【鎌倉殿の13人】9話│義経(菅田将暉)が「兄と感動の再会」も、なぜか視聴者複雑?!

鎌倉殿の13人9話

【鎌倉殿の13人】9話

大河ドラマ【鎌倉殿の13人】第9話が2022年3月6日に放送されました。

源義経()が「兄と感動の再会」も、なぜか視聴者は複雑で…?!

今回は【鎌倉殿の13人】9話のあらすじネタバレと感想について。


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【鎌倉殿の13人】9話のあらすじネタバレ

【鎌倉殿の13人】9話「決戦前夜」のあらすじネタバレです。

八重(新垣結衣)を救え!

源頼朝()の一党は鎌倉入りを果たした。

頼朝は敵の平家方を捕らえるため、和田義盛(横田栄司)と畠山重忠()を派遣。

この動きを知った北条義時()と三浦義村()は、祖父・伊東祐親(浅野和之)と八重()を救うため、近道を選び、伊東館へ急行する。

義時と義村は和田・畠山より先に到着した。

伊東祐親(浅野和之)は、すでに鎧を着ており討ち死にを決意していた。

義時:「命を無駄にしてはなりませぬ。」

義時が叫び、降伏を勧める。義村は、その間に別室にいる八重のもとに急いだ。

祐親:「頼朝の元で、生き恥をさらすわけにはいかぬ。」

祐親が刀を抜いたため、義時も仕方なく、刀を抜く。

別室では、八重の夫・江間次郎がためらっていた。

江間次郎は祐親から「頼朝に渡すくらいなら…分かってるな」と八重の殺害を指示されていたが、殺すことができない。結局、八重を逃がした。

そこに、善児()がやってきて、江間次郎を斬った

善児が八重に襲い掛かったところに、義村が助けに入る。

善児は、義村に斬られ、傷を負って逃げていく。

八重(新垣結衣)を必ず守る

義時と祐親が刀を抜いて構え、対峙している部屋に、八重が入ってきた。

八重は祐親を死なせたくない。だから入ってきたが、祐親は刀を八重に向ける。

義時は止めようとして、祐親に傷を負わせる。

八重さんは、必ずお守りします。佐殿(すけどの)には、渡しませぬ。」※佐殿=源頼朝

義時の言葉に、祐親は諦め刀を収めた。

八重(新垣結衣)の切なる願い

鎌倉に戻った義時は、必死に伊東祐親の命を助けてほしいと頼朝にお願いする。

頼朝は、頑なに拒む。しかし政子()の言葉に折れた。

何より、祐親は愛娘・大姫の曾祖父だ。

頼朝は縁の上から、庭に座す伊東祐親を見下ろし言った。

源頼朝:「命は取らぬ。身柄は、しばし三浦に預ける。」

三浦家では、八重も一緒にあずかるつもりでいた。しかし、八重がそれを断った。

八重:「私を侍女(じしょ)として御所に置いていただたいです。頼朝さまに会えなくても、側で大願成就するのを見届けたいのです。」

八重のその切なる願いを義時は、むげにはできなかった。

義時は政子にお願いする。政子は渋々、厨(くりや)の仕事を

北条家の家族団らん

治承4年(1180年)10月13日

平家の追討軍が東海道を進む。

平維盛(濱正悟)を総大将とした、5万とも7万ともいわれる大軍だ。やがて駿河に入った。

頼朝は、武田信義が駆けつけるのを待っていた。

甲斐では、義時の父・時政(坂東彌十郎)が武田信義()に出陣の約束をとりつけた。

しかし頼朝の元にやってきた時政(坂東彌十郎)は、信義が単独で駿河に向かったと報告する。

しかも、信義は頼朝がやってくるのを待っているという。

頼朝:「わしに出向けと申すか!あべこべではないか!」

頼朝は、時政を叱りつけた。

武田に使いをやって頼朝のもとに来るよう伝えるという時政。

頼朝:「わしの舅(しゅうと)でなければなあ、お前なんぞ放り出しておるわ!政子をありがたいと思え!」

頼朝の怒りは収まらない…。

この日。北条家は義時、時政、政子()、りく()、実衣(宮澤エマ)らが久しぶりに集まり、家族団らんのひと時を過ごした。

