と頼んでくれたおかげで順慶が鉄砲を融通して貰える運びとなった。引き換えに順慶は2つの条件を出す。

  • 1つ、駒には将軍・義昭と引き合わせてもらう
  • 2つ、光秀には信長と引き合わせてもらう

「宿敵の松永は信長様と同盟を組んでいる知っている。松永を追い出してくれとは言わない、自分も織田と同盟を組みたい」と順慶。

「ならば鉄砲を計二百挺」と光秀は追加する。順慶は承諾し交渉は成立した。

順慶は若いながらも中々肝の据わっている男であった。

交渉終了後、光秀は駒に礼を述べつつ話をする。駒は身の丈にあわない場と美しい着物に戸惑っていた。「よくお似合いです。お気になさらず」と光秀は一言添える。

姉川の戦い

新しい鉄砲を手に入れた信長は反撃を開始する。金ヶ崎の戦いから僅か二ヵ月後、信長は三河の徳川家康()と共に近江・姉川に進撃する。

そこで朝倉・浅井軍と激突する(姉川の戦い)。激戦の末、織田・徳川の連合軍が勝利、雪辱を果たすことが出来た。

織田、徳川軍は祝杯を上げる。信長は家康の協力と光秀が鉄砲を揃えたことに上機嫌だ。

家康の今後の動き

家康は光秀と戦況について話をする。「朝倉は大したことはないが勢力を伸ばしている甲斐の武田信玄(石橋凌)を警戒しており、三河に戻って戦の準備をする」という。

さらに「義昭様は武田に向けても上洛を促す文を送っている。ああ見えて食えぬお方じゃ」と付け加える。

信長包囲網

姉川の戦い朝倉・浅井は破ったが、四国に身を潜めていた三好の軍勢が一万三千もの兵で摂津に押し寄せてくる。

さらに呼応するかのように朝倉・浅井が再び進軍してきた。

この戦いには将軍・義昭も参陣し負けることなどありえない。そう思われていた矢先、不測の事態が発生する。一向宗の総本山である大坂本願寺の法主・顕如と数万の門徒が三好方についたのである。

  • 前には三好勢と本願寺
  • 背後には朝倉・浅井

信長包囲網が敷かれる。形勢は不利であり、信長は摂津での戦いを諦め、将軍・義昭を京へと引き戻させるほか無かった。

その後、和議が成立して義昭は二条城に戻る。

義昭「信長がこれほどまで脆いとわな!!」

めずらしく怒りを露わにする義昭。和議となっては自分が参陣した意味が無いからだ。

摂津は義昭に「武田や上杉にも上洛を促すべき。もはや信長は無用かと」と進言する。

そこに駒がやってくる。義昭の顔に笑みが戻り、駒に土産として摂津で捕まえたトンボを渡す。

戦いの場は比叡山へ

朝倉・浅井は比叡山、織田軍は近江の坂本にそれぞれ陣を張っていた。信長は

  • 比叡山が朝倉・浅井を匿っていること
  • その為に討ち取れずにいること
  • 比叡山の僧兵が「我々は仏を背負っているから負けはしない」と言ってきたこと

に激怒していた。

そこに光秀がやってくる。信長は僧兵の言葉を真に受けて文字通り仏像を背負っていたみたが、何の意味があるのか分らなかった。

信長は仏像を放り投げて光秀に「なぜ比叡山は朝倉・浅井に味方するのか」と問いかける。

光秀は「信長様は比叡山から金を奪い、朝倉は与えているからであろう」と答える。

一方、光秀の言葉通り朝倉義景()が比叡山延暦寺の僧侶に金を渡し戦への協力を要請していた。

魔物が棲む比叡山での次なる戦が幕を開けようとしていた。

【麒麟がくる】32話の感想とまとめ

【麒麟がくる】32話では信長は鉄砲を揃えて、反撃の準備にでます。

ですが周辺も黙っているわけではなく、時代の勢いに乗っていた信長も大きな足止めを食らうことになります。

この後、史実では朝倉・浅井が比叡山に篭城、一向一揆が発生と信長に対する包囲網が完成していきます。

成り上がった駒ちゃん

【麒麟がくる】のオリジナルの登場人物である駒ちゃん。貧しい人にと初めた丸薬作りが大きく当たり、豪商や大名にも繋がりを持ち始めました。

  • 駒は将軍・義昭とは心を通わせ、寵愛を受けている
  • 藤吉郎は将軍に通じている駒を警戒している

駒ちゃんは多くの人物に一目置かれており、驚愕の成り上がりっぷりです。

駒ちゃんが中心になりすぎ問題

ただ、駒ちゃんは今回の【麒麟がくる】32話の中心になりすぎている気がします。今回も鉄砲の口利きをして戦況を大きく動かしました。交渉では光秀と同等の力を持っています。

もはや駒ちゃんの一言で将軍・義昭も動きそうです。

駒ちゃんはオリジナルキャラなので動かしやすいとは思いますが、浅井長政など歴史上の人物の出番や姉川の戦いなどの戦の場面も増やして欲しいところです。

次回【麒麟がくる】33話は織田軍と比叡山との攻防が描かれます。

2020/11/22(日)20:00~の放送をお楽しみに。

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