【麒麟がくる】27話のネタバレと感想!上洛戦に向けた今井宗久の3つの条件!

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【麒麟がくる】27話のネタバレと感想!上洛戦に向けた宗久の3つの条件!

光秀は信長の家臣となり「大きな国創り」へと動き出します。まずは上洛と三好一族への戦いに備えます。

上洛戦の鍵を握る堺の豪商・今井宗久が出した条件とはなんでしょうか。

今回の記事では【麒麟がくる】27話「宗久の約束」の視聴率、ネタバレと感想をお伝えします。

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目次

【麒麟がくる】27話の視聴率

【麒麟がくる】27話の視聴率は分かり次第、お伝えします。

【麒麟がくる】27話のネタバレ

信長の不安

永禄11年(1568年)7月、上洛の為に京を目指す足利義昭(滝藤賢一)らは美濃の立政寺にいた。

織田信長(染谷将太)は義昭へ贈り物をする。

  • 1000貫の金
  • 太刀

など時期将軍に将軍に相応しい品ばかりだ。

義昭「これだけの金があれば貧しい民達が一ヶ月は暮らせる。」

民を思って金に興味を示す義昭。だが、信長が金を用意したのは戦のため。その意図を理解してもらう為に信長は刀を抜いてみせる。

僧侶として生きてきた義昭にとって刺激が強すぎたのか狼狽えるだけだった。

戦に対して興味が無い義昭を不安に思う信長。光秀は(長谷川博己)はフォロー、「義昭様を生かすも殺すも信長次第」とし信長は納得する。

信長はあくまでも「光秀と共に大きな国を創る」と考えていたためだ。

上洛戦に備える信長

状況を整理する信長。

  • 上洛をするには京を牛耳っている三好一族、手を組んでいる南近江の六角承禎との戦は避けて通れない
  • 妹・お市の方(井本彩花)を嫁がせ、北近江の浅井長政(金井浩人)とも同盟を結んでいる
    3000程の兵だが六角との関係は悪く、上手く利用できるはず

翌日、信長は佐和山城で浅井長政と会うことになっており、光秀には先に京に行って情勢を把握するように命じる。

  • 三好方の兵数
  • どちらにつくか、朝廷の本心
  • 先に忍び込んでいる木下藤吉郎(佐々木蔵之介)と合流し上手く行え

木下藤吉郎の作戦

光秀が京の市場に到着すると魚売りに変装した藤吉郎がいた。藤吉郎は光秀を慌てて人気の無いところへと連れて行く。

藤吉郎「京では義昭を擁した信長が攻めてくると噂が広がっています。」

「ですので織田家の人間であると分かれば身が危険に晒されるます。」

が、その噂を広めたのは藤吉郎だった。織田勢が強いとすることで三好勢の戦意を折ることが目的だった。感心する光秀。

さらに「この作戦が上手くいけば信長様から次の戦で1000人もの兵がつく事が約束されている」とのこと。

  • 三ヶ月で城を築け
  • 敵の城へ乗り込んで大将を味方に引きこめ

など信長から無茶難題を出されていたが、達成すれば相応しい褒美が与えられた。

貧しい家で育った藤吉郎は成果を出せば必ず褒め、褒美を与えてくれる信長に心酔していた。

駒と12年ぶりの再会だが

同年の夏、噂は広がり京は市中から逃げ出す人でパニックに陥っていた。

光秀は藤吉郎と共に望月東庵(堺正章)のもとに向かう。そこには駒(門脇麦)もいた。

越前に行ってから約12年ぶりの再会となるが駒の様子はどうもおかしい。

藤吉郎が割って入り場の空気を和ませる。さらに駒に字を教わったこと、そのおかげで信長に仕えることができたとお礼を言う。

しかし、東庵の診療所では三好三人衆の筆頭格・三好長逸の身内が治療中だった。信長の名前を出してしまった藤吉郎を光秀は先に退散させる。

光秀は駒に関白・近衛前久(本郷奏多)と親しい伊呂波太夫(尾野真千子)と会わせて欲しいと頼む。伊呂波太夫から朝廷の様子を聞きだすためだ。

駒「上洛の際に、戦をしないで欲しい。

と駒は懇願する。複雑な表情をしていたのはこれが気がかりだったからだ。

伊呂波太夫は光秀に考えを述べる

駒の取次で光秀は伊呂波太夫と会うことが出来、話を聞く。

  • 朝廷は織田と三好、どちらが勝つか注目している
  • 織田が勝てば、時期将軍は義昭となるだろう
  • 三好勢は堺の裕福な商人達である会合衆から支援を受けている
  • そこから兵や武器を豊富に用意できるので手ごわい