頼朝は、亡き宗時()の代わりにと、大切にしていた観音像を北条家に下げ渡し(※)ていた。

※下げ渡す=目上の者から目下の者に物品を与えることの意味。

義時は明日、戦にいくことを姉や母たちに伝える。

その夜。義時は父に頼朝が「言い過ぎまた」ともらしていたことを伝える。時政は「疲れているのだろう」と寛大だ。

富士川の戦い

翌10月16日。頼朝軍は武田信義の軍勢へと合流するため、黄瀬川(きせがわ)(※)へと進んだ。

※黄瀬川:静岡県を流れる川。御殿場市に端を発し、沼津市と清水町の境で狩野川に合流する。

入れ違いに、頼朝の弟・九郎義経()がやってきた。兄が黄瀬川に行ったと聞くと、そちらへ向かう。

10月20日。平家の追討軍は富士川(※)の西岸に到着。

※富士川:現在の長野県、山梨県、静岡県を流れる川。富士市と静岡市の境で駿河湾に合流する。

一方、源頼朝と武田信義は富士川から少し離れた黄瀬川で対面。

お互い牽制しながら、笑顔で手を握りあった。出陣は、翌々日だ。

信義は、酒宴に頼朝だけを呼び、坂東武者たちは蚊帳の外に置かれる。坂東武者たちは、面白くない。

そのため、時政が坂東武者を代表して掛け合った。

信義の陣に入った時政だが、掛け合うどころか信義に乗せられてしまう。

信義から「北条殿も、景気づけに一杯」などとと言われ、酒を飲んで簡単に取り込まれた。

時政のそんな様子に、親しい友人の三浦義澄(佐藤B作)でさえ憤慨する。

数万の水鳥が飛び立つ

酔った頼朝・時政が戻って、頼朝の陣が寝静まった深夜のこと。

武田信義が全軍をもって出陣!?

寝ていた頼朝は、側近の安達盛長(野添義弘)からの知らせに飛び起きる。

頼朝は「武田は功を焦っておるのだ。つられて動いても混乱するだけ。ここは夜が明けるまで待つ」と指示を出す。

義時は信義に「どういうことですか?わが軍勢が来るまでお待ちいただきたい」と止めに入るが、信義は聞かない。

武田信義は「勝てるのじゃ。おぬしらが来てやつらはひるんでおる。それにこれを見よ」と、駿河の目代・橘遠茂(たちばなのとおもち)の首を見せる。頼朝が来る前に討ち取ったらしい。

追討軍は遠茂を頼りにしていたから当てが外れている。頼朝を出し抜いて手柄を立てる気が満々の信義。

川辺では、時政と義澄が追討軍を見ながら話をしていた。義澄は「もう少し、ちゃんとしてくれ」と、いつになく口調が厳しい。

義澄:「己が何をすべきか、よく考えろ!しっかりしてくれ四郎時政」

時政は、うつむく。

義時がやってきて「戻りましょう。武田は夜討ちをかけます。見つかってしまいます。味方で足を引っ張るわけには」という。

時政は「俺のほっぺたを思いっきり殴ってくれ。」と義澄に伝える。

義澄は、時政をおもいっきり平手打ち!

時政は吹っ飛び、「やりやがったな」とやり返す。

義澄が水辺で転び、激しく水しぶきがあがった。

馬がいなないた。

その時、近くの水鳥が驚いて飛び立つ。次々と飛び立つ。

夜空に羽音が響いた。

数万羽の水鳥が飛び立つ音に驚いた平家の追討軍が、敵の襲来と勘違いし逃げていった…。※1,2

※1:『平家物語』では武田信義の部隊が富士川の浅瀬に馬を乗り入れると、富士沼の水鳥が反応し、大群が一斉に飛び立ったと言われている。時政と義澄の言い争いで水鳥が驚いたというのは氏の創作でしょう。

ちなみに『平家物語』『吾妻鏡』など、水鳥の羽音を我らの奇襲と勘違いし、あっという間に総崩れになったという説が多いが、『玉葉』『吉記』には水鳥についての記述はない。

※2:従来は頼朝が富士川の戦いの当事者と見なされていたが、最近の見解では合戦に勝利した主体そのものが甲斐源氏であり、『吾妻鏡』の記述は治承・寿永の乱で頼朝が常に源氏の中心であったかに装う後世の創作というのが有力。実際には頼朝は後方にあって副次的な役割しか果たしていないという説であり、『鎌倉殿の13人』の源頼朝も副次的な役割にとどめている。