話に駒が割って入ってくる。会合衆の一人・今井宗久(陣内孝則)とは以前、丸薬の販売で会っていた。

京で戦が起こって欲しくない駒は光秀に宗久と会って話をすることを提案する。

今井宗久が出した3つの条件

翌日、光秀は駒と共に京の二条の寺にいる宗久のもとに向かう。

先に駒が宗久と会い、取引をする。

駒「以前、丸薬の販売を断りましたが、三好勢に武器や軍資金を提供するのを止めてくれるのならば売ります。」

宗久は信長に乗り換えたとして堺と商いを守ってくれるかは不明確として申し出を断る。それでも食い下がる駒。

宗久は以前より帰蝶(川口春奈)から話を聞いていた光秀を招きいれ、茶をたてながら3つの条件を出す。

  • 京の町に火をかけない
  • 堺と商いを守る
  • 上洛の際に兜と鎧を付けない

この3つの条件を守れば三好から手を引くと言う。

光秀は宗久がたてた茶を飲み干すのだった。

信長の出した結論

美濃に戻った光秀は信長と家臣たちに宗久が出した条件を話す。

柴田「三好の罠に決まっておる。」

稲葉「戦のやり方まで口出しされる筋合いは無い。」

光秀「ただ戦に勝つだけではなく、京の人々にも気を使うべき。」

「三好の金の流れが止まれば、六角も討ちやすくなる。」

稲葉「戦はそんなに甘いものではない。」

家臣達は宗久の条件に反発し場はあれに荒れる。

信長「もうよい!!」

信長が一喝し「この件は義昭とも話をして決める」とする。

光秀と信長は義昭のもとに向かって話をする。義昭は「この方法ならば民を安心させられる」とし、信長も受け入れる。

信長は光秀に問いかける

終了後、信長は「武士としては納得していない、そのことは忘れるな」と光秀に釘を刺す。

そして、上洛の後に大事なこととして光秀に問いかける。

信長「義昭様に仕えるのか、わしの家臣となるか今すぐに決めよ。」

光秀「私の心は決まっております。将軍のお傍に参ります。」

光秀は信長ではなく義昭に仕えることを決めていた。

信長「残念だが分かった。以後そのように扱うよいな。」

信長はどこか遠い目をした後、去って行った。

その後、信長は三好との繋がりが絶たれた六角を攻め、勝利した。

京から三好勢も去り、信長は約束通り京を戦火にせず、また兜と鎧を着けることなく上洛を果たしたのだった。

【麒麟がくる】27話の感想とまとめ

【麒麟がくる】27話から光秀は信長の家臣となり、彼の為に働きだします。まずは上洛と三好一族との戦いに備えます。

光秀は堺の豪商・今井宗久から3つの条件を出されました。

信長は義昭の意向を汲み取り最終的に京で戦をすることなく上洛を果たしました。

史実では信長は堺も治め、商売と経済の活性化を図ります。組合や場所代などを取りやめ誰でも商売をしやすくした「楽市楽座」が有名です。

光秀がまさかの決断

光秀は信長の家臣への申し出を断ってしまいました。まさかの展開で、信長も断られるとは思っていなかったようです。

どちらかが有利かではなく忠義で取るのが光秀らしいですが、この綻びが本能寺へと繋がっていきそうです。

次回【麒麟がくる】28話、いよいよ上洛を果たした信長と光秀ですが幕府再興は一筋縄ではいかないようです。

2020/10/18(日)20:00~の放送をお楽しみに。

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26話「三淵の奸計」 28話「新しき幕府」

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