戦で命を張るのはわしらなんじゃ

翌朝、安達盛長は頼朝に報告する。

頼朝:「今こそ、攻め時だ。武田に先を越されるな。」

追討軍を追って、京に向かうことを義時が坂東武者に伝える。

しかし、みんな戦意がなかった。追討軍が逃げた以上、所領に帰りたい事情があったのだ。

兵糧(≒食糧)が尽きてしまい、困っているのだ。

飢饉もあり、石橋山の戦いから戦が続いているのも影響している。

義時は上総広常()に「みんなの残った米をまとめ数えて、仮に7日分しかないのなら、7日のうちに一気に京へ上る。ぜひ総大将となって、みんなを率いて下さい」と相談する。

しかし上総広常は総大将を辞退。北の動きが怪しくなってきたからという。「常陸の佐竹だ。昔から折り合いが悪くてな。俺がいないのをいいことに兵を出してきた。だから上総にも戻りたいんだよ。追討軍が逃げたんだから良しとしようや」

義時と時政は「兵糧と貯めてから」と、頼朝にひれ伏して理解を求める。

頼朝は「1日も早く、清盛の首をはねたいのだ。平家は背を向けた。この時を逃せというのか!」と認めない。

時政は「坂東武者にとって、なにより大事なのは所領と一族。それを守るためなら死に物狂いで戦う。清盛が憎いからじゃねえ。おのが所領がかかってるから戦うまで。その辺のところ考えてやってくだせえ。戦で命を張るのはわしらなんじゃ」と訴えた。

義経(菅田将暉)の涙

武田も追い討ちを諦め兵を引いた。

時政の真摯な訴えに心打たれた頼朝は、義時と2人になり、「鎌倉へ帰ろう」と伝えた。

しかし、「小四郎、わしと坂東ならどちらを取る?」と義時に尋ねる。

答えられない頼朝。「もう良い。わしは一人ということじゃ」

頼朝に命をかけるものはいない。頼朝は孤独を感じていた。そんなときに…

奥州の藤原秀衡(田中泯)に身を寄せていた弟・九郎義経()が駆けつける。

義経:「兄上~~!九郎でございます。兄上が兵を挙げたと聞いて、奥州より、はせ参じました。ずっとこの日を待ち焦がれておりました。兄上!兄上がいる!兄上だあ!」

義経は泣いた。義時が怪しみ、本物の証しを訪ねると…

「顔そっくり!」という義経。頼朝でさえ「そうかな?」とつぶやく。

義経は、御館(みたち)=藤原秀衡の手紙を頼朝に渡す。

頼朝:「父上を殺し、母上を奪った清盛への恨みを片時も忘れたことはございませぬ。兄上とともに、父上の敵を討ちとうございます。兄上のため、この命を捧げます。」

手紙を読み、義経の一途さも知った頼朝は、義経を抱きしめて号泣した。

(つづく)

【鎌倉殿の13人】9話の感想

義経(菅田将暉)が「兄と感動の再会」も、なぜか視聴者複雑?!

源義経は、頼朝の弟であり、感動の再会でした。

しかしその涙は本物か?

前回、猟師を騙し討ちで殺害!【目的のためなら卑怯な手段も選ぶ】男とわかる残酷なシーンでした。

そしてツルツルする里芋に箸を刺して食べることで、【常識に囚われない人物】とも表現されました。

そこにきて今回です。義経は兄弟愛が深い男?!本当?

って感想ですね。

「今後のことを思うと」という感想は、義経がたどる悲劇のこと。

壇ノ浦の戦いで平家を滅ぼして、ヒーローになるのですが…

その後、頼朝の許可を得ることなく官位を受けたことや、平氏との戦いにおける独断専行によって頼朝の怒りを買い…

最期は、頼朝の追及を受けた当主・藤原泰衡に攻められて、現在の岩手県平泉町にある衣川館で自害したのです。

「性格は欠点ばかりだが、戦場では恐るべき才能で次々と奇跡を起こす悲劇の天才武将。」と紹介されている源義経。

魅力的な人物で、兄との再会は感動的でしたが、たしかに義経の最期を思うと複雑な気持ちになる第9話でした。

【出演】,浅野和之,坂東彌十郎,,【語り】

8話< >10話

当記事画像出典:NHK

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